※この作品はR-18です。

半人半妖の恋愛奇譚   作:紳爾零士

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今回からオリ異変編!!
消化試合?
知らんな。
では本編。どうぞ!!


終焉異変〜the best partner of the moon and sun〜
第49話『真実と覇道と蠢く陰謀と』


顎「…。」

 

華奈「なに読んでんの?バカ兄貴」

 

…幻想郷の秩序が崩壊する。

今日がちょうどその日だ。

この『幻想の書』にそう書いてある。

 

顎「諏訪大戦、神々の戦い、それを裏で手回ししていた人物。そいつが今、目覚めた。」

 

華奈「はっ?」

 

顎「終焉の神、ラグナログ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナログ「マジで、やりやがったか。あのバカ。」

 

暗い部屋に高笑いがこだまする。

その男は、片手で大剣を持つ大男。

名をラグナログという堕神。

 

?「ラグナログ様。此度のこと、どのようにお考えで?」

 

ラグナログ「幻想最強の幻想神、氷川漣。奴はたしかに強敵だ。俺でも手を焼く。しかし、お前と奴なら、氷川漣という男を殺すことができるだろ?戦鬼?」

 

戦鬼「左様で。しかし、あの悪女とコンビですか。」

 

ラグナログ「嫌か?たしかに奴の能力は強いかどうかと聞かれれば微妙だ。しかし、陰湿な奴の性格と相まってなかなかに強い能力となっている。奴の実力自体はかなり評価できるが?」

 

戦鬼「…しかし、あの女郎蜘蛛、此度の作戦に必要でしょうか。」

 

ラグナログ「…今回の作戦だからこそ、必要なのだ。火に油を注ぎ、冷静さを欠く。それが此度の作戦の一歩なのだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「え〜と、ネギ、ネギ…と。」

 

?「貴女、魂魄妖夢ちゃんで合ってる?」

 

妖夢「はい?そうですけど…。」

 

…不気味な女性だ。

漣さんより、背が高く、すらっとした立ち姿だが、顔を帽子と扇子で隠している。

 

?「そう。そうね。私も名前を言わないと失礼ね。…私はね、『女郎蜘蛛』の『糸菜』って言うの。」

 

妖夢「はぁ…。糸菜さん…。」

 

糸菜「そうそう。ふふ。妖夢ちゃん、可愛いわねぇ?」

 

妖夢「…それは、ありがとうございます。」

 

糸菜「ふふ。本当に可愛いわぁ…。…食べちゃいたいくらい。」

 

妖夢「!?」

 

…何!?殺気!?いや、これは!?

 

糸菜「私の能力、教えてあげる。……『ありとあらゆる美貌を喰らう』程度の能力よ。」

 

妖夢「…何が目的ですか。」

 

糸菜「目的?目的ねぇ…。貴女のだぁいすきな男の命を奪うこと…かしら?」

 

妖夢「ッ!?」

 

糸菜「おっと!!逃げても無駄よ?ここの人間はみーんな…。食べちゃうからね!!」

 

妖夢「くっ!!」

 

…ダメだ。私じゃ勝てない。

悔しいけど、この女、強い。

 

糸菜「…雁字搦めにしてあげる。」

 

妖夢「きゃっ!!」

 

…糸?

 

糸菜「あらあら…。ドジねぇ…。まぁ、いいわ。先ずは、1人。」

 

妖夢「…助、けて…。」

 

…漣…さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャド「…ふぅ。助かったぜ。さとりちゃん。これでアイツと肩を並べられる。」

 

さとり「…お気をつけて。アイツらは、思いの外強敵です。今の貴方でも勝てるかどうか…。」

 

シャド「ふぅ…。」

 

俺はさとりちゃんの頭を撫でる。

…心配しすぎだな。全く。昔の紫ちゃんと同じだ。

 

シャド「安心しろ。俺は死なない。人の闇ってのは、無限大だ。それはお前が一番理解してるだろ?な?」

 

さとり「…帰ってきて、くれますよね?」

 

シャド「もちのろんよ!!」

 

さとり「古いですよ♪」

 

…さとりはうふふと口元を隠して、笑う。

俺にもこんな存在ができた。

死ぬわけにはいかねえよな。




ということで、今回からオリ異変編です。
では次回。
ではでは〜。
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