※この作品はR-18です。

半人半妖の恋愛奇譚   作:紳爾零士

83 / 262
いやぁ…いつの間にか50話よ?
凄いわぁ…。
では本編。
どうぞ。


第50話『悲劇と無力さと来ぬ待ち人と』

漣「…妖夢が帰ってない?」

 

霊夢「えぇ。」

 

…そういえば、博麗神社に来る時、霊夢と魔理沙、紫以外の人物にあった覚えがないな。

何があったんだ?

 

紫「…地底以外に人気を全く感じません。何があったと言うのでしょう。」

 

…全員、大丈夫だろうな。

 

紫「…どういうことでしょうか。まさか…。」

 

?「俺のせいじゃないぜ?」

 

紫の隙間とは違う、謎の空間からよく見知った男が出てくる。

 

漣「…シャド。」

 

シャド「よう。レンレン。」

 

…こいつにその名前を呼ばれるのはいつぶりだろうか。

もう、数百年も前の話かもしれない。

 

魔理沙「お前、どのツラ下げて…!!」

 

シャド「…その節はどうも。」

 

魔理沙「お前、霊夢に何したか…!!」

 

シャド「お前は博麗の巫女のナイトではない。博麗の巫女のナイトは、そこのレンレンだ。そうだろ?」

 

魔理沙「るっせぇ!!」

 

魔理沙はシャドの胸ぐらを掴む。

霊夢と常に一緒にいる彼女だからこそ、その友達を一度でも傷つけたシャドを許さないんだろう。

 

魔理沙「テメェが霊夢の首を絞めて私が何も思わないとでも思ったか!!私は…私は…!!」

 

霊夢「やめて!!」

 

魔理沙・シャド「…。」

 

…犬猿の仲、水と油ってやつだな。

絶対に交わらない2人が今回の要。

そう言いたいのか?紫。

 

霊夢「今、いがみ合っても何にもならないでしょ!!魔理沙も…!!私は大丈夫だから…!!」

 

魔理沙「けど!!霊夢!!こいつは!!」

 

?「こんなときに、仲間割れ…かしら?」

 

?「ちっ。なんで、ラグナログ様はこんな奴と俺を…。」

 

?「あら?私は嫌じゃないわよ?戦ちゃん?」

 

?「その名前はやめろ!!糸菜!!」

 

片方は、長身細身の女性。もう片方は、筋骨隆々な鬼か。

 

?「うふふ。どうも。私は女郎蜘蛛の糸菜。よろしくね?」

 

?「…戦鬼。鬼だ。」

 

…どちらも殺気が溢れ出ている。

戦鬼という鬼の方は、大きな大剣を片手で持ち、糸菜という女郎蜘蛛の方は、すらっと立ってこちらに微笑みかけている。

 

漣「お前らか…。ルナサ達を誘拐したのは…!!」

 

糸菜「あら?何言ってるの?ここにいるじゃない。」

 

漣「はっ!?」

 

戦鬼「飛んで火に入る夏の虫。貴様らは我が主に通ずるこの地に足を踏み入れた。」

 

霊夢「何言って…!!」

 

糸菜「戦ちゃん、頼んだわよぉ〜。」

 

戦鬼「その名で呼ぶな!!はぁ…。開門せよ。奥義『螺旋楼拳』!!」

 

一同「!?」

 

確かに博麗神社だった。

しかし、奴のスペル詠唱後、5、6秒ほどで周りの景色がガラリと変わった。…たどり着いた場所は、草原。

ただ、空模様は良くなく、おどろおどろしいという言葉が似合うほど異様な景色だった。正面には玉座のようなものがあり、誰かが座っている。

 

漣「…。」

 

俺はその人物の背後を見た瞬間、今まで感じたことのないようなものが一気に込み上げてきた。

…蜘蛛の巣に捕まえられた俺の嫁や彼女たち。

誰がやったかは、一目瞭然だ。

この女、糸菜の仕業だ。

 

?「ようこそ!!我が終焉の地へ!!いやぁ、ここまでご足労いただき誠に感謝…。」

 

漣「御託はいい!!早くそいつらを離せ!!」

 

?「うむ。客人の頼みとあらばと言いたいのだが、無理な話だ。しかし、この者たちには感謝をしておる。」

 

漣「…感謝…だと!!」

 

?「…貴君を呼び出す餌となってくれたことにな!!」

 

 

 




終わり方…。
次回から、苦手な戦闘編です。
チート級の概念が変わるかも?
では次回。
ではでは〜!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。