では本編!!
どうぞ!!
…何処だ。
見渡す限りの広い湖。
いや、噂に聞く『海』というものか。
?「…。」
その中心に仁王立ちしている朱色の着物の男。
髪は白髪で俺と同じくらいの長さだ。
?「…幻想の神…氷川漣。」
漣「…久しぶりですね。師匠…紅顎。」
顎「…確かにな。しかし、年月がいくら流れても変わらぬものがある。見えぬものがある。」
漣「…この海が、そうですか。」
顎「…外の世界に行ったか?」
漣「はい。師匠に連れられ、行ったのが最後ですが…。」
師匠は、ため息をつき、空を見上げる。
空には、太陽と月が共存していた。
漣「…ここは何処なのです?俺は、死んだのですか?」
顎「…無論、この世界の何処を探そうが、このような不思議な世界はない。太陽は燃え続け、全てを照らす。月はその光を受け、闇夜を照らす。この太陽がお前。そして、月が幻想郷。」
漣「…。」
顎「…お前の中の心火は今もくすぶっている。それは鳳凰の力を手にした、その事実を持ってしても変わらない。」
漣「…どういうことですか?」
顎「…。」
師匠は無言で太陽に指を指す。
太陽は徐々に輝きを失い始め、弱々しく輝く。
顎「…あの太陽が朽ち果てようとするとき、お前の命もまた、朽ち果てる。太陽とともにその身は燃え尽き、輝きを失う。そして今、太陽、いや、お前の真実の力は、お前に今一度戦う意味を問おうとしている。」
漣「…戦う、意味。」
顎「…探偵稼業を始めたのは、生きる意味を探すため…だろ?」
漣「…ええ。…ですが。」
顎「…。」
…生きる意味、戦う意味などとうに決まっている。
俺が太陽。全てを照らすというのなら…。
漣「…俺の照らしたいものはあり過ぎます。このままの光では事足りない。」
顎「…ほう?それで?」
漣「…ならば、今まで以上の光を放つのみです。あらゆる闇を照らす光を…。たとえ、この命火を燃やし尽くそうとも。」
顎「…それがお前の戦う理由か。」
漣「…俺には守りたいものがあり過ぎます。彼女、嫁、友。俺が背負って生きるものです。それが俺にとってどれほど大切か、計り知れません。だからこそ、戦うのです。どれほど増えようが、俺は1人で背負い、支える。彼女たちを信じて…。」
顎「…今のお前なら、終焉の因果を終わらせることができる。行け。護るべきものを守るために…。」
漣「…ありがとうございます。」
俺は師匠を背にして走る。
…終焉の因果を終わらせる…か。
師匠からの…依頼…必ず!!
顎「…漣…。」
俺にとってのアイツは、子どものようなもの。
それがあそこまでいうようになった…か。
顎「成長したな。」
太陽の輝きが増していく。
先程までのくすぶった光とは違い、もう立派な太陽そのものだ。
顎「…吹っ切れたか。」
…幻想郷。
奴はもう…。
顎「俺でも敵わないな。なぁ?凰牙。」
…ということで。
もうちょい、書きたいんだけど…ネタが…。
では次回。
ではでは〜!!