※この作品はR-18です。

半人半妖の恋愛奇譚   作:紳爾零士

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今回はシャドメイン!!
シャドの本当の力が目覚めます!!
では本編!!
どうぞ!!


第53話『悪魔と闇と真の力と』

霊夢「漣さぁん!!」

 

魔理沙「霊夢!!」

 

シャド「余所見をするな!!今は目の前の敵に集中しろ!!」

 

戦鬼「…お遊びがすぎるぞ、人間。貴様らなど、早々に蹴散らしてくれる。鬼神『乱舞一閃』!!」

 

戦鬼は俺たちに向かって、大太刀を振るう。

衝撃波と弾幕が数多く出て、俺たちの視界を埋め尽くす。

 

シャド「面倒だ!!一気にケリをつけるぞ!!」

 

魔理沙「くそっ!!魔符『スターダストレヴァリエ』!!」

 

シャド「漆黒『アイズレイドキル』!!」

 

…多い。

俺たちの弾幕でも押し切れないくらい、多すぎる。

 

戦鬼「…無粋だな。」

 

魔理沙「…弾幕はパワーなんだよッ!!」

 

手当たり次第に弾幕を放つ魔理沙。

しかし、ほとんどは当たっていない。

どころか砂煙を舞わせ、相手の動きを見づらくしている。

 

魔理沙「クソッ!!クソッ!!なんで当たんないんだよ!!こんな奴!!さっさと倒して、霊夢のところに行ってやらないと!!いけないのに!!」

 

戦鬼「…目障りだ。」

 

魔理沙「うおおーッ!!魔砲『ファイナルマスタースパーク』!!」

 

戦鬼「そんなもの。受け止めてくれる。」

 

魔理沙は最大火力を出したのだろう。

しかし、戦鬼はそれを刀で受け止める。

魔理沙はなおも弾幕を放つが、戦鬼は全て受け止め、徐々に魔理沙に向かっていく。

 

戦鬼「終わりだ、人間。」

 

魔理沙「…私は…私はッ!!」

 

シャド「…おい、待てよ。」

 

戦鬼「ん?どうした?もしかして、死ぬ順番を変えて欲しいのか?バカなことを…。」

 

俺は戦鬼の言葉に耳も貸さず、魔理沙に向かって歩く。

 

シャド「お前は、霊夢のところに行け。」

 

魔理沙「はぁ!?」

 

シャド「お前が行かなきゃ、いけねぇんだろ?」

 

魔理沙「…ちっ!!死ぬなよ?」

 

シャド「おや?心配してくれるのかい?」

 

魔理沙「るっせぇ!!この戦いが終わったら、一発ぶん殴りてえだけだ!!」

 

そう言って、霊夢のところに飛んでいく。

 

戦鬼「逃すものかッ!!」

 

シャド「…漆黒『闇烏、王者の如く』」

 

烏の羽のように広がる弾幕。

鋭いもの、大きいものが速度を変え、戦鬼の行く手を阻む。

 

戦鬼「…なんの真似だ!!」

 

シャド「…さぁな。ただ…。」

 

戦鬼の顔を睨みつける。

草原の草がなびく程度の風が突風に変わり、俺の感情を表すかのように吹く。

 

シャド「…今は俺が相手だ。」

 

戦鬼「…お前はなんなんだ?アイツらをなぜ庇う。貴様も神なのだろう?」

 

シャド「…自分で言ってるだけさ。」

 

…死ぬわけにはいかねえ。

俺の帰りを待つ奴がいるからな。

 

シャド「俺はな。自分がなんなのかわからない。んなことどうでもいい。」

 

今まで、感じたことのない憤り。

それによって周りに闇が広がり、自分を包む。

 

シャド「でもな。俺はこの郷を好きになっちまった。その郷を壊そうとする奴は…許さねえ…。」

 

背中から、羽が生える。

いや、厳密には隠していた…という方が正しいだろう。

真っ黒な烏の羽。

そして、黒いオーラが自身を包み、妖力を増やす。

 

シャド「…崇めよ…讃えよ…我こそが悪魔王!!シャドなり!!」

 

戦鬼「…悪魔王…だと?」

 

シャド「もう、お前は俺には勝てない。」

 

戦鬼「試してみろよッ!!」

 

戦鬼は剣を振るい、俺に斬りかかってくる。

刃は俺に至る前に、静止する。

戦鬼の体自体が…硬直したのだ。

 

戦鬼「なにッ!?何故だッ!!動けッ!!動けッ!!」

 

シャド「…俺の邪気は恐怖を与える。お前は弾幕を使うべきだった。」

 

戦鬼「クソがッ!!ひっ!?」

 

戦鬼の顎をもち、上にあげ、俺の顔を見やすくさせる。

先程の強者の余裕は何処へ行ったのだろうか。

戦鬼の顔は青ざめている。

 

シャド「…俺は帰らなきゃいけねえんだ。義妹たちが待っているからな。」

 

戦鬼「や、やめろ!!お、俺はまだ、死にたくないんだ!!な?やめてくれよ!!」

 

シャド「…命乞いなんてやめてくれよ。ますます…殺したくなるじゃないか。」

 

戦鬼「!?」

 

…俺の腕力は鬼を超える。

戦鬼は顎を握りつぶされ、声が出せなくなってしまった。

 

シャド「くくく。可哀想に…。今、楽にしてやるからな?」

 

戦鬼「…!!」

 

俺は戦鬼に蹴りを一撃いれる。

…いくつかの内臓は潰れただろう。

肋骨は折れ、アイツの体はズタズタとなる。

 

シャド「おいおい。まだ、しぶとく生きやがるのか?」

 

戦鬼「…。」

 

シャド「…ちっ。動かなくなっちまった。…じゃあな。」

 

俺は戦鬼の体を焼き消し、魔理沙のところに行く。

消し炭になった戦鬼の体はそよ風にさらわれ、散り散りになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャド「よう。蜘蛛ちゃん?」

 

糸菜「…へぇ?戦鬼ちゃんを殺しちゃうなんてねぇ…。あなた、強いわねぇ。」

 

シャド「そりゃどうも。さて…。」

 

俺は鴉を抜き、糸菜の顔を睨む。

羽はめいっぱい広がり、光を受け、黒光りする。

 

シャド「…さぁ、第2ラウンドの始まりだ。」




大体1話このぐらいにしたい。
ということでシャド君の覚醒でした!!
ちょっと戦鬼が不憫かな?
では次回。
ではでは〜!!
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