いやぁ…しばらく、ネタが思いつかなかったね!!
…ごめんなさい。
では本編。
どうぞ!!
第57話『デートと妹と知り合いと』
漣「ここに来るのも、何百年ぶりかな?」
今日はフランとデート。
というのも、俺が長い間、構ってやれなかったのが原因だが…。
フラン「漣兄様〜。」
漣「ん?」
フラン「ここ何処?」
漣「…知り合いのところだな。」
一面、美しいと言う言葉でしか形容できない程の花畑。
特に、ここの主は向日葵が好きなようで、向日葵が他の七割くらいを占めている。
フラン「知り合い?知り合いって?」
漣「あ?この前の宴会、覚えてるか?」
フラン「うん。豊姫さんたちが…。」
漣「そうそう。そこにいた幽香ってお姉さん、覚えてる?」
フラン「うん。あの傘持ってたお姉さんでしょ?」
漣「そうそう。で、俺がここに来ると…。」
…ギュッ。
背中に柔らかい感触があるのがわかる。
花のような匂いが鼻に入り、うっとりしてしまいそうになる。
ま、ここでは日常茶飯事だが…。
漣「…やぁ、幽香。」
幽香「…。」
幽香が抱きしめる強さを強くする。
これは寂しかった、構って欲しいという彼女の意思表示なのだ。
漣「わかった、わかったから。な?」
幽香「…ずっと待ってたんだから。」
漣「…宴会の時に会ったじゃないか。」
幽香「…足りないわよ…あんなの…。」
漣「いっ…!!」
幽香「あっ!!…。」
俺の体から手を離し、顔を俯かせる幽香。
しゅんとしおらしく、目線を外すがチラチラとこちらを見ている。
漣「…。」
幽香「ごめん、なさい…。」
漣「…大丈夫だから、な?」
幽香「ほんと?」
漣「ほんとほんと。」
幽香「なら良いわ!!」
そう言って俺の掌を握る幽香。
もちろん、フランが握っている方と別だ。
フラン「ねえねえ。」
幽香「ん?なぁに?」
あの後、幽香の家に招待され、お茶でも飲みながらゆっくりしていた。
フランと幽香も数分足らずに打ち解けあい、今では友達以上恋人未満並みに仲良くなっている。
フラン「幽香姉様は、漣兄様のこと、好きなの?」
幽香「え?…唐突ね。」
フラン「?」
幽香「…そうねぇ…。大好きよ。だって、甘えられるのは彼くらいだもの。」
…そう。人里では『危険度極高、人間友好度最低』などと語り継がれる四季のフラワーマスターだが、実は生粋の甘えん坊なのだ。
なんせ、これも数百年前になるが、まだ小さかった彼女を目の前に紫や萃香と遊ぶと寂しさとかまってほしさで泣きだすほど。
花と一緒にいつもいるのも、寂しさを緩和させるためとかなんとか。
幽香「…。」
フラン「…幽香姉様の気持ち、ちょっとわかるかも。」
幽香「え?」
フラン「私はね?ありとあらゆるものを破壊する程度の能力を持っててね?お姉様に閉じ込められたの。その時、とっても寂しかった…。でも…!!」
フランが俺の方を見て微笑む。
フラン「漣兄様がね?助け出してくれたの!!暗闇の地下室から、私の攻撃をかいくぐって…!!」
…まるで、ヒーロー映画を見た子どもが感想を言うかのように目をキラキラさせ、幽香に話し始める。幽香は微笑みながら、自身の子どもの話を聞くように静かに聞いている。
幽香「へぇ…。フランちゃんにとってはこの男は王子様なのね。」
フラン「そうだよ!!漣兄様はみんなの王子様なんだから!!ねぇ〜。」
屈託のない笑顔で俺の腕に抱きついてくる。
幽香「ふふ。まるで親子ね。」
フラン「違うよ?私と漣兄様は立派なカップルなんだから!!」
漣「まぁな。」
守りたいこの笑顔…。
ふと、時計を見ると3時を指している。
漣「…もうこんな時間か。」
フラン「あ、ほんとだ!!」
幽香「あら、お急ぎ?」
フラン「うん!!ルナ姉様のケーキが待ってるの!!」
漣「なんでも、咲夜がベリー類を大量に貰ったらしくてな。それで…。」
幽香「わかったわ。またね、フランちゃん。」
フラン「うん!!バイバーイ!!」
幽香「…レン。」
あの人に私は何故こんなにも恋い焦がれるのだろう。
八雲紫より、私よりも長生きな彼。
確か、魔界神の兄…だったか。
彼は普通の半人半妖。
魔界神とも血は繋がってない。
そう…ただの…。
幽香「私の…初恋の…相手。」
何年、何十年、言えていないのだろう。
あんな小さな子でも言えたのだから、私が言えないのはおかしい…わよね。
幽香「はぁ…。」
頑張ってみようかしら。
私も彼と一緒に居たいから。
なんとかなった…。
しばらく、休んで頑張って書ききりました。
結構、いい話かと思いきや、いつもの駄文っていうね。
ごめんなさい。
では次回!!
ではでは〜!!