※この作品はR-18です。

生徒会はオトナになりたい~『羞恥淫』な生徒会~   作:めるぽん

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今回は『石チカ』です。
つばめ先輩に惚れず、ミコちゃんともあまり絆が深くない別世界線としてお読みください。


石上くんと書記のチカ♡

暑さが徐々に鳴りを潜めていき、秋の涼しさが近付く頃。

秀知院学園高等部の生徒会室では、石上と藤原の2人が作業を行っていた。

 

「んしょ、んしょ……んー届かないよ〜」

 

中身を整理した箱を元の棚に戻そうとする藤原だが、あと僅かに、上の空いたスペースに届かない。

 

「藤原先輩、それ僕がやります」

 

懸命に爪先立ちする藤原からひょいっと箱を取り上げると、難無く箱を高所の空きスペースに納めた。

 

「……石上くんも男の子なんですねー」

 

自分より背の高い石上の、滅多に感じない『男子な部分』を感じ感心したように言う藤原。

 

「今までは何だと思ってたんですか」

 

「軟弱引きこもり系オタクナヨナヨ生物だと思ってました」

 

「ひっでえ」

 

今日も、率直な正論で殴り合う様はいつも通りである。

 

「大体ですね、そういう藤原先輩だって珍妙生命ですからね珍妙生命」

 

石上も返す刀で言葉のナイフを振るう。

 

「むー。……あれ?あれあれ?じゃあ石上くんは、そんな『珍妙生命』にセクハラするド変態さんって事なんですか〜?」

 

「な、何の事すか」

 

石上が一歩後ずさる。

 

「忘れてませんよ?私のおっぱいに対するセクハラ発言その1!髪の匂いに対するセクハラ発言その2!石上くんは『珍妙生命』な私のそういう所を事細かに観察してたって事ですよね?変わった趣味ですねー」

 

「……え、ええ、まあ僕学者肌ですから?生物学的知識への好奇心的な意味でですね」

 

とっさに返す石上だが、その様子はしどろもどろで怪しい。

 

「……『珍妙生命』なんて言って。女の子としてやらしー目で見てたんじゃないですか〜?」

 

藤原が、ニマニマしながらズイッと歩み寄った。

 

「は、はぁー?なな何言ってるんですか、自意識過剰も甚だしいっすよ。これだから珍妙生命は」

 

石上は声を震わせながら、慌ててプイッと顔を背けた。

 

「へぇ〜」

 

石上が顔を背けているのを良い事に、藤原はひとりほくそ笑みながら……制服の胸のリボンをしゅるしゅると緩めていき。

少しだけ、胸元を下にずり下げた。

 

「石上くん!ほらっ!」

 

藤原の声に反応して石上が振り向くと、その先には。

ピンク色のブラと、その下に包まれている、高校生には見合わぬ2つの大きな果実から織り成される谷間が……空いた制服の胸元から、微かにに覗いていた。

 

「うわわわわわっ!何やってんすか先輩!?」

 

「あはは、顔真っ赤だよ石上く〜ん」

 

慌てて飛び退く石上の大袈裟な驚きようが、藤原には楽しくてたまらない。

 

「『珍妙生命』のおっぱいがちょーっと見えただけでそんな反応するんですね?やっぱり石上くんは女の人じゃなくて『珍妙生命』とやらに興奮してしまう変態さんなんでしょうか?

そ、れ、と、も〜?」

 

藤原が勝ち誇った笑みを浮かべながら、胸元を突き出したような若干前屈みの姿勢で練り歩きながら石上に近付いていく。

 

「ぐっ……」

 

反論に詰まる石上に、藤原がトドメと言わんばかりの一手を放つ。

 

「それっ!」

 

油断していた石上の右手を掴み。

たわわな果実が窮屈に押し込まれた制服の胸元に、一瞬だけ誘い込ませた。

 

「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!??!??」

 

藤原の手を振り解き、石上がバッタの如き飛び退きっぷりを見せた。

 

一瞬ではあるし、制服の上からではある。

しかし、藤原が着ているのは薄めの夏服。それだけに、その下に潜む柔らかさの塊のような物体の柔らかさはそれなりに伝わってくる。

それに何より、『あの藤原千花の胸を一瞬だけだが触った』。

その確かな事実が……思春期の男子であり隠れおっぱい星人である、石上の脳内を興奮で満たした。

 

「はいドーンだYO!」

 

藤原が妙に腹立たしいような顔で一点を指差したその先には。

 

「げっ……」

 

今しがたの出来事に性的に興奮してしまった事を雄弁に物語る、怒張した石上の愚息が……ズボンの下からでも分かるほどその存在を主張していた。

 

「……石上くんも男の子なんですねー」

 

数分前の発言と文面は全く同じであるが、

その口調と表情は、決定的に情けない所を見せてしまった石上に対して愉しみながら責め苛むようなモノであった。

 

……だが、石上もまがりなりにも秀知院生徒会役員である。

このまま言われっ放し、やられっ放しで終わる彼ではなかった。

 

「ふっ……藤原先輩!無知も甚だしいですよ!知らないんですか?これは俗に言う『疲れマラ』ってヤツですから!」

 

出来得る限り凛々しくキメた表情を取り繕いつつ石上が言い放つ。

 

「あっ……!」

 

藤原がハッとした表情になる。

 

「ここんとこちょっと疲れが溜まってましたし、その上藤原先輩のアホに付き合わされましたからね!?僕のコレもあーやれやれって感じでこうなっちゃったワケなんですよ」

 

「むむむ……」

 

藤原には、反論が出来なかった。

確かに、この前ひっそり購入した電子書籍のレディコミの漫画の中でもそんな事を言っていた。

男は性的に興奮した時だけでなく、疲れが溜まっている時も、『ならば倒れる前に子孫を残さなくては』という本能が働きかけ、『大きくなる』と……

この場で、果たしてどちらが原因で大きくなったのかを証明する事など不可能に等しい。

追い詰めていたはずの藤原は、気付けば自分が追い詰められていた。

そんな藤原の様子を見て、一気呵成に追い打ちをかけんとばかりに石上が攻めた。

 

「なーにが『やらしー目で見てたんじゃないですか』っすか!ほんと自意識過剰ですよ!自分にどんだけ女としての価値が有ると思ってんすか?ほんと頭ん中も髪と同じで真っピンクっすね!」

 

――――石上からすれば、これは全てこの場で論破する為、精一杯強がりの言葉を並べたに過ぎない。

だが、言われた藤原からしたら……女としての価値を否定されただけでなく、『脳内ピンク』などと『いやらしい人間扱い』されたのだ。

藤原の頭の中で、何かがプチンと切れた。

 

「……石上くん?」

 

「うっ」

 

石上は、藤原の声のトーンに危機感を覚えた。

いつぞや、『こんなんですよこんなん』をやったのがバレてハリセンで叩かれまくったあの時と同じ、不自然に高い声のトーンだったからだ。

 

マズい。なんか黒いオーラに包まれて藤原先輩の表情が見えない……

いったい何をして来るのか、と石上が身構えていると。

 

「ドーンだYO!」

 

藤原は、ソファに石上を押し倒し。

 

「ちょっ!危ないですって藤原先輩!」

 

上手くソファに倒れていなかったらシャレにならない、と慌てている石上のズボンを────

 

「ドーンだYO!」

 

力任せに、パンツごと豪快に引き摺り下ろした。

 

「うわああああああ!?!?」

 

藤原の眼前に、ギンギンに勃った石上の息子が露わになった。

 

「ふっ、ふふふふふ藤原先輩!?さすがにシャレにならないですって!?」

 

予想を遥かに上回る出来事にパニックになる石上だが、藤原に耳を貸す様子は無い。

 

「……私のプライドは粉々になりかけました!石上くんにもうどうあがいても言い訳出来ないくらいに私の魅力を叩き込んでみせますっ!」

 

そう宣言した藤原は、制服を豪快に脱ぎ捨てて。

豊満な果実を窮屈に押し込んでいるブラを、はらりと脱ぎ落とした。

 

「うわ……ぁっ」

 

視界に現れた、何にも制約されていない2つの大きく魅力的な果実に、石上は言葉が詰まった。

それだけでもかなりの有効打であったが、意を決した珍妙生命・藤原千花の攻めがこの程度で終わるはずも無い。

藤原は、己のたわわな果実を自ら持ち上げると。

目の前にあるいきり立った石上の息子を、むぎゅっと包み込んだ。

 

「…………ぁぁっ!」

 

今まで、自分の右手で扱く程度の快感しか知らなかった石上にとって、それは未知の快感であった。

予想以上に柔らかく温かい、女性の身体。

その中でもとびきり柔らかい乳房に挟まれ弄ばれるソレは、想像を絶するほどの快感であった。

 

「……ふふっ、情けない声出ちゃいましたね石上く〜ん」

 

思わず情けない声が漏れた石上に対し、ニマニマ笑みを浮かべる藤原。

石上は、『好きでもない人にこんな事をするのか』と抵抗するつもりであったが。

あまりの快感に、情けない声を漏らすのが精いっぱいであった。

 

「石上く〜ん?随分余裕が無さそうですよ〜?あれあれ〜?ひょっとして気持ち良くなっちゃってるんですか〜?」

 

何かが吹っ切れてしまった藤原のサディスティックぶりは、もはや留まるところを知らない。

 

「石上く〜ん?ちんちんすっごいぴくぴくしてますよぉ〜?さっきまでの強気は大ウソだったんですね〜?

『珍妙生命』呼ばわりした私のおっぱいでそんなに気持ち良くなっちゃうんですね……きもーっ」

 

────石上は、己のあまりの情けなさに心の中で嘆いた。

口と態度では反抗しつつも、『あの藤原千花にパイズリされている』というこの状況を、身体だけでなく頭でもどこか喜ばしく思っている自分が居る事と。

言葉でも攻められた挙げ句、『きもーっ』と言われて、悔しさだけでなく快感も増す自分が居る事に気付いてしまったからだ。

……そして、石上の情けなさと快感が、とうとう限界を迎え溢れ出すのを表すかのように。

ギンギンに勃った石上の愚息から、今受けている行為が快感である事を雄弁に語る、白く濁った液体が……大量に、藤原の胸と顔に向かって放たれた。

 

「わっ!?」

 

驚いて目を瞑る藤原の顔が、ビュッ、ビュッと何発も放たれる白い液体によりみるみる内に白く濁っていく。

秀知院の男子に聞けば、殆どが整っていると答えるであろう藤原の顔。

その恵まれたルックスに反して、それまで一切男に汚されてこなかった藤原。

そんな藤原の顔が、ナマイキだけどその実雑魚で可愛い後輩男子の、快楽の液体に汚されていく光景が、そこにはあった。

 

決壊した愚息が、快楽と欲望をひとしきり出し終えた頃には。

藤原の端正な顔は、かなり白く汚されていた。

 

「…………やっちゃいましたね〜、石上くぅん」

 

汚された顔をポケットティッシュで拭く藤原の口調はどこか満足げだ。

何せ、こんなに大量に出したという事は。

口では散々バカにしておきながら、自分という女にいたく興奮し。

自分のあの行為を、凄絶な快感と感じていた事の証左に他ならない。

自分は今、このナマイキな後輩男子を完全に屈服させたのだ。

拭き終わった後には、勝利の喜びがふんだんに表れたニマニマ顔がそこには有った。

 

「あんな事言っといて、私をやらしー目で見てたって事がこれでよ〜く分かりました!これからはナマイキな事言っちゃ駄目で──」

 

得意気に述べていた藤原の言葉は、そこで途切れた。

何故なら、今さっきまで力なくぐったりしていた石上が。

急に藤原の身体を掴み、強引に四つん這いの体制に矯してきたからだ。

 

「い、石上くん?」

 

驚いた藤原が声をかけるも、石上は答えない。

押し黙ったまま、石上は藤原のスカートを力任せにずり下ろした。

 

「ひゃあっ!?」

 

藤原が驚愕の声を出すと同時に、石上の眼前には。

色白で肉付きの良く、白いパンティのみを纏っている藤原の下半身が飛び込んで来ていた。

 

「ちょっ!?ちょっと石上くん!?駄目ですよぉ!」

 

しかし、驚き慌てふためく藤原の静止の声も虚しく。

石上は、その下半身が唯一纏っていた白い下着をも強引にずり下ろした。

 

とうとう、生徒会室は下半身に何も身に着けていない若き男女が一緒する艶めかしい空間となった。

 

「…………藤原先輩が悪いんです」

 

しばし無言を貫いていた石上が、おもむろに口を開いた。

石上は、これまでになくギンギンになった己の息子を手で支えつつ。

一糸纏わぬ藤原の秘部に、押し当てた。

 

「ちょっ!?ちょっ、石上くんそれはほんとにダメっていうかその!私まだというかその!」

 

しかし、今の石上はもう藤原の言葉など聞き入れる余裕は無かった。

石上は、今か今かと女体を求めて脈動している己の愚息を。

少し濡れていた藤原の秘部に、ゆっくりと押し挿れた。

 

「ん…………んんんぅっっ!!」

 

これまで経験した事の無い、大きな異物が押し入った事による痛みと共に。

藤原の秘部から、これまで純潔を保ってきた少量の破瓜の証が滲み出る。

そして、それと同時に。

 

「ぐ……う…………っ!」

 

はち切れんばかりに快感を待ち望んでいた愚息が、360°から想像を絶する快感に包まれた事で。

押し挿れるや否や、石上は己の快感と欲望の証を。

先程と同じくらいたっぷりと、藤原の秘部の中に注ぐことになった。

 

「あ……あっ……」

 

藤原が困惑と絶望の声を漏らす。

己の身体の一部が熱い液体で満たされていくのを感じ、藤原は悟ってしまった。

自分は今、男性に膣内射精をされてしまったのだと……

 

石上の肉棒が、ひとしきり欲望を吐き出し終える。

しかし、熱くキツく締め付ける藤原の膣内に入ったままのそれは、萎える事を知らなかった。

石上は、男の欲望を刺激するには充分な柔らかさの藤原の尻を鷲掴みにし。

ゆっくりと、前後運動を始めた。

 

「い……石上くん……だっ……ダメっ……」

 

先程までの勝ち誇りぶりはどこへやら、藤原が弱々しい声で石上を諌めようとする。

たが、石上はそれに反するように、徐々に前後運動の激しさを増していく。

 

「……藤原先輩が悪いんですよ」

 

「わ……悪いって何が……っ」

 

石上は、まだ気付かないのかと言わんばかりに歯軋りしてから、氾濫した己の思いの丈をぶち撒けた。

 

「……いつもいつもいつも!こんなデカい胸を無防備に突き出してきて!脳天気に笑って僕みたいな陰キャにもやたら近い距離で接してきて!

無防備すぎるんすよ!僕がどんだけガマンしてたと思ってるんすか!?」

 

「え……えっ……?」

 

「このおっぱいで……!何回抜いたと思ってるんすか!?何回挟まれる妄想したと思ってるんすか!?自分にどんだけ女としての価値が有ると思ってんすか!!エロカワの塊みたいな存在のくせに自覚が足りなさすぎるんですよ藤原先輩は!」

 

石上の前後運動に合わせて揺れ動く柔らかい果実を後ろから鷲掴みにしながら、石上はこれまで必死に抑えてきた煩悩の全てを吐露した。

 

「えっ……エロカワってそんな……っ」

 

藤原の胸中は混迷していた。

あの、ナマイキだけどその実クソザコ可愛かった後輩が。

実はこんなにも強烈に、自分の事を女として認識していたのだと痛感せざるを得なかった。

 

「そんな藤原先輩にあんな事されたら……もう我慢出来る男なんて居る訳ないでしょうが……っ」

 

自分の肉棒が出入りしている艶々しく綺麗な下半身を見つめつつ、快感の高まりに合わせて前後運動をますます激しくしていく。

 

「やっ……やめてください石上くん……っ」

 

しかし、口で抵抗の意思を見せるのとは裏腹に。

石上の大きな愚息が膣奥を突く度に、心地よい痺れが頭に走る。

藤原の身体は、女性の本能として、自身に侵入してきた男の棒を心地良くする為に、絡みとうねりをますます艶めかしくしていく。

その心地良さは、つい先程まで女を知らなかった石上が長く耐えられるようなものではなかった。

 

「ぐっ……も、もう……出るっ」

 

抜かなければいけない。

石上も頭では分かっていた。

だが、勢いに任せてこのような行為に及んでしまったことと、既に一度膣内で出してしまっていることから来る自暴自棄の思考と。

そして何より……『もっとこの快楽を味わっていたい』という悪魔の囁きが、石上の脳内を甘美に支配していた。

 

「まっ、待って今度は抜い……ああっ……!」

 

だが、藤原が二度の膣内射精を拒む言葉を言い切る前に。

限界を迎えた石上の肉棒は、再び藤原の膣内に欲望と快感を示す白濁液を注ぎ込んだ。

 

「あ……あっ……」

 

再び己の中に熱い液体が注ぎ込まれるのを感じ、藤原が吐息を漏らす。

つい先程まで生娘であった藤原は、この短い時間の間に二度も、男の熱い欲望の液体をその身に受け入れる事となった。

 

「はぁ……はぁ……っ」

 

この短時間に三度も射精した石上は、流石に精魂尽きかけてきて倒れ込んだ。

快感の波が引き、身体も頭も冷えていく。

……それと同時に、思考も冷静さを取り戻していく。

 

────やってしまった。

先に手を出してきたのは向こうであるとはいえ。

自分のやった事は、傍から見れば強姦そのものだ。

嫌がる女子に、二度も己の身勝手な欲望の証を注ぎ込むなんて。

最低最悪の行為じゃないか。

湧き上がってきた欲望を抑えきれず、自暴自棄になって取り返しのつかない事をしてしまった。

 

冷静になった石上の脳内は、後悔で満ち満ちていた。

 

「……さよなら藤原先輩。自首してきます」

 

やはり、自分は周りの同級生達が思っているように危険な人間だったんだ。

ストーカーに飽き足らず強姦とは。犯罪者間違い無しじゃないか。

これ以上他人を傷付けない為にも。

自分は、罪を受け入れ大人しく管理されながら過ごすしかない──。

石上は、自らの罪を打ち明ける為にずり落ちたままの服を直そうとした。

──すると。

 

「……待ってください、石上くん」

 

藤原が石上の後ろから、彼が引き上げようとしていたパンツを掴んだ。

 

「えっ……?」

 

藤原の予想外の行動に、石上の口からは戸惑いの声が漏れた。

 

この状況で、服を直す事を引き留める。

それって、もしかして……?

 

いや、ありえない。

どこまで性器でモノを考えるような思考をするんだ。どこまで愚かなんだ自分は。

 

石上は、一瞬己の中に浮かんだ考えを全力で否定した。 

 

だが、その考えはすぐに間違いではなかった事が証明された。

 

「確かに石上くんは私の魅力に耐えきれずにレイプ魔になっちゃいました。けど、私だってこれが『初体験』なんです。女の子の記念となる初体験をこんな酷い形で終わらせる気ですか?」

 

「い、いや……えっ?」

 

どう答えれば良いのか分からず困惑する石上。

 

「もうちょっと……もうちょっとだけ良い思い出に、してくれませんか?」

 

藤原はそう言うと、力なくしなしなと萎えている石上の愚息を。

チロッとだした舌先で、つんっと刺激した。

 

「うあっ……!?」

 

亀頭に与えられた快感で、石上の頭に快感の電流が走った。

 

「……ふふふ、やっぱり攻められるのには弱々なんですね?」

 

石上の愚息の亀頭を、チロチロっと舐める動作を数回繰り返した後。

刺激されまた大きくなってきた石上の愚息を、ゆっくりと口に咥えた。

 

「ぐっ……」

 

肉棒が温かい口内に包まれ、快感に堪えきれずに石上が声を漏らす。

更に、口内で舌が艶かしく石上の肉棒に絡みつく。

 

「うっ……ぐっ……」

 

胸で挟まれるのとも膣内で搾られるのとも、どちらともまた違う温かく艶かしい刺激。

ついさっきまで満足げに萎えていたはずの石上の愚息は、すっかりその刺激に絆され存在感を取り戻していた。

 

「んっ……んっ……これがおほこのこの……おっひいれすね……」

 

喋りながら怒張した肉棒を口に出し入れする藤原。

そんな光景を目の当たりにし、石上はついさっき冷静さを取り戻していたのが嘘であったかのように錯覚してしまうほど、脳内に興奮が満ち満ちていた。

 

ヤバい。気持ち良いのもあるけど……

藤原先輩のフェラ顔……くそ、何で、何でこんなに……!

 

藤原の可愛らしい顔が、潤んだ目で自分の肉棒を咥え口に出し入れするその光景のたまらなさが。

一度は落ち着いて萎えたはずの欲望を、急速にむらむらと掻き立てた。

 

だが、藤原は突然石上の肉棒を咥えるのを止めてしまった。

自身の唾液で濡れた肉棒がちゅぽんと出る音と、口内と肉棒が一本の細い唾液で繋がっているその光景は石上の興奮を更に掻き立てた。

 

「……ねぇ石上くん。その、女の子からこんな事頼むのって恥ずかしいんだけど」

 

藤原は、仰向けになり脚をゆっくりと開き。

2本の指先で、自身の秘部を拡げた。

 

「今度は……顔見ながらしませんか?」

 

藤原は、ニッコリと笑顔で語りかけた。

 

──あんな、あんな事をされた後なのに。

この人はどこまで、型にはまらない人間なんだろう?

そんなエロい姿で、そんな事お願いされたら。

男として、応えずにはいられないですよ。

 

「…………はい」

 

石上は短く返事をすると、すっかり元気を取り戻した己の愚息を右手で支えつつ。

股を開いて待ち構えている藤原の秘部に押し当てて。

今日三度目の挿入に相成った。

 

「んん……っ。三度目になると流石にもう痛くはないんですね」

 

挿入される一瞬のみ目を瞑った藤原だが、すぐに目を開けると多少の余裕を感じさせる笑みを浮かべた。

 

「ほら石上くん、動いて大丈夫ですよ?今度は……優しくお願いしますよ?」

 

「は、はい」

 

石上は、今度こそは欲望に身を任せた乱暴な行為にならぬよう注意を払いながら、前後運動を開始した。

 

「……んっ、んっ……男の人って、こういう時そういう顔してるんですね」

 

既に女を知ったとはいえ、まだまだ経験値の少ない石上は。

すぐに出してしまわぬ様、必死で快感に耐えているような表情を浮かべている。

 

「ま、まあ。他の男がこういう時どういう顔してるなんてのは知らないですけどね」

 

ゆっくりと前後運動を継続しつつ、石上が答える。

 

「そういう藤原先輩だって……」

 

「えっ?何ですか?」

 

「……すげぇソソる表情してますよ」

 

藤原の顔は、頬が上気しほんのり赤くなっており。

性行為にきちんと向かい合って行う事の、不慣れからの気恥ずかしさが表れた、何とも唆る表情を浮かべていた。

 

「そ、ソソるってそんな……」

 

面と向かって恥ずかしい事を言われた藤原は、恥ずかしさからぷいっと顔を逸らす。

だがその、普段見せない奥ゆかしさが。

ますます石上の脳内を興奮で満たして行く。

 

「……藤原先輩。エロいです。可愛いです」

 

石上は、今自分が抱いている思いをストレートに言い放った。

 

「そっ、そんな急に褒めたって何も出ませんよ!?」

 

そう言いつつも、その顔はどこか満更でもなさげだ。

 

「あー、ほんともう……っ」

 

自分などに、色々な表情を見せてくれ、自分をここまで受け入れてくれる、この可愛くてエロい先輩が。

自分の心の中のウェイトを、みるみる内に占めていく。

 

「最高です……藤原先輩……っ」

 

高まる感情にシンクロするように、快感も高まっていくのを感じる。

『その時』が近づいて来ているのが、石上にも感じ取れていた。

 

「藤原先輩……僕もう……っ」

 

今度は、このまま出してしまう訳にはいかない。

ギリギリのところで抜かなければ。

だが、藤原は首を横に振った。

 

「んんっ……もうちょっと!もうちょっとガマンしてください!私も、私もこのまま行けばもう少しで……っ」

 

そう言う藤原の頬は上気し、甘い声と共に吐息が漏れている。

 

自分のピストンで、気持ち良くなってくれているのか。

それならば……自分も応えなければならない。

このまま行けば、藤原先輩も。いや、藤原先輩と一緒に……。

 

石上は、我慢を激しさで押し殺すつもりか、はたまた無意識のラストスパートのつもりか。

これまでになく、前後運動を激しくしていく。

 

「んっ……んっんっんあぁっ……い、石上くん!私、そろそろ……んんっ!もうちょっと!もうちょっとだけ……っ!」

 

藤原の声が、これまで聞いたことがないほど甘く官能的な響きを含んだものになっているのを耳にし、石上の興奮はとうとう限界を迎えた。

 

やってやる。やってやる。

一人の女を。このエロカワの塊みたいな先輩を。

自分の手で、最後まで満足させてやる。

 

石上は、最後の力と言わんばかりに激しく腰を動かし己の愚息を藤原の膣内で暴れさせた。

 

「んっ……んああああっ!い、石上くんっ……わ、私もう……もう!イっ……クぅ……!」

 

石上の決死のピストンが功を奏したか。

とうとう藤原の全身に、心地の良い快楽の電流が走る事となった。

そして、その証に……藤原の秘部からは、瑞々しい潮が少しだけ吹き出た。

 

……だが、その潮は殆ど目立たなかった。

何故なら、藤原の秘部にはこの日三度目の。

石上の肉棒から排出された欲望と快楽の証が、注ぎ込まれたからだ。

 

「あ……また……出てる……」

 

三度、自分の体内に熱い液体が注ぎ込まれるのを感じた藤原は、己の秘部を見た。

とうとう体内が受け入れられる量を超え、秘部からは白く濁った液体が漏れ出ていた。

 

「……どんだけ出すんですか石上くん」

 

藤原が、少し呆れたような顔で石上の顔を見る。

 

「す……すみません。また……」

 

石上は、またも耐えきれなかった事に対しバツが悪そうに頭を掻いている。

 

「仕方ないですねー。散々バカにしといて、その実大好きでエロカワな先輩にコーフンしちゃったんですもんね〜?」

 

藤原が、勝ち誇ったニマニマ笑顔を浮かべる。

 

クッソ……その表情。

腹立つけど……やっぱ、どこか可愛いでやんの。

 

「これからは私にナマイキな事言っちゃダメですよ〜?『エロカワの塊で最高な先輩』にもっと敬意を払いましょう!」

 

どや顔を決める藤原に、石上は苦笑した。

こんな先輩だが、自分は弱みを握られた。男としての弱みを。

きっとこれからは……いや、これから『も』。

自分は、この先輩には勝てないだろう。

 

 

この日を境に、秀知院学園高等部生徒会では。

長らく、奔放な書記に頭が上がらない会計という光景が続いたという。




皆さんご存知の石ミコ派ですが、エロに限るなら石チカが一番だと思ってます(私感)
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