「何してもらいましょうか、ナタネさん」
薄暗い室内で、青年が無邪気な笑みを浮かべる。
「あ、あんなの無効だよ!モンスターボールで人を捕まえられるなんて……そんなの聞いたことない!」
「それが出来るんですよね」
青年はベッドサイドにあったリュックを持ってくると、中からいくつもモンスターボールを取り出した。
「えっと、これが230ばんすいどうで泳いでたビキニのお姉さんでしょ、これが、205ばんどうろにいたアロマのお姉さん、それでこれがこの前ポケモンバトル挑んできた新人トレーナーのヒカリちゃんかな」
青年はボールをひとつずつ取り出して、中身を確認しては、目の前の空間にほおり投げた。ボンッという音と光と共に、ボールからいずれも裸の女性達が出てくる。精液にまみれ、ぐったりと地面に伏せる彼女達はよく見れば、先ほどベッドの周りで倒れ込んでいた女性達であった。
ナタネは、彼女達の中で、顔見知りであるヒカリの元に駆け寄った。地面に倒れる彼女を抱き上げ、名前を叫ぶ。
「ひ、ヒカリちゃん!大丈夫!?」
「う、ん……あなたは、確か……ハクタイの」
「うん、ハクタイジムのジムリーダー、ナタネだよ!どうしてこんなことに……」
前に見た時は黒く艶やかだった黒髪が、今は汗にまみれぺたっとヒカリの白い肌に張り付いている。身体に暴行の跡こそないものの、ピッタリと閉じた小陰唇の隙間から白くドロっとした液体が漏れだし、床に匂い立つ液だまりを作っていた。
「ごめんなさい、ナタネさん……わたし……」
「ううん、いいの!ズバリ!あたしが全部解決するからね!ちょっと待ってて!」
腕の中で弱々しい声で謝ってくるヒカリを見て、ナタネの正義感に再び火がついた。自らが裸なことも忘れ、キッときつく青年の方を睨みつける。
「あー、終わりました?」
ところが件の青年は、ナタネとは対照的にリラックスしきったような声を出した。
それもそのはず、ベッドサイドに腰掛ける彼の足元には先ほどモンスターボールから出てきたビキニのおねえさんのナツコと、アロマのお姉さんのチカがペタンと座り込み、二人がかりで青年のちんぽに口奉仕を行っていた。
「よしよし、二人とも上手ですよ」
「はい、ありがとうございます。ご主人様♡」
「好きな時に出してくださいね♡」
青年がポケモンをしつけるかのようによしよしと二人の頭を撫でると、二人ともトロンとした表情を浮かべ、チンポに頬擦りしそうな程顔を近づけた。
ジムリーダーであり、屈強な精神力を持つナタネとは違って、一介のトレーナーに過ぎない彼女達は早々に屈服し、今では身も心も青年に忠誠を誓っていた。
髪を明るい茶髪に染め、キュッと腰のくびれたナツコが、真っ赤な舌を伸ばしてチンポを下から上に舐め上げる。チカは、四つん這いになって顔を青年の股座に沈みこませると、両手で金玉を愛撫しながら、チンポの付け根を唾液まみれの舌で舐め回す。
その様子をしばらく呆然と眺めていたナタネだったが、ハッと我に返り青年に向かって叫ぶ。
「貴方!その人達も今すぐ解放しなさいっ!」
「え、嫌ですけど?ほら、気にせず続けて」
「ふぁい……あむっ、ちゅっ、れろぉ」
「……こんなことして許されると思ってるの!?すぐに警察が──────」
「うるさいですね。負けたのに何か口出しできる権利があると思ってるんですか?」
「そ、それなら、もう一度あたしと勝負して!それで勝ったらヒカリちゃん達だけでも解放して!」
青年は煩わしそうに顔を上げた。自分より囚われた一般トレーナーを本気で心配する彼女の顔を見て、青年はあることを思いつく。
「それなら、まぁ……ただ、もうナタネさんのポケモンは逃げちゃったわけですし、ポケモンバトルはできないですね」
「誰のせいだと……!」
ナタネはギリギリと歯を食いしばった。あのロズレイドとは、まだジムリーダーにならない頃から一緒に過ごし、苦楽を共にした仲だった。その並々ならぬ信頼関係が一瞬で崩れ、野生のポケモンになってしまった。
考えるだけで涙が溢れてきそうな事実から、ナタネは必死に目を逸らす。
「僕が考えた勝負で良かったらもう一度勝負してもいいですよ。貴方が勝ったらヒカリちゃん達だけなんて言わず、貴方も解放してあげます」
「ほんとに!?……嘘だったら許さないよ?」
「今嘘つくくらいなら再戦なんて受けないでしょ、僕はこう見えて優しいんです」
そう言って胡散臭い笑みを浮かべる青年。怪しさ満点の提案だが、今のナタネには拒否するという選択肢は残されていなかった。
「……わかった。その勝負、受けるわ!」
「分かりました。ごめんね、ナツコさん、チエさん。また後でいっぱい濃い精子飲ませてあげるから、一旦休んでてください」
青年の言葉に素直に頷いた二人は、取り出されたモンスターボールの光の中に消えていった。初め、青年に言われた時は到底信じられなかったが、モンスターボールで人を捕まえられるという青年の説明がもはや疑いようのない事実であることは明らかであった。
「ヒカリちゃんは?」
ナタネは、腕の中で気を失ったヒカリを案じ、口を開いた。
「次のバトルの見届け人になってもらいます。せっかく勝っても、またやり直しを言い張られたらめんどくさいですからね」
「ジムリーダーとして、次に全てをかけるから……不正はしないでね……!」
「もちろん、ではルールを説明しますね──────────」
「な、なにそのルール……」
青年の説明を聞き終えたナタネが、あまりのえげつない勝負の内容に絶句する。
「だからシックスナインで、先に三回イかせた方が勝ちってルールです。僕は射精でイったのがわかりやすいですけど、ナタネさんはいくらでも誤魔化せるので、ヒカリちゃんに判定してもらいます」
「内容が聞こえなかったわけじゃないから!そ、そんなこと出来るわけないでしょ!?」
「ナタネさんってもしかしなくても処女ですよね」
「……そうだけど!なにか悪い!?」
青年に、内心気にしていたことをズバリ指摘され顔を真っ赤にして叫ぶナタネ。草ポケモンばかりに情熱を注ぎ込みすぎて、男性と付き合ったこともない彼女は、シックスナインはもちろんキスの経験さえなかった。
「うわ、ならフェラとか下手そう。これは絶対僕が勝っちゃうな……そうだ、ナタネさんは三十回イッたら負けにしましょう」
「さ、三十回って……」
「ダメですか?十倍くらいはハンデあげないとダメかなと思ったんですが」
青年の大幅な譲歩によりも、三十回イくという桁外れの回数にナタネは閉口してしまう。今までにオナニーは数回したことがあるが、世間一般で言われる「イク」という感覚を未だナタネは味わったことがなかった。
自分はイキにくい体質なのだ、と思っていたがまさかそれが役に立つ日が来るとは思いもよらなかった。
「……わかった。本当に勝ったら解放してくれるんだよね?」
「もちろん」
「……約束だからね」
数瞬の逡巡の後に、ナタネの決心がついた。シックスナインという言葉が何を示すかくらいの知識は彼女にもあった。確か、挿入はなく入れられても指や舌程度で済む。身の毛がよだつほど嫌ではあるが、処女を捨てなくて済むという安堵感が、これほどまで早く、ナタネに決断させた。
ベッドに先に寝転がった青年の上に、言われるがままに彼の顔に背を向ける形でペタンと腰を下ろすナタネ。先ほどから外気に晒され、冷えていた彼女の尻肉が男の胸板にあたり、「ひゃんっ」と小さな声をあげてしまった。思わず口を抑え、今のは違うとでも言いたげに青年の方を振り返る
「分かってますから。早くはじめましょう」
青年はそう言うと強引にナタネの腰周りを掴んで自分の顔の方に引き寄せた。生まれたままの姿をしたナタネのまんこが青年の眼前に近づく。
ピッタリと閉じた割れ目から、サーモンピンクの小陰唇が少し左右非対称にはみ出ている。処女らしく毛の手入れはしていないのか、恥丘には黒いマン毛が中々の密度で生えていた。鈍い色をしたアナルが時折きゅっと窄まり、肛門のシワの形が変わるのも全て丸見えであった。
青年の視線が注がれているのを感じたナタネは、思わず顔を真っ赤にして動きを止める。
「くんくん……ちょっとチーズっぽい匂いがするんですけど、ちゃんと洗ってます?」
「か、嗅ぐなぁ!女の子になんてこと言うの!?」
「しょうがない。僕が綺麗にしてあげますからね」
そう言うや否や、青年の舌がナタネの太ももをベロンと舐めあげた。
「ひゃうっ!?」
「ちょっとしょっぱい。けど汗臭くはないですね」
「な、なんでそんなとこ……あははっ、くすぐったいっ……!」
内腿に舌を這わされ、思わず身をよじって逃げ出そうとするナタネ。未だ性感帯の開発が全く行われていないナタネにとっては、内腿への愛撫は快感というよりはくすぐったさが勝つ。
青年もそう思ったのか、すぐに内腿を舐めるのを辞め、舌先をチョンと割れ目の端、男であれば蟻の戸渡りと呼ばれる部分にくっつけた。
「ひぅっ、ん……あっ……」
しばらく舌先をくっつけたり離したりしながら、少しずつその位置を膣口へと近づけていく。舌先で軽くほじるような動きをすると、ビクッとナタネの太ももが痙攣する。
「あっ、んっ、ぅ、ダメっ……」
「ナタネさん、自分だけ気持ちよくなるつもりですか?」
青年の言葉でようやく勝負を思い出し、上半身を伏せるナタネ。青年の引き締まった腹に、ナタネの慎ましいおっぱいの先がくっつくが、今はそれよりも断然強い快感を下半身が受けているために、気にはならなかった。
「こ、これ……」
ナタネの目の前にそびえ立っていたのは、ぬらぬらと赤黒く光を反射する青年のチンポであった。ナタネの指が回りきらないほどの太さの竿には太い血管が表面に浮かび、えげつないほどカリの出っ張った亀頭は、ナタネの顔が映りそうなほど膨らみ、張り詰めている。
チンポを初めて相手するような生娘には決して見せては行けないようなグロテスクチンポを前に、ナタネの手が止まった。何せ、男を悦ばせる技術などナタネは何も持っていない。
仕方なく、先ほどナツコとチエが行っていた口奉仕を参考にしようとした所で、二人ともが目の前の臭くて硬くて太い肉棒を自らの口で舐めたり銜えたりしていたことを思い出した。
(こ、これを咥える……?まだキスもしたことないのに……絶対嫌!)
「んひぃっ!?あっ、あっ、あぅっ♡」
躊躇うナタネだったが、彼女の腰がその意思に反してビクビクっと震えた。そして背筋を通って脳へと伝達される強烈な快感。初めて味わうその快感と、クリトリスを包む暖かさにナタネは舌を突き出して大きく仰け反る。
青年が、ナタネの陰核を口に含んだのであった。未だ膣口でのオナニーは未経験なものの、クリトリスへの刺激は何度か行っていたナタネにとって、唯一開発が少し進んでいる場所。そこを青年は唇でパクッと挟み込んだ。予想を超える大きな反応が返ってきたことで気を良くし、たっぷりの唾液を絡めた舌で、陰核を覆う薄皮を剥き、中のピンク色の粒にチロチロと舌を這わす。
「あぁっ、こ、こんなのっ、知らな、いっ!んぅぅぅっっ、はぁぁっ♡」
初めて味わうクリフェラに、ナタネの頭は沸騰しそうなほどに血が集まっていくのを感じる。逃れようと思っても、腰を両手で捕まれ、さらに舐めやすいようにお尻を突き出させられる。露出したクリトリスは、ビンビンに張り詰め、青年の口から解放されて、外気に当てられただけでもナタネの口からは嬌声が漏れていた。
そんなクリトリスを、休む暇など与えないと言いたげに青年が再び咥える。今度は、舌を押し付け、レロレロと擦り付けたり、左右に弾いてみたりとより強い刺激を与えていく。
「だめ……だめっ、だ、めなのっ、あ、あぁああああっっっ♡」
程なくして、ナタネは何の抵抗も出来ずに人生初の絶頂を迎えた。頭の中が真っ白になり、視界がチカチカと点滅する。背筋にゾクゾクと走る快感と、無意識にこわばり、痙攣する身体。ビクビクと肩を震わせ、舌を突き出しながらナタネは無様に人生初アクメを味わっていた。
やがて、大きな波が去ったのか、ナタネの身体から力が抜け青年の上に倒れ込む。ショロロ……と括約筋の緩んだ尿道から黄色っぽい液体が漏れだし、青年の胸元を濡らした。
「あー、おしっこ掛けましたね。後で僕のおしっこナタネさんの喉奥で出して全部飲んでもらうので覚悟しておいてください」
「ふぇ、や、やらぁ……」
「それより、これで一回ですね。あと二十九回……」
青年はそれだけ言うと再び敏感になったナタネの陰核を責め始めた。しかし、イッてすぐの肉体、まして処女で初アクメを迎えたナタネの身体がいきなりすぐに快感を受け止められるわけが無いと分かった上で、青年はまた再び内腿の辺りから愛撫を始める。
「ん……ふぅ……♡んぅ……」
先ほどまではくすぐったさしか感じなかった所を舐められ、甘い声を漏らしている自分に気が付き、ナタネは焦った。自分が一度も相手の性器に触れないまま、イカされてしまった。このままでは、三十回などあっという間にたどり着いてしまう。
もはや、ナタネになりふり構う余裕はなかった。
「……っ、ああもうっ!」
自らの運命を呪うように、一度大きな声をあげたナタネが、その次の瞬間には口を大きく開けてチンポの先を咥える。初アクメに続いて初キスさえ、最低な男に捧げてしまった。しかも、その男の一物に、である。その事実に涙を流しながら、口内から鼻に抜ける強烈な男臭さと亀頭の硬さと熱さにナタネの頭はぐちゃぐちゃになりそうだった。
その間にも青年の責めは再び熾烈さを増し、クリトリスから与えられる快感が、自分の中の絶頂へのゲージにグングンと溜まっていくのを感じる。
これではいけないと、ナタネは自らを捨ててチンポを銜えた顔ごと動かし始めた。
「ぐぼっ、ぐぼっ、ぷはぁっ、ぐぽっ!」
「ナタネさん、ちょっと痛いです。もっと優しく」
一刻も早く終わらせようと勢いよく顔を上下させるナタネの強引なフェラに青年が不快感を顕にする。そして、仕返しとばかりにキュッとクリトリスに噛み付いた。
その瞬間。
「あっ、ああああああああっっ♡」
ナタネが大きく仰け反り、再びの絶頂を迎える。先程よりも大きなそれに肺に残った空気が全て吐き出され、パクパクと口を動かしながら焦点の合わない目が虚空をさまよう。
ショロッ、シャアアアア……
尿道から先ほどよりも勢いよくおしっこが吹き出し、ようかんのベッドシーツにシミを作っていく。
しかしそんなことを気にする余裕がナタネにあるはずもなく、彼女は快感に飲まれた猿のように腰をカクッ、カクッと動かしていた。
「まさかこんなんでもイクとは……この先が楽しみですね。あと二十八回ですよ」
ナタネに届いているか分からないままに、青年はニヤリと笑うのだった。