注意!
真名バレがあるので、真名見たくないって人は、アガルタをクリアしていない人は良く考えてから見てください。
「何用じゃ妾の部屋にこのような時間に……」
時刻は既に12時を回っている。
職員が慌ただしく仕事をしているカルデアも流石に日にちが変わる頃には静かになっている。
古い言葉遣いを口にするのはその古臭い言葉からは想像できない程の幼い見た目の少女だ。紅紫色の髪の毛を豊富に伸ばし、肩よりも下まである。
身に着けている服はこれまた古く和服だ。髪の毛に合うように紫色を基調とした服。所々に金色などが混ざり、高貴な雰囲気を少女に抱かせる。それもそのはず、この少女の名を武則天と言う。またの名を則天武后。
カルデアに残る人類の希望である二人のマスターの片割れ、那古塔夜が召喚したサーヴァントだ。性格は傲岸不遜で、マスターである塔夜の命令すらも無視する事がある困った子だ。ただその反面時折覗かせる優しさに塔夜は好意を抱いている。
「夜更けにごめん。ただ一つしてみたいことがあってさ」
「一体何じゃ?妾の夜の時間を邪魔したんじゃ、適当な事では許さんぞ」
「あー、武則天にとってはつまんない事かも」
「……拷問は何がいいかのう。一番無難なのはこの鞭を使った鞭打ちじゃの」
何時の間にか取り出していた鞭をスナップを効かせて振るう。床に当たりピシャンピシャンと大きな音を立てる。
この鞭が自分に当たるとどれ程の苦痛が襲うのだろうか。塔夜は武則天の行為に体が震えた。
「えっと……催眠って興味ない?」
「ふむ……催眠とな。人を自身の思うように操れるのであれば興味がないとは言わん」
「さっきダヴィンチちゃんと話しててさ思いついたんだ。令呪を使えばサーヴァントにも掛けられるんじゃないかなって」
「まぁ、普段の妾たちであれば対魔力によって弾いてしまうからの。確かに令呪を使えば効くかもしれんの」
「そこで武則天で効くかどうか試してみたいんだ。武則天って自分で受けてみなきゃ信じなさそうだし」
「……まぁ、仕方あるまい。約束じゃ、妾に催眠を掛けても下手な事をするんじゃないぞ?妾が意識を取り戻した時に痛い思いをしたくなければの」
「ああ、約束だ」
塔夜は表面上取り繕って頷いた。なんだかんだ言っても彼は少年だ。目の前に極上の女がいれば劣情の一つや二つ抱く。
ただ、彼がこのような想いを抱いたのは武則天にだけだ。普段から口が悪く、何かあるたびに拷問と口にする彼女だが人類の存亡をかけた旅路で幾度となく塔夜を支えてくれた。ただそれだけで少年の塔夜は彼女に好意を持ったのだ。
「じゃあいくよ。令呪をもって命ずる武則天よ催眠状態になれ」
寝ている所を起こされたせいか若干の怒りを宿していた瞳が虚ろに変わる。鞭を振っていた手も止まり床に鞭が落ちる。
ボーっと虚空を見据えるその姿は何処から見ても催眠に掛かった姿にしか見えない。よしと目の前でガッツポーズをするも反応が返ってこない。ますます塔夜は喜ぶ。
「よしよしよし!本当にかかった!問題の内容だが、どうしようか。まずは無難な事を聞いていくか」
「……」
「武則天はマスターである俺の事をどう思っているの?」
「……よく頑張っておると思う。時折涙を流しながら愚痴を溢しているが、それでも前を向いて戦う姿は見ていて中々なモノじゃ。妾は頑張っておるものが好きじゃ。だからそういう意味ではマスターの事を好ましく思って居る」
「へ、へぇ……思っていた以上に好感良いのか。えっと次は……」
それから塔夜何時もの武則天では聞く事の出来ない様々な事を聞いた。
時間にして1時間ほどの時間をかけたのだが催眠から解かれる様子はない。目の前で手を振っても反応を示さないし、もしかしたら解除と口にするまでは効いているのかもしれない。
催眠を使って彼女を自分の都合の良い女にすればいいと悪魔が囁く。他のサーヴァントから優しいと言われている普段の塔夜であればその欲求を振り切ることが出来るのだろうが、今の塔夜は残念ながら悪魔の囁きに耳を貸してしまった。
それも仕方ないだろう。好意を寄せている相手が無防備に、それでいて己を言う事を聞きそうな状況なのだ。どんなに理性が止めておけと訴えてきても無視をしてしまった。
「武則天、これから俺の言う事に従うように。いいね?」
「……分かった。マスターの言うことには従う」
「俺はこれから武則天の事をふーやちゃんと呼ぶが、怒らない様に。寧ろ呼ばれるたびに幸せな気持ちで一杯になる事」
「……分かった。マスターが呼ぶことを許す……」
一瞬ピクリと武則天の身体が跳ねるように反応したがソレも一瞬のこと。
武則天はその幼い見た目で侮られることを嫌う。自身に絶対の自信を持ち、相手に馬鹿にされることは許せないのだ。
それ故ちゃんづけで塔夜が読んだ日には一週間近くも口を聞いてくれなかったことがある。それ程までにちゃん付けで呼ばれるのが大嫌いなのだ。
可愛らしい呼び方なのにと塔夜は日頃から思っており、彼女が許してくれるなら呼びたいと思っていたのだ。
「次は……そうだな。ふーやちゃんはこれから俺の性欲処理をしてくれるようになる。名目として魔力補給としてね」
カルデアに招かれたサーヴァント達の多くは、カルデアから供給される魔力で過ごしている。ただ、それでも宝具などを使用すると膨大な量の魔力を消費する事となる。
一度の戦闘で多く使用するのはあまりなく、問題にはなっていないものの万が一のことがある。ダヴィンチから聞いた話だとそのような状態に陥った場合マスターとサーヴァント間で直接魔力を送り込む必要があるとの事。
魔力は体液に多く含まれており、もしサーヴァントに与えるとすれば唾液や精液といった体液を与えることになる。
日常であればパスを通して主人であるマスターから微量の、それこそ現界に必要な分だけの魔力が送られる。だが、魔力不足に陥った状態では足りず、その為に体液を交わして補給する必要がある。
「……分かった。妾はマスターの今後性欲を処理する」
「後はそうだね……いや、今はこれだけでいいか。ふーやちゃんの身体を使えると思うだけで儲けもんだからね。欲張りは身を亡ぼすとも言うし」
そこで催眠を解除しようと、手を叩こうかと思うが思い止まる。
「そうだ。また催眠状態に陥る時のワードでも決めておこう。変に凝ったのでもアレだし『僕の操り人形』って俺が言うたびにふーやちゃんは今のように深く落ちるんだ。イイね?」
「……はい」
「よし。じゃあ三回手を叩いたら目を覚まそうか。目を覚ましたら処理を頼むよ」
カルデアは閉鎖された空間だ。結構な頻度でマスターである塔夜の部屋にサーヴァントが遊びに来る。無邪気な子供のようなサーヴァント達であれば誤魔化しがきくのだが、成熟した精神を持っているサーヴァント達に来られると大変だ。
その為日頃から精を発散することが出来ずモンモンとした日々を送っていた。ただ、ソレも今日で終わりだ。今日から、今からは武則天ことふーやちゃんが相手をしてくれる。
初恋の相手がしてくれるソレだけで塔夜の下半身に血液が集まる。ムクムクとズボンの下で大きく膨らんでいく。ズボンの上からでもハッキリと形が分かる位浮かび上がっている。
パンパンパン
手を叩いたら直ぐに武則天の瞳には意識が戻っていた。いつも通り何処か馬鹿にしているような瞳だ。此方をニヤニヤと見つめてくる。
「んん。どうやら本当に催眠に掛かっていたようじゃな。意識が少しの間飛んでいる。ソレで?妾のマスターは股間をどうしてそんなに膨らませておるのかの?聞かせて欲しい物じゃ」
「……えっと、ダヴィンチちゃんから聞いたんだけどさ魔力が無くなった時にマスターと交わるのが一番って」
「ああ、それは本当じゃな。一番効率がいい方法じゃ……ふむ、マスターさえ良ければ妾が相手をしてやろう。何日頃マスターは頑張っておる。生意気に聞こえるかもしれんが、これでもマスターの事は認めておる。どうじゃ?」
「よろしくお願いします!」
一拍も開けることなく頷く。彼の予想と少し変わった形で交わることになったが、塔夜にとって過程はどうでもいい。本題さえ
叶えることが出来るのであれば。
「くふふ、そんなに元気よく返事されるとは。悪い気はせんの」
婦長編はちょっと置いておきます。一応書いてみたんですけど、思いっきり話が吹っ飛んで別物になったので息抜きに別鯖を。
不夜城のアサシンいいよね。あの小生意気な感じクロエと同じぐらいには好き。何よりジャックのフォロー出来るし。後、宝具強化おめでとう。