※この作品はR-18です。

ハイスクールD×G~駒王町の規格外品   作:Tokaz

16 / 52

アンケートに大勢協力していただき、ありがとうございます。
アンケートの結果、イッセーのヒロインはアーシアに決定しました。
流石原作でも鉄板のカップル、2位と大きく差をつけての1位でした。
よって本作ではアーシアの濡れ場はありませんので、ご了承下さい。

それでは予告通りあの娘との初エッチをお送りする、第16話をご覧下さい。





第16話 修羅の如く☆☆(祐美、ゼノヴィア)

 

 

 祐美()は目の前の光景が信じられなかった。

 あの一輝先輩がヴァーリの一撃を受けて倒されている。

 

「信じらんねえ・・・・・一体何があったんだよ!?」

 

 イッセー君の声がこの場の眷属(私達)共通の気持ちだろう。一輝先輩は不死身のライザー・フェニックスや堕天使幹部コカビエルさえ打ち倒した私達にとって最強の代名詞と云える人だ。その先輩が白龍皇に倒された光景は私達には受け入れ難い、信じられないものだった。

 

「見えたか祐美。白龍皇の放った技を」

 

「ええ、見えたわゼノヴィア。間違いない、あれは【双龍脚】よ」

 

 私の言葉にゼノヴィア以外の皆が驚愕する。無理もない。速さに特化した私達騎士(ナイト)だから見えたけど、その私達ですら信じられないのだから。

 

「しかも一輝センパイのオリジナルよりも威力は上だ」

 

 ゼノヴィアの言葉にイッセー君が噛み付いた。

 

「バカな!? ヴァーリの技は一輝先輩の猿真似だろ!? なのに何で先輩のより威力があるんだよ!?」

 

「・・・・半減、ですわね」

 

「朱乃さん? 半減って・・・・?」

 

「そうだ。白龍皇は左回し蹴りの後に半減の力を使ったんだ」

 

「でもゼノヴィア、一輝先輩はガードしただけで攻撃は・・・・あっ!」

 

「気付いたかイッセー。白龍皇はセンパイの防御力を半減したんだ」

 

「それだけじゃないわ。イッセー君も知ってるでしょう? 不破圓明流の防御技【浮身】を」

 

「えっと、確か攻撃を受けた際、自分から反対側に跳ぶ事でダメージを受けなくするって技だよな?」

 

「そうよ。先輩は普段から無意識の内に【浮身】を使ってたの。そこに白龍皇の【双龍脚】を受けてしまったら?」

 

「!・・・・じゃあ先輩は自分からカウンターを貰いに行っちまったのか!?」 

 

 そう。防御力を半減された上に自らカウンターを受けに行ってしまった。相乗効果で先輩のオリジナルより威力は上だろう。あれでは意識は慮か下手したら命まで───!! 

 

「一輝先輩!!」

 

 思わず駆け出そうとしたその時、凄まじい闘気が巻き起こった。あれは───!?

 

 

 

 

「どこへ行くのです、お嬢様」

 

 ヴァーリ・ルシファーに倒された一輝さんを見て、駆け出そうとするリアスを(グレイフィア)は止める。

 

「決まってるでしょう!? 行くわよアーシア!!」

 

「はい!!」

 

 激情のままにリアスが叫ぶ。やれやれ、少しは成長したと思っていましたがまだまだですね。

 

「少し落ち着きなさい、リアス」

 

 私がメイドでなく義姉(あね)として命じると、リアスは気圧され、悔しそうに唇を噛む。全く、心配しながらも状況を見守るソーナさんを少しは見習って欲しいものです。 

 

「それにしても、ヴァーリ・ルシファー・・・・恐るべき戦闘センスですね」

 

「まあな。言ったろミカエル、最強の白龍皇だって」

 

 アザゼルが自慢気に語っていますが馬鹿ですか?馬鹿でしたね。ついさっき腹に穴を空けられた癖に何を言ってるんですか。

 

「サーゼクスちゃん・・・・・かずくん、大丈夫だよね・・・」

 

「・・・・大丈夫だセラフォルー。彼はこの程度では終わらない」

 

 不安そうに訊ねるセラフォルーにサーゼクスはそう答えますが、サーゼクス自身も自分を信じ込ませようとしているのか、唇を噛みしめ倒れた一輝さんを見つめています。

 一輝さん、貴方はここで終わってしまうのですか? あの夜、私の予想を覆し驚かせた貴方の姿をもう一度私に見せて下さい。───と、その時、凄まじいまでの闘気が突如戦場に発生しました。あれは───!?

 

 

 

 

 

 不破一輝との戦いは最高だった。

 近頃ヴァーリ()は強くなりすぎたのか、心の底から満足のいく戦いは出来なかった。自分が最強だなんてまだ(・・)言わないが、今の私を倒せるのはそれこそアザゼル(クラス)の者だけになってしまった。

 まだ不破一輝は生きているようだが、私は久し振りに心から戦いを楽しんで、すっかり満足していた。

 

「楽しかったわ、不破一輝。また戦い(やり)ましょう」

 

 私を楽しませてくれた彼にそう呟いて、私は踵を返した。その時────!

 

 

 ドンッッ!!

 

 

「!!!?」

 

 突如背後から凄まじい闘気を感じて、その場から跳び退いた。

 

「今のは───!?」

 

 焼き尽くされそうな灼熱の闘気に心臓が早鐘を打ち、全身の毛穴から冷や汗が滲む。それでも私は気を強く持って、闘気の発生源──ゆっくりと立ち上がるガイバー(不破一輝)を睨んだ。

 

「───ひとつ、思い出したよ」

 

 ガイバー(不破一輝)はゆっくりと私に向かって歩き出す。

 

「圓明流は地上最強を目指し、数多の強者と戦い1000年もの間無敗を誇って来た。だが不破圓明流は時代の闇に生き、人を如何に殺すかを1000年に渡り突き詰めて来た──人殺しの技だ。

祖父から半ば無理矢理叩き込まれたが、平和な世の中で使い途は無いし、俺の代で途絶えるのもいいかと思っていた。だが、悪魔に転生して戦いに身を置くようになると・・・・・疼くんだよ。身体が、心が、そして何よりも血が。俺に流れる不破の血が敗北する事を許さないんだ。

───ヴァーリ・ルシファー。魔王の血を引き、伝説の(ドラゴン)の力を持つお前は強い。だが俺にもう敗北はない。───俺に流れる血を、『不破』の名を思い出しちまったからな・・・・・・」

 

 ガイバー(不破一輝)が一歩一歩近づいて来る。まるで炎のように燃えさかる闘気に私の警戒心が最大限に高まり、自然に構えを取った。

 

「ふぅん───ならばその血の力とやらを見せて貰おうか!!」

 

 私は接近するガイバーに攻撃すると、奴は難なく受けて反撃する。突きや蹴りの応酬から投げ技、間接技とガイバーは多彩な技で私を追いつめる。私も薙ぎ、払い、時には半減の力を使って反撃する。私達は互角の攻防を繰り広げ、互いにダメージを積み重ねる。そして───

 

「ク、フフフッ───」

 

「フ、ハハハッ───」

 

 その内、自然に声を上げて笑っていた。

 

(ああ───何て、何て愉しいの!)

 

 美しかった純白の鎧はあちこち砕け、血と泥にまみれている。正直限界が近い。それでも私はこの戦いをやめたくなかった。

 私はずっと戦って来た。アザゼルに拾われ、白龍皇として覚醒する前からずっとだ。

 戦いは愉しい。戦いの中でこそ私は生きてるって実感を得られる。だが私が愉しめる程の強敵は各陣営でもトップの一握りだけ、これで和平が成立してしまえば戦う機会を失ってしまう。だからこそ『禍の団』からの誘いを受けた。そして今、私は最高の気分を味わっていた。

 灼熱の闘気を纏った回し蹴りが首を掠め、炎のような激しい拳打が私を打ちのめす。威力を半減させてる筈なのに身体の芯まで響く衝撃に私は歓喜して反撃する。

 

(ああ───いい! これだ、これこそ私の求めていたものだ! この歓喜! この愉悦! もう、もう────濡れる!!!)

 

 拳を、命を交わす度、あまりの悦楽に私の股間はいつしかグッショリと濡れていた。

 

 

 

 

 

 

「一輝・・・・・・」

 

 一輝とヴァーリ。二人は戦いながら、互いに必殺の一撃を放ちながら嬉しそうに、楽しそうに笑っていた。

  

「やはり彼にはまだ先があったな」

 

「お兄様・・・・・・?」

 

 まるで一輝のあの姿を予想していたようなお兄様をリアス()は見上げる。

 

私と戦った時(あの時)からずっと感じていた。彼にはそう、リミッターが掛かっていると」 

 

「リミッター・・・・?」

 

「ではあの状態でも彼は手加減していたと?」

 

「いや、全力ではあったのだろう。でもそれはあくまで理性を保った状態でだ。今の闘気を剥き出しにした状態とはまるで別物だ」

 

 私やグレイフィアの問いにお兄様が答える。

 

「・・・・あの凄まじい闘気、まるで“修羅”だな」

 

 アザゼルの言う通り、今の一輝はまさに“修羅”だ。私はゴクリと唾を飲み込み、戦いの行く末を見守っていた。

 

 

 

 

 

 何度も突きや蹴りが入り確実にダメージは与えている筈なのに、それでも(ヴァーリ)は攻撃して来る。正直一輝()も限界が近い。蓄積したダメージに身体に力が入らなくなって来ていた。

 

(奴を倒すには一撃で意識を奪うような技──奥義を放つしかない。だが奴に半減されてしまえば意味がなくなる。───どうする?)

 

 その時、不意に思いついた。そうだ、あの奥義なら───!

 

「どうしたの? 急に距離を取って」

 

 最後の一撃を放つ為に、俺は奴から距離を取った。そんな俺を訝しみヴァーリが訊ねる。

 

「今から最後の技を放つ。絶対不可避のこの技を見事避ける事が出来たら──お前の勝ちだ」

 

 構えを取る俺にヴァーリは砕けたマスクの下から淡麗な顔を覗かせ、笑みを浮かべた。

 

「面白い───受けて立とう!」

 

  ヴァーリが言い放つと同時に俺は真っ直ぐダッシュする。そして───

 

 

 

 

 不破一輝(ガイバー)が真っ直ぐヴァーリ()に向かって来る。正面からの攻撃を避けるなんて容易いと思った私の前から突然奴の姿が消えた。

 

(消えた?───何処だ!?)

 

《右だ、ヴァーリ!》

 

 アルビオンの声に右を見ると、そこに奴の姿が。だがその姿はまたも消えた。

 

(今度は何処に───!?)

 

《下だ、ヴァーリ!!》

 

 アルビオンの声に下を見ると、倒立の状態から両脚を龍の顎のように大きく開いた奴の姿が──

 

(これが本命か!? くっ、間に合え───!!)

 

 私はこの技が電光石火のスピードで視界から逃れ、この蹴りで首を落とす技だと見抜いた。

 

《飛べ、ヴァーリ!!》

 

 アルビオンの声と同時に私は飛んだ。不破一輝(ガイバー)の脚は一瞬遅く交差し、空を切った。

 

(───勝った!!)  

 

 トンボを切って着地し、勝利を確信した私に不破一輝(ガイバー)の声がした。

 

「不破圓明流奥義、【龍破(りゅうは)】」

 

 その声は私と同じ、勝利の確信に満ちていた。そして───

 

 ブシュッッ!!

 

 突然私の首筋から大量の血が噴き出した。身体に負ったダメージに大量の出血が重なり、意識が遠くなる。

 

(そうか───これが【龍破】・・・・・・)

 

 この時私は【龍破】の正体を知った。龍の顎のように開いた両脚、それで首を落とすも良し、落とせずとも両脚が交差した時に発生した真空の刃が首を刈る二段構えの技だったのか。確かに蹴りはかわせても真空の刃は避けられない、不可避の技とは良く言った物だ。

 

「ああ❤・・・・絶頂し(イっ)ちゃった。また戦い(やり)ましょう・・・・・・」

 

《ヴァーリ!しっかりしろ、ヴァーリ!!》

 

 白龍皇()の鎧が解除される。アルビオンの声に応える力もなく、私の意識は闇に沈んで行った。

 

 

 

 

 

「終わった・・・・・・」

 

 殖装を解除して一輝()はその場に座り込む。これ程疲れたのは久し振りだ。所々傷が残ってるが後でアーシアに癒して貰おう。とその前にヴァーリだ。裏切ったとは言えこいつの力はこれから必要だ。アザゼルへの貸しにもなるし、先にアーシアに癒して貰おうと思ったんだが、

 

「───で? お前は何者だ?」

 

「まぁまぁ、固い事言うなぃ。こいつこのままじゃ死んじまうからよぃ」

 

 気配もなく、いつの間にか現れた中華風の鎧を纏った男がヴァーリに呪符を貼り付けていた。癒しの呪符らしく、ヴァーリの出血が止まっている。

 

「悪いがこいつは貰ってくぜぃ。元々今回のヴァーリの役目はカテレアの監察役でよ。カテレアが三大勢力のトップ暗殺に失敗して殺られたんならさっさと引き上げれば良かったのによぃ、どうやら悪い癖が出ちまったみたいだが───とは言えまさかヴァーリが負けるとは思わなかったぜぃ」 

 

「・・・・今日はもう戦る気はない。連れてくなら好きにしてくれ」

 

「そうかぃ。それじゃ貰ってくぜぃ」

 

 俺が投げ遣りに言うと、男はヴァーリを担ぎ上げる。

 

「名乗り忘れてたが俺っちは美猴。ヴァーリの、まあチームメイトだと思ってくれよぃ。よろしくな、ガイバー」

 

「ああ、覚えておくぜ──孫悟空(・・・)

 

 俺がそう言うと、美猴はニヤリと笑い、

 

「チッチッチ、俺っちは美猴──仏になった初代と違って自由気ままに生きるのさ───あばよ」  

 

 美猴は手にした棍で地面を軽く突くと、足元に黒い闇が広がり、そのままズブズブと沈んで行った。

 

「───今度こそ、終わった・・・・・・」

 

 二人が闇に消えるのを見送って、俺はようやく安堵のため息を吐いた。

 

 

 

 

 

「カテレアの件は悪魔側の問題だな・・・・」

 

 深刻な顔でサーゼクスが呟く。

 

「いや、こっちもヴァーリが迷惑をかけた」

 

 アザゼルが溜め息混じりに漏らす。

 

「確かにヴァーリ・ルシファーの裏切りは大きい。ですが──」

 

「ええ。白龍皇には逃げられましたが、幸いこちらに被害はありませんし、皆さん良くやってくれたのではありませんか?」

 

 ミカエルとガブリエルがその件について意見する。

 

「うん。皆頑張ってくれたよ。それに共通の敵が現れたんだから、私達の結束も強まるんじゃないかな?」

 

 セラフォルーが戦った者を労いつつ、今後の展望を語る。

 

「セラフォルーの言う通りだな。では正式に和平を結びたいと思うが──」

 

「「「「異議なし!!」」」」 

 

 サーゼクスの問いかけに一同が賛成した。そして調印が行われ───

 

「──では我々『天使』『悪魔』『堕天使』の三大勢力の和平の成立をここに宣言する───!!」

 

 

 

 この日、天使長ミカエル、魔王サーゼクス・ルシファー、『神の子を見張る者(グリゴリ)』総督アザゼル、三名の連名で三大勢力の和平協定が調印された事が世界中の神話勢力へと発信された。それと同時にテロリスト集団『禍の団(カオス・ブリゲート)』の存在も公表され、各勢力に警告を促した。

 これからは三大勢力間の争いは禁止とされ、協調体制へと移行して行く───

 

 そして、この和平協定は舞台となった学園の名を採り、『駒王協定』と称される事になる。 

 

 

 

 

 

 

 

 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!

 

「あぁん! 先輩! 先輩!──奥・・・奥がスゴいの!」

 

 ジュプッ、ジュプッ、ジュパッ、ジュポッ!

 

「んああ! 当たるぅ!・・・おっきいのがズンズンって、いっぱい当たってるのぉ───!!」

 

 朝の校舎裏に艶かしい女の嬌声が響き渡る。

 

「先輩、私もうダメ!──イッちゃう!・・・またイッって・・・・イ、イクーーーーー!!!」 

 

 ブビュルル、ブビュ、ブビューーーー!!

 

「───んああぁぁぁんんっっっ❤」

 

 当たり前のように膣内に射精()された白濁液が祐美の膣奥へと雪崩れ込む。今朝三度目の膣内射精を受けて、祐美は意識を半ば失っていた。

 

「ハア、ハア、ハア、ハア・・・・」

 

 荒い息を吐きながら、一輝は一向に治まらない猛りに抜かぬまま動き始めた。

 

「はおおぉっ~~~~~!!・・・・しぇ、しぇんぱい、しぇんぱ~~~い、お願い・・・もう、もう許して~~~! さっきから、じゅっと、じゅっ~~とイキっ放しで、もうちゅらいのおおおおっっっーーーーー!!」

 

 無理矢理覚醒させられた祐美が堪らず懇願するが、一輝は聞く耳を持たず、ひたすらに祐美の膣奥を穿ち続ける。

 突く度に中出しした精液が溢れ、下腹部を濡らすも構わず何度も打ち続ける。

 

「お゛、お゛、お゛、お゛お゛お゛~~~~!!」

 

 祐美の身体はとっくに限界を迎え、力が入らず何度も絶頂している。だがその度後背位(バック)から打ち付けられる衝撃に身体を跳ね上げられ、覚醒させられる。

 

「無理! もう無理! これ以上されたら、私・・・ホントに死んじゃうーーーー!!!」

 

「ぐっ、んおお!!」

 

「んおほほほほーーーーーっっっ!!!❤」

 

 ドビュルル、ドビュ、ビュルルルーーー!!

 

 プッシャアアアッッ!!

 

 四度目の膣内射精を子宮に浴びた衝撃に、祐美は潮と小便を撒き散らしながら白い闇に沈んで行った。

 

 

 

 一輝が肉棒を抜くと祐美の身体がズリ落ちる。足に力が入らないというのに一輝の肉棒によって無理矢理姿勢を保たされていたのだから無理もない。

 祐美は腰を高く上げた状態でその場に崩れ落ちている。普段の清楚さは見る影もないアヘ顔を晒し、膣からは入りきらなかった大量の白濁液が間欠泉のように溢れ、身体は白と黄金のマーブル模様の水溜まりに沈んでいた。

 

 どう見ても限界、これ以上ヤれば死んでしまうと思えるこの状況で、一輝は未だ硬度を保っている肉棒を祐美の膣に挿入しようとしたその時、

 

「か、一輝センパイ・・・・もう止めてくれ!これ以上シたらゆ、祐美が死んでしまう───!!」 

 

 一輝が視線を向けた先には身体を震わせるゼノヴィアの姿があった。

 

 

 

 

 

「今日はここまでにしておこう」

 

 一輝センパイが朝のトレーニングの終了を告げる。

 

「え!? もう? 先輩、早くないっすか?」

 

 イッセーがいつもより早い終了に不満を漏らす。確かにいつもの半分位しかやってない。かく言うゼノヴィア()も消化不良気味だ。

 

「無理をするなイッセー。確かに傷はアーシアに治して貰ったが、疲れがまだ身体に残ってる。お前も俺も休養が必要だ」

 

 先日の和平会議で私達はテロリスト集団『禍の団』の襲撃を受けた。中でも一輝センパイとイッセーは裏切った白龍皇と死闘を繰り広げたのだから、未だダメージが抜けなくても仕方がないだろう。

 元よりリアス部長と朱乃副部長が冥界に行って不在の今、唯一の三年生である一輝センパイの指示に皆も大人しく従った。

 

「祐美、私達も帰ろう───って、祐美?」

 

 自転車で帰ったイッセーとアーシアを除き、私と祐美、小猫は魔方陣で帰ろうとしていた。小猫が先に帰り、同じマンションに住む祐美(リアス部長の計らいで祐美の隣の部屋に住まわせて貰っている)に声を掛けたが姿が見えない。一輝センパイもいないし、どこに行ったのか・・・・

 

 旧校舎の周りを捜していると、校舎裏の方から何やら音がする。パンパンとリズミカルな音に惹かれ歩みを進めると、何やら切羽詰まった声が聞こえて来た。

 

「この声は・・・・祐美?───祐美!?」

 

 祐美に何かあったのかと思い、慌てて駆けつけた私が見たものは───

 

 

「んあ! んあ! イク! 先輩、私、私ぃ・・・イク、イッックーーーーー!!」

 

「おおおっ!!」

 

 ブビュルルル! ビュルル! ビュルーーー!!

 

「んああぁぁぁんんっっ!!❤」

 

 朝から激しく交わり合う二人の姿だった。

 

 

 

 

 声を掛ける訳にもいかず、私は隠れて二人の様子を覗いて(見守って)いた。

 二人は間髪入れず第二ラウンドに入り、その後も激しい交わりは続き、今では四ラウンドに突入していた。二ラウンド辺りまで祐美が上げていた悦びの嬌声が段々と苦しそうな悲鳴に変わって行く。その変わり様が恐ろしくて、私は股間を濡らしながらガタガタと震えていた。

 

(何だアレは!? 前に見たのと全然違うじゃないか!? あの時はもっとこう、甘い雰囲気だったのに、センパイは一体どうしたんだ───!?)

 

 一輝センパイは無言で激しく腰を打ちつける。祐美が止めてと懇願しても聞く耳持たず、まるで性欲を満たす道具のように扱っていた。

 このままでは祐美が危ない。でも一体どうすれば・・・・

 

「無理! もう無理! これ以上されたら、私・・・・ホントに死んじゃうーーーー!!!」

 

 そうこうしている内に四ラウンド目が終わった。祐美は股間から入りきらなかった精液と潮、そして小便まで垂れ流して失神していた。

 どう見てもこれ以上は出来ない。だというのに一輝センパイは一向に小さくならない怒張をまたも祐美の股間に擦り付ける。

 

(このままじゃ祐美が死んでしまう───!)

 

 そう思った私は恐怖に震える身体を叱咤し、飛び出した。

 

 

 

 

 

「か、一輝センパイ・・・・もう止めてくれ!このままではゆ、祐美が死んでしまう───!!」 

 

 祐美に五回目の挿入をしようと未だ精液を滴らせる割れ目に肉棒を擦らせていた時、ゼノヴィアが姿を現した。誰かが覗いていたのは分かっていたが、彼女だったか。

 

「センパイ! 祐美を良く見てくれ! 祐美はもう限界なんだ。だからもう───!」

 

 ゼノヴィアにそう言われて、改めて祐美を見る。そして一輝()は愕然とした。

 

(───何だこの惨状は!?・・・・これを俺がやったのか!?)

 

「お、俺は・・・・・・」

 

 ショックのあまり俺はその場に膝をついた。その様子を見て、ゼノヴィアが祐美に駆け寄り介抱する。

 

「祐美、しっかりしろ!・・・・完全に気を失ってる。貴方らしくもない・・・・一輝センパイ、一体どうしたんだ?」

 

 俺がこんなになった理由は何となく分かっている。

 昨日の戦い、その中で俺は自分に眠る不破の、───修羅の血を覚醒させた。

 修羅の血の覚醒は俺に高い戦闘力を与えはしたが、それと同時に血の滾りが抑えられなくなっていた。

 朝のトレーニングでも気を緩めると皆を叩きのめして血を見ずにいられなくなりそうで、尤もらしい事を言って早目に解散させた。だが帰り際、俺の様子がおかしいと気づいた祐美が側に来て、彼女の甘い匂いを嗅いだ瞬間、俺の理性は限界に達した。

 俺は祐美を旧校舎の裏へと引っ張り込み、彼女の唇を奪った。後は獣のように祐美を貪り、ゼノヴィアに言われるまで我を失っていた。

 

 

 

 

 

「───そう、だったのか・・・・」

 

 一輝センパイがいつもと違う理由がようやく分かった。それは教会の戦士として生きて来たゼノヴィア()には分かる気がした。  

 激しい戦闘の後、その滾りを鎮める為に女を抱くというのは良く聞く話だ。かく言う私にも似たような経験はある。エクソシストの同僚が任務の後、夜の街に消えて行くのを見た事はあるし、相棒であったイリナが毛布にくるまって悶えているのも見た事がある。今思えばあれはそういう事なんだろう。しかし、

 

「だからと言ってやり過ぎのような気もするが、セ、センパイはその、鎮まってない、のか・・・・?」

 

 センパイの肉棒は未だ硬く聳え立ったままで、その威容に私は思わず唾を飲んだ。

 

「ああ・・・・だがまあ、何とかするさ」

 

 力無く微笑む一輝センパイの姿に、私は決意した。

 

「セ、センパイ! 祐美の代わりに私が相手をしよう!!」

 

「・・・・・・ゼノヴィア?」

 

「私もあれから色々学んだ。だから大丈夫、だと思う・・・・」

 

 不安が無いと言えば嘘になる。もしセンパイがさっきのように暴走したら、私も祐美のようになるかも知れない。それでも私はやっぱり一輝センパイの、この強い男の子種が欲しい。その思いは先日の戦いで益々強くなった。だから今、私は勇気を振り絞って一輝センパイに挑む。

 

「・・・・・・いいんだな」

 

「ああ、来てくれ」

 

 次の瞬間、私は一輝センパイに抱きしめられ、唇を奪われていた。私は初めてのキスで激しく舌を絡め取られ、訳も分からぬ内に快楽の海へと放り込まれた。

 

 

 

 

 

「ん・・・・あ、センパイ・・・んん、ああ・・・・」

 

 舌で口内を蹂躙され、唾液をたっぷり交換した後、着ていたTシャツを脱がされ、首筋から鎖骨、ブラの上から一輝の舌と指が這い回る。ゼノヴィアはくすぐったさと同時に性的な快楽を確かに感じていた。

 

「んん! セ、センパイ、そこはダメだ・・・・き、汚いからぁ、ん・・・あぁん!」

 

 トレーニング後でたっぷり汗を掻いた腋に鼻を押し付けて臭いを嗅がれると、流石に恥ずかしくなってゼノヴィアは堪らず抗議する。だが一輝は鼻を鳴らして臭いを嗅ぐだけじゃなく、味わうように舌を這わせた。

 

「や、やめてくれセンパイ! そんな所・・・・んん!?・・・やぁん!」

 

「そう恥ずかしがるなよ。うん、ちょっぴり芳ばしいけどゼノヴィアの腋、美味しいぞ」

 

「う、ウソだ! そんな所美味い訳・・・・ああ! んん、あ、あるか~!」

 

 暗に臭いと言われてる気がして、ゼノヴィアが悲鳴を上げた。

 確かにリアスや朱乃、祐美と比べてゼノヴィアの体臭は濃い。ただでさえ濃いのに汗の臭いがミックスされ、芳ばしいとまで評されると、十代の乙女であるゼノヴィアは恥ずかしさに涙を浮かべ、身体を捩らせた。

 だが一輝は逃がすまいとゼノヴィアの身体を壁に押し付け、ゼノヴィアが左腕を下ろさないよう右手で固定し、左手でブラの上から胸を弄り、舌で左腋を舐め続ける。

 

「んん、イヤぁ・・・・センパイ、もう許して・・・はぁん!❤」

 

 執拗に舐められる内にゼノヴィアの身体に変化が生じる。始めは嫌悪感と羞恥しか感じなかったのに、背筋がゾクゾクして下腹部に快感が生じるようになっていた。

 

(ウソだろ!? あんな所を舐められて、私は気持ち良くなっているのか!?・・・・でも、でも気持ちいいーーー!!)

 

 ゼノヴィアの変化に気付いた一輝はゼノヴィアのブラを剥ぎ取り、その深い谷間に顔を埋めた。途端に薫る濃厚な臭いに一輝は深く息を吸い込んだ。

 

「きゃ! センパイ、そこは・・・んんん、はぁん!❤」

 

 ゼノヴィアのおっぱいはリアスと同じロケット型。触って欲しいとばかりに突き出た胸に一輝は美味しそうに吸い付く。

 

「センパイ、センパイ! わ、私もう・・・・く、んんん!❤」

 

 それまでに散々弄り回されていたせいか、乳首への刺激でゼノヴィアは呆気なくイッた。

 今のゼノヴィアに怯える様子は見受けられず、ただ快楽に蕩けた顔をしていた。頃合いと見た一輝はゼノヴィアのスパッツを下着ごと一気に下ろして下半身を露出させた。

 

「あああっ!!」

 

 堪らず悲鳴を上げるゼノヴィア。彼女の秘裂はたっぷりと蜜を溢れさせ、一輝の到来を今か今かと待ち受けているように見えた。一輝は当然のように鼻を寄せ臭いを嗅ぐ。ゼノヴィアは諦めたのかされるがままだ。

 

「・・・・どうやら準備万端のようだな。このまま挿入れるぞ?」

 

 ペロリと割れ目を一舐めして一輝が訊く。

 

「ひぃん!・・・・う、うん、いつでも来てくれ」

 

 ゼノヴィアは一輝が入れ易いように股を大きく開いた。

 ゼノヴィアの割れ目に肉棒を何度か擦らせ、淫蜜を馴染ませると、一輝はゼノヴィアの中心に狙いを定めて突っ込んだ。

 

「んああぁぁぁんんっっ!!」

 

 ブチリという音と共に、ゼノヴィアは熱い塊が自分の胎内に入って来るのを感じ、悲鳴を上げた。

 

「大丈夫か、ゼノヴィア?」

 

「だ、大丈夫・・・・思ったより痛く無かったよ。私は大丈夫だから・・・だから一輝センパイ、動いてくれ」

 

「分かった、行くぞ」

 

 一輝はゼノヴィアの身体を壁に押し付け膝裏に手を入れると、そのまま抱え上げて深く突き上げた。

 

「あぁぁんっ!!」

 

 足が宙に浮き、一輝の肉棒で身体を支えられてる為、衝撃が一点に集中し、ゼノヴィアの最奥まで一気に到達する。たっぷりと溢れる淫蜜と破瓜の血を潤滑液にして一輝は強く、深く腰を打ち付ける。

 

「アン、アン、アン、アン、んああ! お、奥・・・奥に当たる・・・・んんん!❤」

 

 ゼノヴィアは本当に痛くないのか、快楽に蕩けた声を上げている。その時一輝はふと視線を感じて振り返る。そこにはようやく気が付いたのか、祐美がこっちを見ていた。

 それに気付いた一輝は悪戯っぽく笑うと一旦動きを止めた。

 

「あん!・・・・センパイ?」

 

 いい所で中断されて、ゼノヴィアは不満そうな声を上げる。一輝は繋がったままゼノヴィアを抱えて歩き出した。

 

「え、センパイ? ち、ちょっと───!?」

 

 慌てて一輝にしがみ付いたゼノヴィアは、移動する方向に祐美がいる事に気付くと途端に焦り出した。

 

「セ、センパイ待って、ちょっと待っ───」

 

 駅弁の体勢からゼノヴィアを祐美の真ん前に下ろす。そしてバックの体勢に移り、ゼノヴィアの両腕を掴むと、 

 

 スパアァァンッ!!

 

「ひいぃぃんん!!❤」 

 

 後ろから激しく突き始めた。一撃で子宮口まで達する激しい突き上げにゼノヴィアの口から嬌声が上がる。

 ゼノヴィアは体位が変わると当たる所も変わると初めて知り、より一層淫蜜を溢れさせる。

 一輝は更に滑りが良くなった膣内の感触に勢いを増し、更に強く、深く突き入れた。

 

「あ゛、お゛、うう、お゛お゛お゛~~~~!!❤」

 

 獣のような嬌声を上げ、一輝の肉棒が与える快楽を甘受していたゼノヴィアだったが、その時不意に祐美と目が合った。

 

(え、祐美? 起きてたのか・・・・え、いつから? いつから私は見られてたんだ? え、見られていた? こんな淫らな姿をか───!?)

 

 祐美に見られていた事に気付いたゼノヴィアの心に激しい羞恥心が沸き上がる。

 

「ス、ストップだ一輝センパイ! 祐美が、祐美が見ている!!」

 

「? それがどうした?」

 

「なっ───!?」

 

 ゼノヴィアは一輝が移動し、体勢を変えた意味にようやく気付いた。友である祐美に自分の淫らな姿を見せる為だったのだ。

 ゼノヴィアの脳裏にさっきまで見ていた祐美の淫靡な姿が甦る。獣のような嬌声、千切れんばかりに揺れる双丘、イヤらしく響く打擲音と水音、快楽に染まった表情。

 それらの姿が全て自分に置き変わり、祐美に見られていたと知って、ゼノヴィアの中で何かが弾けた。 

 

「ああああっ!! み、見られてるぅ! 私の恥ずかしいところ、全部・・・・ぜんぶ見られちゃってるのぉーーーーー!!❤」

 

「くっ───!?」

 

 突然ゼノヴィアの締め付けがキツくなり、一輝は苦悶の声を上げた。

 処女であったゼノヴィアの締め付けは元々キツかったが、今の状態は比にならない程一輝の肉棒をキツく締め付けていた。だがキツいだけではなく、膣内の蠕動が更なる刺激を与えている。それはまるでゼノヴィアの膣が目覚め、真に一輝を受け入れたかのように感じられた。

 

(くっ、急に膣内(なか)の感触が変わった。ゼノヴィアの奴、ひょっとして露出狂の気があるのか?)

 

 そう思った一輝はゼノヴィアの羞恥心を煽るように言葉を紡いだ。

 

「ゼノヴィア! お前ようやく祐美が見ている事に気付いたのか!? ハハハ、案外鈍いんだなぁ。もう随分前から見られてたんだぞ!?」

 

「そ、そんなぁ!?」

 

「そうだ。お前がイヤらしく悶えるのも、気持ち良さそうに喘いでるのも全部見られてたぞ!」

 

「あああっ、イヤぁ! み、見ないでくれ、祐美ぃ~~~!!❤」

 

 口ではイヤがるものの、本当に拒絶してない事は繋がっている一輝には良く分かっていた。故に一輝は動きを止めた。

 

「んんん!───えっ、センパイ・・・・?」

 

「本当にイヤか? イヤならもう止めるぞ?」

 

「えっ───!?」

 

 ゼノヴィアはさっきから何度も小さく絶頂し(イッ)て、もう少しで大きい波が来ると思った矢先に中断され、心も身体も焦れていた。見られるのは恥ずかしい、でももっと気持ち良くなりたいとゼノヴィアは唇を噛んで懇願した。 

 

「───動いてくれ」

 

「えっ、何だって?」

 

「~~~~動いて! センパイはもう分かってるんだろ!?」

 

 ゼノヴィアの言う通り一輝には分かっていた。繋がった肉棒からゼノヴィアの膣が蠕動と締め付けを繰り返し、早く続けろと訴えているのを感じていたから。でも───

 

「俺はお前の口から聞きたいんだ。ゼノヴィア、どうして欲しい?」

 

(ううう、分かってるくせに! 私がもっとして欲しいって知ってるくせに! この後に及んで私を辱しめようだなんて、何て酷い男だ!・・・・・・でも、もう私は───)

 

「───動いて! 私の膣内(なか)をグチャグチャにかき回して!!」

 

 堪え切れず、ゼノヴィアは絶叫した。

 

「いいのか? 祐美が見ているぞ?」

 

「いいの! いや、寧ろ見られてるのがいいの!! お願いセンパイ、私をもっと、もっと気持ち良くしてくれーーーーー!!」

 

 淫らに懇願するゼノヴィアに一輝は亀頭を抜ける寸前まで引き抜いて───

 

「はおぉぉんんっっ!!❤」

 

 一気に根元まで挿入した。

 まるで引き絞った弓が矢を放つように一輝の肉棒がゼノヴィアの中心を射抜く。その衝撃にゼノヴィアは一気に絶頂に達した。

 

 プシャアァァッッ!!

 

 噴水のように潮が噴き上がり、その飛沫は祐美にまで降りかかる。だがゼノヴィアは気にする余裕もなく、一輝から与えられる快楽にその身を焦がしていた。

 

「あん! あん! スゴい、センパイのが、奥に、私の奥に当たってるぅ~~~!! いいの! スゴくき、気持ちいいの~~~~!! ああ、見て! もっと見てくれ祐美! 私のエッチなところ、全部見てくれ~~~~~!!❤」

 

「・・・・うん、見てるわ、ゼノヴィア」

 

 ゼノヴィアの絶叫に祐美が応えた。その瞬間、ゼノヴィアは更なる絶頂に達した。

 

「~~~~~~~!!❤」

 

 声無き絶叫を上げてゼノヴィアがプシュプシュと間欠泉のように潮を噴き、身体を弛緩させる。

 その表情は淫らに上気し、汗と涙、涎や鼻水まで垂れ流し、普段のクールな美貌は見る影も無かった。

 

「ゼノヴィア、まだ俺がイッてないぞ」

 

 一輝はゼノヴィアの腕を離し、完全に四つん這いの体勢にした。

 その体勢は祐美とゼノヴィアがシックスナインのように覆い被さり、お互いの性器が真正面に来るようになっていた。祐美からはゼノヴィアが一輝に貫かれているのが、ゼノヴィアからは一輝の精液が溢れる祐美の淫穴がハッキリと見えていた。

 

「しっかりと祐美に見て貰えよ、そら!」

 

 一輝がラストスパートとばかりに激しく動き出す。ゼノヴィアの溢れる淫蜜がポタポタと祐美の顔に落ちると祐美はその雫を嫌がりもせず、ペロリと舐めた。

 

「ああ! 私、私おかしくなってるぅ! センパイに突かれて、祐美に見られて、私の身体、おかしくなってるの~~~~~!!

 

「・・・・おかしくなんて無いわ」

 

「そうだぞ。素直になったゼノヴィアはとても可愛いよ」

 

 ドクンッ!!

 

 可愛い、と言われてゼノヴィアの鼓動が高鳴る。

 可愛いなんて初めて言われた。自分が祐美やアーシアのように可愛い女では無いと分かっている。自分の評価は「美人」とか「クール」とか「カッコいい」というもので、可愛いなんて言われる事は無いと思っていた。

 でも一輝はそんな自分を可愛いと言ってくれた。その言葉が自分でも意外な程嬉しくて、胸がキュンと締め付けられる。

 後から思い返せば、この時がゼノヴィアにとって一輝が「子種の提供者」から「恋する男性」に変わった瞬間だった。

 

「か、可愛いなんて・・・・私は、そんな、ああ!」

 

「嘘じゃないよ。ほら、こっち向いて可愛い顔を見せて」

 

「あ・・・・ダメ、センパイ、んん・・・ちゅぷ、むふぅ・・・ふん、ちゅぱ、ん・・・レロ、レロ・・・・コクン」

 

 一輝は強引にゼノヴィアの顔を横に向けると、唇を奪い舌を絡め唾液を流し込む。

 上の口も下の口も蹂躙されて、初めての快楽にゼノヴィアはもう限界寸前だった。だが、それは一輝も同じで露出に目覚めたゼノヴィアの締め付けに限界を迎えようとしていた。

 

「くっ、行くぞゼノヴィア!」

 

「ああ! 来て! 私の膣内(なか)に、センパイの子種をいっぱい注いでーーーー!!」

 

「くっ、ゼノヴィア!!」

 

 ブビュルル! ブビュ! ビュルルーーー!!

 

「っっんあああぁぁぁーーーーーっっ!!!❤」

 

 プシャアアアァァァ────

 

 熱い塊が自分の胎内に注ぎ込まれるのをゼノヴィアは感じていた。そして感電したかのように身体を震わせ、その場に潮と小便を撒き散らしてゼノヴィアは意識を失った。

 

 

 

 

 

 ゼノヴィアを抱いて落ち着いたのか、肉棒がようやく小さくなってくれた。それと同時に理性が戻ると、俺は周囲の惨状に目を覆いたくなった。

 祐美は目を覚ましていたが身体が動かず、ゼノヴィアは完全に気絶していた。取り敢えずこの場を片付けるのは後にして、俺は二人を担いでオカ研部室へと転移した。

 二人の身体に付着した汚れをシャワーで洗い流し、何故かあった女子用体操服(今時珍しいブルマだ)に着替えさせ、ようやく一息吐いた。

 もうすぐ授業が始まるが二人はこのまま休ませるべきだなと、そんな事を考えていると床の魔方陣が光を放ち、リアスと朱乃が姿を現した。

 

「あら、かず、き・・・・・・で? これはどういう状況なのかしら?」

 

 ソファーで横になる祐美とゼノヴィアを見て、リアスの声が一段低くなる。朱乃は「あらあら」と笑顔を浮かべているが、その笑顔はとても怖かった。

 

 

 

 

 

「う・・・ん、・・・・・・ここは・・・・・・?」

 

「あ、起きたにゃ」

 

「おう、やっとお目覚めかぃ?」

 

 ヴァーリがようやく目を覚ましたにゃ。黒歌()と美猴は顔には出さないけどホッとしてたにゃ。何せ傷だらけで運び込まれてから三日も目を覚まさなかったんにゃから。

 

「黒歌・・・・美猴・・・・そうか、私は不破一輝に敗れて・・・・」

 

 ヴァーリは私達の顔を見て、自分の身に何があったかを思い出したみたいにゃ。

 

「そうだぃ。そのお前を俺っちが回収してやったんだぜぃ。感謝しろぃ」 

 

「そう・・・・私の怪我は?」

 

「肋骨が二本と右拳が骨折してる他、あちこちの骨にヒビが入ってるにゃ。特に首、あと数ミリ深かったら頸動脈が断ち切られて助からなかったにゃ。美猴の呪符と私の仙術で癒してるけど、暫くは絶対安静にゃん」

 

「そう・・・・『禍の団』の方は?」

 

「カテレアを殺られて旧魔王派がいきり立ってやがるが、三大勢力の和平のついでに俺達の存在も明るみに出ちまった。暫くは様子見って事になりそうだぜぃ」

 

「・・・・・・そう。ならちょうどいいわね。暫くは静養させて貰うわ」

 

「それがいい。大人しく寝てろぃ」

 

「お休みにゃ~ん」

 

 再び眠りに就いたヴァーリを残して私達は部屋を出たにゃん。肩を並べて廊下を歩いていると、

 

「・・・・つってもうちの大将がやられて黙ってるっつーのも後味悪ぃよなぁ・・・・」

 

 そう美猴が言って来たにゃん。

 

「何をするつもりにゃ?」

 

「な~に、グレモリー眷属に探りを入れて、ちょいと嫌がらせでもって、なぁ?」

 

「・・・・・・いいんじゃにゃい。私も手を貸すにゃん」

 

「おっし、決まりだぃ!」

 

 美猴が悪戯っぽく笑う。グレモリー眷属、そこには白音がいる。あの娘を取り戻すいいチャンスかもしれにゃい。一丁気合いを入れてやってみるにゃん!

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。

ご覧の通り、うちのゼノヴィアは露出狂(というか見られると感じる娘)になりました。
彼女のこれからの活躍にご期待下さい(笑)。

次回から原作第5巻のエピソードに入ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。