アンケートに大勢協力していただき、ありがとうございます。
アンケートの結果、原作6巻のエピソードに入る前に閑話を3話共書く事になりました。
鋭意執筆中なのでお楽しみに。
今回はシトリーとのゲームの後日談と駒王町への帰還までをお送りします。
「・・・・・・・知らない天井だ」
一度は言ってみたかったネタ台詞が口から漏れた。
改めて周りを見ると、どうやらここは病室のようだ。
俺は徐々に何があったのかを思い出していた。
「そうか・・・・負けちまったんだな、俺・・・・」
最後の方は失血で意識が朦朧としてたから良く覚えてないが、結局俺は何も出来ないままやられちまったのか・・・・
「ちくしょう・・・・何が『先輩の抜けた分は俺がカバーする』だ。ちっとも出来てねえじゃねぇか・・・・」
悔しい。折角先輩が強くなったって認めてくれたのに、匙を倒したと思っていたら、あいつの能力と会長の戦術の前に戦いもせずリタイヤするだなんて、これじゃあ先輩に会わせる顔がねぇよ。
そんな風に悔しがっていると、コンコンとノックの音がした。
「イッセー、起きてる?」
「部長?」
俺が応えると、カーテンが開いて部長が顔を覗かせた。
「具合はどう?」
「ちょっとクラクラしますけど大丈夫です。・・・・あの、ゲームはどうなったんですか?」
「勝ったわ。うちで獲られたのは貴方とゼノヴィアの二人だけ。シトリーは全滅よ」
「そうですか。・・・・すいません部長。俺、何も出来ませんでした」
下手を打った事を部長に謝罪する。
「そんな事無いわ。貴方は匙君を倒したじゃない。鎧を一部とは言え具現化したのには皆驚いていたわ」
部長はそんな俺を慰めてくれた。でも、
「でも結局は匙の能力でリタイヤさせられました。これじゃあ勝ったなんて口が裂けても言えません!」
そう、俺は匙の能力と会長の戦術にまんまと嵌まって無様にリタイヤした。この体たらくで誰が勝ったと認めてくれるんだ!?
「そうね・・・・確かにソーナにはしてやられたわ。けどそれは『
悔しくて憤る俺の頭を優しく撫でて、部長は語りかける。
「けど──「納得出来ないというなら・・・・イッセー、強くなりなさい」・・・・部長」
部長の青い瞳が真っ直ぐに俺を射抜いた。
「今回のゲーム、私はソーナの戦術に嵌まって、貴方が消えて行くのをただ見ている事しか出来なかった。悔しかったわ。あんな思いはもう沢山よ!
・・・・私は同じ失敗を二度と繰り返さないよう、今よりもっと強くなるわ! だからイッセー、貴方も私と、私達と一緒に強くなりなさい!!」
「・・・・・・はいっ!」
部長の台詞に涙が溢れる。そうだ、俺は一人じゃない。部長が、
俺は決意と共に、新たな誓いを胸に刻んだ。
扉をノックする。「どうぞ」と返事があったので、
「お疲れ様。ナイスファイトだったな」
「そうかしら?・・・・結局予想通り負けてしまったわ」
ベッドで寝ていたソーナが身体を起こして苦笑する。
「そんな事無いさ。元々戦力では
「そう・・・・それで? 不破君達は何をしに来たの?」
「君のお見舞いと、許可を貰いに、ね」
「許可?」
「君の眷属を治療する許可を。うちのアーシアの能力は知ってるだろう? それに森羅さんと仁村さんは白音に“気”を撃たれてるから、仙術じゃないと治療出来ないしな。一応主の許可を貰いたくてね」
「そう・・・・分かったわ。治療をお願いします」
ソーナの許可を貰い、アーシアは治療を始める。緑色の優しい光がソーナの身体を包み、傷を癒して行く。僅か一分足らずで治療は完了した。
「凄い、こんな僅かな時間で・・・・・・ありがとうアーシアさん。うちの娘達の治療もお願い出来るかしら?」
「はい! 任せて下さい!!」
アーシアは元気良く返事すると、ペコリとソーナに一礼して病室を出て行った。
「凄いのね彼女・・・・前に見た時より能力が上がってない?」
「この夏、あの娘が頑張った成果だよ。・・・・それより大丈夫か?」
「? 怪我なら治療して貰ったわよ?」
「そっちじゃない。こっちの方だよ」
俺が指で自分の胸を叩くと、ソーナは顔を暗くした。
「・・・・・・」
「前に言っただろ?『俺は君の眷属でもライバルの若手悪魔でもない。だから愚痴や弱音位、駒王学園の同級生としていつでも聞く』って。今がその時かと思ってね」
「・・・・貴方だって今や『ライバルの若手悪魔』の一人じゃない」
「あ~~~、そうなるのは当分先の話さ。なんせこっちはなりたてのホヤホヤ、眷属の一人もいないんだぜ?」
「──プッ、クスクス・・・・随分虫のいい話のだけど・・・・いいわ、聞いてくれる?」
そう言うとソーナはベッドから下りて俺の前に立つ。そして頭を俺の胸に押し付けた。
「・・・・負けちゃった。色々策を弄して、精一杯頑張ったけど、駄目だったわ」
「ああ」
「色々読み違えたわ。木場さんや塔城さん、朱乃の新しい
ソーナの零した涙が床を濡らす。その涙を見て俺は決意した。
「あのなソーナ。朱乃やイッセーはともかく、祐美や白音については俺がコーチしたんだ」
「そうなの?」
ソーナが顔を上げた。俺は彼女の目尻に滲む涙を指でそっと拭った。
「ああ。それで提案なんだが、俺達と一緒にトレーニングしないか?」
「貴方達とトレーニングを?」
ソーナがキョトンとした顔で呟く。
「ああ。俺達のゲームは終わった。ゲームを終えてお互い『もっと強くなりたい』って思ったんじゃないか?」
「・・・・そうね」
「ならば一緒にトレーニングした方が、お互いいい刺激になるんじゃないか?」
元々匙はイッセーをライバル視していたし、今回のゲームでイッセーも匙を意識するだろう。そもそもリアスがソーナをライバル視してるんだから、競い合う相手が側にいる方が張り合いが出るんじゃないだろうか?
「・・・・そうね。私達としてはありがたい話だわ」
「まぁ、こっちもリアスに話を通してからになるからな。お互い話し合ってやるとしよう」
「うん、分かったわ。・・・・ありがとう不破君。気を使ってくれて」
ソーナの顔にようやく笑顔が戻った。うん、女の子はやっぱり沈んだ顔より笑顔でいる方がずっといい。それに───
「・・・・ふぅん。ソーナの素顔って初めて見たな。眼鏡有りもいいけど、無いのも新鮮だなぁ」
そう、さっきまで寝ていたソーナは、いつもの眼鏡を掛けていなかったのだ。お陰で俺は彼女の素顔を独り占めしていた。
普段は眼鏡のせいでクールな印象のある彼女が、以外(と言っては悪いが)に愛らしい素顔をしている事に気付いた。こうして見ると姉妹だけあってセラ姉さんと良く似ている。
「~~~~!!」
眼鏡を掛けてない事に気付いたソーナは、途端に俺に背を向けた。耳まで真っ赤になってるから、恥ずかしがってるのが丸分かりだ。
そんなソーナを見て、俺の心に沸々と悪戯心が浮かび上がった。
「どうして隠すんだ? 折角の可愛い顔、もっと良く見せてくれよ」
ソーナの両肩に手を置いて、耳元にそっと囁く。
「んん!・・・・・・そんな・・・・可愛いなんて・・・・」
俺の声に反応して、ビクンと背筋を震わせるソーナ。耳が感じるのか彼女の反応は何とも可愛らしい。
「ほぅら、ソーナ。こっちを向いて?」
「! ひぃんっ!!」
俺がふぅっと耳に息を吹きかけると、ソーナは短い悲鳴を上げた。調子に乗った俺は彼女に更なる悪戯を仕掛けようとしたその時、
ジーーーーーーッ
と、こっちを見ている視線に気が付いた。
「あの・・・・セラ姉さん? 何をしてるんです?」
「うん? ソーナちゃんとかずくんの仲が良くって嬉しいなって、つい見ちゃってたの☆」
そこには満面の笑みで俺達を見つめる、セラ姉さんこと魔王セラフォルー・レヴィアタンがいた。
「ね、姉さん? いつからそこに・・・・」
ソーナが目を丸くし、ワナワナと震えながら訊ねる。
「ん~~、『凄いのね彼女・・・・前に見た時より能力が上がってない?』って辺りからかな?」
あっけらかんとセラ姉さんが答えた。
「結構前からじゃない! どうして声をかけないのよ!?」
「え~~、だって二人がイチャイチャしてるんだもん。お姉ちゃんとしてはずうっと見ていたくなるもんじゃない?」
「ンな事知るかぁ~~~~~っ!!」
気付けば姉妹の追いかけっこが始まっていた。どうしてこうなったと思いながらも、ソーナが元気になったから、まぁ良しとしよう。
その後、病室を出た
原作では結構辛辣な評価をされていた俺達だが、そんな事はなく、寧ろ新たな
イッセーとゼノヴィアが奪られた事も、寧ろシトリーが上手くやったと思われ、然程マイナスにはならなかった。
MVPに選ばれたのは祐美。八人中四人を撃破する活躍と『
敢闘賞に選ばれたのは黒歌と匙。黒歌は的確なサポートでチームの勝利に貢献したと評価され、匙はその能力でイッセーをリタイヤに追い込んだのを評価されての授賞だ。
原作では高評価された匙だったが、今回はそれ程でもなかった。理由はイッセーが原作程活躍していなかった為、イッセー打倒=グレモリー打倒という印象が少なかったのと、その後の皆の活躍がより印象深かったせいだろう。実際俺がいる為にイッセーは原作より弱体化している。現時点で『
「おう、サーゼクスの妹ではないか」
廊下を二人並んで歩いていると、後ろから声をかけられた。VIP席で見掛けた白髪の
「【北欧神話】の大神オーディン様ですね。お初にお目にかかります。魔王サーゼクス・ルシファーの妹、リアス・グレモリーです」
「その眷属、『
俺はリアスに倣って一礼する。そうか、この老神がオーディン・・・・すると後ろの彼女が
「ふむ・・・・今日のゲーム、中々見応えがあったぞい。これからも励むがええ」
「あ、ありがとうございます」
オーディン神のお言葉にリアスが一礼する。だが、
「グフフ、しかし大きいのぉ。実に触り心地の良さそうなええ実り具合じゃわい!」
「え?」
さっきまでの厳かさが嘘のように、オーディンが好色そうな笑みを浮かべてリアスに手を伸ばす。だが、その手はリアスに触れる前に俺が掴んだ。
「ひょえ!?」
「悪戯が過ぎますよオーディン様。我が主に気安く触れようとするのはお控え下さい」
警告を込めて俺はオーディンを睨む。だがオーディンは涼しい顔をしている。
「何じゃい、減るもんじゃなしええじゃろが。老い先短い老神の楽しみを奪うでないわい」
「殺しても死にそうにない癖に何を言ってるんです? そもそも触りたいなら後ろの彼女を触ればいいじゃないですか」
「ふぇっ?」
いきなり話を振られたロスヴァイセが狼狽える。
「
「と、言いますと?」
「こいつは見た目は申し分無いんじゃが、堅物でのう・・・・なもんじゃから彼氏いない歴=年齢っちゅう情けない奴じゃから、迂闊に手を出したりしたら、責任取れと面倒くそうて敵わんのじゃよ」
「ちょっ!──オーディン様ぁ!? 何人を面倒くさい地雷女みたいに言ってるんです!? 信じちゃったらどうするんですかーーーー!?」
ロスヴァイセが顔を真っ赤にして反論する。
「責任を取れって、まさか妻にしろとでも?」
「いや、好みの男を紹介しろとうるさいんじゃ」
「あぁ、成る程。それは残念ですね、せっかく美人なのに・・・・」
ロスヴァイセを揶揄うオーディンに便乗して、俺がため息を吐くと、
「貴方も信じないで下さーーーーい!!」
ロスヴァイセはムキになって絶叫する。成る程、これは楽しい。オーディンが側に置いておく訳だ。
そんな悪ふざけをする俺の頭を、リアスがコツンと叩いた。
「一輝、いい加減にしなさい。オーディン様もおふざけが過ぎますよ?」
リアスが呆れたように言うと、オーディンは愉快そうに笑った。
「ホッホッホ! すまんのぅ・・・・つい愉しくて。ほれロスヴァイセ。いつまで騒いどる?」
「は!?・・・・え?」
何だか分からず狼狽えるロスヴァイセを尻目に、オーディンは態度を改める。
「改めて名乗ろう。【北欧神話】の大神、オーディンじゃ。こ奴は護衛のロスヴァイセ。
「いえ、こちらも便乗してしまいましたのでお気遣いなく」
俺も改めて頭を下げる。
「うむ。お主中々ノリが良いのぅ。また会う時を楽しみにしとるぞい。・・・・ほれ、行くぞロスヴァイセ」
「へ? あ、待って下さいオーディン様!」
ロスヴァイセはペコリと一礼してオーディンの後を追った。
【北欧神話】の大神オーディンと戦乙女ロスヴァイセ。原作では深く関わる事になる二人だが、果たしてどうなるのか・・・・
『魔王の妹』リアス・グレモリーと【ガイバー】不破一輝との邂逅を終えたオーディン様はさっきからずっと楽しげにしている。
「どうしたんです、オーディン様。さっきからずっとニヤニヤして」
気持ち悪い、と付け足さないのは
「のうロスヴァイセ。お主あ奴と戦って勝てるかの?」
「え?・・・・あぁ、不破一輝さんですか? そうですねぇ・・・・接近戦ではあちらに分がありそうですから、距離を取って魔法戦に持ち込めば勝てると思います」
私は見た感じから分析して判断を下す。けど、そんな私にオーディン様は呆れた顔をする。
「駄目じゃのう・・・・そんな事じゃから、お主はいつまで経っても彼氏の一人も出来んのじゃぞ」
「な!? それとこれとは関係ないでしょう!?」
反論する私にオーディン様はため息をひとつ吐くと、私の目の前に右手を掲げた。
「何を・・・・! こ、これは!?」
何事かとその手を凝視した私は次の瞬間、驚愕した。オーディン様の右手首には掴まれた跡がくっきりと残っていたのだから。
「これ・・・・あの時の?」
リアスさんに触れようとしたオーディン様を止めた、あの時に付いた跡だ。
「うむ。仮にも儂は【神】じゃ。その儂の腕を掴み、跡を付けるなどそこらの木っ端悪魔には出来ん芸当じゃよ。あ奴の【ガイバー】はリストにも載ってない『
「【
それは神すら滅ぼす力を持つ上位
「なに、そう深く考えんでもよい。要は儂らが悪魔、いや『聖書勢力』と敵対しなければいいんじゃからな。国元に戻ったら皆に、特にロキ辺りにはきつく言い含めんといかんな。・・・・・・全くサーゼクスめ。良い駒を手に入れたもんじゃて」
そう言いながらもオーディン様は、停滞しきった情勢が動き出そうとしている事を喜んでいるようだった。
私はこの日、要注意人物として、不破一輝の名を心に刻んだ。
その日の夜───
「はぁ、あん、ぁん、んんん───!」
一輝の上で一心不乱に腰を振る祐美の喘ぎ声が部屋中に響く。亜麻色の長い髪を振り乱し、恍惚とする祐美は十七歳の少女とは思えない色香を放っていた。
「ああ、先輩、先輩!・・・・私、私もう・・・・!」
祐美の限界が近いと悟った一輝は、祐美の動きに合わせて下から腰を強く突き上げた。
「んん! はぁん! あぁ・・・・い、イク、またイク・・・・私また・・・・イ、くぅ~~~~~!!」
「くぅっ!!」
ブビュルルル!ブビュ!ビュルーーーー!!
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ~~~~っ!! あ、熱いのがいっぱい、私の
そのまま力尽きて上体を倒す祐美を抱き止めた一輝は、汗に塗れた祐美の身体を抱きしめ、唇を重ねる。
「ふむぅ・・・・ちゅぷ、ふぅん、ひぇんぱぁい・・・・ちゅ❤」
啄むようにキスを繰り返す祐美の背中やお尻を一輝は労うように撫で回す。やがて祐美は一輝の腹に手を置いて肉棒を抜いた。その途端、
「はぁ~い祐美ちん、交代にゃん!」
ドシンと柔らかな肢体がぶつかって、祐美は弾き飛ばされた。
「きゃっ!? ちょっと黒歌さん!? いきなり何するんですか!?」
「いいじゃない。・・・・大体祐美ちんズルいにゃあ。もう四回も
そう、今夜の一輝の相手はゲームで活躍したご褒美として、祐美と黒歌の二人になった。決まった時、朱乃が「話が違う!」と黒歌に喰ってかかったが、黒歌は笑って誤魔化していた。
取り敢えずMVPの祐美に先を譲った黒歌だったが、抜かずに四回も膣内に射精された祐美が肉棒を抜いた瞬間、我慢出来ずに体当たりをして強引に入れ代わっていた。
「祐美ちんは少し休憩してるにゃ。・・・・・・んん、んんあぁぁ!❤」
黒歌はすっかり準備完了した自分の泥濘に一輝を導き入れた。
「んあぁ!・・・・あぁ、これにゃあ・・・・このおっきいのが欲しかったのにゃあ❤」
待ち望んだ肉の快楽に黒歌は一気に頂点に達した。
「あ? あ!・・・・ダメ! 挿入れただけなのに・・・・・・んんん!!❤」
ビクビクっと全身が震え、膣壁がキュウっと締まる。いきなりの快楽に一輝は必死に暴発を堪える。
「ハァ、ハァ・・・・やっぱり一輝のオチンポ最高にゃあ❤ 一輝ぃ・・・・これ、もっと欲しいにゃあ・・・・」
黒歌は一輝を見下ろしながら、ペロリと舌舐めずりをする。その淫靡さに一輝は上体を起こすと正常位に移行し、そのまま強く腰を打ち付けた。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!
「は!? あ! あ! ああぁ!・・・・んあ! 硬いのが奥まで・・・・奥まで来るぅっ!!」
リズミカルに腰を打ち付けながら、一輝は黒歌と恋人繋ぎをしながら唇を重ねる。
(あん❤・・・・・・上の口と下の口を同時に塞がれて・・・・んん! これ、気持ちいいにゃあ・・・・)
「ふんむ、ふぅ、んむぅ・・・・ちゅぷ、んん、一輝ぃ・・・・ちゅ、ちゅぷ」
舌を絡め合う水音と交換する唾液の臭いが本能を刺激し、二人の興奮を高めていく。そして、
「んん!」
ドビュルルル! ビュル! ブビューーーー!!
「んむうぅぅぅ~~~~~っっ!!❤」
上と下で繋がったまま、一輝は黒歌の
「むふう、ふう、ふぅ・・・・ハァ、ハァ・・・・・・」
空気を求めて呼吸を荒げる黒歌。口を塞がれ激しい運動をしてたのだから呼吸困難になるのも当然だ。だが一輝は素早く呼吸を調えると黒歌の上体を起こし、対面座位の態勢から再び強く突き上げた。
「んおおぉぉぉぉっっ!!❤」
子宮口まで届く衝撃に黒歌は絶叫する。一輝はそのままベッドのスプリングを利用して突き上げながら、黒歌の爆乳を舐めしゃぶる。
「ふぁ、ひぉ、ふぅん、ひぃん!」
プックリと勃ち上がり、舐めて欲しいと主張するピンク色の乳首を口に含み、舌でコロコロと転がすと、敏感な部分への刺激に黒歌は身を悶えさせた。
快楽に蕩ける黒歌に、一輝は更なる刺激を与えようと口内の乳首を甘噛みした。
「ふひいぃぃぃんんっ!?」
今までと違う鋭い刺激を受けて、黒歌はまた絶頂に達する。それでも一輝は締め付けを増した膣内を強く突き上げる。
「ひぃ、ひぃん! か、一輝・・・・私イッた! イッたの!」
「ああ。何度でもイかせてやる」
「そんな!・・・・これ以上気持ち良くされたら私、バカになっちゃうにゃあ・・・・!」
「でも黒歌は気持ち良くされるの好きだろう?」
「好き! 好き! 一輝のオチンポで気持ち良くされるの大好き!!」
「よし、ならもっと気持ち良くしてやる!」
一輝は肉棒を突き上げながら、再び乳首を甘噛みする。
「ひあぁぁっ!! ダメ! それダメ!・・・・私もう・・・・!」
黒歌は膣内を突き上げる肉棒が更に大きくなる感覚に、一輝の噴火が近いの感じていた。
「ああ!
「ああ! 行くぞ黒歌!!」
ブビュルル! ビュル! ブビューーーー!!
「ああぁぁあーーーーんっ!!❤ 熱いのがいっぱい・・・・火傷しちゃうにゃあ・・・・・・」
黒歌は一輝と抱き合いながら絶頂に達する。黒歌は大量の精液を胎内に受けて、心が満たされていくのを感じていた。
「ふぅ~~」
流石に疲れたのか、一輝は黒歌と繋がったままベッドに倒れる。黒歌が腰を上げて肉棒を抜くと、膣口からは大量の精液が溢れ、ベッドを汚した。
「先輩・・・・今綺麗にしますね」
六回も射精し、流石に軟らかくなった肉棒に祐美が舌を這わせる。
「あン、祐美ちん私にもしゃぶらせて・・・・」
祐美の反対側から黒歌もまた、肉棒を舐め始める。
「ちゅぷ、ちゅば、んむぅ・・・・ちゅ、レロレロ・・・・んん、ちゅぷ」
「ん──ちゅ、ちゅ・・・・ん、レェロ、エロ、レロレロ・・・・にゅぱ、ん・・・・ズズズ」
「うっ、くぅ・・・・祐美、黒歌・・・・・・」
数分後、祐美と黒歌の情熱的な舌使いに一輝の肉棒は再び硬さを取り戻し、雄々しくそそり勃っていた。
「うふ❤ 素敵です、先輩」
「美味しそう・・・・それじゃあ、いただきま~す❤」
「ちょっと黒歌さん! 次は私の番ですよ!?」
「何言ってるにゃ! 私はまだ二回しか
二人は一輝を放置してどちらが先か言い争う。暫く待っても収まらない言い争いに、一輝は呆れてため息を吐くと、
パシイィィンッ!
「「うひいぃぃんっ!?」」
祐美と黒歌はお尻を叩かれて飛び上がる。そんな二人に一輝は
「えっ、と・・・・先輩?」
「か、一輝?・・・・目が怖いにゃあ・・・・」
「よぉく分かった・・・・お前ら、そんなにコレが欲しいなら、たぁっっっぷりくれてやる!」
「! ひいぃぃぃっっ!?」
「ふにゃああぁぁぁんっっ!!」
一輝は祐美と黒歌に襲いかかる。そして───
「ひぃ! おぉ! あひぃ!・・・・無理! 先輩もう無理いぃぃっっ!!!」
「あひぃ! 死んじゃう! これ以上されたら、私死んじゃうにゃあぁぁぁっっ!!!」
祐美と黒歌はどちらにどれだけ
シトリーとのゲームが終わってから一週間が過ぎた。
その間、
気付けば夏休みも残す所あと僅か。色々な事があった冥界を後にして、俺達は今日、駒王町へ帰る。
来た時以上に盛大な歓声に包まれ駅に着いた俺達は、ホームで見送りに来てくれたグレモリー家の皆さんと別れの挨拶を交わして列車に乗り込んだ。
「色々あったなぁ・・・・」
車窓に映る冥界の景色を眺めながら、俺は感慨深く溢した。
グレモリー眷属としては若手悪魔の会合や黒歌の加入、シトリーとのゲームがあり、俺個人としても上級悪魔への昇格とリアスとの婚約、そしてリアスとようやく結ばれ、黒歌、白音とも関係を結んだ。
これで俺が関係を結んだ女はリアスを筆頭に六人になった。俺はこの先彼女らを幸せにする為に頑張らなくちゃならない。取り敢えず爵位を上げる事を目的として、まずは眷属集めから始めるとするか。
「何を考えているの、一輝?」
そんな事を考えていると、隣のリアスがそっと手を重ねて訊ねて来た。
「ん? いや、色んな事があったなぁと思ってな」
「そうね・・・・今年の夏はきっと一生忘れないわ」
リアスもまた、感慨深く呟く。
「そうだな。リアス、頑張るよ俺」
そう言って俺はリアスの手を握り返した。
「・・・・うん。頑張って、“ア・ナ・タ”」
リアスはそう言って優しく微笑んだ。
ふと車内を見ると、夏休みの宿題がまだ終わってなかったイッセーが、朱乃と祐美に教えて貰いながら宿題を片付けようと奮闘している。アーシアとゼノヴィアは二人で信仰について語り合い、猫又姉妹は我関せずとお菓子を頬張っていた。
列車は冥界を後に、間もなく駒王町に到着する。そして───
「アーシア、君を迎えに来た。───僕の妻になって欲しい。君を愛してるんだ」
駒王町に着いた途端、新たなトラブルの種が舞い込んで来た。
読んでいただきありがとうございます。
今回で原作5巻のエピソードが終了、第26話から原作6巻のエピソードに入ります。
天使なあの娘が再登場したり、原作では死んだ筈のあの娘が復活したりしますが、基本はイッセーとアーシアを中心に展開します。
お楽しみに。
次回は閑話をお送りします。