お久し振りです。
何とか二月中に投稿出来ました。
今回から原作6巻のエピソードに入ります。
大分原作とは変わってきますがご了承下さい。
それでは第26話をご覧下さい。
リンゴーン! リンゴーン!
教会にウエディングベルが鳴り響く。
オルガンが奏でるのは結婚式の定番「結婚行進曲」。白いタキシードの
そこには目映いばかりの白いウエディングドレスを着たアーシアがいた。
「アーシア・・・・」
普段から可愛かったけど、今のアーシアは神々しい程に美しかった。あまりの美しさに俺はアーシアから目を離せなかった。
「イッセーさん・・・・」
アーシアが幸せそうに微笑む。日だまりのようなその微笑みに俺は見惚れていた。だが───
「今までありがとうございます。私はあの人のお嫁さんになって、幸せになります!」
「え゛っ!!?」
その一言に俺の心臓が止まった。
アーシアはそんな俺に見向きもせず、いつの間に現れたのか、白いタキシードの金髪イケメンと腕を組んだ。
あ、あいつはこの前いきなりアーシアにプロポーズした若手悪魔の───
「アーシアはこの僕、ディオドラ・アスタロトが幸せにしますよ。
こ、こいつ何を言ってやがる!? 俺は二人に近付こうとするけど足が動かない!? いつしか俺の着ていたタキシードは見馴れた駒王学園の夏服に変わっていた。
「アーシア、愛してるよ」
「はい、ディオドラさん。私も愛してます」
抱き合った二人の唇がゆっくりと近付き───
「や、やめろ、やめてくれえぇぇぇぇーーーーっっ!!!」
俺の叫びも虚しく、二人の唇が重な───
「はっ!!?」
机に突っ伏して寝ていたイッセーがいきなり飛び起きると、ここがどこか確かめるように辺りを見回して、ホっとしたのか再び突っ伏した。
「大丈夫ですか、イッセーさん?」
アーシアがハンカチでイッセーの汗を拭いている。
「ありがとな、アーシア」
「随分夢見が悪かったみたいだな、イッセー・・・・やはり例の件か?」
「あっ・・・・・・」
私の言葉にイッセーは顔を歪め、アーシアは申し訳なさそうに口をつぐんだ。
冥界からの帰還早々、待ち受けていた若手悪魔の一人、ディオドラ・アスタロトがいきなりアーシアにプロポーズした。
ディオドラはアーシアが異端扱いされ、教会を逐われた原因となった悪魔で、助けてくれたアーシアをずっと捜していたそうだ。
冥界での会合でアーシアを見付けたディオドラは、アーシアがグレモリー眷属になった事情を調べ上げ、彼女を自分の妻に迎えたいとプロポーズして来た。
突然の事で何も言えないアーシアに代わってリアス部長が対応、
だが翌日からディオドラのプレゼント攻勢が始まった。毎日のラブレターと共に服やアクセサリー、映画や演劇のチケット、果てはベッドやクローゼットなどの高級家具に至る大量のプレゼントが送られて来て、対応するイッセーのお母さんが悲鳴を上げているという。
そんな状況下だからか、ここ最近イッセーの機嫌が悪い。ムードメーカーのイッセーがこの状態だからか眷属のムードも下降気味だ。今日から新学期だというのに何とかならないものか・・・・
と、その時クラスメイトの男子が駆け込んで、
「大ニュースだ皆! このクラスに転校生が来る! しかも女子だっ!!」
開口一番、そう報告した。
このクラスに転校生が来るのはアーシア、私に続いて三人目だ。一体どんな娘が来るのか・・・・
「イギリスから転校して来ました紫藤イリナです! 皆さんよろしくお願いします!!」
明るい笑顔を振り撒き、挨拶するかつての相棒──紫藤イリナの登場に、私は驚きを禁じ得なかった。
「駒王学園へようこそ。紫藤イリナさん、私達は貴女を歓迎するわ」
部室にイリナを迎え、リアスがそう宣言する。
「ありがとうございますリアスさん。改めて皆さんもよろしくお願いします!」
持ち前の明るさですぐ皆と打ち解けたイリナ。同じクラスになったゼノヴィアやアーシアとも仲直りしたというし、元々顔見知りばかりというのを差し引いても、このコミュ力の高さは大したものだ。
そんな事を考えていると、イリナが
「久し振り、
以前と変わらぬ明るい笑顔で訊ねるイリナに、俺は苦笑を返す。
「それはこっちの台詞だ、イリナ。何の挨拶もなく帰っちまったから心配してたんだぞ?」
あの『聖剣事件』で“神の不在”を知ってしまったイリナは失意のまま、何も言わず帰国した。
コカビエルに奪われた聖剣の奪還は果たしたものの、“神の不在”を知ってしまったイリナが幽閉、もしくはアーシアのように異端扱いされ追放でもされてないか心配していたのだ。
『駒王協定』締結後、ミカエル様に尋ねるも「調べてみる」と言われたまま音沙汰が無く、心配していた事を話すと、イリナは一歩下がって目を閉じ、祈るように手を組んだ。
───バサッ!!
イリナの背に一対の白い翼が広がり、頭上には光の輪が浮かび上がった。
その姿はまるで神話にある天使の姿そのものだった。
「これは・・・・!」
「ほう・・・・! おもしれぇな。イリナ、お前天使に転生したのか!?」
「はい。私はミカエル様の祝福を得て、転生天使になりました!」
誇らしげにイリナは頷く。
「天使に転生って、そんな事出来るんスか!?」
「今までは不可能だった。だが・・・・?」
アザゼルはイリナに意味深な視線を向ける。
「はい。天界の
それにイリナは頷いて説明してくれた。
ミカエル様を始めとした十名の熾天使は、自らをトランプの
今は熾天使だけだが、将来的には他の天使にも実装させて、オリンピックのように悪魔とのレーティングゲームも行ってみたいと考えているようで、面白くなりそうだとアザゼルがワクワクしていた。
『駒王協定』で三大勢力の和平は成立したが、今の所交流が始まってるのは上層部の一部だけで、実際に現場に出る中級・下級の悪魔や天使は今までと変わってないらしい。人間界でも教会に通達はされたが、現場のエクソシストまで浸透してないようで、小さな衝突が起きているという。
そんな状況だから、実際そうなるには十年から二十年はかかる見込みだというし、イリナが転校して来たのも現場レベルで交流の始まっていると喧伝する目的もあるんだろう。いずれは天使や堕天使の大使館などが建てられ、この町を闊歩する日が来るかもしれない。
「という訳で、この町出身で皆さんと面識があるという事で私、紫藤イリナが派遣されました。ミカエル様のAとして頑張りますので、よろしくお願いします!」
こうして俺はイリナとの再会を果たした。
「所でイリナはどこに住むんだ?」
「あれ? 一兄の所に住まわせて貰えるって話だけど──聞いてないの?」
イリナの歓迎会をしようという事で皆でうちのマンションに向かう途中、何げなく聞いてみたら、イリナはキョトンとした顔でそう言った。
「聞いてないぞ・・・・?」
イリナの反対側にいるリアスに視線を向けると、彼女も聞いてないようで首を横に振った。
部屋は沢山空いているから構わないんだが、そういう事は事前に報せて欲しいものだ。サーゼクス様といいミカエル様といい、この世界のトップは
「あの・・・・もしかして駄目だった?」
不安そうな顔をするイリナに苦笑を向ける。
「いや、大丈夫だ。ただ聞いてなかったから驚いただけだよ」
俺がそう言うとイリナは「良かった」と言って明るく笑った。
そんな風に話しているとマンションに到着し、玄関を潜ると───
「「「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様!!」」」
横一列に並んだメイドさん達に出迎えられた。
「グレイフィアさん? これは一体・・・・?」
グレイフィアさんの隣に並ぶ三人のメイドは、全員夏の間世話になったグレモリー本邸のメイド達だ。
「奥様の提案で皆様のお世話と当マンションの管理をする為、こちらの三名を人間界に派遣する事になりました。三名共私の眷属ですが私自ら教育し、一輝さんとリアスお嬢様を主と仰ぐよう言い含めてあります。どうぞよろしくお願いします」
「「「よろしくお願いします!」」」
グレイフィアさんに続いて三人のメイドが綺麗に会釈する。リアスに視線を向けると、彼女も知らなかったのか首を横に振った。だから報連相しろっての!
冥界からの帰還後、今十九歳の黒歌に駒王大学に通うかと提案したら「面倒だから嫌にゃ」と言われ、表向きマンションの管理人に就いて貰った。だが自由奔放な黒歌には向いてないのは分かってるし、ちゃんとした管理人は必要だとは思っていた所だから渡りに船だ。彼女達なら信用出来るから断る理由もない。
「分かりました。こちらこそよろしくお願いします」
「受け入れて下さってありがとうございます。では改めて自己紹介を──」
俺が承認すると、グレイフィアさんはメイド達に自己紹介を促す。
「はい。グレイフィア様の
黒髪おかっぱのシエスタはアーシアの専属をしていた娘だ。
「私はアイリ。グレイフィア様の
赤髪ツインテールのアイリはゼノヴィアの専属をしていた娘で、他の二人と違いミニスカのメイド服を着ている。ミニスカ・ニーソ間の絶対領域が眩しい。
「グレイフィア様の
最後はミュセル。俺の専属をしていたライトブラウンの髪をツインテールにした娘で、一番世話になった。ツインテールを結ぶ真新しい白いリボンに思わず笑みが浮かぶ。
「以上三名が皆様のお世話をさせていただきます」
「「「よろしくお願いします!!」」」
という訳で当マンションに三人のメイドさんがやって来た。
その後は生徒会の仕事を終わらせて合流したシトリー眷属も交えて、イリナの歓迎会を行った。
「ふんふんふーん♪」
お風呂上がりの
「それにしても凄いなぁ。部屋もお風呂も広くて豪華で・・・・これが一兄のものだなんて・・・・」
この地上十階地下三階、総敷地面積が東京ドーム並みの高級マンションが一兄個人の所有物だとは(本来はグレモリー家の持ち物だったが、一輝の昇格祝いとして譲渡された)。
「偉くなっちゃったんだなぁ・・・・」
今や一兄は上級悪魔で貴族の一員。前に会った時から僅か二ヶ月位しか経ってないというのに、すっかり偉くなってしまった。それに───
「婚約かぁ・・・・」
そう、昇格と同時に一兄はリアスさんの婚約者になっていた。
大好きだったひとつ年上のお兄ちゃん。その人の婚約を私は素直に祝福出来ずにいた。
一兄の周りにはリアスさんを筆頭に美少女ばかり。昔は私だけの一兄だったのに、どうしてこうなっちゃったんだろう。やっぱりパパの転属に合わせて引っ越しちゃったからかな・・・・とそんな風に考え事をしながら歩いていると、
『ん──あぁ・・・・』
不意に濡れた声が私の耳に届いた。
「今の声って・・・・?」
今通り過ぎた部屋から聞こえた、妙に艶っぽい声に私は足を止めた。
慌ててネームプレートを確認すると、そこはゼノヴィアの部屋だった。
「じゃあ今の声はゼノヴィアの───」
『んああ、はぁん!』
またも聞こえた声に私はビクッと飛び上がった。
(何? 何をしているの、ゼノヴィア───?)
ゼノヴィアの部屋の扉は微かに開いていて、そこから声が漏れてるらしい。
私はゴクリと唾を飲み込むと、好奇心に負けてそっと中を覗き込んだ。そこには───
「んん・・・・ああ・・・・ちゅ、うぅん、ふぅん」
背後からゼノヴィアの胸と秘唇を弄りながら、一輝は唇を交わし舌を絡める。
「はぁん・・・・んん、センパぁイ・・・・ちゅぷ、あふん・・・・」
豊満な胸は面白いように形を変え、指先の刺激に乳首が固くそそり勃つ。髪と同じ青い陰毛は淫蜜でしとどに濡れ、クチュクチュとイヤらしい水音を立てながら一輝の指を受け入れていた。
(嘘・・・・一兄とゼノヴィアがあんな事を・・・・でもどうして? 一兄はリアスさんと婚約したって言ってたのに・・・・?)
イリナが扉の隙間から見た光景は衝撃的なものだった。元相棒のゼノヴィアが幼馴染みの一輝に身体をまさぐられ悦んでいるのだ。
そう、ゼノヴィアは悦んでいた。表情は甘く蕩け、瞳はイヤらしい期待に濡れ、見た事のないだらしない表情をしている。明らかに自ら望んでゼノヴィアは一輝に身を委ねていた。
(何でゼノヴィアが一兄と・・・・はぁ、はぁ・・・・あ、あんな所に指を入れられて・・・・ゴクン、す、スゴい・・・・)
イリナは熱い視線を二人に送りながら、段々息が荒くなっていた。
「んん、フフ・・・・センパイ、私の尻に硬いモノが当たっているぞ? もう挿入れたくなったか?」
「ん? 挿入れて下さいの間違いだろ?」
ゼノヴィアは淫靡に微笑むと、一輝の膝の間から立ち上がり、振り返ると一輝の股間からいきり勃つ肉棒を取り出した。
「ほぅらやっぱり。こんなに大きくして・・・・ちゅ、フフ、いつ見てもスゴいな・・・・あ~ん♪」
ゼノヴィアは肉棒を口に含み、わざと音を立てて舐めしゃぶった。
その手慣れた動きは二人の関係が昨日今日始まったものではないとイリナに教えていた。
(うわぁ・・・・あれが一兄の・・・・ゴクリ、あ、あんなに大きなのを頬張ってゼノヴィアったら・・・・何てエッチなの・・・・!)
明らかに興奮した面持ちでイリナは二人の情事を凝視する。いつしかイリナの手は自然と自らの股間に伸びていた。
「ん、いいぞゼノヴィア」
「んん、ちゅぽ!・・・・ンフフ、まだまだこれからだぞ、センパイ」
ゼノヴィアは艶然と笑うと、その胸で一輝の肉棒を挟み、たっぷりまぶした唾液と一輝の先走りを潤滑液にして、熱心に動き出した。
「ん、フフ、どうだセンパイ。私のパイズリは気持ちいいか?」
「ああ、気持ちいいぞ」
「そうか。それじゃあもっと気持ち良くしてやるぞ
・・・・ん、ちゅ、ちゅぷ、んん・・・・レロレロ・・・・」
一輝の反応に気を良くしたゼノヴィアは、胸の間から出て来る亀頭を口に含み、舌を這わせる。一輝はあまりの心地良さに身体を震わせた。
(スゴいわゼノヴィア・・・・一兄のお、おチンチンをあんなに美味しそうに・・・・ゴクリ、アレってそんなに美味しいのかしら? 一兄も凄く気持ち良さそう・・・・
ハァ、ハァ、んん、イヤだ私ったら・・・・こんなに濡れてる・・・・)
二人の情事を覗き、股間をグッショリと濡らしたイリナは、自らの陰裂に指を這わせて呼吸を荒げていた。
元は敬虔な神の戦士とは言えイリナも年頃の少女。教義で姦淫は禁じられていても、戦闘の後や生理などで火照った身体を一人慰める時はあった。その時の快感とは比べ物にならない快楽に、イリナは身体を震わせる。
「うあぁ、ゼノヴィア! それスッゲぇ・・・!」
「ンフフ、ちゅぽ、いいぞセンパイ。いつでも好きな時に
ゼノヴィアはラストスパートとばかりに挟む力を強くし、速く動き始めた。
敏感な亀頭を走るザラついた舌の感触と、柔らかくもハリのある乳圧に一輝は限界を迎える。
「うあぁ、
「ちゅぱ、
(ハァ、ハァ、え!? 出すって一兄、射精するの!? ゼノヴィアもかけてって、そんなの、んん! あぁダメ、ダメぇ! 私も───んんん!!)
ブビュルル、ビュル、ブビューーーー!!
「んんん!? ンパァ、んああ・・・・・・ああ、センパイの精液が、いっぱい・・・・ん、ちゅ、ズズズ・・・・コクン」
射精の勢いに唇が外れてしまい、白濁した粘液がゼノヴィアの顔や胸に降り注ぐ。ゼノヴィアは恍惚とした表情でそれを拭い、口に含んで嚥下した。
一方、覗いていたイリナもまた二人と同時に果てていた。
(ああぁ、イっちゃった・・・・あれが男の人の射精・・・・あ、あんな勢いで出るんだ・・・・ゼノヴィアったらあんなに舐めて・・・・え!? 飲んじゃったの? アレを!?
・・・・あんなの飲んでお腹壊さないかしら・・・・ゴクリ)
洗ったばかりの股間をグッショリと濡らし、荒い息を吐きながらイリナは未だ二人から視線を外せなかった。
「フウ、フウ、ちゅぷ、ん・・・・美味し・・・・センパイ、もう我慢出来ない。お願いだ、私のココにセンパイのを・・・・」
発情した雌の顔で懇願するゼノヴィア。
「おねだりの仕方は教えたろ? ほら、ちゃん出来たら
だが一輝は揶揄うようにゼノヴィアのお尻をペチペチと叩き、やり直しを要求する。
「そんなぁ・・・・んん、センパイは意地悪だ・・・・わ、私の・・・・ゼノヴィアのグチョグチョに濡れたイヤらしいおマンコに、一輝センパイの熱くて大きなおチンポを挿入れて下さい!グチャグチャにかき混ぜて、私の子宮を精液でいっぱいにしてぇっ!」
一輝の要求通り、ゼノヴィアは絶叫した。
(ああ、あのゼノヴィアがあんなにイヤらしい台詞を吐くだなんて・・・・あぁん、ふぅ、うぅん・・・・ヤダ、手が止まらない・・・・止まらないよぅ、ああぁ・・・・)
イリナはかつての相棒がチンポを欲しがる姿に、昏い興奮を覚えていた。
イリナの股間から溢れた淫蜜はそのまま床に垂れ、淫らな水たまりを作っていた。
「よしよし、良く言えたな。それじゃあ挿入れてやるよ」
「あ・・・・・・♪」
頭を撫でられて悦ぶゼノヴィアは、まるで主人に褒められて尻尾を振る雌犬のようであった。
四つん這いで待つゼノヴィアの膣口目掛け、一輝は自慢の肉槍を突き刺した。
「んああああっ! は、挿入って来たぁ~~~~!!❤」
一気に子宮まで貫く衝撃に、ゼノヴィアは歓喜の絶叫を上げた。
ゼノヴィアは優しくされるよりも激しくされる事を好む。一輝は最初からクライマックスとばかりに激しく腰を打ち付け、ゼノヴィアの膣内を蹂躙する。
「あお! おぉ! くうぅ・・・・ふあぁぁん! ああ、スゴい、スゴいぃ! センパイのおチンポ、私のおマンコの気持ちいい所に擦れて・・・・ああ、き、気持ちいいのぉっ!!❤」
廊下に少女の荒い息と淫らな水音が響く。
イリナは一輝とゼノヴィアの情事を覗きながら、夢中で自らの秘所に指を這わせていた。
(ハァ、ハァ、スゴい二人共・・・・あれがセックス・・・・ゼノヴィアったらあんなに乱れて・・・・そんなに一兄のが気持ちいいの?・・・・んん、あぁ・・・・ズルいよ一兄
・・・・ゼノヴィアにばっかり・・・・あぁん、わ、私も・・・・)
いつしかイリナの頭上には天使の輪が浮かび、興奮を表すかのように明滅していた。
ゼノヴィアの汗が滲む背中に舌を、豊満な胸に両手を這わせ、一輝は身体の内外から刺激を与え続ける。
「ちゅ、ちゅぷ・・・・レロレロ・・・・うん、相変わらずゼノヴィアの汗は濃いな。味といい臭いといい実に芳ばしいぞ」
「んひぃ!? あぁ、ヤダ、やめてくれセンパイ! 汗なんて舐めたら・・・・き、汚いからぁ!」
「汚くなんてないさ。ただちょっと人より濃いってだけだよ」
背中から首筋へ、一輝は耳元に届くようにわざと大きな音を立てて舌を這わせる。途中臭いを嗅ぐように鼻を鳴らすのも忘れずに。
ゼノヴィアも自分が人より体臭が濃いのは分かってるので、好きな男に体臭を嗅がれるという行為が恥ずかしくて堪らなかった。だが、
(何故だ!? 体臭を嗅がれ、辱しめを受けているというのに、何故私の身体はこんなに熱くなっているんだ!? こんなに恥ずかしいのに・・・・イヤな筈なのに・・・・私はいつしかこの刺激を求めるようになってしまった・・・・あぁ、もうダメだ・・・・私はこの人に、一輝センパイに変えられてしまった・・・・この快楽を知ってしまったら、もう戻れない・・・・!!)
「ああああ! もっと! もっとゼノヴィアを辱しめて! センパイになら何をされてもいいから!!」
突如発したゼノヴィアの絶叫に一瞬驚いた一輝だったが、ならばと態勢を背面座位に移行する。
「いいぞ、望み通りにしてやる! ほら、ゼノヴィアはここを舐められるのも好きだよな!?」
一輝は背後からゼノヴィアの右腋に頭を入れて、そのまま舐めしゃぶった。
「あああ! 好き、好きぃ! 腋も乳首もおマンコも! お、お尻の穴だって舐められるの大好きなの!! だから、だからもっと───!!❤」
「全く・・・・可愛いよ、ゼノヴィア」
「あ、センパイ・・・・はむちゅ、ちゅぷ、んん・・・・」
ゼノヴィアの告白に一輝は腋から頭を離すと、ゼノヴィアの顔を強引に寄せて唇を奪った。一瞬驚いたゼノヴィアだったが、一輝の唇を受け入れそのまま濃厚なキスを交わす。
「ん、ちゅ、好き、好き・・・・ちゅぷ、好きだ一輝センパイ・・・・ふぅん、ちゅ」
「ああ・・・・ちゅぷ、俺も好きだよゼノヴィア・・・・」
(ああぁ・・・・あんなに涎が溢れる位濃厚なキス・・・・私もしてみたい・・・・あんなキスされたら、私どうなっちゃうんだろう・・・・んんん!)
ビクンと身体が震える。もう何度目だろう、イリナは小さい絶頂を繰り返していた。オナニーの経験はそれなりにあるイリナだったが、こんなに連続で絶頂したのは初めてだった。
「もうやめよう」と思っても顔を真っ赤に染め、荒い息を吐きながら、イリナは濡れた瞳を二人から離せなかった。そしてまた指先が自然に股間へと伸びる。
いつしかコップの水を溢したような水たまりは、バケツの水をひっくり返したように大きくなっていた。
「んふう、うぅん・・・・センパイ、私もう・・・・」
ゼノヴィアが唇を離して一輝を見つめる。
「ああ、一緒にイこう」
一輝はキスに夢中になり止まっていたピストン運動を再開する。
「ああ、ああ、いい! センパイ気持ちいい! もっと、んん、もっと突き上げてっ!!」
ゼノヴィアも一輝に合わせるように腰を動かす。息の合った二人の動きは快感を何倍にも高め、最後の時を迎えようとしていた。
「くっ、ゼノヴィアいくぞ!?」
「うん、うん、来てくれセンパイ! 私の子宮をセンパイの子種で真っ白に染めてくれ!!」
ブビュルルル! ブビュル! ブビューーーー!!
「はおおぉぉぉんんっっ!!❤」
激しい絶頂にゼノヴィアの身体が震える。要望通り子宮を白一色に染める程大量の射精を受けて、ゼノヴィアは失神した。
「ふうぅぅんんっっ!!」
二人がイクと同時に、イリナもまた絶頂に達した。
(・・・・もう、明日からどんな顔して二人に会えばいいのよ・・・・)
そう心で呟くイリナの顔は、色欲に堕ちたかのように淫らに染まっていた。
イリナが転校して来て一週間が経った。
持ち前の明るさや親しみ易さで今ではすっかりクラスの人気者だ。
今もクラスの女子に囲まれて談笑している。一緒にいるアーシアも楽しそうだ。そんなアーシアを見てほっこりしている
「何だ? 朝っぱらから誰を視姦してんだよ、イッセー」
「やはりイリナちゃんか? 明るくて可愛いし、おっぱいもデカい。二年の四天王が三人も揃ってるんだから、このクラスは実にいいクラスだな!」
坊主頭の松田と眼鏡の元浜。中学の頃からのダチで俺以上の変態共だ。
「うっせーよ松田。それと元浜、四天王って何だよ?」
「うちのクラスのアーシアちゃん、イリナちゃん、ゼノヴィアちゃんとB組の木場祐美ちゃん。可愛い娘揃いの二年生の中でも頂点に立つ四人を称えて俺が付けた称号だ」
「自作じゃねーか! 知る訳ねえだろ!」
とまあ、バカでスケベでしょーもない奴らだが、三人で
「それよりビッグニュースがあるんだよ。聞きたいか?」
「お前が言いたいだけだろ。勿体ぶらないで早く言え」
元浜が呆れたように言うと、図星なのか嬉しそう松田が話す。
「実はな、このクラスにまたまた転校生が来るんだってよ!」
転校生だって? これでもう四人目だぞ?
「ほう? 松田がビッグニュースと言うからには女子、それも相当可愛い娘と見た」
元浜の言う通りだ。可愛い娘は大歓迎だぜ! どんな娘なのかと盛り上がってると、先生が入って来て皆席に着く。それを確認すると先生が口を開いた。
「えー、突然ですが転校生を紹介します。──入って」
イリナが来たばかりなのにまた転校生か、とザワめく教室に一人の少女が入って来た。
ストレートの長い黒髪に神秘的な紫の瞳、整った顔立ちをした文句なしの美少女だ。教室のあちこちから「キレー」「可愛い」といった歓声が上がる。元浜に至っては「なんと!四天王から五虎将になったか!」とか言って騒いでいた。
アーシアの視線を感じるがそれ所じゃない。俺は彼女を知っている。彼女は、彼女は───
「────── ゆう、ま、ちゃん」
俺の呟きが聞こえたのか、彼女は初めて会った日のように優しく微笑んだ。
「本日よりお世話になります、
そう、新たな転校生として現れたのは、俺の初めての彼女であり、俺を騙して殺し、更にはアーシアや一輝先輩まで殺して部長に
───この日、俺は自分の血の気が引く音を初めて聞いた。
読んでいただきありがとうございます。
ご覧の通り本作ではレイナーレが復活しました。
彼女が何で生きてるのかは次回に持ち越します。