※この作品はR-18です。

ガールズ&パンツァー チームリブート❤️定時制高校女子の戦車道   作:みなぽん

6 / 7
対戦車道の娘、甲狩あずみと主婦達VS 無法!戦車ドリフターズ。埼玉県正丸峠防衛戦。

「トゥーラン戦車、この間の戦いで再起不能になってしまいました。

このままでは 草戦車道チーム 流山シエラザードは潰れてしまいます。」

雲浪 美奈子はほうじ茶のペットボトルをぐいっとあおると

栗饅頭をかじった、節約のつもりだろうかいつものブランド饅頭も今回はヤマザキパンのお饅頭の盛り合わせである。

草戦車道の主婦達の今日はお買い物会、夫の雲浪昇の運転するエルグランデの車内である。

「そんなこと言ったってさぁ、やられちまったもんはしょうがねーじゃん」操縦手の緑川 恵美 28歳がチョコレート饅頭を食べながら言い返した。

近所の団地に住むヤンママ。茶色に染めた髪、均整のとれた体つきはなかなかのナイスバディだ。

 

「こらこら恵美ちゃんは言葉がキツイよ」恵美の夫のあつしがたしなめる。

「戦車道アワーにテレビ出演できたのはいいけど、バトルロイヤルでボコボコにされましたからね。

戦車がないんじゃどうにもなりませんものねぇ」

射撃手の星住 玲子32歳が月餅を食べながら思案顔でつぶやいた。

清楚な佇まい小柄でスリムな体はどこか少女の面影があるが、中学生の子供を持つ一児の母だ。

彼女たちの戦車はハンガリー製のトゥーランと言う戦車だ。

千夜一夜物語のベースになった古代民族の名なのだ。定評のあるチェコのシェコダ社の35t戦車の

技術を拡大した車体に自衛隊の105ミリ砲を魔改造して取り付けて駆逐戦車にした。

夫の昇とあつしの努力の賜物である。

 

カタログスペック上は第二次世界大戦中最強の駆逐戦車の1台と言っていいだろう。

しかしあろうことかその虎の子の戦車は前回の試合でT34とスターリン戦車の集中砲火に

よってみるもみ無残なスクラップと化したのであった。

もちろんテレビ局から若干の出演料と保険会社から戦車保険が降りたものの新しい戦車を

買うには予算不足だったのである。(過去作参照)

そこで彼女たちは温泉旅行の時に出会った清美と亜美の親子を思い出した。

親子は旧日本陸軍の1式中戦車に乗り沼田興産に立ち向かい敗北した。そして結果的に美奈子たちが親子を

救う形になった。そして借金地獄から抜け出した親子は日光街道沿いで中古戦車のジャンクショップをやっているのである。

 

「もしかしたらトゥーラン戦車の残り部品とジャンクの組み合わせで戦車が1台作れるかもしれない」

昇が言い出したのだ。

日光街道沿いにジャンクショップあった。

店には何人かの戦車道愛好家が買い物に来ていた。なかなか通な品揃えらしい。ー

清香さんの美貌と亜美ちゃんの愛らしさもお店の集客にひと役買っているように思われた。

美奈子たちが到着するとうれしそうに清美と亜美が出迎えた。

「戦車のジャンク、格安で何かいいのないかな?」

昇は聞いた。妻の美奈子に新車を買っても良いのだが節約家の美奈子はそれを受け取ろうとはしなかった。

しかし機械いじりが好きな昇にとってそれは嬉しい事でもあった。

 

「あの、まだお店にはだしてないんですけど、この間、宮城県の蔵から出てきた戦車の車体ならありますよ、でも残念なことに戦車砲とエンジンがないんです。」

ガレージの扉を開けて一同がその戦車を見た。かなり大きい、ドイツのパンターほどの大きさあるだろうか、

「昇さん、この戦車、帝国陸軍のものですよね、それでこの大きさ、もしかして試作で終わったあの戦車じゃないでしょうか?」

とまさるが興奮を隠しきれない声で聞いた。

「まさかそれって伝説の和製ティーガー ?」昇がこたえた

「五式中戦車チリ、前面装甲75ミリ、戦車砲は88ミリとも105ミリとも言われている、、ロマン戦車です」まさるが応える。

「でもだとすると戦車砲もパワーユニットもこの世には存在しませんね、チリは車体が出来上がったところで終戦を迎えたはずですから」ジャンク屋の主人らしく清香も専門知識を披露する。

 

美奈子と恵美と玲子と亜美は3人の異次元の会話についていけずに、ドラム缶に座って4人揃って

饅頭をたべ、ほうじ茶を啜った。

とにもかくにも、戦車づくりは夫たちがどうにかしてくれると妻たちは信頼していた。

「戦車砲はトゥーラン戦車の105ミリをそのまま使いましょう。上手に砲塔を加工すれば何とか

収まるはずです。問題はエンジンですね。設計では600馬力を予定していたようですが正直もう

少し欲しいところです。世界大戦中の日本のエンジンで600馬力超えを探すとしたら、、、、、。」

「ねえ、ねえ、おじさん達、このエンジンなら950馬力で安いけどつかえないかな?」

亜美ちゃんが在庫リストをアイパッドでめくりながら男たちにしめした。

栄一一型(ハ25)950馬力 空冷複列星型14気筒 零式21型艦上戦闘機用 新古品

「そうか航空機のエンジンか小型で軽量大馬力、、後部のラジエーターが少しいびつになるけど、

うまくハマればすごい戦車になる」男たちは目を輝かせた。

 

そして2人は早速、清香のジャンク家のガレージを借りて

チリの車体の修理を始めてしまった。もうこうなると男たちは夢中になってしまう。

もし実現すれば105ミリで回転砲塔、そしてパンター並みの重装甲の戦車が出来上がるはずだ。

「もう昇さんたら子供みたいに夢中になって」

女たちは呆れ顔で2人を置いて次の目的地に向かったのであった。

おそらくメカオタクの男たちは徹夜で戦車の修理をするに違いない。

 

松戸市郊外、里山をバックに甲狩流対戦車道の道場があった。

門の前でベルを鳴らすと2人の女子高生が迎えに出た

甲狩流対戦車道 家元の娘、スポーティなスレンダー娘の甲狩 あずみ とゆるふわ系の

のんびり娘の美馬 典子だ。

「前回のいくさでは当方への合力、誠にいたみいる。結果、美奈子殿らがかけがえのない

戦車を失われたと聞いて案じていたのだ。先般のテレビ出演が大変良い宣伝になって、

閑古鳥の鳴いていた我が甲狩流戦車道道場は門弟が詰めかけ、経営も立ち直り、我が一族、

滅亡の運命を免れることができた。まことにもって忝い。」

 

あずみが武将のような言葉遣いで堅苦しく礼を述べる。

そして、小型でシャープなボディーの軽戦車で敷地の奥へと案内する。

彼女達の愛車はテケ 九七式軽装甲車。手軽な豆戦車の主砲に五式40ミリ高射機関砲を搭載している。

このテケ車に甲狩あずみがラハティL-39 対戦車ライフルをもって、流鏑馬の武者のように跨り対戦戦車戦を行うのだ。

彼女のライフルはその長大な外観から、フィンランドではノルスピッシィ:象撃ち銃のニックネームで呼ばれる。口径20ミリ 装弾数10発 全長224cm 重量49.5kg 銃口初速800m/sの業物だ。

それに加えて刺突爆雷やパンツァーファーストも巧みに使いこなした。

その異色の装備で先のバトルロイヤルでソビエトの重戦車を次々と撃破した彼女達は

今や松戸ニコニコ放送の人気者だ。

TV局のオーナーの鯨井はテケの操縦士の美馬 典子の推しだという噂だ。

 

「本当にごめんなさい!私たちばかりいい思いをして、」美馬典子が深々と頭を下げた。

「まあ、駆逐戦車の横をとられてタコ殴られのは私達自身の判断ミスだから、あずみちゃんも

典子ちゃんも気にしないでいいのよ。それに今日ジャンク屋さんでなんだかすごい戦車見つけたから、

後はみんなでお金を集めてまた戦車を作るわ」

美奈子がワタワタと手をふって二人が気遣わぬように伝えた。

しかしこの2人は律儀にもその埋め合わせにとある話を持参してきたのだった。

「あの、美奈子さん、実は松戸ニコニコ放送局で私、お仕事をもらってるんです。

私たち戦車狩チームが地方の村を回って地元の戦車道の方と親善試合をするコーナーなんですけど、

今回は埼玉県の正丸峠の村にいくんです。地元に女子高生達の草戦車道の

タッグチームがあるらしくて、、今回は私達と美奈子さんがチーム組んで親善試合をすると

言うことにしました。ギャラはお一人様、経費別で20万円、合計40万円+経費ででどうでしょうか?」

 

おねだり1つで仕事がもらえるとはテレビ局オーナーが美馬 典子推しであるという噂は本当のようだった。

この申し出はありがたい限りだった。

これで保険と貯金とギャラで新しい戦車の件は何とかできそうだ。

番組の撮影現場は飯能市郊外の集落。戦車狩のテケとできたばかりの五式中戦車が峠道を登った。

後に撮影スタッフの輸送トラックが続く。また今回は地元の人に対戦車道を教えるコーナーもあり。

それらの機材も輸送トラックで続いた。

峠道の途中でスチュアート戦車が12台、排気ガスを撒き散らしてスピードを競うように追い抜いていった。

パラリラパラリラパラリラパラリラ、意味もなく悪趣味なサイレンを鳴らしながら追い抜いて行く。

 

「あらあら乱暴な運転をする子達ねえ」美奈子が眉を寄せた。

「痴れ者どもが世間の迷惑と言うものを考えてみるがいい!」あずみがにらみつけた。

ロケ現場となる小学校の校舎につくと自由時間となった。校舎には寝泊まりのできるゲストハウスもある。

生真面目な甲狩あずみは明日の対戦車道教室に備えて対戦車兵器を並べたり、動作確認をはじめた。

撮影スタッフは撮影の準備。美奈子と典子は近くの産直センターに買い出し出かけた。

仕出し弁当にもう一品、地のものでも添えるつもりなのだろう。

恵美は木陰で昼寝、玲子は地域の地形などを見て回っている。

彼女は斥候のように常に周囲に目配りして適切な情報をくれるのだ。

 

昼食を終えると対戦する女子高生の戦車道ダブルスチームがくる予定だった。

学校への坂道をカモのようなシルエットの戦車が2両、登ってくる。

フランスの代表的な戦車、ソミュア中戦車だ。速度40.7 km 主砲47 mm 戦車砲 装甲47 mm

エンジンソミュア V-8 ガソリン190 馬力。完成当初は世界水準を超える最強の戦車であったという。

細長い車体と大きさに比例してかなり厚めの装甲が特徴だ。

飯能市の女子高生戦車道チーム ワイルドグースはあおい、ひなた、ここな、かえで、の4人のチームだ。

 

リーダーのひなたは美奈子の若い頃のように大人しそうな子、ひなたは恵美のような元気もの、かえでは玲子のようなしっかり者、ここなは典子のようなゆるふわ系だ。

どこでも組み合わせと言うものは似てくるものである。

こうして2つのチームは明日の打ち合わせに入ったのだが、かえでとココネが元気がないようだ。

「失礼だが、かえで殿とココネ殿はご気分がすぐれないのではないか、明日の試合もあるゆえ、

今宵は休まれたらいかがか?」

あずみが不器用な言葉使いで尋ねる。

 

しばらく沈黙する女子高生達、そしてここねが泣き始めた、続いてかえでも泣いた、

まるで伝染したように4人全員が泣き出した。

「何かあったのもしよかったら事情を聞かせてくれる。」美奈子が優しくきいた。

リーダーのあおいさんが少しためらった後に思い切って話し始めました。

「あの、この正丸峠の集落は夏、恐ろしい連中がやってくるんです。戦車ドリフターズ。

正丸峠を戦車で走破する走り屋達です。

交通法規を無視して無謀運転をして、真夏の夜に騒音を響かせるんです。

しかも最近は一晩で40台ぐらい集まることもあって、彼らは村の駐車場で酒盛りもして

朝はゴミだらけにして帰っていくんです。それをずっと私たち村人が片付けてきました。

おそらく明日の土曜日の夜もドリフターズたちは夏休みもあって40台以上集まると思います。

でもそれだけじゃないんです。彼らは正丸峠を登る女性登山者やこの村の女性たちにも

ちょっかいを出して、毎年、イタズラされたりレイプされてる子が出てるんです、、、。

そしてまさか私たちの仲間がそんな目にあうなんて」あおいは泣きながら訴えた

 

「それはひどい!よかったら私たちに聞かせてくれるもしかしたら役に立てるもしれないんだ。」

美奈子は主婦独特のおせっかいで首を突っ込み始めた。

恵美や玲子と言った仲間たちも多分同じ気持ちだろう、女子高生たちの話を身を乗り出して聞いていた。

「だったら私が話します。」

ここねが立ち上がった。穏やかな表情の優しそうな子だ。4人の中では1番発育が良くふっくらした胸元

「実はココネと私がレイプされたんです。」カミングアウトしたのはかえでだった。メガネをかけた学級委員長タイプの真面目そうな子だった。楓は言い切ると顔を被って泣き始めた。

あおいが彼女の背中を抱いて外に連れて行った。

 

かわってココネが全てを告白した。ゆるふわの外見のわりに芯の強い子のようだ。

実は部活の帰り道、私たち大学生のお兄さんたちにナンパされたんです。

カーロアルマートという赤いイタリア戦車に乗っているお兄さんたちでした。

私たちが駅前に駐機しているその戦車を興味を惹かれて見てしまったのが失敗でした。

お兄さんたちは八王子の大学で戦車道をしていると私たちを騙しました。

私とかえでは八王子のC大学志望でしたから、ついつい話に乗ってしまいました。

ちょっとお茶をしていかない?と言われて飯能駅近くのカフェに連れて行かれました。

 

話し上手なお兄さんたちで、戦車道の話しですっかり打ち解けたところで、

甘いカクテルを勧められたんです。

戦車道の大学選抜チームの補欠にもなっていると聞いたのですっかり信用してしまい。

悪いこととは知りながらカクテルを口にしてしまいました。

それからはもうすっかり楽しくなってしまって、初めてのお酒の興奮もあって

真面目な楓が普段の彼女から想像できないほどにはっちゃけてしまっていました。

「そろそろ店を出ようか?よかったら2人とも俺たちの戦車で送って行くよ。」

大学生のお兄さんたちの目が少しぎらついているのを感じました。

危ないと感じた私は店を出る前に楓をトイレに誘い注意しました。

 

「楓、今の流れマジヤバイから電車で帰ろうよ。あのお兄さんたちちょっと怖い。」

私は彼女にそう言いました。

「らいじょうぶ、らよ、優しいお兄ちゃん達じゃん、送ってもらおうよ、ココネちゃん」

楓は完全に酔っ払っていました

結局、お兄さんたちの戦車に乗りました。戦車の中は革張りソファーでゆったりとしています。

さすがはイタリア製です。

楓は後ろの座席で二人の男に挟まれて座ってます。慣れないお酒でだるそうにしています。

そして左右の男たちは彼女の太ももや胸のあたりにさりげなく手を置いて、いやらしく触り始めました。

運転しているお兄さんは私に話しかけてきます。

 

名栗というイケメンのお兄さんでした。

「ココネちゃん、友達の巻き添えで大変だね。あの子は真面目そうだったけど結構遊んでるんでしょう? 」

とお兄さん、この人お兄さんと言われると機嫌が良いから私はお兄さんと呼ぶことにしました。

「お兄さん、そんな事ないですよ、あの子は口だけで全然、そんな子じゃないんで」

と答える私。

「でもさ、あの子、オールナイトで行っちゃうって言ったら、いいねっていったよ、しかも、俺たちにエロい体押し付けて、ノリノリじゃん!これもう、お持ち帰りってことでいいんだよね。」

私は思いました。これ、もう危険だ!コンビニにでも停めてもらって、そこでなんとかお別れして、、、ともかくこの流れ変えなきゃ、いろいろ、ココネなりに考えたけど、周りはいつのまにか人気のない丘陵地帯になっていました。もう手遅れだったんです。

 

すると男は突然、丘陵地帯の公園の駐車場に車を止めました。

振り返ると後部座席では楓がすでに2人が男に押さえつけられ、服を脱がされておっぱいを触られていました。

そしてもう1人の男の手は彼女のスカートの奥に差し入れられ彼女の性器を弄んでいるようでした。

手足の細い小鹿のようなスタイルの楓は必死に抵抗していますが、男たちの力の前ではなすすべもありません。

「あーあ、お前らがっつきすぎだろラブホまで待てないのかよ!」

と運転している名栗兄さんがいいます。後の男たちは下卑た声で答えました。

「こいつがさぁ、帰りたいとかふざけたこと言ってるから、ささっさとやっちまおうかと思って!触れても抵抗しなかったんだからいいんだろやっても!まじJ○の体いいぜ、ハリが違うよなあ!」

もはやC大生の化けの皮が剥がれています。名前は確か軍畑と川瀬と言いました。

 

その言葉に楓が男を睨んで抗議の声を上げます。

「フザケンナ、まじで!ウザイよお兄さん達!」

すると「パーン」と言う男が車内に響きました。

男が彼女の顔を平手で殴ったんですた、立て続けに2回、3回、殴られるあの子。

ナンパメンバーで1番気の弱そうな細身の男が豹変しました。

「うるせーんだよ!このオナホ女が、犯されたくてきたんだろうが、エロい服着てよ、なんだよこのパンティーは男に見せたかったんだろう。」

楓のパンティーを無理やり剥ぎ取って、彼女の涙に濡れた顔につきつけます。

 

殴られて、彼女は泣きじゃくり、男たちに許しをこいます。

「許して許して、私そんなんじゃない、いや、もうこれ以上何もしないで、初めてはこんなのイヤ!」

「ヒュー〜ーこいつ処女だぜ!ラッキー!」と男たち。

私は彼女の懇願の声を聞きながら、半年ほど前の自分を思い出していました。

これは友達にも内緒にしていましたが、実は私は趣味で一人で山登りしてソロキャンプをするのですが、武甲山でキャンプを張ったときに夜中、テントに押し入ってきた男たちに犯されたのです。

それで、私は実感としてわかりました男たちは絶対彼女を許さない。むしろ抵抗することが男の嗜虐心を煽り、過酷なレイプを受けるだろうと。

 

その頃、私の小さな身体も運転していたお兄さんに膝の上に乗せられ服の隙間からおっぱいを触られパンティの上から性器を弄ばれていました。

目の前で楓が殴られるのを見て怖かったけど、男のされるがまま、従順に従う事が一番安全である事を私は本能的に知っていました。愛情のカケラもなく女の体の感触を貪るような、いやらしいだけの身勝手な愛撫です。

でも、拒否したり、この男の愛撫に反応しなければ彼女のように私も殴られるに違いない。

男の力の前に降伏しなすがままにされる二度目の経験。若いオスのむき出しで身勝手な性欲がそこにはありました。

 

そんな男の手で、ブラジャーも外され、パンティーをはぎ取られました。

お兄さんの手が私の乳房と性器にふれ、あたしの反応を確かめるようにまさぐってきます。

私、犯される。これから性欲処理のはけ口にされることを強く感じました。

私は少しでもひどい扱いを受けないように、お兄さんに媚びるようにいました。

「お兄ちゃん、ココネ、怖いよ、お兄ちゃんの言う通りにするから優しくしてください。」

 

ほんとに私って下衆な女ですよね、自分から体を開いて許してもらおうなんて、そしてこのお兄さんに媚を売ればもしかすると他のお兄さんたちに輪姦されずに済むかもしれないという打算もありました。つくづく最低な女と自分でも思いましたが、他に方法がなかったんです。お兄さんはニィと笑うと私の唇を奪いました。

後ろの楓は男たちの手で全裸にされていました。細身の男と逞しい体つきの男。

後部座席はフラットになり、男たちも裸で彼女を取り囲み、彼女の乳房を揉みしだき、まだ男を知らない花園にいやらしく舌をはわせます。男達の下卑た声が響きます。

 

楓の方は脱がされても嫌がる態度を続けていました。

真面目な子ですから、こんな陵辱は我慢できなかったと思います。

男の声も次第に乱暴になります。

「こんなエロい面して処女まんこだってよ笑わせるぜ、ほら、乳首を立てろよヤリマン!まんこ濡らせよ精液便所!」

「一気に経験値稼がせてやるぜ!楓ちゃんレベル上げ、レベル上げ!」

もう悪循環と言う感じ、楓は既にヒステリー状態、

「やめろーーー やーめーろーーと」叫びます。

その後で、「ぐふぅ、げぇと、」酷い声、男達が楓のお腹を殴りました。

 

呼吸ができなくて口をパクパクさせて、涙を流す楓、彼女、痙攣しながらオシッコも漏らしてた。

そんな彼女を男達は笑って罵声を浴びせます。

「腹パンで気絶しねえんだ!?ションベンきたねえな」

「もう一回腹パンやろうかなぁ?顔だとさぁいろいろ後でまじいでしょ」

と楓に拳を見せる男、楓の心は完全に折れてもう無反応。

それを男たちがさらに不快に感じたのか、荒々しく男達は優子の股を開かせ、彼女のまだ男を知らない未熟な女性器に充分な前戯もないままペニスをねじ込みました。

 

楓の細い体を貫く男、楓の口から「痛いよ、いやぁ、あ、あ、ぐぎぃ」と痛みの声がもれました。

容赦ないピストン、優子のか細い声が聞こえる 「痛いよー 痛いよー、」と聞こえます。

潤っていない花園に男達の肉の凶器が突き刺さる。彼らだって気持ちよくないはずです。

案の定、男達が楓に容赦ない声を浴びせます。

「あれ、こいつのまんこ全然気持ちよくねぇ、クソ使えね。ちんぽにマッサージオイル塗ったらいけるんじゃね?」

男は自らのものにオイルを塗りこんで再び彼女の中に挿入しました。

「これ、いけるいけるJ○肉オナホ最高だわ!よし、オイル攻めはいりまーす。」

彼女はおっぱいにもオイルをぬられ乳首を弄ばれました。

オイルのせいで男が腰を振るたびに彼女の性器からパチュンパチュンといやらしい音が漏れます。

 

オイルまみれの手でクリと乳首を男達は弄びました。

彼女の純潔を汚い男の欲望が汚していく。楓の口から、

「あ、あ、イヤ、うぅ くっ 」と少し甘い声が漏れていました。

「お、こいつのまんこいい感じにほぐれてきたぜ。」とご満悦の男たち、

しかし楓の反応の鈍さがまた男たちの機嫌を損ねます。

「おいクソ女黙ってねぇでもっと、あんあんとかあえいで見せろよ、早く終わらせてほしかったらおまんこ気持ちいいとかいやらしいこと言うんだよ、まじで使えねぇなお前。言わねえとなぐるぞ、いえよ」と細身の男

「ほら、あん、あん、いえよ!おまんこ気持ちいーだろ、」

 

男の恫喝に彼女も演技で、ぎこちない喘ぎ声を口かもらし淫語を叫びます。

それを見てもう1人の男、「わかってきたじゃねーか、その可愛い手で俺のちんぽしごけよ」

と自らのものを握らせました。

楓の手コキで男はあっけなく限界をむかえ、彼女の顔に男は汚いペニスを押し付けて「口の中でださせろ!」と命じました。

頭を押さえつけられて容赦なく口の中に生臭いザーメンを射精される彼女。

オイルを塗ったペニスで腰を振っていた男もその姿を見て興奮したのか楓の性器に射精します。

「楓ちゃん処女まっんっこっに初めての種付けぇぇぇ 」と叫びながら腰を振る男、笑う男達。子宮に精液を流し込まれました。ー

楓の「イヤーーーーぁぁぁーーーーーーゃーーー」という悲しい叫び。

 

女の子が暴力でロストバージンされた事がそんなに笑えるのか、もう少し優しい言葉をかけられないのかとその男の品のなさがいとわしく感じました。

しかしその男たちが怖くて懸命に媚びている自分が情けなくなりました。

蹂躙される友人の姿を目の前で見せつけられながら私自身の体にも男の容赦ない愛撫が加えられていました。そして、厭わしいことに私の体は徐々に反応を見せました。

男に開発された体、まだ未熟な私の体はテントの中でいたずらされて肉の快楽をすっかり覚えてしまったのです。楓と違う、「あん、あ、いい、いや、あ、あ、いい、ああ、ひぅう」と明らかに艶と媚びを含んだメスの声、これが悲しいけど私という女。

 

「ココネちゃんおとなしい顔して結構エッチな子?彼氏とかいるの?セックス知ってるよねこの感じ?」

クリトリスをつまみ、指をさし入れながら男が耳元で聞いてくる。首を横にふる私。

「こんな奥までくわえこんじゃってちょっと自分から腰動かしちゃってるよね。もしかして経験あり?」

少し迷ったけど小さく懐く私。

男に意地悪な笑みが浮かぶ、「やっぱりそうだった、でもお兄さんの方が上手だろう、彼氏より、だって君のここびしょびしょだもんね。どっちが気持ちいいの教えて?」私はどう答えればよいか知っている。小さく喘ぎながら「お兄ちゃん」と答える。

 

男の口元に笑みが浮かんだ。そうだ、こうして屈服してしまえば男は暴力は振るわない、弄ばれて快楽に体をくねらせ、無様な喘ぎ声をあげれば、男の征服欲が満たされる。そして私も1匹のメスになってしまえばこの状況少しは受け止めることができるはずなのです。

男が私の耳元で囁く、

「君のこのかわいい敏感なおまんこにほらお兄さんの大きなおちんちん入れてあげるね。」

男は私に肉棒を握らせてその感触を確かめさせる。

まるで熱を含んだ肉の棒、男のものが硬く屹立していました。

これが今から私の中に入ってくるんだ。男は挿入の前にまた、唇を奪ってきました。

 

「ココネちゃん、君は素直で可愛いね。まだ経験も少なそうだから優しく入れてあげるね。そのかわいい口でお兄ちゃんおちんちん入れてって言ってみようか?」

「ココネのおまんこにお兄ちゃんのおちんちんいれて」

言われるがままに従順に答える私。そして私の中に男のものが入ってきた。

その男のペニスの形、長さ、腰の突き入れ方、最悪なことにこの男は私とSEXの相性が抜群だったようです。

お腹の下の方から無条件で快楽が湧き上がってくる。もう口からはいやらしい喘ぎ声が出てしまっている。

男が腰をグラインドするたびに響くいやらしい音が私がいかにはしたなく愛液を出しているかを思い知らせます。

それは男にとっても私の中は気持ちの良いものだったようです。

 

「ココネちゃん、おまんこヤバイよ、お兄ちゃんとっても気持ちいいよ、君はとってもいい子だね。お兄ちゃんと気持ちよくなろうね。」腰を揺らし、突き上げ、えぐり、私に無様に嬌声を上げさせる。

そしてお兄ちゃんは命じました。

「ほら自分で腰使っちゃって乳首だってこんなにいやらしくたっちゃってるよ。ほら言ってごらん!ココネはエッチな子ですお兄ちゃん、おまんこにお仕置きしてくださいって!」

体だけでなく心でも服従を迫ってくる。

私もスイッチが入ってしまって男が言うままにいやらしい言葉を口にする。

「ココネはエッチな子なのお兄ちゃんのおちんちんでお仕置きして、お兄ちゃんのものにして、おまんこ気持ちいい、おちんちんずぼずぼして!」

 

言葉というのは不思議なもので、言葉に自分の体も反応してしまうのがわかります。

友人の隣で、男に抱かれ乳首を吸われてペニスを打ち込まれて腰を振っているこの異常な状態。

私は興奮して絶頂へと追い込まれていきます。

「お兄ちゃんのおちんちんいいよぅ、いやいっちゃう!いっちゃうぅ、ココネ、イクイク、。いぐぅ!」

自分から腰を振り、男の首に手を回し、男の太い腰に足を絡めた。

その姿に男が興奮して私の唇を奪いながらペニスを奥まで打ち込んで大量の精液を私の中に射精しました。

「ココネちゃんのJKマンコに射精るぅ!」ビュルビュル

私の子宮の中に打ち付けられる熱い精液のほとばしりに私も絶頂を迎えました。

「いくーーーーーいぐーーーーお兄ちゃんの精液でいっちゃうよぅ 」

男がその姿を愛しいと感じたのかぎゅっと私を抱きしめてきました。

 

お兄ちゃんに抱きしめられて、ぼんやりと後部座席をみると口の中に射精した方の男が楓のお尻を鷲掴みにして後からペニスを挿入していました。そしてもう1人の筋肉質の男は楓にフェラチオを強要していました。

フェラチオさせている方の男が、こっちを見て、

「おい○○!そっちはめっちゃラブラブじゃん、俺にもその子とやらせろよ!」と言ってきました。

するとお兄ちゃんは私を膝の上で足を開かせて、中出しされたおまんこを見せつけました。

「わりぃこいつのここ俺専用なんだ!この子も俺以外にされるのは嫌みたいだから、まぁフェラチオぐらいで勘弁してやってよ。」

 

そして、私は四つん這いにさせられ男のものをくわえさせられました。

「こいつのフェラテクまじすげえ、ちんぽ溶けるわ。」男の気持ちの獣じみた喘ぎ声が響きます。

お兄ちゃんは後から私のオマンコの穴とクリトリスを弄びながらいいます。

「あれ、ココネちゃん一生懸命しゃぶっちゃって全然そんな風には見えないけど、セックス大好きっ子なの、おいしそうにおちんちんしゃぶるね、誰に教えてもらったの。」と聞いてきました。

男のペニスをしゃぶらされて、私のあそこはまた愛液を滴らせて男をもとめています。たまらず腰をもじもじさせると、お兄ちゃんがきいてきます。誰にセックス仕込まれたの彼氏?教えてくれたら俺のもう一回入れてあげるよ

 

「年上の彼氏に教えてもらってたんです。」

おじさんにレイプされたとは言えずに少し脚色して答える私。

「なんだよ大人に仕込まれていたのか、おとなしい顔して結構ヤリマンなんだね。じゃぁお兄ちゃんがおちんちんでまたお仕置きしてあげるからね。」

そう言うとお尻の肉を鷲掴みにして押し開くようにペニスを後から挿入してきました。

もともと相性の良いペニスをバックから深々と差し込まれ、私は無様な喘ぎ声をあげました。

するとフェラチオさせていた男が髪の毛をつかみ、「怠けてんじゃねーよちゃんとくわえろよこのヤリマン!」

と命じてきました。私は彼のペニスに懸命に奉仕しました。

 

「いやーまじこいつのフェラはんぱねーよ、今からたっぷり出してるからなあ飲み込めよ。」

というと口の中で大量に射精されました。。この男の精液はなぜか匂いが強く頭がクラクラしました。

精液の匂いに当てられてぼーっとなっている私をお兄ちゃんが後から攻めます。

もう周囲の目なんて気にならない位にいやらしい声を上げて私は絶頂に追い込まれました。

「あーーーいいいぃーーーおしおきしてぇ、ーあん、あん、ココネのいけないお尻を叩いて、お兄ちゃん!

お兄ちゃんが腰を振りながら私のお尻をパシッっと叩きます。私はあそこがきゅんとなっちゃう。

「こいつケツ叩かれたんびにおまんこしまるぜ、マジ受ける。」

 

などと罵倒されながら私は男に尻を突き出した状態で絶頂しました。

「お兄ちゃん、悪い子のココネでごめんなさい、ごめんなさい、いぐ、いぐ、いぐぅうう」

私が行くのと同時に、お兄ちゃんも私の中に大量の精液を吐き出しました。

ぐったりした私の向こう涙で霞んだ私の視界の向こうで楓の上に覆い被さり、はずむように腰を振る男の姿がありました。

楓の口からも艶を含んだ声が漏れていたような気がします。あー楓も女にされてるなぁと私は漠然と思いました。

 

それから、私たちはラブホテルに連れて行かれ、男たちとジャグジーに入り、体を洗われ、男達の相手をさせられました。

お兄ちゃんと呼んだ名栗は他の男にペニスを入れられる事からは守ってくれましたが、

全員のおちんちんをフェラチオさせられました。

楓はフェラチオがうまくできなかったので、次々とペニスをいれられて膣内に射精されていました。

朝早く男たちはホテルを去りました。楓と私はお風呂で男の精液の匂いの染み付いた自分たちの体を洗いあいました。楓の未熟な性器は赤く充血していて中からは血の混じったピンク色の精液が溢れだしました。

お風呂から出ると2人とも涙がこぼれて抱き合って泣きました。ことに深い傷を負った楓はとても辛そうだったので、私がソロキャンプでおじさん達に輪姦された事をカミングアウトして慰めました。

「なぁんだ、ココネって隠れビッチじゃん」と楓はちょっと笑ってくれました。

ひどい言われ方だけども彼女が少しでも気が紛れたのならいいやと思いました。

 

彼女の告白に美奈子と仲間達と対戦車道の二人も凍りついた。

戦車ドリフターズの卑劣な男達への怒りが湧き上がる。

「赤いカーロアルマートの連中、これですね」玲子が手早くネットで正体を割り出す。

「福生レッズのリーダー、戦車ドリフターズの主宰者ですね。名栗 順二がお兄さんと呼ばれたイケメンでリーダーです。このマッチョが軍畑 勲、この痩せ型が川瀬 一郎です、。正丸峠で悪さしてるのはこの連中です。」

「メンバーはカーロアルマートにスチュアート戦車15両、BT7が15両 二号戦車が15両 名栗、軍畑、川瀬、それぞれがヘッドにになってみたいだぜ!!ちなみに軍畑はティーゲル2を買ったらしいな、川瀬は高速戦車レオパルト、どいつもこいつも金持ちのボンボンだな、」恵美がドリフターズの戦力をみて驚いた。

「こちらはソミュアを足しても4両、対する敵は48両、、およそ10対1ね」玲子が考え込む。

 

「おのおのがた!我に策あり!進言してもよろしいか!」甲狩あずみが進み出た。

「あのドリフターズの奴らはこの村の人々にとっても恨み骨髄の筈、今日と明日の二日間で私が対戦車道を村の皆さんに教えて

村人総出で奴らを叩きのめすと言うのはどうだろうか?「人が戦車を倒す!」これが戦車道の真髄なれば!」

彼女の目がキラキラと輝いていた。

甲狩あずみのキラキラした瞳をうれしそうに眺めて美馬典子が話を進めた。

「松戸ニコニコ放送局の特番番組は今回特別に内容を変更して「正丸峠村人の皆さまと9人の戦車乗り VS 極悪無法の野武士、戦車ドリフターズ軍団」実況生中継でいきます。今、オーナーの鯨井さんに了解を取りました。」

 

「典子、これはまさに映画「七人の侍」武人としてこんなに嬉しいことはない!かたじけない。」あずみは典子に抱きついた。

典子は彼女はぎゅっと抱きしめてうれしそうに目を細めた。

かくして正丸峠の村人は学校の校庭に集まった。

あずみがうれしそうに対戦車道の解説をした。青年団と婦人部には刺突爆雷とパンツァーファースト、対戦車ライフルの手ほどきを、お年寄りたちには88ミリ高射砲、37ミリ対戦車砲、といった対戦車砲の訓練をした。

また、青年団の力を借りて突貫作業で正丸峠の入り口に土嚢を積み上げて防御戦を構築した。

そして、婦人部には村の入り口の広場に何軒かの露店を出させ、夏祭り会場を偽装した。

作戦本部は土嚢の防御ラインから1キロほど入った正丸峠駅前のレストラン「田舎大名」

299号線をまじかに見下ろす要衝だった。

 

甲狩あずみは訓練の後、床机に腰を下ろして、各員に作戦の要領を伝えた。

後は戦車道ドリフターズを待つばかりだ。

戦車道ドリフターズは朝9時に所沢を出発した。総勢48両、轟音を蹴立てて国道299号線を正丸峠へと向かう。

「今日は正丸峠でレースをした後は麓のしけた村でも襲って女を5、6人拉致ってくるか!」リーダーの名栗は上機嫌だ。

「トレッキングの女グループとかもいいかもしれないな!」と軍畑

「サイクリングの女に決まってんだろ、あの足がたまんないぜ!」と川瀬

総勢150名の悪党どもは自分勝手に盛り上がりながら正丸峠を目指した。

 

 

先頭を走っていた川瀬が前方に何かを発見した。

少女たちがレースのコンパニオンよろしく、大きな看板を掲げて笑顔で手を振ってくる。

服装はなんとビキニ姿。川瀬のレオポルトが急停車した。川瀬隊のBT7も停車する。

「お兄さんたちキンキンに冷えたビールはいかがですか!」ゆるふわ系の可愛い少女がグラマラスな胸元もあらわに、戦車に近寄ってくる。「枝豆とフランクフルトもある。今日は祭りのひなのだ!ぜひ寄って行け」スレンダーで目つきの鋭い美貌の少女が変な言葉遣いで男たちを誘う。

キュートな尻が男たちの視線を釘付けにした。

「今夏祭りやってます。おまんじゅうもかき氷もありますよ」あおい、ひなたの両名もガーリーな可愛らしい水着を着て男たちを招いた。川瀬という男は楓を殴り弄んだ男だ。今すぐにでも殴りつけてやりたいが、あおいとひなたは精一杯の笑顔でそれを隠した。

 

こうして川瀬隊の16両は夏祭り会場での飲食が始まった。

村の婦人部のメンバーも愛想よく彼らにご馳走を振る舞った。

彼らは仮設のテーブルで宴会を始めた。典子は巧みに男たちの周りを回り、

その美しい体を見せつけながら酒を進めた。

あずみはその姿に少し嫉妬しながら、彼女としては最大限の愛想振りまいて酒をついで回る。

どういうわけだかその祭りの様子を松戸ニコニコ放送局と言う放送局が撮影している。ニュース番組だろうか。川瀬の腰に下げた無線が鳴る。

「おい先遣隊の川瀬隊、何をやっている。」無線機から名栗の声が聞こえる。

そろそろいいタイミングだ。あずみが合図する。

 

会場に飯能音頭が流れた。村人全員が屋台に駆け戻る。

そして婦人部の連中が屋台の下から、何やら見慣れない武器を出してきた。

パンツァー ファーストの対戦車ロケットが赤い炎を吹きながら次々と発射された。

ロケットはBT7に当たると装甲を突き破って大爆発した。

先ごろまで笑顔でお酒を注いでいた女子高生たちが長い槍のようなものを次々と戦車に突き刺した。

ノイマン効果で高速の熱噴流が戦車の装甲を焼いた。

彼らは完全に油断していた。駐車中の戦車などただの的だった。つぎつぎと撃破されるBT 7。

混乱の極みの中をソミュア戦車が一両で突入してきた。

まだ搭乗員も載っていないBT7に至近距離から47ミリ砲弾を浴びせかける。

男たちは戦車に乗る間もなく戦車を撃破された。

 

「ココネと楓の仇討ちだよ!」あおいとひなたは獅子奮迅の活躍だ。

川瀬が慌ててレオポルトに乗り込んだ。

「くそう!村の女どもめいっぱい食わせやがって!」レオポルトが発砲

「カーーン」とソミュアの重装甲が弾いた。

すかさず打ち返すソミュア!レオポルトは正面装甲を撃ち抜かれ大爆発した。

川瀬は吹き飛んで田んぼの中に真っ逆さまに墜落した。わずか二両のBT7がほうほうの体で逃げて行く。

見事な奇襲作戦。迫力のある絵が取れたとニコニコ放送局のプロデューサーは喜んだ。

 

「うむ戦果は十分!疾く引くのだ!」テケ車にまたがったあずみの合図で村人は防御線へと後退した。

こちらは被害ゼロ、上々の出来と思ったのもつかの間。

軍畑のティーガーと二号戦車が援軍に駆けつけた。

2号戦車から機銃掃射の雨。ティーガーの88ミリ砲も打ち始めた。

激しい砲撃に徒歩の婦人部たちは無事に逃げられそうもなかった。

「うむぅ、敵もなかなかやる。私が突撃して撤退の隙を稼ぐか、、、、」

突撃にうって出ようとしたテケ車をあおいとひなたが止めた。

「しんがりの栄光は我らワイルドグース 1号車に!かえでとココネを宜しく!」

悲壮な決意をうちに秘めて、あおいとひなたが笑顔で見送った。

 

そして彼らは農業用水路にかかる小さな橋の上にソミュアを進出させ友軍の盾になった。

16両の戦車から次々と砲弾を打ち込まれる。打たれ強いソミュアはいびつに変形し、履帯を飛ばされながらも必死に打ち返す。しかし10発以上食って次第に車体から白い煙が上がり始める。

そして満身創痍のソミュアが突然巨人の腕で殴りつけられたように小さな橋の上から吹き飛ばされた。

軍畑のティーガーの88ミリの直撃を浴びたのだった。

甲狩あずみが敵を振り払い遠く振り返る。

ドリフターズに戦車からすすだらけになって引きづりだされるあおいとひなたが見えた。

橋の上を軍畑隊が轟音をあげて通過していく。

松戸ニコニコ放送局はその様子もしっかりと映像に収めていた。

 

その頃、正丸峠の入り口付近に秘匿陣地を敷いて守るお爺さん達は大はしゃぎで敵の来るのを待っていた。

中でも仲良しの与三郎、鉄蔵、源三は大盛り上がりだった。

「戦車ドリフターズどもにワシの88ミリ砲をお見舞いしてくれるわ!」と与三郎爺さん

「お前のは37ミリドアノッカーじゃろう!この粗品め」と幼馴染の鉄蔵が笑う。

「ところであのムチムチの美奈子さんら、奥様がたがワシらのとこに偲んできたらいかがする?」と源三

「うむ!その時はワシの股間の大砲が火を噴くじゃろうな!」

「ワシは恵美ちゃんがええのお、あの手の女は情が深い」「いやいや玲子のような女は床上手だで」

爺さん達のワイ談は限りない。そこへ奇襲隊のあずみ達が帰還した。

 

「お爺さん達!第2防衛線お頼み申す!」そういうとあずみ達は本陣まで後退した。

奇襲の疲れを取り武器を補給して次に備えるのだ。

はるか向こうから二号戦車とティーガー2が追いかけてくる。村の長老達は引きつけるだけ引きつけて発砲した。この防御陣地の役目は敵を食い止めることだ。

88ミリ高射砲の水平撃ちが二号戦車を次々とスクラップに変えた。

37ミリ砲も次々速射され、軍畑隊の戦力を削いだ。

進撃をしようと無理に前進した戦車にはお爺さん達の対戦車ライフルが火を噴く!随所に埋められた地雷がキャタピラを破壊する。

「ほほほ!まるでイノシシ狩じゃぁ!また一台仕留めたぞい!」お爺さん達は対戦車道の楽しさに喝采した。

「おい、軍畑!力押ししてんじゃねーよ!この脳筋!」名栗の無線で軍畑は一次的に後方へ部隊をさげた。

 

戦車ドリフターズの戦力は名栗のカーロアルマートとスチュアート戦車15、川瀬隊の残りのBT7が3、ティーゲル2と二号戦車がおじいちゃんたちの対戦車戦闘で既に8両が撃破されていたのだ。

「もうじき日もくれる。残りのBTと二号戦車、それとうちのスチュアートを5両、合計15両を村の側道から迂回させて

陣地を後方から攻めるぞ!俺と軍畑、残りのスチュアート10両はここで待機して、敵を陽動する。

篝火を炊け、音楽を鳴らせ

とにかく気勢をあげてこちらに奴らの目を惹きつけろ!」名栗は命じた。

「捕虜にしたあいつらに酌をさせろ!ノーパンノーブラでやらせるんだ、戦場の座興だハハハ!」

あおいとひなたがミニスカートとTシャツだけで男たちの前に引き出された。

「へへへ、こっちこいよ。スカートの中を拝ませてもらうぜ!」「うひょーこいつおとなしい顔して毛深いぜ」「こいつが陥没乳首してるぜ」

「やめて下さい!いや」「卑怯者!ああ、だめ」下からスカート覗き込まれ、Tシャツをめくりあげられた。

彼女たちはなすすべなく男たちの晒し者になった。

 

村人の陣地の背後をつくために側道に進出した15両は本体の楽しげな宴会を遠目に眺めながら

自分たちの貧乏くじをぼやいていた。

「連中だけよろしくやりやがって、俺たちはじじいどもの始末かよ。」

狭い側道を進むドリフターズ、青いビニールシートをかぶせて納屋に偽装した五式中戦車の105ミリ砲がその最前列を狙っていた。

「うひょーほんとにやってきたぜ!迂回戦術ってやつかい?あずみちゃんとかいう子の言う通りだ」

恵美が感心する。

「勝ち戦だと思って油断しきっていますね。あいつら」玲子がいう。

「それでは戦争を教育してやるとしようか。」美奈子がどや顔でつぶやく。

いい終わると3人は大爆笑した。「ヴィレルボカージュのビットマンゴッコ」だった。

ドイツ軍の戦車エースであるビットマンがタイガー戦車1台で15両の連合軍戦車を撃破した一幕だ。

 

玲子が冷静に砲塔を回転させ、最後は手回しレバーで砲塔を微調整、105ミリ砲の照準器を見つめる。

念願の回転砲塔、やっぱり使いやすい

照準器の中の三角形、シュトルヒを使って彼我の距離を測定する玲子

「標的までの距離800」

「玲子さん最初に前方の車両。その後は最後尾の車両をやってください。恵美さん三発打ち込んだところで敵の中に突入してください。こちらは和製タイガー戦車の五式中戦車です。軽戦車のスチュワートなどぶつけただけで吹き飛ばせます。」

「トォォーーーン!」玲子の放った105ミリ砲は装甲が薄いスチュアートを2両まとめて貫いた!

 

「おい一体何が起こったんだ!」「しかもとんでもない大口径だぞ。88ミリ高射砲の待ち伏せか?」

ドリフターズが混乱する。「トォォォーン!」「トォォォーン!」甲高い発砲音が鳴るたびに二号戦車

やBTがボロ雑巾のように吹き飛んだ。

「あの納屋だ!あの納屋の中から撃ってるんだ!」撃破を免れた11両が一斉に射撃をする。

吹き飛ぶ納屋、しかしその奥にいたものは砲撃をことごとく弾き返した。

「あれ、軍畑さんと同じディーゲル!まじ洒落になんねえぜ!」

ドリフターズたちはタイガー戦車が出たと勘違いした。

確かに外見は一回り小さなティーガーに見えなくはない。

 

「オラオラ1000馬力のぶちかまし行くぜ!」恵美が五式中戦車をスチュアートにぶつけて弾き飛ばした。

そして至近距離から105ミリ砲を撃ちまくる。逃げ出そうにも前列と後列の撃破された戦車が邪魔で立ち往生する。

さらに左右の果樹の畑の中から青年団の男たちが飛び出て戦車の上に飛び乗った。

ハッチを外から開けてドリフターズどもを殴り倒す。刺突爆雷で撃破する。瞬く間に15両が制圧された。

「まさにヴィレルボカージュの再現ですな」とニコニコ放送局のプロデューサーはご満悦だった。

しかも二両の2号戦車とスチュアートが一両鹵獲された。

「それでは手はず通り私たちは敵の後方に回りましょう。」

美奈子の五式中戦車と青年団の精鋭と鹵獲戦車はドリフターズの後方へと急いだ。

 

「どうやらドンパチ始めたみたいだな。陣地の後方をうちの連中がかき回してる頃だな。

さて俺たちも突撃するぞ!」

名栗と軍畑、そして10両のスチュアートが前進を再開する。

宴会会場にはほぼ全裸にされたあおいとひなたが残された。

2人は身を寄せあって泣いた。しかしそれは悲しみの涙ではない。

憎きドリフターズが彼女たちの最後の罠にはまったからだ。

彼女たちが男たちに裸を見られて宴会に興じられた間に、別働隊が側道で敵を撃破しているはずだ。

そしてこれから本体全員による総攻めが始まるのだ!

「ココネちゃんとかえでちゃんが仕返しをする時だね!」「名栗を打ち取って欲しいね!」

葵と日向は服を着ると戦いの結果を見届けるために村の火の見櫓に登った。

 

敵陣に向けて前進する名栗は太鼓の音色が気になった。

「ドンドンドンドンドンドンドンドン」大太鼓が激しくうちならされている何かの合図だろうか。

パンツァー カイルの突撃陣形、先頭は軍畑のティーガー2、それに彼らが続く。

おりしも本陣の正丸峠駅前ではあおいとココネがソミュアの上に立って村人に語りかけていた。

「私たちはドリフターズの暴挙に今日まで耐えてきました。それも今日で終わりです。奴らを根こそぎに殲滅しましょう。」

村人の間から喝采が上がる。

「それでは皆さん手はず通り包囲殲滅に入ります!1匹残らず仕留めましょう。パンツァー アブエァー フォー!対戦車道前進!」

 

スレンダーで切れ長な目をした凛とした少女、甲狩 あずみがパンツァージャケットも勇ましくテケ車の馬上で対戦車ライフルを振り上げる。

夜の明かりの下に浮かび上がる彼女は伝説の戦乙女のようだ。

その傍には同じパンツァージャケットをまとったゆるふわ系の美少女、美馬 典子が恋する乙女の表情であずみを見上げている。ニコニコ放送局のオーナーのお気に入りだ。

松戸ニコニコ放送局のテレビクルーがまさにハイライトシーンを取るかのように撮影している。

今日、振り返れば随所で本当にいい絵がが取れた。これは劇場公開してもいけるのではないかプロデューサーは手ごたえを感じていた。

 

突撃陣形の先頭をいく軍畑は敵の防御線が開門するのを見た。

そして中からソミュア戦車を先頭にテケ車、対戦車兵器を抱えた婦人部のメンバーらが

突撃してくるのが見えた。

対戦車砲のじいさんたちも盛んに発砲してきた。

「ふん、バンザイ突撃か!生意気な踏み潰してやる!」軍畑は勝利を確信した。

しかし、 ドリフターズの背後で悲鳴が上がった。五式中戦車を先頭に青年団のメンバーが

後方から攻撃してきたからだ。

そして瞬く間に包囲の輪が形成された。形勢が逆転した!

次々と撃破されるスチュアートアート戦車。

まるで悪夢を見ているようだ。

ティーガー2には周囲からパンツァーファースト、88ミリ砲などの砲火が集中する。

「ふざけやがって!お前らの武器なんかでティーガー戦車はびくともしないぜ!」

軍畑はハッチを開けて外を見た。すると真横からソミュア戦車が突っ込んでくる。

 

隣を守っていたスチュアートもソミュアに撃破される。

しかし軍畑が驚いたのはソミュアのその姿だった。

車体に縛り付けられた日本の巨大な棒。先端には灯油缶ほどの円筒の物体。

彼はしばらくその意味をはかりかねた。

しかしみるみる顔が真っ青になった。

「まさかあれは戦車仕様の刺突爆雷!神風戦車か!」YouTubeか何かで見たことのあるトンデモ対戦車兵器。

炸薬量は100キロ、それが二本も突き出ている。

慌てて砲塔を回して88ミリ砲を発砲するが、細長いソミュアは

見事にそれを躱してティーガー戦車に刺突爆雷を突き刺した。

「ドリフターズめ!私たち村人の恨み!その体で思い知れ!」ココネとかえでが叫ぶ!

「どごおおおおおおーーーーーーーーーーーん」

装甲を打ち抜かれて吹き飛ぶティーガー2、ソミュアも爆風と反動で大きく弾け飛んだ!

 

戦力の要のティーガーをうしなって大勢は決した!

こうしてドリフターズはほぼ壊滅した。リーダーの名栗の真っ赤なカーロアルマートが包囲される。

テケ車にまたがったあずみが刺突爆雷を戦車の後部に叩き込んだ。

必死にハッチを閉めるが村人たちに開けられて外に引きずり出された。

「ひぃぃぃぃ許して下さい!もうしません!正丸峠には二度と近づきません!」泣きながら土下座する名栗。

戦車ドリフターズの面々は全員がパンツ一つにされて、村の広場に正座させられた。

松戸ニコニコ放送局はその無様な様子の一部始終を撮影した。

悪が滅びる瞬間を視聴者に生中継したのだ!

そして彼らの戦車の全てが村人に没収された。

これらは中古車屋に売り飛ばされ村おこしの資金になると言う。

 

エピローグ

正丸峠に日が沈み小学校の校庭では夏祭り兼勝利の宴が催された。

その晩、松戸で放送されたニコニコ放送局の中継はプロジェクター大画面で何度となく村人たちに見られた。

今日1日の手柄話で花が咲く。今年の夏祭りは最高に楽しい夏となった。

あおいとひなた かえでとここねの四人はブルーシートの上で楽しげに村人と話している。

ソミュア2両は失ったがワイルドグースはこの日、村の小さな英雄になった。

 

美奈子はおいしそうに名栗村の大きな田舎饅頭を食べている。

まんじゅうの皮を牛乳で練ったこの土地の饅頭は実においしいのだ。

玲子は正座して静かに地酒を傾けている。恵美はビール瓶を抱えて大の字になって寝ていた。

甲狩あずみは村長とこの村での対戦車道の道場をつくる件でうれしそうに話している。

美馬典子は少し離れたところでスマートフォンで話していた。

「鯨井さん、いろいろとご助力ありがとうございます。今回のドキュメント映画化

あずみちゃんを主役でぜひお願いします。

これで彼女はもっと輝けると思うんです。え、明日の晩ですか、、はい、、

松戸のいつものホテルで、お泊りでですね、わかりました。

そのかわり今回の映画化の件はぜひお願いします。」彼女の表情が少し曇った。

「おーい典子ぉ!こっちにおいでよ一緒に食べようよ!」あずみが呼ぶ。

慌てて彼女は電話を切った。

親友はいつも美しい。そしてこの子はもっともっと輝くべきなのだ。

「あずみちゃん、、!」

美馬典子は彼女のもとに笑顔で駆け寄りながらそう思った。

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