「で、今度はエルーン用のが欲しいって? 懲りねぇなぁ……」
「あの綺麗な背中見てたら……ムラムラして来て……」
ごちゃごちゃとしたカリオストロの部屋。そこの君主たるカリオストロと、隙間にちょこんと座るグランが相変わらずな会話をしていた。
「別にお前だったら薬使わなくても相手してくれる奴いるだろ。なんなら誘わなくても来るだろ」
「それは確かに有難い話ではあるけども……そうじゃないんだ」
「1回刺されてしまえ」
「だって!?」
最早投げやりな答えを返したカリオストロは机へと向き直り何やら作業をし始めた。グランはさめざめと泣いているようだ。
そんな時ドアが叩かれた。
誰だろうとグランは考える。
弟子であるクラリスだろうか。寧ろそれ以外にカリオストロの部屋を訪れる人が思いつかない。
入っていいぞ、とカリオストロがその相手に声をかける。僕がいること忘れてないかとグランは思ったが、扉の向こうの人物には届かぬ思いだった。
「カリオストロ殿、何時ものを……ん?」
そこにいたのは金髪の偉丈夫。男の自分をして見惚れてしまう美貌の持ち主。ノイシュだった。
「だ、団長殿……何故ここに!?」
「なんでノイシュがここに?」
驚いた二人はほぼ同時に疑問を投げかける。何故こんな所にと。
「わ、私は……その……」
そして先に答えようとしたのはノイシュだ。が、直ぐに言葉を詰まらせる。何か言い難いことがある様子だった。
「ほらよノイシュ、お望みの精力剤だ」
しかしそんな事はカリオストロには関係無かったので、躊躇いなくソレをノイシュに投げ渡す。
ラベルは普通の物ではない。明らかに如何わしそうなピンク色の代物だ。
グランはそれをよく知っている。自分も良くカリオストロから貰うからだ。アレは確かに元気になる代物だ。主に下半身が。
「何故ソレをノイシュが……!!」
「い、いやこれは……違……」
「ハハハッ! この時期は大変なんだよ。なぁノイシュ殿?」
気づいたらカリオストロが蛇、ウロボロスが扉の前に陣取っていた。部屋から出さないという主の意志が見えるようだ。
「丁度いい、団長に相談したらどうだ? きっと助けになると思うぜ?」
言葉だけ聴けば善意からの提案のように思えるが、その顔にはいつものとてもとても邪悪な笑みが浮かび上がっていた。明らかに暇潰しの玩具を見つけた時の顔だ。
「くっ……だが……」
「一体なんの話をしてるんだカリオストロ?」
さっぱり意図が分からないグランはカリオストロに聞いた。
「発情期の話だよ。エルーンのな」
「エルーンの発情期……まさか」
ノイシュと縁のあるエルーン族の人々と言えば、思い当たるのはやはりアイルスト王家の方々だ。
そして発情期ともなれば……。
「まさかヘルエスと……!?」
「違う。騎士として、ヘルエス様とそのようなことは決してない!」
断言された。一切の想像の余地を許さない語調だった。
となれば。
「……スカーサハ?」
「……………………………………くっ」
物凄い葛藤があったように見えたが、ノイシュはそれを認めた。
「まぁ真竜様のお誘いを断る訳にはいかないもんなぁ? ましてや一度はマジの殺し合いをして迷惑をかけた、引け目のある相手だ」
カリオストロが心底楽しそうに言った。
「お巫山戯の類であれば固辞出来たのですが……ああも苦しそうにされると……くっ」
ああ、発情期のスカーサハに襲われたのか。何となくグランは察した。
「それで発情期が来る度に?」
「まぁそういう事だ。真竜様のソレはかなりのものらしくてな、王国一と謳われる騎士をしても持たない程に激しいらしいぞ」
物凄く興味がある。あのスカーサハがそんなに乱れている姿に。
「ほら団長殿も興味津々だ。悩み事はちゃんと相談しないとなぁ?」
「相談と言っても……何を……」
「例えば……そうだな、団長に手伝って貰うとかどうだ?」
「それは……!? ……いや、スカーサハも団長の事は……だが……」
また葛藤している。
いやそもそも悩むまでもなく有り得ない話では。スカーサハは国の大事な守護者。おいそれと他の男と交わらせてはいけないのはず。下手したら国際問題に……。
いや、この団の場合は今更な気がしてきた。おかしいな?
何にせよ、ノイシュはそれ程までに追い詰められているということは間違い無いだろう。
どんだけ激しいんだ真竜。
「悩むくらいならいいじゃねぇかと思うんだがな。まぁいいさ、流石に無理強いはしねぇよ。立場ってもんがあるだろうしな」
そう言うとカリオストロはあっさりとウロボロスを下がらせて扉の前を譲った。言ってることはともかくカリオストロにしては偉く殊勝な態度だ。
「すまない……薬は有難く貰っていく。それではカリオストロ殿、それに団長殿」
ノイシュは騎士らしく丁寧に挨拶して部屋を出ていった。そして部屋には元の通り、カリオストロとグラン二人だけとなる。
「……所で、興味は無いか?」
「何が……いや、スカーサハの行為には確かに興味あるけども」
「ヒヒヒ……」
カリオストロは、仮にも美少女を名乗っておきながらそれはダメだろと思ってしまうようなあまりにも邪悪過ぎる笑いを零すと、何かを机の引き出しから取り出した。
丸い球体だ。アルルメイヤが持ってる水晶玉に似てる。
「何それ?」
「ちょっと他の団員にも手伝って貰って作った物だよ。まぁ見てな」
そう言うとカリオストロはそれに手をかざす。すると何か脳裏に景色が現れ始める。
それは何処かの部屋のように見える。というかこの船の何処かの一室では無いだろうか。
『えっ、何これ凄い』
『星晶獣の力に俺様の錬金術、後は一部の連中の協力によって出来た盗撮アイテムだよ』
『盗撮……!?』
いつの間にそんな物を。一部の連中といい、星晶獣といい、協力者が気になりすぎる。が、うんまぁ目を瞑ろう。やぶ蛇な気しかしないし問題はそこでは無い。
『これ誰の部屋?』
『勿論ノイシュの奴が今泊まってる部屋だ』
『それはつまりそういうこと?』
『そういう事だ。俺様も正直気になってたからな、ちょっと覗いてやろうじゃねぇか』
カリオストロ……お前って奴は……。
最高すぎてカリオストロと友情の固い握手をしたくなった。
そんな時、部屋に誰か入ってきた。
黒いフードを被り、そこからエルーン特有の耳が飛び出している。それにあの綺麗な銀髪の少女となれば。
間違いないスカーサハだ。
そして次いでノイシュがスカーサハに手を引かれて入ってきた。
「……はよう部屋に入らんか」
「スカーサハそんなに引っ張るな!」
一応ここはノイシュの部屋だよな? 自分のもののように振舞っているのは、流石真竜と言うべきか。
ところで先のノイシュとの話を思い出すと今のスカーサハは……。
スカーサハをよく見ると顔が赤い。じっとりと汗をかいているようにも見える。所作も落ち着きが無さげで息が荒い。
『まぁ真竜様が我慢をするわけないわな』
カリオストロの言葉通りスカーサハは躊躇わなかった。ノイシュに近づいたかと思うとズボンを脱がしその大きなイチモツを露出させる。
勃起はしていないがそれでも立派な代物だ。
そしてスカーサハはそれを愛おしそうに舐める。丹念に丹念に、ひと舐め毎に情念を余さず注ぎ込むかのように。
ノイシュは言葉を発さずに静かに受け入れている。抵抗しても無駄だと悟っているからだろうか。ただスカーサハが舐める度に体を小さく震わせているのが分かった。
程なくしてノイシュの男根は勃起した。騎士たるのに相応しい立派な槍だった。
「あぁ……大きい……立派だ、ノイシュ……♥」
スカーサハは大きくなったソコに柔らかそうな顔を引っ付かせて頬ずりする。男の禍々しい物で汚れ無きスカーサハの顔がぐにっと歪まされる。
見た目は年端も行かない少女なのだが、その所作から漂う妖艶さは紛れもなく女のソレだ。
見てるだけでも下半身がキツくなってくる。そのアンバランスさは男の劣情を否応なく掻き立ててくるのだ。
そしてそれを間近で、実際にされている本人はこれ以上のものを感じているのでは無かろうか。
「くぅ……スカーサハ……ッ」
「ノイシュ……来てくれ……♥」
ああ、ダメだ。あんな切なそうな顔で求められたら男の理性なんて紙切れ同然だ。
ノイシュがスカーサハを床に押し倒す。既にかなり濡れていたのであろう、スカーサハの膣へはそのサイズ差と反してすんなりと入っていった。
それでもキツくはあったのかスカーサハからくぐもった声が出る。
「す、すまない。痛かったか?」
「フフ……何を言うか。お前は我を殺した男なのだぞ。ならばもう一度殺すくらいの気概を持たないか……♥」
間近にあるノイシュの頬をその小さな手で挟みながら、スカーサハはそう語り掛けていた。
言っている事は物騒だが、その声音はとても優しげで儚いものだった。
「スカーサハ……ッ!」
「~~~アッ♥」
ノイシュがその言葉で吹っ切れてしまったのか激しく腰を振り始めた。
スカーサハの可愛らしい喘ぎ声が響き渡る。
酷く淫猥で背徳的な光景だった。
絵面で言えば幼いエルーンの子供を大の大人が組み伏せて犯している状態なのだ。毛も生えていない幼いマンコを、凶暴な男根が好き勝手に動き回っているのだ。
ノイシュの場所に自分がいたい。そう思えて仕方なかった。
暫くすると二人はベットに移動し、体位を変えてまた始めた。
「クゥ………ッ!」
「アッ……これ……中が……オッ……抉れ……ッ♥ 気持ち……良すぎ……ッ♥」
今度はスカーサハの細い足ごと羽交い締めにするように腕で持ち上げ、まるで玩具のように自らの身体の上で上下させ始めた。
スカーサハが小さく軽いのもあるだろうが、ノイシュの鍛え上げられた腕力あっての乱暴な交わり方だ。
少しスカーサハが苦しそうに見える。ノイシュのモノを身体に収められる度に、その柔らかそうなお腹が内からモノの形が浮き上がるようにして膨らまされている。
あまりに荒々しいその行為は、あの理想の騎士と言っても過言ではないノイシュには似つかわしくないものではあるが。それだけノイシュもスカーサハとの行為に興奮してしまっているという事なのだろう。
段々とペースアップし、そろそろスカーサハの状態が心配になった所で。ノイシュの身体が小さく震えて動きを止めた。
「~~~ッッッ♥♥♥ ~~~ッッッ♥♥♥」
スカーサハが声にならない悲鳴を漏らし、その華奢な身体が陸に上がった魚のようにビクビクと跳ねる。そしてノイシュと繋がっている部分からはドロリと精液が溢れ出てきた。
暫く二人は呼吸を整えるため、ただ荒い呼吸を繰り返す。そして息が整うとスカーサハの方から後ろ手にノイシュの顔を引き寄せ、繋がった状態のまま口付けをする。
その光景は愛に満ち足りていたというか、芸術的というか、矛盾した言い方かもしれないが清純なエロさを感じられる光景だった。
『カップル通り越して夫婦の営みじゃねぇかコレ』
品のない言い方をするとそうとも言う。
暫く二人は舌を絡め合い、唾液を交換し合い続けるとそのままベットへと倒れ込む。
そして再びノイシュが動き始め、スカーサハが嬌声を上げた。
と、ここで視界がカリオストロの部屋へと戻ってきた。どうやら盗撮装置を止めたようだ。
「飽きた。どうせあの後も同じようにダラダラとやり続けるんだろうし、面白くもないだろ」
「いや、あの後スカーサハ主導になるんじゃ……」
「興味ねぇ」
「酷い! 寧ろそれが見たかったのに! あのノイシュが疲れ果てるくらい荒ぶるスカーサハが見たかったのに! その装置を貸せぇ!」
「知るか! それと貸すか! こいつは苦労して作った世界に一つしかない貴重な代物なんだよ! 下手に使わせて壊されたら堪ったもんじゃねぇ!」
その後、長々と口論が続いたが。結局貸してもらえず僕は恨み言を吐きながら部屋を出ることとなった。
そして夕飯時。
皆でワイワイと食事をしていると、ある事に気づいた。
……ノイシュとスカーサハがいない。
それが意味する所とはつまり……まさか、あれからずっと!?
有り得る。だってスカーサハは発情期だ。限度という物が消えてなくなっている筈だ。
となると、今ノイシュの部屋に行ったら覗けるのでは?
そう思ったら居ても経っても居られず、急いで夕飯を掻き込みノイシュの部屋へと向かった。
夕暮れ時の薄暗い廊下を歩く。食堂の喧騒が遠くなり静けさが辺りに満ち始める。
そして目的の部屋の前へと辿り着いた。
扉の向こうから声は聞こえて来ない。
もう終わっているのだろうか?
いや、だがあれ程激しくやるのなら。ノイシュはちゃんと防音魔法か何かで対策をしている可能性がある。
むしろするのが自然だ。となればまだチャンスはあるかもしれない。
そう思った僕は静かに扉を開け、中を覗き見る。
するとそこには。
仰向けになってぐっすりと寝ているノイシュと、その身体に寄り添うようにして安らかに寝ているスカーサハがいた。
どちらも全裸だ。布団すら被っていないことから、恐らく最中でお互い寝てしまったのでは無いだろうか。
辺りには二人が脱ぎ散らかした鎧やら服やらが散らばっており、鼻ににはツンとした匂いが香ってくる。事後特有の男と女の匂いが入り交じったものだ。
しかし行為の覗き見に来たのにもう終わって、仲良く二人でスヤスヤと寝ていたとはとんだ肩透かしだ。
このままだと風邪引きそうだし布団だけでも掛けて帰ろうかな、そう思いベットへと近づく。
すると男の性か、視線は幼い少女の肢体へと吸い寄せられてしまう。
カリオストロの道具で覗き見した、あの光景が脳裏に蘇る。
男のモノをその無垢な身体の中へと受け入れていたのかと思うと、段々興奮してきた。
元々抜きに来た様なものなので、性欲が高めであったのが不味かった。
気づいた時にはスカーサハを床に寝そべらせ、そのすべすべの膝を押し倒して股を開帳させていた。
トロリと未だ固まりきっていないノイシュの精液が零れ落ちていく。この小さな身体の中にどれだけの量を注ぎ込んだのだろうか。
分からないがかなりの量なのは確かだ。であれば少しぐらい自分もつまみ食いしてもバレないだろう。
ズボンのベルトを外して下におろし、勃起した男根を外に出す。
そしてそのまま、未だ閉じきっていないスカーサハの膣口へと突入する。
「……んっ♥」
少しスカーサハが声を漏らす。起きたかと思い顔を確認するが、スカーサハは可愛らしい寝顔のままだった。
そのままズルズルと奥へと入れていく。中のヒダに触れる感触がある度にスカーサハの身がピクリと反応する。
そして全てが入り切るより前に、最奥部であろう壁に先っぽが当たる感触がした。
多分これ子宮の入り口だ。初めての感触に少し嬉しくなる。しかし根元まで入り切っていないのが残念ではあった。
ただ、その不満感を払拭する位にはスカーサハの中は気持ちよかった。
入っている部分だけが蕩け落ちそうな程に温かい体温、それと狭くて締められる感触があるのもいい。
ノイシュとやったばかりで少し広がっているのが、却って丁度よいモノになったのかもしれない。
思った以上に楽しめる。その期待感が増してきた僕は腰を動かし始めた。
寝ている相手を犯すのは初めてでは無いが、今回はまた新鮮な気持ちで楽しめた。
スカーサハの身体が幼く小さいというのもあり、起こさないように静かに動くのがとても簡単だった。あまり力を込めなくてもスカーサハの身体を制御できるのだ。それが何処か綺麗な人形で遊んでいるようでとても楽しかった。
しかし発情期だからか、その身体からは確かな熱を感じられる。少し冷えてきた夕暮れ時の空気と合わさってそれはより顕著に感じられた。
その薄らと、しかし確かに膨れ上がった乳房を触ると心地よい温かさが手に伝わる。ツンと立っている乳首を手のひらで転がすのが楽しい。
何時までも楽しんでいたいそう思えてきた。が、二人のどちらかがいつ起きるか分かったものでは無い。
仕方なく僕は腰の動きを早め、快感を無理矢理高めていく。
そして程なくして、僕は絶頂しスカーサハの中に射精した。
若干おざなりにやってしまったのにも関わらず、なかなか射幸感は収まらなかった。
暫くスカーサハの中に納めたままでいた。そしてようやく収まり引き抜くと新鮮な精液がこれまた大量に外へと溢れだしてきた。
それを見て僕は、あのスカーサハの幼いマンコに精液を吐き捨てたんだという実感が得られてとても満足した。
その後、再びスカーサハをノイシュの横に寝かせると。静かに僕はノイシュの部屋から出ていった。