島から島へと移動中。特に目的もなく甲板をブラブラ歩いていると日当たりのいい場所でゴロゴロしているセンを見つけた。
掃除はこまめにしてはいるがそれでも外ではあるので確実に汚れてはいるはずなのだが、センはそんなことを気にしていないようでとても気持ちよさそうに床に寝転んでいた。
しかしいつ見てもセンが猫に見える。細かい所作からエルーン特有の耳に至るまで、彼女の全てが猫のそれにしか見えない。
可愛らしいことこの上ないが、しかし彼女は立派なエルーンの女性でもある。
エルーンの皆が共通して好む露出のやたら高い服から覗く彼女の肢体は、魅惑的と言わざるおえない。
見てわかる瑞々しい肌に、蠱惑的に丸みを帯びた身体付き。それに際どい部分から覗くモノはしっかりとした大きさを備えている。
何度確認してもやはり目の前にいるのは立派なエルーンの女性な筈だ。しかしどうにもなんと言うか、身近な存在に例えるとビィかルリアに近いものを感じてしまう。
つまりどういう事かと言うと目の前にいるセンにはあまり性欲が湧かない。
あんまりにも不純な話だが、自分にとっては立派な謎だった。
「ふぁ〜〜〜、ぁ、団長さんだ。気持ちいいですよ、一緒にゴロゴロしませんか?」
そんな事を考えているとセンに気づかれた。
今考えていた事をおくびにも出さないようにしてセンの隣に座る。
確かにセンの言う通り、日差しがポカポカして心地よかった。肌にあたる冷たい風も丁度いい。
暫くの間お互い何も言わずに二人だけの時間を過ごした。
流れていく空の景色を見ているだけでも永遠に時間が潰せそうだ。
センの方を見ると相変わらず、嘶きのような欠伸を時折漏らしながらゴロゴロしていた。
とても愛らしい姿だな。と、思っていたらセンがするりと横に移動してきた。
「団長さんの匂い、お日様の匂いです」
そう言って僕の服に顔を埋めながら抱きついてきた。
センの柔らかい身体が嫌でも意識させられる。どうにも彼女は距離感が普通と違うような気がする。
とは言え突き放すわけにもいかないのでそのままにしていると、僕の首筋の辺りの匂いを嗅いでいたセンが動きを止めた。
止めたというか抱きつく力が急に強くなった。痛みはないが逃れることが難しい絶妙な力加減だった。
「とっても綺麗でいい匂いです。これは多分ヴィーラさんですね」
語尾の辺りの声音が急に冷たいモノに変化した気がした。そしてセンは急に僕の首筋に噛み付いた。かなり強く噛み付いていてセンの鋭利な歯が深く刺さっていた。
思わず引き剥がそうとするが、センは抱きつく形で僕の手足を完全に拘束していてそれをさせてくれなかった。
「もしかしたらと思ってたら案の定でした。隠せないですよ、私匂いで分かりますから」
耳元でそう囁いてくるセンはきっといつもとは違う恐ろしい表情をしているんだろう。そう思ってしまうほどにセンの声が恐ろしく感じた。
センは首筋に顔を埋めながら僕の足の上に座るようにして乗っかってきた。それは丁度互いの下半身が密着する姿勢だ。
そしてセンは基本的に履いていない。危険なくらいに柔らかいアソコがズボン越しでも感じられた。
その柔らかさは地肌のそれで、明らかに布地のものではなかった。
それにオスとしての条件反射で反応してしまい血が下半身に収束していく。
盛り上がってしまうソレにはセンも直ぐ気づいたようだった。
「はぁ……、凄いですにゃ。グランさんからオスの匂いがしてきましたにゃ」
センの口調が変わった。本人はあまり好んでいない猫っぽい語尾になっている。
いつもは誰かにせがまれて言っているものだが、今は詰まらず、自然に、自らの意思で口にしていた。
そしてそれがセンのスイッチが入ったことの証拠であることを僕は知っていた。
センがその柔らかい身体を服越しに擦り付けてくる。胸やら顔やら太ももやら、触れてくる全部が全部心地よい柔らかさをしていた。
ただ未だその鉤爪だけは外していない。何なら時折首筋にその鋭利な刃物が触れてくる。
センは身体を擦り付けるだけで息を荒くして恍惚としている。何か意図を持たせる余裕は無いはずだ。
だからきっと爪が当たるのは偶然なのだろう。まさか脅してきている訳ではないだろう。
時折鋭い狩猟者の目を向けてくる気がするが気のせいだ。
「怯えなくていいですにゃ。女の人の匂いを纏ってる時のグランさんは、とてもオスの匂いがして好きですからにゃ」
とても甘ったるい声でセンは言う。しかしその間ずっと鉤爪の先端が首元に張り付いていた。
「でもやっぱり他の女の人の匂いがすると嫌ですにゃ。とっても嫌な気分になりますにゃ」
なお甘い声でセンが想いを告げてくる。ただその言葉の根底に流れていいるものが、とても冷たく鋭利なものであることが何となく分かってしまう。
そしてセンが腰を前後に動かし始めた。小山のように屹立しているズボンの布地に自らの性器を擦り付け始めたのだ。
時折敏感な部分に当たったのか、切ない声がセンの口から漏れていた。
その姿はとても妖艶で普段のセンとのギャップが著しい。僕の劣情を激しく掻き立ててくるが、段々とセンの声が大きくなってきているとこに気づいて急に冷静になる。
この場所は今はまだ誰も来ていないが、人通りがゼロな訳では無い。このままではいつかは必ずこの状況を見られてしまうだろう。
それは流石に不味いのでセンにせめて場所を移動しようと提案する。
するとセンは潤んだ瞳をこちらに向けてきて。
「皆さんに見せつけるのもいいかもです、にゃ?」
と言ってきた。反射的にそれはダメだと言うと、センはイタズラっぽく笑い。
「嘘ですにゃ」
と言い身体の上から退いてくれた。
完全にセンに弄ばれてるなと思いつつ僕は、センに腕に抱きつかれながら一緒に自室へと移動した。
そして部屋に入るなりセンは急に体重を掛けてきて、床へ押し倒してきた。
その拍子に軽く頭をぶつけてしまい流石に怒りそうになるが、それをする前にセンがキスしてきた。
センのキスは独特で、舌を口の中に入れると唾液の交換や舌の絡め合うという行為には至らず、好き勝手に僕の口内を舐め回してくる。
歯であれ内頬であれ、構わずセンはそのザラザラした舌を這わせてくる。
感触を味わうというより、その丹念な動きは何処かマーキングに近いもののように感じる。
センの独特な舌は少し異物感があるが、普段は大人しく礼儀正しいセンがこんな我武者羅に、ワガママに求めてくれるのはちょっと嬉しい。
一通りやり終えたのか、センが顔を離してくれた。
口を大きく開け、その長い舌の先端からツーと涎が糸を引いている。
目の前の艶かしい雌猫は果たして、先程まで日向ぼっこを楽しんでいたあのセンと同じ人物なのだろうか。
分からない。けどどうでもいい。
ただ僕は目の前の雌猫で楽しみたくて仕方ない。
僕は手をセンのスカートの中に潜り込ませると、その柔らかく形のいいセンのお尻を生で握った。
「ンにゃ!?」
突然のことにセンが驚き、寄り添わせていた上半身が跳ね上がる。
そのまま手を上に滑らせていく。そしておそらく尾骨の付け根辺りと思われる部分に触れると、今度は脱力して逆に上半身が僕の胸の上に落ちるようにしなだれかかってきた。
そこはとても敏感な部分だったようで、手を這わせる度にセンはか細く息を吐き身体を小さく震わせた。
その反応が面白くて何度でもやりたくなったが、センが嫌がったので流石に辞めた。
「グランさん、意地悪ですにゃ」
不機嫌そうな顔だ。けどそんな表情も可愛らしかった。
思わずセンの頭を撫でてしまう。あんまり整えていないボサボサした髪だったが、毛質自体は柔らかいのもあってとても撫で心地が良かった。
するとセンの顔が段々と緩んできた。こんなあっさりと機嫌が戻られるとそれはそれで別の心配が湧いてくる。
暫くそれを続けていたら、センが口を開いた。
「あの……それもいいですけど。そろそろ欲しいです、にゃ」
流石に我慢の限界らしかった。顔が上気して、息が荒くなっている。
僕達はベットに移動した。
センは四つん這いになり、お尻を高く突き上げながらこちらを見ている。
捲れたスカートの中から見えるセンの性器は、既に内腿を伝う程に愛液が溢れており、艶やかに濡れていた。
しかしいつ見ても綺麗な性器だ。毛の一つも生えておらず、更にもう何回もしているのに未だにピッタリと閉じていて、穢れ一つ無いように見える。
だからこそ、そこが艶めかしく濡れているのはとても背徳的に感じられる。
僕はズボンを脱ぎ、その蜜壷の入口に先端を宛てがう。
そして少し愛液で先端を濡らしてから、その魅惑の蜜口へと挿入していった。
少し進む度に、センが切ない喘ぎを漏らす。
その姿がとても愛らしくて逆に一気に入れて意地悪したくなるが、我慢して少しづつ進めていく。
そして最後まで入り切ると、センの柔らかいお尻の肉を腰に感じ、なんとも言えない達成感があった。
センの中は狭く暖かった。少しでも大きく動くと裂けてしまいそうな繊細さが感じられた。けども本人の意思か、或いは彼女の本能は貪欲に精を搾り取ろうとしてきていた。
それに応えるように腰を激しく動かし始めた。
センが苦しさと気持ちよさが入り交じった官能的な声を上げる。
一突き事にセンの中は大きく蠢き、適度に僕のモノを刺激してくる。
一度始まってしまえばもうどうしようもなかった。
次第に理性が融けていき、言葉を交わさずにひたすらに身体だけを動かし快楽を貪るだけの獣に堕ちていく。
これ程の快楽は長く耐えられるものでは無かった。
程なくしてほぼ同じタイミングで互いに絶頂した。
大量の精子がセンの中へと注がれていく。センもそれを搾り取ってくるようにキツく絞めてくる。
大きく息を吐き落ち着いてから、身体をセンから離す。
そして中から抜くと、どろりと精液が膣口から現れベットに零れ落ちた。
センは股越しにその零れる白濁液を眺めていた。
「いっっっぱいですにゃ。グランさんはいつも凄いですにゃ」
恍惚とした表情でセンはそう言い、暫くそれを眺め続けていた
ふとその姿を見て不安に思う。センはこの行為をどのように捉えているのだろうか?
センは少し常識に疎いところがある。それにつけ込んで最初は関係を結んだ部分もあるのだが、最近はセンから誘ってきている。
ただ気持ちよくなりたいのならいい。いやよくはないがまだいい。
問題はこの行為の先に想いを馳せている場合だ。
それが自然な形ではあるが、それは同種族間での話だ。他種族では限りなく可能性が低くなる。
そのことをちゃんとセンは知っているのだろうか。
そう思った僕はセンに聞こうとした。しかしそれをするより先にセンは顔を僕の下半身に埋めてきて舐め始めた。
「美味しいです。いつまででも味わえそうですにゃ」
ザラザラとした舌が敏感な部分を的確に刺激してくる。
一度吐いたはずなのに、ソコはあっさりと大きくなってしまった。我ながら素直すぎる。
「知ってますよ。私だって子供の作り方くらい。それにグランさんとすることの意味くらい……」
センが奉仕しながら急にそう言ってきた。
まさか心を読んだのだろうか。それともそんなに顔に出ていたのだろうか。
まぁ、確実に後者だろう。
「いいんです、それでも。悲しくないと言えば嘘になりますけど。それでもこうしてグランさんを感じられるのが嬉しいんです、にゃ」
そう言ってセンは勃起したソコに頬ずりした。
ここまで想われてるとは思わなかった。
何だか申し訳なくなったが、今はセンの頭を撫でることしか出来なかった。
「えへへ。グランさんの手、大きくて暖かくて私大好きです、にゃ」
センは暫く撫でられると、少し近づいてきて僕の性器の先端に自らの性器の口をあてがった。
「それじゃ続けましょうにゃ」
そうして再び僕達は交わった。
それから何回したかは忘れてしまったが、気づけば寝てしまっており。夕飯に呼びに来たルリアが扉を叩くまで全く目が覚めなかった。
ヒューマン相手にもコンドームしてないとか言ってはいけない