グランの船に来てから幾ばくかの月日が経った。
ここでの出来事は新鮮な事ばかりで、興味が尽きることが無くとても楽しい。
特に最近はある事が気になって仕方ない。
それは団長と他の女性の団員が2人っきりになると起こる事だ。
「アッ♥ アンッ♥ アンッ♥ だ、団長ちゃん激しいッ♥♥」
ある夜。偶々明かりのついていた団長の部屋を見つけて覗いた時の事だった。
部屋の中ではナルメアが大きな声を上げている。ベットの上で四つん這いになっている彼女はその身に何も纏っておらず、とても顔が赤くなっていて苦しそうだ。
対して同じく何も服を着ていない団長は、そのナルメアの後ろで激しく腰を動かしてその大きなお尻に打ち付けている。2人の体が一つになる度にナルメアから熱っぽく甘ったるい声が出て、その豊満な乳房がブランコのように揺れる。
これが人間の生殖行動、つまり交尾なのだと言うことは知っていた。
しかし実際に目にするとその迫力に思わず目を見張る。
部屋に充満する2人の体液の匂いが、熱が、覗いている扉の隙間から漏れ出てくる。それらは妙に私の感覚を刺激して、脳裏に焼き付いてくる。そして得も言われぬ感情がフツフツと胸の内から湧き上がって来るのが分かる。
犬や猫といった獣同士の交尾を見ても特に感慨は湧かなかったのに、目の前の光景はそうでは無かった。同じ生殖行動である事に変わりは無いはずなのに何故なのだろうか。
私の視線は自然と彼らの接合部、動きの合間に覗き見える、団長の股に生えているその性器へと吸い寄せられていた。
その反りはとても禍々しく感じられ、その大きさはとても雄々しく感じられた。
あんなものがいつも団長のズボンの中に隠れていたのか。そしてそれが今目の前でナルメアの小さな体に容赦なく突き込まれているのか。
痛くは無いのか、苦しくは無いのか、と疑問に思うが。当人のナルメアが法悦の表情を浮かべているという事は逆に気持ちいいという事なのだろうか。
何となく私は自らの下着の中を覗き、己の生殖器を確認する。この割れ目にアレが入るのか。
そこに人差し指と中指を押し当てて広げてみる。大きさ的にはせいぜい指一本入るかどうかといったところだろうか。
流石に私には無理だろうなとそれを見ながら結論づける。
不思議なことにその事に何処かガッカリする自分がいた。
そう思っている内に部屋の中では生殖行為が終わっていた。団長とナルメアの結合が解かれて、お互いに荒い息をついている。
お互いの生殖器には、今までの行為の証のように白いものが付着しているのが見えた。初めて見るがアレこそが団長の子種なのだろう。
糸を引きながら垂れ落ちるのを見るに、相当に粘性の高そうな液体だ。
今ナルメアの中にはアレが入っているのか。そして私がもし団長としたらあんなものが体の中に注ぎ込まれるのか。そう思うと知らず私は生唾を飲み込んでいた。
その後私は何となく二人に気づかれないようにして自らに割り当てられた部屋へと戻ったが、どうにも落ち着かず中々寝付くことが出来なかった。
そして次の日。あんな事をしていた二人が気になって一日中眺めていたが、特に変わった様子は無かった。ただナルメアの団長への接触が普段より多かった気はした。普段からナルメアは多いから気のせいかもしれないが。
その日から、私は団長の事を眺めるのが日課になるようになった。また同じことをするのではないか。また見れるのではないかと思ったからだ。ただその時、ふとした拍子に団長と目が合うと、嫌に気になってしまい思わず視線を逸らすようになってしまった。
前はこんな事は無かったのだが、どういう事なのだろうか。自分の事なのに私は全くその理由が分からなかった。
そうやって悶々とした思いのまま変わらず団長と眺めていると、また団長が女性の団員と二人っきりの場面を目撃した。
「はぁ……♥ はぁ……♥ だ、団長さん……ダメぇ……♥」
船の倉庫、その奥まった死角となっている所の壁際に2人は立っていた。
何故か団長は頭にお祭りで使うようなつけ耳をしていて壁に片手を着いており。その団長と壁に挟まるようにして女性がいた。
こちらからは団長の背中しかまともに見えなかったが、その隙間からは白い服と、白い髪の毛がチラチラと見えた。
そう言えば同じような見た目で、今団長が被っているつけ耳をつけている少女がいたな。確かビッキィと呼ばれる最近仲間になった少女のものだ。
彼女は十二神将の一人で今年の歳神だった筈だ。
以前一度煩悩を祓うのに協力した事があるので、十二神将の皆とはよく話す。ただ彼女、ビッキィだけはあまり話せたことが無い。と言うのも普段は殆ど姿を表さないらしく、見かけたことすら無いからだ。
まさか普段見かけないのは、殆ど団長と2人っきりでいるからだということなのだろうか。ちょっと羨ましい気がする。
「はぅ……アッ♥ ダ、ダメ……耳……返して……♥」
「嫌だ。だって僕、ビカラの事好きだもん」
「はうぁ……ッ♥ ず、ズルいよぉ……そんな事言うの……♥」
ビカラ……? ビッキィではないのか?
私の勘違いだったのだろうか。いや、しかしあのつけ耳は確かにビッキィのしていたものだ。
どういう事なのかよく分からないが、そのビカラと呼ばれた少女はグランの体の向こう側でその体を捩らせていた。
よくよく見れば、団長の壁に着いているのとは違う方の腕が、そのビカラという少女の足の間へと伸びているのが見えた。
その腕は意味ありげに動いており、その動きに連動するようにしてビカラは悩ましげな声を上げて団長の体にしがみつきながら体を捩らせていた。
その行為の意味はイマイチ私には分からなかった。ただ、ビカラの声が徐々に上擦ったものになっていった。
「アッ……♥ アッ……♥ ま、待って♥ も、もう少し……ゆっくり♥ アッ……イヤッ♥ イヤッ♥ イッちゃう♥ イッちゃうからぁ♥♥」
最初は団長との受け答えが出来ていたのが、最終的にはそれすらも出来なくなりただただ息を荒くして熱っぽい声を出すだけになった。
更にいつの間にか水音が聞こえてくるようになっていた。雨漏りか何かかと思ったが、この倉庫は船底に近いところに位置しているのでそれは有り得ないだろう。周りにも飲み物のような液体が入った容器も見当たらない。
どういう事かと耳を澄まして音に集中すれば、どういう事か二人の方から聞こえてきていた。しかも音はあの団長の怪しげに動く腕に合わせて聞こえてきているではないか。
不思議で堪らない私はより一層気になって仕方がなかった。団長の体に隠れた所で何が行われているのかが知りたくて堪らなくなってきていた。
だから私はつい隠れていた物陰から身を乗り出し過ぎてしまった。結果近くの木箱に体を当ててしまい、その上にあった積荷を床に落としてしまった。
「えっ……ゾーイ……?」
「だ、団長……これは……その……」
何を言えばいいか分からなかった。何か言い訳しなければと思えて仕方なかったが、そもそも何故言い訳をしないといけないのかが私にはハッキリとは分からなかったので結果何も言葉にする事が出来なかった。
「あっ……あっ……ウソぉ……見られたぁ……。うぅ……鬱いよぉ…………」
互いに言葉を発せない中一人だけ、ビカラだけが団長の体に寄りかかりながら涙声で後悔していた
団長の足の間の隙間から見えた彼女の足は生まれたての子鹿のようにガクガクと震えていて、そしてその足元には何故か水溜まりが出来ていた。
「まさかナルメアの時も見られていたとは……何で扉を閉めるのを忘れてたんだ僕…….」
「その……すまない」
場所は変わって団長の部屋。泣きじゃくっていたビカラことビッキィ……いやビカラでいいのか、とは一旦別れて私は団長と1対1で部屋にいた。
団長は私がナルメアとの交尾も見ていたと知り、顔を両手で覆って俯いている。私としては、非は勝手に覗いていた私にしか無いと思っているのだが。団長はそうは思っていないようで、皆にバレたらどうしようと等と後悔を口にしていた。
何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになってきた。
私はこの誤解を解くために、ベットの縁に座る団長の横に座ると声をかけた。
「団長、別に私はこの事を誰かに言うつもりは無いぞ」
「えっ……本当に?」
「ああ……ただ、その……一つお願いを聞いて欲しい」
「お願い……? もちろんいいけど……どんな?」
「それは……」
それを口にした時、私の心は多分宙に浮いていた。それが自分の発した言葉なのだという実感がどうしてか薄かった。ただ団長がそれを聞いて大きく目を見開いていたのがとても印象的だった。
「……これ、楽しいのか団長?」
「柔らかい……いつまででも触っていられるよ」
「そうか……なら、好きなだけ触ってもいいぞ」
今、私は団長の横から移動してその足の上に座っている。そして鎧を外し、衣服もはだけて胸をさらけ出し団長に差し出している。
私は団長に今まで見てきたことを私にもして欲しいと言った。それがどうゆう意味を持つかは明確には分かってはいなかったが、かなり常識からは外れた事なのだということは理解している。
けれど口からついて出てしまった。胸の奥から滲み出すように言葉にしてしまった。
団長は少し困惑していたがそれでも了承してくれた。そして私に胸を出すように言ってきたのだ。
「何故なんだ、初めから入れないのか? それに服を脱ぐにしてもナルメアの時は全裸だったぞ。胸だけ出す必要は無いのではないか?」
「まぁまぁ、ゾーイは初めてだから入れるにしても準備が必要なんだよ。だからここは取り敢えずそうしてくれないか?」
てっきり私はヒトの営みとはとてもシンプルな行いなのだとばかり思っていたが、実はそういう訳では無いらしい。
不思議だ。入れて出すだけでいいと思うのだが。
とは言えそれだけならば、あれほど情熱的に動く必要も無いとも思うが。
何にせよこの女性の体を手で弄ぶのは男性にとって、とても重要な過程らしい。
私の体を触っている内に団長の雰囲気が変わってきているのが分かった。息を荒くし、私の胸を揉む仕草も何だかいやらしいと感じるようになってきたからだ。
それに応じてか、私も何だか心がザワつき始めていた。ただ体を触られているだけなのに体が勝手に強ばって自由が効かなくなってきたのだ。
戦いの中に身を置いている者として、それがどれ程恐ろしいことかは身に染みて知っている。怖いという感情が胸の内に去来した気がした。
しかしそれとは別に、これが終わって欲しくない。続いて欲しいとも思い始めている自分がいた。
不思議な感覚だ。やはりヒトの営みというものは私が思っている以上の何かがあるのかもしれない。そう思えて仕方なかった。
私はこの未知を解明したくて、胸を這い回る団長の手から生じる独特の感覚に集中していたら。不意に団長の片手が胸から下の方に下がってきた。
それがどういうことか分からなかった私は、取り敢えずまだ揉まれているもう片方の手に集中する事にしたのだが、それは直ぐに乱されてしまった。
「あっ!」
「ははは……凄く可愛い声で鳴くんだねゾーイ。それに淫乱だ。下着の中とっても湿ってたよ?」
団長はいつの間にか下げていた手を私の太ももの間に滑り込ませていて、そのまま下着の中を触ってきたのだ。
そのまま団長は私の性器の表面をさすってきた。それだけで私の下半身、性器の場所に熱が溜まっていった。
「足、広げようか」
団長がそう言って私の足の内側に自らの足を差し込むと、そのまま外側へと動かした。
すると私の足は開脚され、スカートの中身を外に見せつけるような姿勢になってしまった。
幸い今この部屋には私と団長の二人のしかいないが。仮に目の前の扉から誰かが入ってきたら、私の下着の中で団長の手がもぞもぞと動いているのがよく見える事だろう。
「うっ……あっ……はぁ……ふぅ……あっ……」
息が荒くなり、時折口から変な声が出始めるようになった。下半身に加えられている刺激とも言えぬ刺激もそうだが。時折強く摘まれる、いつの間にか立っていた乳首からの刺激も私を翻弄してきた。
「ゾーイの浅黒い肌にはこのピンクの乳首はとてもよく似合ってるね」
「そ、そうか……んっ! そう言ってくれると……嬉しいな……あっ!」
団長にそう言われると余計に乳首に意識が向いてしまい、更に刺激に敏感になってしまう。
変な声が出てしまうからやめて欲しいと言いたくなったが、褒められて嬉しいのは事実なので口にすることは無かった。
でもそろそろ不味いような気が本能的にした。これ以上されると何かが起きるような気がしてならなかった。
「大分出来上がってきたし、そろそろ一回しとく?」
「はぅ……あっ……な、何をだ…?」
耳元で吐息がかかる距離でそう言われた私は、与えられる初めての刺激に翻弄され過ぎて大分消耗しており、もはや聞こえているかどうかも怪しいか細い声を絞り出すので精一杯だった。
そして案の定団長には聞こえていなかったのか、そのまま団長は質問に答えることなく初めてしまった。
「んっっっ!?♥♥♥ アッ!♥ 激し!?♥ だ、団長!♥ 何!?♥ コレ!♥♥」
団長はいきなり私の性器の中に指を入れてきて、そのまま中を掻き回し始めた。
激しい水音が団長の手の動きに合わせて響き渡る。それが、先程から滲み出ていた私の体から分泌された体液なのだとは分からなかった。
今までのものとは比較にならない刺激が頭に届く。体が勝手に縮こまり、足も踏ん張る足場を探して暴れ始め。口から出てくる声にならない悲鳴のせいで呼吸すら出来なくなった。
辛い。苦しい。そう思ったが、同時に気持ちいいというまた矛盾した感想が脳裏を過ぎった。
けど、今回はその理由が分かるようなそんな気がしたが。その答えを出すより先に、掻き回される下半身で肥大化した何かが爆発した。
「アッッッ!!!♥♥♥ クゥゥゥッッッ!?!?!?♥♥♥」
咄嗟に私は目の前にあった団長の腕にしがみつく。私の腰は激しく痙攣した。視界が明滅し、口から思いっきり空気を吐き出す。電撃のような刺激は私の体を壊し、情けなくも下着の中で漏らしてしまう。
激しい電撃によってもたらされた破壊的な刺激は波のようにサッと引くと、後に途方もない解放感を残していった。
「これは……凄いな……」
多分先程倉庫でビッキィがされていたのはコレなのだろう。彼女も同じことをされ、同じような刺激を感じ、この感覚に襲われて脱力したのだ。
彼女も漏らしてしまったからあんなに感情を荒らげていたのだろうな。それは少し申し訳ないことをしたな。
そんなことを思いつつ、私は荒く息をつきながらこの感覚を堪能した。
「派手にイッたねゾーイ。もしかして自慰もしたこと無かったり?」
「はぁ……ふぅ……ジイ? なんだ…それは?」
「あぁ……知らないんだね。じゃあそれは後で教えてあげるとして、本番を始めようか」
本番? 一瞬それがどういう意味か分からなかったが、直ぐにそもそもこれは前準備だったことを思い出した。
団長は私の体を持ち上げるとベットの中央に横たえた。そしてなんの躊躇いもなく私の下着を脱がした。濡れた性器が外気に晒されて、どうにも違和感があった。
団長は脱がした下着を興味を無くしたように放り投げる。ベットの上でぐちゃぐちゃに広げられたそれには、恥ずかしくなるほどに大きなシミが広がっていた。
そして次に団長は自らのズボンを脱いだ。すると大きく反り勃った生殖器が唐突に私の前に現れた。
「えっ……ぁ……」
現れたソレは容易く私の心を釘付けにした。
覗いて見るのと間近で見るのとではここまで迫力に差があるのか。
目の前のソレは息を飲むほど禍々しく、その先端は獲物を見定めるようにこちらを向いている。恐ろしかった。アレに何かされたら堪ったものてはないと本能的に体が感じ取ってしまった。
けれど抵抗しようという気はしなかった。寧ろ何かされるのを待ちかねてすらいた。
心臓が早鐘を打っている。
団長は私の足を持ち上げて、押し広げる。私は団長に性器を見せつけるような姿勢にさせられてしまう。
その丸見えになった私の性器に団長はその肉槍を、添えるようにして触れさせた。
直接肌で触れ合った事で、その槍に秘められた暴力的な熱が直に伝わってきた。
「あっ……凄い……」
思わず声が漏れる。肌と肌が触れているだけなのにどうしてこうも心が落ち着かないんだ。
「ビカラとのを邪魔されちゃって正直我慢の限界だったんだ。ゾーイは初めてで辛いだろうけど、あんまり自制出来そうに無いから先に謝っとくね」
そう言う団長の目は見たことも無いほどギラついていて、目の前の私を食い殺さんばかりの鋭さがあった。
ここに来て私は自らが何をしてしまったのかが分かった気がした。しかし、私たち二人を取り巻く熱狂は最早後戻りを許してはくれなかった。
「はぁ……はぁ……ゾーイの処女穴最高だ!」
「うっ♥ あっ♥ オッ♥ くぅ……ヒャァ!?♥ アッ♥ アッ♥ アッ♥」
団長が獣のように乱暴に腰を振る。私の両手を掴んで必死に腰を打ち付けてくる。そして絶え間なく快楽の濁流を私に叩き込んでくる。
思考が弾ける。下半身から電撃のように走ってくる刺激が、声にならない声となって口から勝手に出てくる。
入っている。団長の生殖器が私の中に入っている。私の生殖器を保護していた膜を突き破り、それによって流れ出た血で互いの体が汚れるのも構わず動き続けている。
あんなに強いナルメアがあそこまで余裕無さげに乱れていたのが、今ではよく分かる。
こんなのどうしようもない。体に与えられる刺激だけでここまで乱されてはもうどうしようもないでは無いか。
激しくベットが軋む音がする。団長の荒々しい動きでベットが揺れ動く。私はそれ以上に激しく揺らされている。
辛い。けど逃れられない。
苦しい。けどどうしようもなく満足している。
今までにも何度かあった矛盾した思い。その最高峰とでも言うべきものが私の中で暴れくるっている。
どうなってしまった。どうなってるんだ私は。分からない。分からない
「団長♥ 団長♥ 団長♥」
己を見失いかけた私はいつの間にか団長を呼び続けていた。目の前に、とても近くで繋がっているのに、何かを確かめるように何度も何度も呼びかけた。
「くぅ……はぁ……はぁ……そろそろ出すよゾーイ……ッ!」
団長の動きが一層激しくなった。快楽の波の感覚が思考を焼き切りそうなくらい早くなる。
更にそれに合わせて、先程指で掻き回された時と似たような感覚が膨張する。
けれども、その規模は先程のものとは比べ物にならない。そんな予感がした。
そして遂に……。
「くぅ~~~!!!」
「アッ~~~~~!?!?!?♥♥♥」
弾けた。と同時に二人は一緒に体を強ばらせた。
そのまましばらくの間、時間が止まったように動かなかった。動けなかった。
その間私はずっと、全身を駆け巡る心地よくも強烈な快楽に浸っていた。
これはダメだ。癖になって抜けられなくなる。だけどもう手遅れだ。私はこれが好きで好きで堪らなくなっている。
団長が深く一息ついてようやく時が動き始めた。そしてもぞもぞと私の中から少し迫力が無くなった気のする生殖器を抜き取った。その離れ際の感覚でも私はおかしくなりそうだった。
「はぁ……ふぅ……うわっ、すっごい量出てきた」
団長は私の性器を眺めながらそう言った。多分あの時見た白い団長の子種が垂れ落ちているのだろう。
そんな風に言うなんて、どれだけ出されたのだろうか。確認したかったがあまりにも激しすぎる感覚に疲れきってて、私は動くに動けなかった。
そして再びお互い何も言わない時間が来た。今しがたの感覚を反芻しつつ、息を整える時間だ。
私は少しまともになった頭で、今しがたの行為について考えることにした。
これがヒトの営み。これ程に激しく、これ程に恐ろしく、これ程に魅力的なのか。
新たな命を生み出す行為なのだと考えれば、ある意味では道理なのかもしれないが。それでもなんて刺激的なんだ。
「団長……」
「……どうしたのゾーイ」
「凄いな……ヒトというのは……」
「…………真面目だなぁ」
そう言って団長は再び私の上に覆いかぶさってきた。
「ところでさ……ゾーイの綺麗な肌から白い精液が誰落ちるのを見てたら……またヤリたくなってきちゃった」
「い、一回だけじゃないのか……ッ?」
恐る恐る私は視線を団長の顔から奥の方にあるソレに落とすと、確かにまた最初に現れた時のような雄々しさがそこにあった。
「ゾーイのその浅黒い肌が白くなるまでやってやる」
「そ、それは流石にムリでは……アッ♥」
そして夜通し私たちは繋がり続けた。そして何度も何度も私の肌にその白い白濁液がかけられた。
勿体なくて仕方なかったが、あの団長を止められる気はしなかったし、そんな事をいう余裕も私には無かった。
そして気づいたら眠りに落ちていた私は、団長の胸の中で目を覚ました。
体の至る所に乾いて固まった精子がついていて少し不快だったが、それ以上にとても新鮮で晴れやかな気持ちだった。
そして私は、団長が起きてくるまでずっと団長を感じていたくてそのままの状態でいることにした。
ビカラは不遇枠にしていきたいね。そっちの方が似合う気がするからね。