ハロウィン。
それは年に一度、夜になったら化け物を模した仮装をして、普段とは違う自分を楽しむ日だ。
いい子は悪い子になって悪戯を楽しんだり、いつも我慢している子はわがままになってお菓子をねだる。
そんな普段では出来ない経験が出来る素晴らしい一夜だ。
そう、普段では決して出来ないような事も。この日ならば許されるのである。
その日の真夜中のグランサイファーでは不思議な事が起こる。
ハロウィンでの遊び疲れを癒す為に皆が寝静まると、奇妙な影が幾つも動き始めるのだ。
それらは皆一様に外套を羽織りカボチャの被り物をしていたのだ。
それは正しくハロウィンの伝説に現れる、かのジャックオーランタンそのものだった。
ただ、唯一違うのは灯りであるランタンを持っていない事だった。
まるで夜闇に紛れるかのように。
それらの影はスルスルと音も立てずにある所へ向かっていく。
ある所、そう団長の部屋へと。
団長の部屋に入ると、当然団長がいる。何故か団長は全裸であり、何も言わずにジャックオー擬き達を眺める。
そんな中でジャックオー擬き達は何も言わずに外套を脱ぐ。
すると下着1つ着けていない、艶かしい女性の肢体が露わになる。
ジャックオー擬きの正体は女性団員達だ。
しかし、どの団員かまでは分からない。背格好で種族のあたりはつけど、皆一様にカボチャ頭だからだ。
実はそれがこの奇妙な儀式の肝であった。
実はこの団には、ハロウィンの夜、カボチャ頭さえつければ誰でも団長が抱いてくれるという秘密のイベントが存在した。
普段そのような関係を築いていない為に溜まっている者も、胸の内に団長への想いを密かに抱えている者も、皆平等に団長が相手してくれるのである。
ただし、いくつかのルールは存在する。
まず、カボチャ頭は決して外してはならない。
あくまでカボチャ頭の女性の相手をするのであって、団員との個人的な肉体関係を結ぶ訳ではないからだ。
なお。ドラフやエルーンは角や耳の関係上、カボチャに穴を開けて突き出すことが許されてたりする。
当然誰が誰だかバレバレだ。
次に大きな声も出してはならない。
基本的に秘密である為、騒ぐなど以ての外だからだ。
そして行為中であっても、可能な限り喘がないようにしなければならない。
というのは建前で、実際は声を押し殺しての行為を楽しむ為である。
最後に、一人一回のみである。
誰が誰だか分からない事を利用して、何度もしようとする者がいるからである。
実際のところは。団長本人はスルーしてくれるが、他の団員が率先して目を光らせている為、隠し通すことは難しい。
もしこのルールを破った場合、ペナルティが課される。
ペナルティとは、カリオストロ印の媚薬を服用した上での焦らしプレイである。
勿論自慰も禁止な為、最終的に歩くことすらままならない程の苦しみを味わうこととなる。
星晶獣すら反省させると評判である。
これらのルールを守りさえすれば、誰でもこの夜の祭りの参加者となれるのである。
「フーッ♥♥♥ フーッ♥♥♥ フーッ♥♥♥」
「フッ……フッ……すっごいキュウキュウに締まってる、とってもエッチな子だね。知らなかったなぁヒューマンで……こんなにエッチな子がいたなんて」
四つん這いにさせた相手に向かって、団長は一切躊躇わず、激しく腰を打ち付ける。
相手からすれば、この高まっていく情欲を声を大にして吐き出したかった。
しかし、行為の激しさと反比例するかのように、静まり返ったこの部屋の中。
しかも、他の女性団員の目の前である事がそれを許さなかった。
そうして高まった熱が、絶頂という形で解放された時の落差は激しく。
そのカボチャ頭はこれまでに無い快感の中で激しく身体を震わせた。
「アッ♥ アッ♥ ンッ♥ フーッ♥ フーッ♥ ンオッ♥♥ オッ♥♥ オ゛ッッ♥♥♥ オ゛ッッ♥♥♥」
「ドラフのどの子だろうなぁ……、こんなトロトロドスケベマンコを持っている悪い子は知らないなー」
最早声を抑えきれなくなった相手の腰を強く掴んで、ひたすら団長は突く。
その豊満な乳房を目の前で激しく揺さぶらせる為に。
その光景は、自らの番を待っている女性達からしても刺激的で、己を慰め始めている者すらいた。
「ハッ……♥♥♥ ハッ……♥♥♥ ハッ……♥♥♥」
「もっと激しく動いて良いんだよ、こんな風にさ」
「ンオ゛ッッッ♥♥♥ まっ、ヒゥッ♥♥♥ ン゛ッ♥♥♥ アッ♥♥ アッ♥♥ アッ♥♥」
女性優位の騎乗位であるにも関わらず、上のエルーンのカボチャ頭が好き勝手に喘がされている。
団長に腰を掴まれて動いており、彼女自身の意思を超えて快楽が発生する度に、とても情けなく身体が跳ねている。
その様を団長は楽しんでおり、積極的にその細い腰に太い指を食い込ませ彼女の弱い所を積極的に攻め立てる。
そうして余裕を無くした彼女は、最後団長が果てると同時に失神したのかそのまま倒れてしまった。
気絶した彼女は順番待ちのカボチャ頭に引っ張られて、一応布を被された上でだが粗雑に部屋の床に寝かされる。
そして我慢できないとばかりに次のカボチャ頭が団長に絡みついていく。
と、言った具合のことが夜が明けるまで繰り返される訳だが。
その日の狂宴にはやや落ち着きのないカボチャ頭がいた。
周りを忙しなく見渡すので、頻繁にカボチャがズレてそれを直している。
裸にも慣れていないのか、外気に晒した後も両手でいじらしく身体を隠そうとしている。
恐らく今回が初めての女性団員だ。
他の団員に話を聞きつい来てしまったが、やはり恥ずかしさには慣れないのだろう。
そんな彼女の様子に真っ先に気づいたのは、行為中の団長ではなく他のカボチャ頭達だった。
そのカボチャ頭二人は何を思ったのか、カボチャ越しのアイコンタクトで意思疎通をすると、彼女を挟むように立ち、そのまま拘束してしまった。
そして彼女が驚く隙すら与えない程素早く、片方のカボチャ頭が手を彼女の足の間に滑り込ませ、そしてその割れ目の中に指を入れた。
「んぁ♥」
思わず漏れる嬌声。
咄嗟に彼女は目の前の思い人の方を見るが、相変わらず他の女性団員の身体を貪るのに夢中だった。
その事に少し寂しさを覚えるが、それよりも左右のカボチャ頭の誰か達が身体を弄ろうとしてくることの方が重大だった。
変わらず割れ目の中で指は好き勝手に動き回っているし、カボチャ越しに届く湿っぽい吐息にいやらしい気持ちを抱かせられる。
抵抗したくても、彼女と比べるとはるかに二人は力強く。両手に絡みついてくる腕を解くのは不可能に思えた。
この場の異質な空気に飲まれてか、体の何処を指が触れても切ない吐息が自分の口から漏れてくる。
「んっ、ふぁ……ぁ、くぅ……んっ、あっ♥ んんっ……んっ、はぁぁ……くひゅ♥ んぁ……ぁ、あぁ……あっ♥」
段々と身体が火照ってきていた。
いつの間にかはしたなく脚を開いてしまっているし、立っているのも徐々に覚束無くなっていた。
すると両隣の二人は彼女の後ろ側に移動すると、軽く腕を引っ張るようにして後方に体重を預けさせ、そのままズルズルと三人一緒に床に座った。
そうなると、今の彼女はM字開脚を団長の方へ向ける姿勢となる訳だが。
幸か不幸か、丁度その姿勢になったタイミングで団長はこちらに視線をやっていた。
まじまじと見つめられた。
団長の下半身は容赦なくバックで相手を喘がせながらも、上半身は完全にこちらを向いていた。
その事実に彼女は気づくと顔から火が出たかと錯覚するくらいに、顔が熱くなった。
しかも、そのまま両隣のカボチャ達が二人掛りでさらけ出された秘部をいじり始めた。
彼女の頭はどうにかなりそうだった。
団長の目の前で女性器を掻き回されて、明らかに団長に聞こえるほどに大きな水音を出してしまっていたのだから。
「ふっ……ふぁぁ♥♥ や、やめて……おかしく、んんっ……! だ、ダメ……これ、ダメェ♥♥♥ おかしくなるぅ♥♥♥」
声を出さないという決まりも忘れて、必死に懇願する。
しかし、二人は止めないし団長も止めさせない。
故に際限なく、未だ男を知らぬソコに沢山ツユが溜まり溢れていく。
「あっ……! ま、待って! これ、ダメ♥♥♥ 本当にダメッ♥♥♥ キちゃう、なにかスゴいの!! アッ、アッ、アッ、~~~~ッッッ!?!?♥♥♥」
そして団長が横を向きながら果てたのと、人生初の潮吹きを彼女がしたのは同時だった。
少しして、彼女が絶頂の余韻から意識を取り戻すと。いつの間にかベットの上に移動していた。
両隣には相変わらずカボチャ頭の二人がいたが、ただ静かに見下ろすだけだった。
すると、ふっと下半身が軽くなった気がした。
見てみるとそこには団長がいて、彼女の両足を持ち上げてその間に立っていた。
そして、何も纏っていなくて肌寒さがあったそこに、何か生暖かいモノが触れた気がした。
硬いような、柔らかいような、不思議なソレ。
ソレが押し付けられる。
割れ目を押し広げて中へと入っていく。
トロトロに濡れたソコに、未知の熱源が侵入してくる。
そのままズルズル入ってくるかと思うと、急にその動きを止めた。
何が、そう彼女が思った次の瞬間。
一気に団長は力を入れて深く突き入れた
次いで、中にあった膜が強引に破られた痛みが頭を貫いた。
「~~~~!?!?」
とんでもない痛みに声も出なかった。
ただ、ただ、彼女の心の中では、たった今処女を失ったのだという事実だけが駆け巡っていた
頬を涙が伝う。股からドロリと何かが垂れるのを感じる。
カボチャの中の暗闇で彼女は、荒れ狂う感情に振り回される。
その状態が暫く続いた。
その間団長は全く動かず、静かに彼女の息が整うのを待っていた。
そして、ようやくその痛みが引いてきて、改めて団長の熱を感じ始めた彼女は。
「……動いてください」
そう告げると、漸く団長は動き始めた。
先程目の前で行われていた行為に比べると、非常に緩慢な動作で団長が動く。
流石の団長も初めての相手には乱暴には動かないのだろう。
始め彼女はそう思っていた。
しかし、それは違うと直ぐに思い知らされる。
「ふっ……ふっ……オッ♥ んっ、ふー、ふー、んっ……ンアッ!♥ ハァ……ハァ……ンオッ♥」
最初の痛みはどこへやら。
いつの間にか、団長が自分の気持ちのいい所を突いてくれるのを待っているようになっていた。
しかし、団長は意地悪でそんな気持ちを見透かした上で敢えて焦らしてくる。わざと気持ちのいい所とは少しズレた場所を突いてくるのだ。
意地悪だと心の中で何度も思う、しかしそうやって焦らされた後でご褒美のように突かれるとそんな思いは一瞬で吹き飛んでしまう。
そんな事を何度もしていると、段々と気持ちよくなりたいという感情以外持てなくなってきた。
自分から腰を押し付けて、気持ちいいところに当たるようになっていた。
勿論仰向けで寝かされているので、実際には殆ど動けてはいないのだが。
それでも、彼女から求め始めて来ていることに団長はちゃんと気づいており、頃合だと思った。
団長は目の前のカボチャに空いた穴に顔を近づけると、小さくこう言った。
「それじゃ、最後にいっぱい気持ちよくしてあげるね」
気持ちよくしてあげる、その言葉だけはハッキリと聞き取った彼女は、次の瞬間大きな衝撃に襲われた。
いきなり団長が深く中へと侵入してきた。それも最初入れられた時よりも更に深く。
それこそ最深部、女性の最も大事な所に届かんばかりに。
これまで解されてきた場所より、更に奥へと入れられて鋭い衝撃が全身を貫いた。
今までの行為でもかなり出来上がっていた彼女は、それ以上のものがあるとは想像しておらず、完全に無防備だった。
それ故に好き勝手に自分の体の奥深くを叩かれることは、激しい快楽を伴った。
気持ちいい。
その感情だけが今の彼女の全てとなるほどに。
「んぁ、アッ、アッ、すごぃ♥ はげし、んっ、んやぁ、深ぃ♥♥ アッ、アッ、アッ、団長さん♥ 団長さん♥ 団長さん♥」
最後にはルールの事を完全に忘れてひたすら団長さんと大声で連呼して、想い人の事でいっぱいなっていた。
彼女はとても幸せだった。永遠に続けばいいのにと思っていた。
けれど、永遠には続かない。終わりは直ぐに来た。
彼女の絶頂の波に合わせるように、団長の腰のペースが早くなり。
完全にそれらの頂点が一致した瞬間、弾けた。
彼女は全身を激しく震わせ、団長は密着した腰に意識を全力で集中させていた。
そして、団長は荒い息をつきながら腰のモノを引き抜くと。
先端に大きな袋が出来上がっていた。
それを外すと、その重みに確かな満足感を団長は感じた。
「こんなに一杯出せたよ。ありがとう」
そう言って彼女の目の前に精液の詰まったコンドームを置いた。
目の前にあるそれが、団長の気持ちよさの量だと思うと彼女もとても幸せな気持ちになった。
その後、団長が待っていた残りの二人を同時に相手するのを見てから部屋へと戻って行った。
その時にはもう日が登りかけていた。
そして後日。
再び団長の部屋を訪ねに行った。
勿論今度は、カボチャ越しだと出来なかったことをする為に何も被らずに。
ハロハロハロハロハロウィン