「グラーン。お客さんですよー」
昼休み。今日の自分の手作り弁当に舌鼓を打っているとそう声をかけられた。
見るとルリアが、教室の後ろの入口辺りから手を振っていた。
ルリアは初めての席替えの時に隣になった女子だ。彼女はとても人懐っこく、田舎出身だから周りとの距離感を掴めていなかった僕にも積極的に話しかけてくれた優しい子だ。
彼女がいなかったらきっと嫌な学生生活になっていたんだろうなぁ。
と、それより僕に客って誰だろう。何だか周りがザワついていないか?
僕は席を立ち、ルリアお客さんのいる入口の方をへと向かった。そしてこのザワつきに合点がいった。
そこには一個上の先輩であるヴィーラ先輩がいた。
学園のマドンナ。水泳部のエース。ミスコン一位。彼女はとにかく話題には事欠かない超有名人だ。
そんな有名人が一個下のクラスにわざわざ来たのだ。ザワついても仕方の無いことだろう。
いや、そんな相手ならルリアもそう大声で呼ばないで欲しかった。ああ、ダメだルリアにそう言う配慮は無理だ。ましてや相手がカタリナ先生と仲の良い人だから余計に友達感覚になってる。
何なら先輩も分かっててこれをしているまである。
どう足掻いても目立つけども、僕は気持ちだけ忍び足でこっそりと彼女達の元へと近づいた。
そして辿り着くとヴィーラ先輩の顔をせめてもの抵抗として睨みつけた。
それを見てヴィーラ先輩は小さく笑う。
完全にからかっている表情だ。
「フフフ、今度の避難訓練のプリントを先生に頼まれたので配って回っているだけですよ。はい、学級委員さん。最後の一枚です」
そう言って先輩は手に持っていたプリントを渡してきた。
「何か期待してしまいましたか?」
とても楽しそうな表情を浮かべて先輩は言う。
悔しいが図星だ。男子高校生の頭は単純なので呼ばれただけで意識してしまうのだ。
「残念ながら本当に用はこれだけです。それでは」
そして先輩はあっさりと去っていった。後にはヒューヒューと揶揄う野次と、若干の殺意の視線だけが残った。
いやこの殺意は何だ。多分先輩は女子にも人気があるからそっち方面からだろうか。いや、もう考えない方がいい気がする。
ふとルリアと共に席に戻ろうとした時に、プリントの中身を確認しようとチラ見したら。紙が透けて後ろ面に何か書かれているのに気づいた。
裏返すと白紙の裏面に何か書いてあった。とても綺麗な字だった。
僕はそれを読むと、血液の流れが早くなっていく気がした。
そして下校時間。
僕は屋上にいた。
「んむァ……んっんっ……はむっ……んくっ」
制服のズボンを脱いで丸裸なそこに、ヴィーラはなんの躊躇いも見せずに顔を埋めている。
いやむしろ積極的に喉奥へと滾ったモノを咥えこんでいるようにさえ見える。
くちゅくちゅとヴィーラが顔を前後に動かす度に音がする。彼女のヨダレの音だ。ヨダレで塗れたモノを彼女が舐めている音だ。
いや、或いは彼女のその自らの下半身に伸ばした左手が性器で奏でている音だろうか。
何にせよ今耳に届いてくる音は僕を更に興奮させる。
「んむぅ!?」
そしてあえなく達して彼女の口の中に発射する。
ヴィーラが咳き込んで手のひらに出された精液を落としていく。
そして息が整うと、手に落としたモノをもう一度口の中に運び入れ、喉を鳴らして飲み込んだ。
「……やっぱり美味しくは無いですね」
それはそうだろうなと思う。でも飲み込むんだ。
「飲み込むのを見るのお好きでしょう?」
嫌いなわけが無い。自分の精液が女の子の喉元を通って胃で消化されそして体の一部になるなんて興奮する。ましてやそれをしているのがあのヴィーラ先輩なら尚更。
「私は好きではありません。でもしないと何処に出すか分からないので」
ああそんな打算的な理由なのね。少し萎える。
でも先輩がその場に立ち上がり、自らのスカートを捲るとそれだけで元気になってくる。
スカートの下には大人びた下着が……なく、代わりに際どい角度のツルツルした布地があるだけだった。
これは水着だ。それも競泳用の。
まさか一日コレを着て過ごしていたのだろうか。
「今日は部活は休みですが自主練をしようと思っていたので、朝から着て登校したのですよ」
なるほどと思いつつ僕の手はその水着をずらし、秘部を弄ばんと近づいていた。
けど彼女の言っている事は矛盾している。だって今現にこうして不純な行為に勤しんでいるのだから。
僕は嘘をついたおしおきとばかりに中を掻き回してやった。
「はぁっ♥ うっ……あっ……♥♥ やめっ……ひぅ!♥♥♥」
既に先輩自らの手で弄られていたそこは酷く湿っていた。特に何も考えず適当にやっているだけでも先輩は僕にもたれ掛かり足をガクガク震わせる程だ。
僕は喘ぐ彼女に自主練はどうしたのかと聞いた。
「ひゃ……アッ♥ あ、朝は本当にじ、自主練……するつもりだったん……です……くぅ!?♥ はぁ……はぁ……」
じゃあ昼間のは何だったというのか。僕は更に激しく指を動かした。
「アッ♥ だって……会えると思ったら……止まらなくてアッ♥ 急に激しッ♥ ダメッ♥ コレッ♥ アッ♥ ヤメッ♥ イクッ♥♥♥」
先輩は激しく潮を吹き屋上の床に大きな水溜まりを作った。
イッた後の先輩は顔が紅潮し、だらしなく口を開けて深く息をしていた。
その先輩の姿はとても可愛く、凄まじく劣情をそそられた。
僕はもう我慢が出来ず、絶頂の余韻から未だ帰ってこない先輩を屋上のフェンスに無理矢理押し付けお尻を向けさせた。
そして煩わしい水着を横にずらして先輩の性器を目の前に開帳させると一気に挿入した。
そのまま衝動に従って腰を振った。
乱暴に、獣のように先輩の身体を下半身で貪る。時折聞こえる苦しげな先輩の声は気にならない。
そもそも気にするだけ無駄だ。先輩も別に嫌がっている訳ではないから。なんなら先輩は無理矢理されて余計に興奮しているはずだ。でなければ僕達はこんな関係にはなっていない。
そもそも僕が高嶺の花であるヴィーラ先輩とこんな関係になれたのには理由がある。
と言ってもまともな理由ではない。ある日のこと、僕はヴィーラ先輩をレイプした。
ただ襲ったという話ではない。そもそもヴィーラ先輩は合気道か何かをやっているらしく、僕なんかが襲ったとしてもあっさりと返り討ちにされるだろう。
僕はその日先輩の弱味を握った。そして脅して犯した。
それを見たのは偶然だった。その時は水泳の授業でプールに忘れ物をしたので取りに行くため、急いでプールへと向かっていた。
けどその日は運悪く水泳部が休みの日で、プールが閉まっていた。
どうしたものかと思っていたら、更衣室がある方から声が聴こえてきた。
この時間にいるなら水泳部の人かもしれない。そう思った僕は急いで更衣室に入っていった。
ただその時、それがどっちの更衣室かちゃんと確認していなかった。いや気にしていなかった。
ここの学校では男女の更衣室が何故か隣合っているという事には中に入ってしまった後に気づいたからだ。
そして気づくと同時に見てしまう。床に座り込んだ状態で、顔に何かを押し付けて熱心に自らの股をまさぐっているヴィーラ先輩を。
行為にかなり熱中しているようで、先輩はこちらには気づいていない様子だった。
最初、僕はこれ幸いとこっそり逃げようと考えていた。しかしある事に目敏く気づいてしまった。
先輩は誰かのロッカーの前に座り込んでいた。最初それは先輩自身のロッカーだと思ったのだが、ロッカーの扉には別の人の名前が書いてあることに気づいたのだ。
それはカタリナ先生の名前だった。
先生は水泳部の顧問だ。その名前があったとしても不思議ではない。
問題は先輩がカタリナ先生のロッカー前で自慰している事だ。
彼女の持っているもの。何かと思ったら垂れて見える肩紐の感じからして水着のようだった。
しかも見た感じ水泳の授業で見たカタリナ先生の水着とよく似てないか。
そしてよくよく耳をすませばヴィーラ先輩は小さく先生の名前を呼んでいるのが聞こえた。
それらの情報が手に入った途端僕の頭は凄まじく冴え渡った。
それらの結論から性欲へと結びつくと、僕はニヤリと口角が上がったのが自分でもよくわかった。
僕は下劣な下心を持ってヴィーラ先輩に声をかけた。
このことをバラされたく無かったらと脅したら効果は覿面だった。
悔しそうな顔をしながらも、無抵抗なヴィーラ先輩はとても僕の劣情を駆り立てた。
僕は先輩の中に挿入した。血が垂れてきて先輩が泣いた気がした。
何度も何度も僕はヴィーラ先輩の中に出した。
最初こそ脅したり、怒鳴ったり、止まるよう促してきたりしたが。途中からは先輩も感じ始めて喘ぎ声も混じり始めてきた。
そして最後には自ら腰を振るようにすらなっていた。
打ち止めの一発を放った後離れると、先輩は全身に精液をこびりつかて倒れていた。
深く深く息をしている。けど動ける程に体力が戻ってはきていないようだった。
スマホを確認したら、時間にして1時間以上も交わっていたようだ。
流石に疲れた。勃つ気もしない。けど途方もない満足感でいっぱいだ。
記念にとりあえず一枚写真を撮っておいた。
そして先輩によくある脅し文句を言ってからその日は帰った。
その日から僕は先輩の身体を好きに使えるようになった。
毎日のように先輩を呼び出して身体を使わせてもらった。
先輩も抵抗しなかった。相当カタリナ先生の事を言いふらされたくないのだろう。
と最初は思っていた。いやそれも事実あると思うが、最近は本人もこの関係を楽しみ始めているんじゃないかと思い始めていた。
レイプされてるのにそんなことになるのだろうかと疑問にも思うのだが、現に彼女から誘ってくることも多くなっていた。
不思議…というかただ変態なだけなのだろうか。
夕焼けに照らされる屋上という状況がそうさせたのか。過去を回想している内に気づいたらそんな所まで思考がいってしまっていた。
「疑問に……思いますか……?」
フェンスを背もたれ代わりに対面で動いていた時に先輩はそう聞いてきた。
なんの事かとすっとぼけようとも思ったが、彼女の綺麗な瞳は心の奥底まで見透かしていそうに見えて、僕はつい思うと答えてしまった。
「はぁ……はぁ……怒りがない……訳ではありませんよ。 貴方みたいな……ンッ……クズに処女を奪われたのは……今でも悔しいです……から…アッ♥」
じゃあ何でこんな関係になったんだ?
「私は……貴方に逆らえません。そして同時に……貴方も……私に逆らえません。貴方に犯されたと……言えば終わりですからね」
そんな事したら先生の事もバレると思うけどな。
「アンッ♥ ……アッ……だから……逆らえない……と言ったではありませんか……アッ……アッ……♥」
……ッ。じゃあどういう意味なんだ……ッ。
「アッアッアッ♥ 疲れて……アンッ……いたのです……周りから……ハッハッ……望まれた自分を……演じることに……♥」
先輩はそこまで言うとキスしてきた。とても積極的に舌を絡めてくる。先輩が高まってきているといつもする事だ。
中の締まりが尋常ではなく。気を抜くと出てしまいそうだった。けど先輩はまだまだ求めてきていたので、僕もそれに応えつつ必死に腰を振り続けた。
「良くも……ハァハァ……悪くも……イゥ♥ アァ……貴方は私を壊した……。 男に嬲られるか弱い女……意外と悪く無いのですね……」
先輩はとんだマゾヒストで……ド変態なんですね……ッ、もう……ッ!
「アッアッ……イクッ!♥ もう、イクッ♥♥ 出して、早く出して♥♥♥」
そして我慢が限界に達して僕の劣情は先輩の中に迸った。先輩もまた同時に激しく快楽に貫かれ、僕の背中に爪を立てて捕まってきた。
既に何度目とも知れない中出しの精液が地面に垂れ落ちる。
先輩はそれを指で絡めとり、口に含んだ。とても恍惚とした表情だった。
けど僕は自らが出したその精液の量に恐怖を感じていた。そしてそろそろ僕の中にも妊娠の二文字が過ぎり始めていた。
次からはゴムつけようかなと、事後特有の冷静な頭に浮かび上がる。
これ言ったら今更とか言われそうだな。と苦笑すると先輩が。
「そうですね……そろそろ買ってきましょうか? グランさんはあまりお金に余裕がないでしょう?」
と心の内を読んできたかの言ってきた。
それに僕は別の恐怖が心に芽生えた気がした。
帰り道僕はスマホの写真フォルダを確認していた。
先輩のあられもない姿の写真がある。脅しに使うつもりだったけど、もういらないかもな。
そう思いつつ何となくスライドするもそこには先日のフェリのも残っていた。
そう言えば、あれ以来警察が尋ねてくるなんて事も無かったし、脅しが効いているのだろうか。
それにしても酷……いや、エロい。二つ並んでいるのを眺めると思わず悦に入ってしまう。
ふと面白いことを思いつく。
ここにいっぱい同じような写真を並べたらどうだろうか。
中々いい考えだと思えた。今までが奇跡的に上手くいっていたからこそ。
すると次々に様々な作戦が浮かび上がってきて楽しくなってきた。
けど、その過程で問題点も考えていると。
でもこれ警察に写真確認されたら一発だよな。
という若干ズレつつも説得力のある結論が出てしまい諦めた。
でも頭の片隅でどうにかならないだろうかという思いは残っていた。
そしてそんな事を考えている内に僕は自宅アパートに辿り着いた。
エイプリルフール終わったけど暫く続きます