「だ、団長。流石にここは不味い……」
「そんなこと言っても、こっちは準備万端みたいだよ?」
いつの間にか下着の中まで入っていた団長の手が、私の秘部に軽く触れた。それだけで口から甘い声が漏れてしまう。
団長は触れた指を私の目の前に持ってきて、粘ついた液体を私に見せつける。それは私が口とは裏腹に淫らに股から垂らしている液であることは直ぐに分かった。私は恥ずかしくなり顔がカーと熱くなる。
「薄々思ってたけど。フェリって結構スケベじゃない?」
「ち、違うそんなことは…アッ♥」
団長に変な誤解をされたくなくて、何とか弁解しようとしたが。言葉を言い終えるより前に団長はまた手を下着の中に突っ込み秘部に触れ、私の言葉を遮った。
そしてそのまま団長は指で私の中を触り始めた。団長は直ぐに私の弱いところに気づき、そこを重点的に責め立てた。
クチュクチュと快楽をねだる音が、身体の火照りが、情けなく空いた口から漏れる吐息が、それぞれ徐々に大きくなっていった。
「敏感だね、やっぱりこの状況に興奮してる?」
「ダメだ……♥ ルリア達にバレてしまう」
団長の部屋の押し入れ。その中に今私たちは裸の身体を密着させて隠れている。
外にはルリアとビィがいて。ベッドに腰掛けて団長が来るのを二人仲良く待っている。
どうしてこんなことになったのか。
始まりは用があると団長に部屋へ呼ばれたことだ。
私が部屋に入って直ぐ、扉を閉じた団長はいきなり私の唇を奪った。
突然のことに私が混乱していると、今度は私の乳房を、恥部をまさぐり始めた。
触れられた瞬間、身体にピリッとした感覚が走り。それで正気に戻った私は団長の体を突き放そうとした。
しかし団長はそれを許さず。逆に身体を引き寄せると、私をベッドの上に押し倒した。
「な、何をするんだ団長!」
そう問いかけるも、団長は無視してただひたすらに私の身体を弄び続けた。
星晶獣の力で永い時を私は生きてきたが。一人の時間が長すぎたようだ。
男の獣欲に抗う術を私は知らなかった。
最早無抵抗になった私は服を一枚一枚脱がされ下着だけの状態にさせられた。そして最後の品位をも剥ぎ取られそうになった時だった。
「グランー。居ますかー?」
ドアをノックする音と共に、扉の向こうからルリアの声が聞こえてきた。
どうやらグランにも想定外だったのか、扉の方を向いて硬直してしまっていた。
この状況で返事をするべきか否かを考えていたようだ。
この時私はルリア達に助けを求めるべきだったのだろう。或いは団長も返事だけはして時間稼ぎするべきだったのかもしれない。
結果として、私達がそれぞれに道を選ぶよりも先にビィが扉の鍵が開いていること気づいてしまい、咄嗟に団長は私を引っ張り押し入れへと、二人して隠れることとなった。
「ん? 今、なんか水の音がしなかったか?」
「そうですか? 雨でも降って来たのかもしれませんね」
「いやぁ、そういう音ではなかった気がするんだけど」
やっぱりバレかけているじゃないか。
「フェリがスケベなのがいけない」
「何で私のせいになるんだ」
「どう考えてもそうだよ、あとこれもね」
そう言うと団長は下半身のソレを私の身体に擦り付けてきた。
あ、熱い。接した身体の箇所がその熱で心地よく痺れた。
知識はあれど実物を見るのは長い人生の中で初めてだった。
「屈めそう?」
「あ、ああ。何とか出来そうだが、何故屈む必要……オ゛ッ」
何とか狭い中で屈んだ所でいきなり頭を掴まれ、口の中に乱暴にそれを突き込まれた。
「歯は立てるなよ」
そう言った後、まるで道具のように団長は私の頭を前後させ、口の中を好き勝手に蹂躙した。
口で息が出来ず鼻息が荒くなっていく。音を出したらルリア達にバレるのに、団長はまるで気にしてないかのように、必死に私の口に差し入れし続けた。
バレる恐怖と息苦しさ、そして鼻腔を掻きむしるような強烈な匂いの中で意識が朦朧とし始めた。
その時団長のソレが一際膨れたかと思うと。団長は頭を自らの腰に強く押し付けてきて、そして口の中に何かが吐き出された。
液体……いや固体だ。絡みつく。
喉に引っかかるそれは、団長のものが引き抜かれた後も呼吸を阻害し咳き込みそうになる。
だが、咳き込んでしまえばそれこそバレてしまう。
あまり気持ちのいいことではなかったが、団長から注がれたそれを私は無理矢理飲み込むことにした。
「何も言ってないのに飲み込むなんて本当にドスケベだね」
「し、仕方ないだろう。咳は流石にバレてしまう」
「本当にそれだけ? まぁいいか、次はフェリが楽しむ番だよ」
私が?
団長はそう言うと私をまた立ち上がらせる。そして今度は団長が少し屈んで、股座のそれを私の穴にあてがった。
「うっわ凄い濡れてる。これは入りやすそうだ」
「ま、待て。何をする気だ」
今から団長が何をするのか何となく分かっていた。だがそれでも聞かずにはいられなかったし、止めなければと思った。
「分かってるくせに」
そんな私の心境を団長は既に見透かしていた。そしてその上で団長はそれを無視して一気に挿入した。
「オ゛ッッッ♥♥♥」
あまりに情けない声が出た。だけどこれは喉からじゃない、もっと私の芯の所から出た声だ。そうも思った。
幸い今のはルリア達には聞こえていなかったようで反応は無かった。
「……ッッッ♥」
「これくらいでへばるなよ。本番はこれから何だから」
その言葉通り、本番はこれからだった。
今までの団長の責めは全くのお遊びだったのだと思い知らされる。
比較にならない衝撃が下半身から脳を貫く。その度に私は口を手で抑えたり、歯を食いしばったり、団長の身体に顔を埋めたりしなければならなかった。
それでも抑えきれず。ときたま喘ぎが漏れてしまい、その度に私の中のそれが硬く大きくなった。
段々と団長の動きが早くなる。私の熱も同様に高まっていく。
続けるにつれ今自分が何をされて、どうなっているのかも不明瞭になっていた。
「腰、動いてるぞ」
「〜〜〜〜ッッッ♥♥♥」
気づけば自ら快楽を求めて腰を動かしていた。ただ快楽を身体に刻みつけようと身体が勝手に動いていた。止めようと思っても最早止まらなかった。
そしてそのまま終着点へ。
「ハッ、ハッ、ハッ。……ッ、出るぞ!」
「キ……テ♥」
私は達する瞬間、自らグランの唇と重ね。下腹部の中に熱い熱いものが迸るのを感じ取りながら達した。
……気持ちいい。
心の奥底から満たされるような心地良さだ。一人の時には決して味わえなかったであろう感覚だ。
……あぁ、もっとしたい。
「団長……もっと」
「……仕方ないな」
どれほどの間、どれほどの回数あの狭い空間で交わったのかも分からない。
満足したころには、ルリア達はいなくなっていた。
代わりにこれまでにないほどに満足した私と、飢えた私が生まれてしまった
後日狭い空間で無理な姿勢を長時間していたせいで二人仲良く身体の色んなところを痛めた。
また、ルリア達は揺れる押し入れに驚いて部屋が逃げ出したと言う話を後で聞いた。
どっちもとても恥ずかしい話だ。頭から火が出そうだった。後悔も尽きなかった。
けど、私はそのまた数日後には自ら団長を誘っていた。
追記:ちょっと目立っていたので誤字を修正しました。