一目見た時点で自分の何かが反応していた。
封鎖的な文化を持つヴァンパイアの一族らしからぬ天真爛漫さを持った姫君。それがヴァンピィだ。
あどけなく、可憐な見た目。そしてその多大な好奇心からくる人懐っこい性格。それらは僕をあまりに誘惑し過ぎていた。
いつもなら、あまり堂々と言えることではないが、隙を見て手を出していただろう。しかし彼女がヴァンパイアであることが僕を躊躇わせた。
ヴァンパイアにある特性がある。それは噛まれると眷属になってしまうというものだ。
いくつかの本に出てくる、このヴァンパイアの能力。ヴァンパイア自体がいるかも分からない幻の種族であることを除けば、一般的な常識である。
しかし、現にヴァンパイアは存在している。そもそもヴァンピィが口癖のように言う言葉であるため、その力は確かに存在するものなのだろう。
眷属になれば僕は彼女に逆らえなくなる。
無理矢理襲った時にその能力で反撃されてしまったら……まず破滅だろう。
噛まれないように鎧でも着るという手もある。が、どうしても露出せざるおえない部位があるし、そこを噛まれるのはあまりに情けない。
いや、本によってはヴァンパイアに噛まれると凄まじい快楽に襲われると書かれていることもあるから。もしかしたらとても気持ちよくなれるかもしれないが……。
流石に……無い……うん。
……とにかく、そう言った理由で僕は中々ヴァンピィに手を出すことが出来ずにいた。
しかし諦めきれず、ヴァンパイアが出てくる本を読み漁っていたらとあることに気づいた。
幾つかの本で、ヴァンパイアは銀製品が弱点だと記述されていたのだ。
元々ヴァンパイア自体が幻の種族ということもあり、その内容に作者の的はずれな推測、つまりは妄想が書かれていることが多く、本によってヴァンパイアに関する記述にはバラツキがあった。
けれどもそれだけは、それぞれの本の共通項として存在していた。
信憑性の高い情報だ。しかし、いきなり本番は流石に怖い。
そこで僕は予行練習をしておくことにした。
「……アッ♥ 余所者なぞ二ィッ♥♥」
メドヴェキアに住んでいる普通のヴァンパイアを銀製品で脅して襲った。
ヴァンピィはヴァンパイアの中でも特に強い力の持ち主だ。なので、まずは力では劣っているであろう他のヴァンパイアで試しておこうと考えたのだ。
まぁついでに、普通のヴァンパイアの人達はやたらプライドが高いので、少し折ってやりたくなったのもあるが。
結果は想像以上だった。銀製品で少し傷つけただけで立てなくなるくらいに弱ってしまった。
本人も知識としては種族の弱点は知っていたのだろうが、まさかこれ程とは思っていなかったのか、明らかにその表情に困惑の色が見えていた。
僕は無力になった彼女の身体を好き放題にさせてもらった。
そして始めてから直ぐ知ったのだが。どうやらたまたま僕は処女を襲っていたらしい。
しかもオナニーすらした事も無かったらしく、最初にイかせた時は何が起こったのか分からないといった様子だった。
思わぬ獲物に更に興奮してしまった僕は、激しく彼女の秘部を責め立てて何度も何度も潮吹きさせて楽しんだ。
そして彼女が心身共に疲れ果てたところで僕はズボンから熱く滾ったものを取り出し、破いたタイツの隙間から覗く、愛液で濡れに濡らした割れ目に容赦なく挿入した。
何度も何度も出し入れして、彼女にこれまで味わったことの無い快感を与えるのはとても楽しかった。
さらけ出された胸を乱暴に揉まれ、力を奪われた手足は抵抗の意志を示すことすら出来ず、ただ僕の腰の動きに合わせて動くことしか出来ないという屈辱。
なのに自らの身体は自らの意志とは関係なく途方もない熱を帯び、口から自分のものとは思えない媚びた声が漏れでる。
そんな矛盾した状況に彼女はあっさりと壊れた。
「アンッ♥アンッアッ♥もっと、もっと激しくして♥♥♥」
僕が達する直前には、力が抜けているはずの手足を僕の身体に絡みつかせて自ら求める程になっていた。
事を終えたあと、情けなく伸びている彼女のタイツに包まれた足の間から、その白い肌より更に白いものを垂れ流している姿を見て。僕は二回戦目を始めた。
さて意外なところで楽しめたが本命は次だ。油断しないようにしないと。
僕はヴァンピィが、ペットのベスや弟のヴァイトから離れて一人になるタイミングを慎重に待った。
そしてある日、それは訪れた。
「やめでよけんぞくぅ゛、どうじてこんなことするのッ!?」
騎空団での魔物退治の仕事の時だった。話の流れで僕とヴァンピィの二人でやることになったのだ。しかもその途中で雨が降ってきて仕方なく洞窟で雨を過ごすこととなったのだ。
そんな絶好の機会を僕は逃さなかった。
当初の予定通り、銀製品を用いて無力化して獣のようにヴァンピィを襲った。
雨で透けた服から見える小さな膨らみの中のほのかに紅い点。濡れて艶が増した金色の美髪とその幼い顔立ちが合わさって生まれるフェティシュな雰囲気。
最早限界だった。
事を始めると、僕は泣きじゃくるヴァンピィを無視して昂る獣欲をひたすらぶつけ続けた。
彼女小さな穴は、獣欲をさらに煽り立てる最高の締まりだった。
何度も何度もそのプリっとして可愛らしいお尻に向かって腰を打ち付ける。
より気持ちよくなるために、させるために、僕は様々な姿勢で責め立てた。
上から覆いかぶさって。壁に手をつかせ尻を突き出させ。或いはその状態で片足を上げさせて。
特に気持ちよかったのは座って対面でやる姿勢だった。
腰に手を当てて上下させる度に、ヴァンピィはその華奢な身体がを電流でも走ったかのようにビクビクと震えさせた。それを間近で見て僕は更に獣欲を滾らせた。
ただその時、僕は完全に油断していた。
「……ッ♥ いい加減してぇ!」
あまりに強烈な刺激が逆に彼女の理性を取り戻させたのか、ヴァンピィはいきなり僕の首の裏に手を回して引き寄せると、首筋に噛み付いてきたのだ。
不味いと思ったが、こんな至近距離でしかも行為中に避けられるはずもなく。僕の首筋にヴァンピィの牙はあっさり突き立てられた。
だが、それだけだった。
「フー?フー?」
一向に痛みは襲って来ず、ヴァンピィも荒い鼻息をたてるだけだった。
どうやらまだ力は弱ったままで、顎の力が足りず甘噛みになってしまったようだった。
それに直ぐ気づいた僕は、抵抗した仕返しとばかり思いっきりヴァンピィの中を突き上げてその中に精をぶちまけてやった。
「フーッ!?!?♥♥♥」
ヴァンピィは噛んだ口を剥がすことは無かったが、激しく走った衝撃にその身をうち震わせ、僕の精を垂らしながら秘部から潮を吹いてしまった。
結局ヴァンピィは気絶するまでその口を剥がすことは無かったが、達する頻度は段々と増えていき、最後には一突き事に潮を吹くほどになっていた。
そのあと雨は上り、依頼は一人でこなした。