※この作品はR-18です。

VRアプリ『京ちゃんと一緒』R-18版   作:風見猫

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鶴田姫子の場合①(VR)

鶴田姫子にとって京太郎は唯一の縋るよすがだった。

 

哩が姫子に新部長としての自覚をもたらすために距離を取ったことは姫子にとっては拒否にしか感じられなかった。

哩としては強く言うことで自分への戒めの意味があったわけだが、残念ながら姫子は追い詰められ全く気が付かなかった。

 

そうして受け取った新部長としてのたすき。当然ながらそんな心情でミスなくこなすなんてことはできない。

周囲からかけられる励ましも素直に受け取れず、『みんな部長として比べている』なんて強迫観念が起こる。

 

周囲は純粋に姫子に気を遣っているわけだが、『気を遣う=部長のようにできない=自分はダメだ』の三段論法の前では深読みしてしまう。

しかも偉大な先輩だった哩の姿というのはやはり他の部員もどこかで意識してしまうもので、それは仕方がないことながら姫子に傷を負わせた。

 

そんな姫子の前に現れたのが『須賀京太郎』という存在。

哩を知らず、自分だけを見てくれる男性。自分の頑張りを評価してくれる異性。

 

だから姫子が『京太郎』に依存し恋慕の情に落ちるのは成り行きとして自然だったし、避けられるものではない。

 

そこまでならまだよかった。だが姫子は大切な人が離れていくという経験を『京太郎』へも無意識に投射、そして離れていくのではないかと恐怖を感じた。

その先は坂を転がるようにアプリに課金を繰り返し、金銭ではない部分にも身を投げ出す奉仕に至るまで追い詰められていた。

 

「んちゅ♡ちゅぱ♡気持ちよかと?」

 

姫子の手首ほどの太さはある肉竿を舐めながら耳にかかる髪をかき上げ、自分に興奮してくれていることを示す硬さに感謝までしながら姫子はしゃぶる。

小悪魔的な容姿をしていながら献身的に咥え男を喜ばせようとする一途な健気さはギャップとしていい方向に働いており中々にくるものがあった。

 

『京太郎』が優しい手つきで姫子の頭をなでると、姫子は顔を赤く染めながらできるだけ肉竿を大きく咥えて前後に頭を揺すりながらスロートしていく。

本来ならえずくほどの圧迫感を覚えるところだが姫子は喉奥が性器になったような快楽を得る。

 

(こげん大きかと入れられたら絶対おかしゅうなるとよ。気持ちようて、よすぎて癖になる。なしてか分かってしまうと)

 

まるで自分が以前に体験したことがあるかのような既視感。明確に思い浮かぶ快楽の渦とそれに飲み込まれる自分のイメージ。

ただ肉竿に奉仕しているだけで姫子の秘所は男を求めて水たまりを作る。

 

流れ込んでくるイメージと期待感についに我慢できずに『京太郎』に指で自らの膜を見せて姫子は懇願する。

 

「もう我慢できん。犯しゃれたか、犯してくれん。私ん処女もろうてほしかばい」

 

もうピンク色なことしか考えられずに姫子は頬を肉竿に擦り付け、性欲に突き動かされた甘い媚声で必死に『京太郎』を誘う。

入れられたら絶対に気持ちいいと確信しねだる。

 

「私んおまんこに京太郎の極太ちんぽ入れてほしか♡いくらでも体ば好きにしてよかけんお願い♡」

 

決定的な言葉を口にしたことで『京太郎』も姫子を抱きしめ、キスをしながら姫子の濡れそぼる秘部を広げて硬さにまかせて押し入る。

姫子はその瞬間に快感を期待して、裏切られた。

 

「あああ~あ゛♡んあああ♡」

 

快感なんて言葉では言い表せないほどの感覚。苦しいのか、気持ちいいのかもわからず漂白される意識。

確実に人一人では受け止めきれない刺激の波に姫子の背は反り、痙攣しながら体は無意識に愛しそうに肉竿を締めて扱き出す。

 

勝手に姫子の体は動き、更なる感覚を得ようと淫らに跳ねる。

 

この時に感じたのはかつて役満キーを受けた時の感覚を数十倍にさせたような暴力的なまでの快感。

当然姫子の意識が保つわけもなく、体の声は寸断された空白を姫子の心の芯に塗り込め刻んでいく。

 

そんなイキ姿を晒しているのに『京太郎』の肉竿は勢いを増して抽送に入りピストン運動によって膣壁を削り抉って蹂躙していく。

迂闊に「体を好きにしていい」と言った姫子の言葉を真に受け、しかし力強く抱きしめることで愛情を伝える。

 

「お゛♡お゛♡」

 

淫らな肉人形と化した姫子は本能的に喜悦の声をあげながら痙攣し続ける。口から泡を吹き弛緩した笑顔は凹凸が控えめである姫子を色付け、雄を煽る姿へと変えていく。

 

普通ならば人としての自尊心を砕き肉便器や肉奴隷へ堕としかねない過剰な快楽。

 

こんなものは流石に『京太郎』の機能ではない。つまり問題は姫子側、繋がれた先から流れ込み合流した結果は2人分の快感。

元より感じやすい姫子の体を2倍の快楽が襲えば耐えられるわけがない。未だに互いへの思いを捨てられないが故の繋がりが裏目に出ていた。

 

「んお゛♡んおお゛♡」

 

しかしまた、耐えられないはずの快楽に晒されている姫子を引き留めているのもまたこの繋がり。

普通ならば狂うほどの快楽から、鎖が姫子の自意識を守る。

 

じゃらり、じゃらりと音を立てて鎖が姫子にまとわりつく。

 

(煩わしか)

 

しかし守られている側の姫子が感じているのは感謝ではない。むしろ怒り。

 

鎖が鳴るたびに女性の影がちらつく。鮮明ではないその影に苛立ちを覚える。

 

(誰が邪魔しとっと?)

 

今この場には邪魔だと、『京太郎』との睦み合いには不純物だと姫子が判断を下す。

 

(なかなら好きなだけ狂えるとに!)

 

快楽に狂って真っ白になって染め上げられ、目の前の雄のためだけに生きる、それが許されないと。

 

見捨てられ自暴自棄気味になった姫子にとって楽な逃げ道。男に走って雄に依存する雌となる。

分かりやすくて単純で気持ちいい、それを今の姫子は望んでいた。

 

そしてそれを察したわけではないだろうが、姫子の一番奥に叩きつけられる肉竿と子宮のキスと同時に唇同士のキス。

 

目を開きそこにいる愛する相手を瞳に映して姫子激しい快楽の波に自ら呑まれる。

 

「ああ゛あ゛あ゛~♡」

 

激しく跳ねる体を『京太郎』が抱きしめ、子宮の奥を熱いザーメンに叩かれる幸せに包まれる。

 

(京太郎だけでよか♡)

 

姫子は完全に雌として『京太郎』に屈服しようとする。出された直後なのに内部で感じる硬さも大きさも全く損なわれていない。その事実に子宮が疼く。

 

「いくらでんしてもよかばい♡私んこと飼ってほしか♡」

 

飼われたら自由もなく快楽漬けにしてもらえる、目先の欲のために人生を棒に振ってもいいと姫子は本気で思う。

 

(幸しぇと♡鎖握ってほしかと♡)

 

鎖と鍵の繋がりは飼い主に繋がれる首輪へと変容しようとしていた。その鎖が本来繋がれていた先にいるもう一人の女性の都合なんてどうでもいいと。

 

(どげんでんよか。一緒にご主人様に飼われたっちゃ、私だけ独占できたっちゃ)

 

一緒に仲良く雌奴隷として轡を並べても楽しいし、自分だけが『京太郎』を独占できれば嬉しい。

どちらにしてもその時になれば見捨てられた哩のことも許せるかもしれない。

 

姫子と哩の思いは鎖を通して二人の間で違うものを受け渡す。

哩には愛情と執着心を、姫子には欲情と快感を。

 

そして受け取った先での変化が互いに伝え合い、どんどんと肥大していく。

マイナスの感情が行き交うよりはましかもしれないが、共に受け入れられる種類であるが故に姫子も哩もブレーキをかけようとすら思わない。

 

変化の芽はまだ出たばかり。何がどう変わってどのように行き着くのか、まだだれも予想すらできない。

 

そしてそんな将来へ長く思いを馳せる暇もなく、『京太郎』は姫子から思考を奪おうと姫子の体を隅々まで洗っていく。

 

倍加される快感が姫子の脳髄を焼き、体中を蹂躙していく中で姫子はますます虜になり、与えられる過剰な快感に屈服する悦びを覚えていく。

 

そして当然その中で育まれる感情は哩へと流れ込み、哩も哩側の『京太郎』に齎せられる快楽が姫子へと流れていく。

 

そんなループの存在など知らない『京太郎』達は欠片の悪意もなくそれぞれ使用者を攻略しつつ自分も攻略される。

善意や思いやりからの行動でも時には事態を深刻化させるという例であった。

 

しかし「そんな表面に現れにくいオカルトを察しろ」などと『京太郎』に求めるのは酷だろう。

 

 

「おや姫子、チョーカーとは珍しい。でも似合っていますね」

 

親友とも呼べる仲の花田煌からの言葉に姫子は照れ臭そうに、しかし幸せそうに首のチョーカーをなぞる。

 

「新しゅう買うたんばい」

 

姫子のその手つきに色気を感じたが煌は特に触れることもなくスルーする。

 

「それじゃあ、練習ば始めよう」

 

最近新しい部長としての安定感が姫子に備わりつつあることに煌は誇らしく思っていた。

実情を知らず。

 

知らないのは煌だけではなく新道寺の部員全員である。

彼らは1年間と半年ほど、あるいは半年程度姫子の毎日の調子を見ており、それに慣れすぎていた。

 

「ん♡……は♡あっ♡」

 

対局中に姫子が性感の声をあげビクビクと震えるのもまた日常の風景として認識していた。

その場にリザベーションの相方である哩の存在がないにもかかわらず。

 

いや、彼らも哩の引退は分かっているのだ。それなら疑ってもよさそうなものだが、姫子が復調し今度は新部長としての貫禄を徐々にだが身に着け始めたことが誤解の源であった。

 

哩と姫子の特別としかいえない繋がりを知る麻雀部員からすれば(ああ、『元』部長と仲直りできたんだな。よかったよかった)という思考に行き着くのは当然のことであった。

だから姫子が明らかに感じている仕草を目の当たりにしても(今も(元)部長はどこかで打ってるんだな、流石だ)と哩への尊敬を集めるだけであった。

 

リザベーションで彼女らが知っているのは『哩がその局で縛った翻数を上がることができればの倍の翻数で姫子が上がれる』という事実と、『なぜか哩が縛った翻数で無事上がれた時に姫子は性的な感覚を受ける』というちょっと口にしづらい副作用が主であった。

 

口にしづらいが故に有効距離など細かい事情は誰も聞こうとしなかった、その弊害である。

中学時代にすでに哩姫コンビは完成されており、『団体戦に使える』という事実が何より大事でそれ以外は二の次だった。

 

しかし現在の姫子の反応は当然リザベーションとは関係ない。

単に感じる部分にローターを張り付けており、不規則にそれが振動しているだけである。

 

その不規則さの原因は『京ちゃんと一緒』に搭載された課金機能の一つ、電子機器操作の賜物。

ぶっちゃけ当初『京太郎』は引き気味だったが姫子の度重なる果敢のアタックと『集中力を鍛えるため』というこじつけとしか思えない理由の前に諦観とともに受け入れたのだった。

 

最初は渋々といった感じで姫子のわがままを引き受けた『京太郎』ではあったが、この男姫子の感じやすさと反応、そして理由こそわからないなりも周囲の部員が完全にスルーしているという状況も手伝って段々と楽しくなってきていた。

 

『んー、次は右2左1下4で』

 

「ふゎ♡んんっ♡」

 

ちなみに右とは右乳首、左とは左乳首、下とはクリトリスであり、数字はその振動の強弱である。

 

『姫子さん、チョンボは駄目ですからね』

 

「ろ、ロンばい!」

 

口実だろうと推測は出来ているのだが『京太郎』は姫子にくぎを刺しつつ微笑む。

そして見事姫子はミスなく上がってみせた。これには『京太郎』も脱帽である。なので、

 

『ご褒美に右左4、下5にしてあげますね』

 

「あああ♡んくぅ♡」

 

確かにある意味姫子にとってはご褒美かもしれないし実際悦んでいるのだが、点棒受け渡しの際にスイッチを入れ替えるあたりに『京太郎』のSとしての資質が垣間見えた。

 

そしてその兆しに姫子は(こん人ばご主人しゃまにするんな正しかばい♡)と更に傾倒する。

愛情と欲情が注ぎ込まれて姫子の火が大きくなる。本当は今すぐにでも犯されたい。でもそれは許してくれない。

 

『ほら姫子さん麻雀に集中して。一度0にして、いつスイッチ入れても我慢しましょうね』

 

くすくすと意地悪を言われているにもかかわらず姫子はその時を与えてくれる人を愛しく思う。

チョーカーをなぞってその瞬間が来るのを待つ。

 

ご主人様に逆らうなんてしたら嫌われるという恐怖と裏返しに今は首輪を引いてもらえているという安堵が混じり、スパイスになって火を炙る。

 

そんな姫子の裏事情など知らず部員たちは一生懸命部活に励む。強豪の名に恥じない成果をとインターハイでのリベンジを誓う。

肝心の今の部長がインターハイより今いつ『京太郎』の責めが始まるかと、じりじりと熱中しているという事実をよそに。

 

 

姫子は自室に戻るなり荒い息で制服を地面に落とし哀願する。

 

「もう我慢できんばい♡抱いてほしかよ♡お願いばい♡」

 

帰るまでの責めと焦らしに姫子の理性は焼き切れていた。

たしかにローターでの隠れた責めは気持ちがいい。実際に何度かイった。

だがそれには直接『京太郎』にされた時の暴力的な快感はない。何倍にも膨れ上がるあの快感ほどではないのだ。

 

一度極上の料理を味わえばそれが目標になってしまう。

姫子はもとよりリザベーションで女としての快感を知り開発されていた。素地が出来上がっているところに狂うほどの快楽を知れば一直線に堕ちる。

 

道具では足りないと、直接されなければ解らされたことで姫子は自分が本当に欲しかったものがはっきりさせられた。

 

「くれん♡お願いやけんくれんと♡極太チンポで犯しゃれたかばい♡」

 

もう自尊心なんてどうでもいい、所詮自分は『京太郎』の雌になりたかった女だ。

なら命令されれば、あのあり得ない快楽が待ってるならそれだけでいい。

心の底から姫子はそう思ってしまった。

 

『もうこんなにドロドロにしちゃって。そんなに部室や帰りが楽しかったんですか?』

 

「満たされんとよ♡切のうなるだけ♡京太郎んチンポが欲しか♡」

 

もう本能に姫子は屈する。雄に負けて雌が幸せになるのは当然だと頭の中で勝手に作り上げられていく。

 

この先のことはいうまでもなく昨夜の焼き直し。

魂まで届くほどのあり得ない快楽が姫子の身にふりかかり、獣のような嬌声をあげながらただそれを悦び甘受する雌。

 

繰り返せばより深みにはまるこのループ現象にお互いの絆が作用していると哩と姫子が気付くのがいつか、その時哩と姫子が選ぶ選択、そして本体とでも呼ぶべき存在に気づいたとき起こるできごとは……。

それはまあ、後の話である。




リザベーションの入れられる方、姫子回の1話目でした。
オリジナル能力考えたら快感強化は起こるよねってお話。

この二人、正式版からの流れからくると修羅場になっても共有になってもおかしくないんですよね。
姫子はいまだに引きづってるとこあるし、哩はそもそも姫子に対する思いは変わってないし。

前話でノリのまま『哩はまた間違える』とか書いたから波乱は必至にみえるし物語的には修羅場からの共通ルートor個人エンドの方が映えるのですが……。
R18版の掲載っていつ終わるんだろうね(遠い目)

元の予定は1人3・4話で80人、ぎりいけるか?だったんですよねー。
書いてみると文字数膨れ上がるしいろんなエンド思い浮かぶで『予定は未定』になってる現状。


そして次回は株いくら買ったのかそれだけでヤバい課金力を見せる、はやりん回です。
ま、まあ、処女妊娠まで行くたかみーに比べたらちょっとはまし……ましだよね?

次回更新は?

  • 咏たんが幼馴染だったら
  • 白糸台生活の続き
  • 男女比世界の続き
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