※この作品はR-18です。

VRアプリ『京ちゃんと一緒』R-18版   作:風見猫

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√瑞原はやり
瑞原はやりの場合①


武道館、それは一定以上の人気を持った人間のみが上がれる舞台。

そこでアイドルとしてライブをすることは一度は夢見るものがほとんど。

 

しかし日の目を見ないまま夢破れ、姿を消すアイドルが多いこともまた事実。

そういう意味では武道館は一種の神聖なものと呼んでいいだろう。

 

そして今ライブを行っているアイドルの名は瑞原はやり。

麻雀プロであり同時に牌のお姉さんとしてアイドル人気も高い女性だ。

 

知名度、ルックス、パフォーマンス、歌唱力、ダンスetc、どれもが高いレベルで完成されており、この日もメインを務めるにふさわしい女性。

当然会場はファンで埋め尽くされており、彼女の仕草・声一つで熱狂的に盛り上がる。

特に最終盤ともなれば皆心地いい疲労感に包まれながらもファンは彼女を応援し、このライブが終わることに寂寥感と充実感の混じった感情で満たされていく。

 

「みんなー☆はやりのライブ盛り上げてくれてありがとー☆」

 

はやりが元気よく手を振りながら呼びかけると、観衆もスティックライトを振って応える。

中には「世界一可愛いよ」や「はやりん最高」などの合わせ声までステージに届く。

 

国民的アイドルであり、牌のお姉さんとして麻雀の普及に対して最前線といえる彼女の人気の根強さがうかがわれる一幕。

 

「次の曲でラストの予定だったんだけどその前にみんなに報告があるの☆」

 

はやりの言葉にファンは「新曲?」「ドラマじゃないの?」「グラビアだよ」と口々に予想を浮かべる。だがその中に正解は一つもなかった。

無意識、あるいは意識的に彼らは排除している。排除したいというのが正確か。

 

「実ははやりに彼氏ができました☆一般の人なので顔出しはNGなんだ☆」

 

ざわざわとどよめきが観客の間に広がる。一部には「ドッキリだろ」のような希望的観測の声。

 

だがそんなファンたちの思いなど関係ないとばかりにプロレスラーのような覆面をかぶった男が壇上に上がる。

あからまさに怪しいその男にはやりはファンたちの面前でしなだれかかる。

 

「でもみんなは信じられないよね☆だから理解できるように見せつけてあげる☆」

 

大きなスクリーンに映ったままで、はやりは微笑んで覆面を付けた男と唇を合わせ舌が橋を架ける。

ちゅくちゅくと舌が絡み合う水音がマイクに拾われ会場中に響いていく。

 

潤んだ眼差しも染めた頬も唇の感触も唾液の味も、一度はファンたちが想像したことがあるそれらを全て一人の男に向かって捧げてると残酷に見せつけられた。

 

その時の観客の抱いた思いはどんなものか、一言では言い表せない衝動にかられるも事態はファンを置いてけぼりにして勝手に進んでいく。

はやりのステージ衣装が覆面男―『京太郎』―の手によって一部破られ、観衆には妄想しかできなかったはやりの肢体や大事な部分を晒し、『京太郎』は当然のように弄ぶ。

 

そしてそれらを見るファンたちにとって一番ショックなのは、はやりがそんな扱いを嬉しそうに受け入れて両腕を『京太郎』の頭に回して更なる深いキスに酔いながら甘い声を漏らしているという事実。

 

そしてファンたちはこの段になってやっと事態に心が追い付いてくる。

瑞原はやりというアイドルがどこの誰ともわからない男の手の中にあり、はやり自らが己の立場はどうでもよくなってその男のことしか考えていないのだということを。

 

あるファンは俯き泣いた。あるファンは怒りに手のひらに爪を突き立てた。あるファンは現実を受け止められずに夢から覚めようと自分の頬を殴った。あるファンは怒号と悲嘆の声をあげた。

 

それらのファンの反応をはやりは一瞥し、目の前の男が一番なのだと残酷に宣言する。

 

「はやりはもうこの人のもの♡でも今まではやりを応援してくれたみんなに特別に彼との生エッチ見せちゃうね♡好きなだけオナニーして帰って♡」

 

アイドルにとっての聖地すらはやりにとってはもうヤリ部屋以上のものではないと冒涜し、内心今まで築いてきたすべてを台無しにする行動に暗い悦びを感じていた。

『京太郎』の手の動きに合わせて甘い喘ぎ声をあげて『京太郎』に犯してもらうことを望み、それをさらけ出すことも躊躇しない有様。

アイドルや牌のお姉さんであることを捨てたはやりの顔は性的快感に屈し悦ぶ雌のものでしかない。

 

そしてそんなものを見せつけられてしまえば観客にも熱が移る。

スクリーンに映る今までに見られなかったアイドルの一面に興奮し、その相手が自分ではなかったことに悔しさを覚えながら自らを慰め始めるファンたち。

 

「ふゎ♡あ♡はやりもう無理ぃ♡あなたにキスされておまんこ疼いちゃう♡一度味わったらもう戻れないよ♡おちんぽ下さい♡また快楽漬けにして♡」

 

はやりはもうすでに男を経験済みなのだと言外に語る。神聖視されたアイドルのまんこだろうと屈服するほどの快楽を与えればあっけなく腰を振る淫乱ができると。

 

衆人環視の中、瑞原はやりというアイドルは自分からいきり立った男根を自ら迎え入れ、ピースをカメラに向ける。

 

「今日のラスト曲ははやりの生嵌めセックス♡やらしい喘ぎ歌を聞いてね♡」

 

宣言と同時に引き裂かれたライブ衣装のまま『京太郎』と繋がり、自分から淫らに腰を振りながら嬌声をあげるはやり。

 

「しゅごいよこのおちんぽ♡凶悪すぎてはやり抵抗できない♡しゃいこう♡頭とんじゃうぅっ♡」

 

だらしないアヘ顔をスクリーンに映しながら国民的アイドルは自分に突っ込まれた男根を賛美して『京太郎』にしがみつく。

 

「女は強い雄に勝てないの♡すごいおちんぽに内側擦られてイっちゃったらもう無理♡はやりにはこの人しかいない♡いらないのぉ♡」

 

ぐちゅぐちゅに乱れて今までの大切なものを全て台無しにするはやりの姿にファンは泣き、苛立ちは狂宴の中で熱を持ち理性を焼き切る。

いつの間にかはやりの女性ファンたちは男に覆いかぶされて服を破かれ、囲まれて犯されていく。

 

その惨状にはやりは目もくれずひたすら快楽を貪り『京太郎』の腕の中で笑う。

 

「幸しぇ♡あなたのおちんぽしゅごい♡もうアイドルやめる♡このおちんぽのために生きるぅ♡

 だして♡ザーメン♡はやりの内側も外側も白化粧してぇ♡」

 

神聖だったはずのアイドルの聖地は乱交場に堕ち、瑞原はやりの熱にあてられた観客は会場内の異性を襲い交わう。

悲鳴と嘆願をあげていた女性ファンも失望と諦めに支配され抵抗を弱め、少しずつ淫らな空気に飲み込まれていく。

 

こうして瑞原はやりというアイドルの最後の舞台は本人以外は誰も幸せにせず、悲惨な形で幕を引いた。

 

 

当然のことではあるがはやりがしでかしたことが公になると非難が殺到した。

もちろん事務所としてはこんなスキャンダルは揉み消して墓場まで持っていきたかっただろうが、あいにく現代は情報化社会。手の回らなかったごく一部から情報が洩れれば直ちに拡散される。

 

知名度の高さがそのまま仇となり大炎上。そのまま記者会見の運びである。

 

麻雀の普及化に多大な貢献をしていたはやりは「麻雀業界に卑猥なイメージを与えかねない」と麻雀プロとしても除籍処分。

牌のお姉さんとして開催していた麻雀教室も「こんな人間に子供を預けていたなんて」と我が子に手を出されていないかを徹底調査されることになり閉鎖。

アイドルとしてもこんな庇いようがない事件を起こされては生き残れない。せいぜいがAV嬢としてしか扱えない代物になり果てた。

 

だが『誰もが知っていた』アイドル兼麻雀プロとして記者会見の場は生放送の枠を用意される、悪い意味で破格の扱いだった。

 

『どんな顔をしてこの場に現れるのか』と嘲り憤懣していた人間達は、その注目の瑞原はやり登場の瞬間に絶句した。

 

「お゛♡お゛♡お゛っ♡」

 

上半身は裸、下半身はミニスカのみ。後背位で手を引かれ上半身はほぼ直角。男根をハメられながら千鳥足で男の突き込みごとに歩く、完全に放送してはいけない瑞原はやりの姿がお茶の間に届けられてしまった。

 

「んあ゛♡こにょ度はっ♡ああ゛♡申し訳♡ぇえ゛♡ありま、しぇん♡れひた♡ああ゛♡」

 

真っ赤に上気した肌、ふるふると揺れる豊満な乳房、ドロドロに溶けた顔からは涎と舌。

悪いと思っているなどとは絶対に認められない交尾姿での登場シーンに全員が固まり、そのせいで誰にも止められることなく、はやりは言い訳にもならない言葉を重ねる。

 

「アイドル♡やめましゅ♡引退しゅゆ♡この人の奥しゃんになゆの♡ん゛あ゛あ゛♡」

 

皮肉にも用意されたマイクがぐちゅぐちょの水音と肉のぶつかる濁った音を全国に届けてしまう。

 

「他、ろうれもいい♡こにょひとに犯されりゅだけでいいのぉ♡」

 

ライブに続いての放送事故。もうこの人間はダメだと放送を見た誰もが理解できる姿。

そしてこの瞬間、瑞原はやりの属する事務所の責任者が立ち上がり椅子の倒れる音と、机を叩く音が響く。

 

「このようにっ! 瑞原はやりさんはお見せできない姿です! 何らかの薬物を使われてしまった可能性が高くっ! そのような警備をしていた会社側の責任も重い!

 ですが! 彼女のような被害者を! 二度と出さないようにっ! 犯人の捜査と管理体制を! ほかの事務所の方々もくれぐれも注意を!

 瑞原はやりさんはっ! 本来とても優れたっ! 素晴らしい人で! うぅっ」

 

芸能事務所社長、迫真の演技であった。しかも完全なアドリブ。

あたかも瑞原はやりを薬を使われた被害者であるかのように架空の犯人を作り上げ、己の管理の甘さを悔い、他事務所に危険を訴えかける。そして最後瑞原はやりを惜しみ泣き崩れた。

 

事実を知らない人間からしてみればはやりの変貌はあまりにも唐突で、そこに何らかの説明を筋立てればそれが真実として浸透してしまう。

「俺は信じてた」とネットで呟く人がいた。「はやりん可哀想」と同情する人がいた。「薬ヤバくね?ほしい」「誰に使うんだ犯罪者」とやり合う人たちがいた。

 

高速の手のひら回転。もはやドリルに近い。

 

そして勿論薬など全く関係ないはやりは自らに突き込まれる愛しい男根に追い詰められ、カメラのいない端で睦む。

 

「しゅき♡愛してゆ♡これ♡これぇ♡」

 

ずんずんと突き込まれ杭のように抉るその度に甘い声で媚びる『元』国民的アイドルが子宮を疼かせて体をくねらせる。

 

「あふ♡あう゛♡くるくるくる♡あ゛あ゛あ゛~♡」

 

どびゅどびゅと内部に迸る精液を受けて天国へ行っても体の中に埋め込まれた男根は少しも柔らかくならない。

 

「もっろ♡もっろぉ♡」

 

足りないと強欲なはやりは更なる饗宴を求め体力が尽きるまで踊り狂う。

 

 

「楽しかった☆はやりのストレス解消につき合わせてごめんね☆」

 

夢の中とはいえあまりにはっちゃけた中身に苦笑いする『京太郎』。

ライブも観客も会見も社長も、全部はやりが作りだした偽物にすぎない。

本当なのは『京太郎』に貫かれて気持ちよさに完全に流されたはやり自身。

 

『しかしあの演説、すごかったですね。芸能事務所って社長も演技できるんですか?』

 

「そんなことないよ☆腹黒だけど★」

 

一部黒いものが漏れかけたが表情を作るのは上手いアイドル、見事に騙しおおせる。

 

実のところ当初は会見をもっとまじめにやるつもりだった。『瑞原はやりにお相手発覚』みたいなノリで。

ただちょっと、いやかなり情欲に流されて(記者会見にエッチなことしながら出たらどうなるかな☆)などと思い立ってしまったのと、抜かれるのが嫌だったうえに完全に火がついていたのが合わさってあんな感じになってしまった。

 

「でも思った以上に興奮しちゃった☆京太郎君エッチ上手すぎだよ☆何人手をかけたのって感じ☆」

 

『そ、そうですかね?みんなのアイドルとしてるんだと俺の方も熱が入ったというか』

 

大好きなアイドルとエッチな経験ができるなんていうのは妄想豊かな男子高校生として光栄であるし、こうやって内緒で仲を育めるのはドキドキするものだ。

なにしろ『京太郎』にとって瑞原はやりというのは好みど真ん中なのである。

 

器量もスタイルもよく、家事だって卒がなく、趣味はお菓子作りで、実は等身大に恋愛やエッチに興味を持ってたりする女性。甘えるのも甘えられるのもどちらでもいけるというのもポイントの一つ。

とはいえ(一介の男子高校生には勿体ない)という意識はどうしても働く。

 

はやり的には『京太郎』は格好可愛い男の子、トークも上手で女慣れしてて、目がちょくちょく胸に来るけどそこは男の子だもんね、しかもエッチやキスがすっごく上手い。などとかなりの高評価である。

 

というか結構好みなので周りのプロにまで声をかけて株を買い、R-18版を作るようにたびたび株主総会でやり玉にあげたりした。

流石に『瑞原はやり』として表に出てしまうとスキャンダルの的なので、裏名義の貯金や変装を駆使していろいろと。

 

正直キスやエッチが上手すぎで本当に全部捨てて溺れたくなる。だがそうすると『瑞原はやり』としての魅力が下がってしまうのも認識できる。

先ほどまでのようなことはあくまでも夢だから許される行為。そのくらいの分別はある、つもりである本人的には。

何気なく『すこやんとは違う』という意識があった。

 

それらの諸々の理由ではやりはぎりぎり留まれている。

ただそれは牌のお姉さんとしての立場に縛られているからであって、本音の女としての部分では既に『京太郎』にいかれてしまっている。

 

日々一言を交わすたびに一夜を過ごすたびに天秤が揺れ、今は均衡が保ててるだけ。

あの『夢』だって本当は夢なのだ。実際にやってしまったらこの上なく退廃的で気持ちいいと判る。

あんな風に扱われたい、全部全部捨ててしまえばどれだけ楽か。

 

瑞原はやりは大人だ。だから運営に金を積まなければコンテンツとして潰れると理解している。

そうなっては困る。困るから『瑞原はやり』としての立場を捨てられないのだ。

 

もし『京太郎』が実在する男性なら、本当にすべてを捧げてしまうか誰にも知られないところに閉じ込めて徐々に篭絡するかの二択になる。

 

完全に行き過ぎた行動だが、はやりは特に疑問に感じていない。その発想以外ではなんとなくうまくいかない気がするのだ。

『なんとなく』とはいえそれは麻雀で鍛えられた勘。それを信じられないようでは業界では生きていけない。

 

そんなはやり自身の感覚はただの高校生の『京太郎』には予想もつかない。拉致監禁なんて漫画の世界の話でどうせばれるとしか思っていない。自分が巻き込まれるなんて視点がない。

はやりがそんなドロドロした感情を含んだ重い重い愛情を抱いていってるなんて頭にあるわけもない。

『だって彼女はアイドルなのだから』

 

『特別』とは時にはいいことだけではない。

その本当の意味を知るのは、京太郎にはまだ早い。

 

「ところで京太郎くん、はやり思いついたことがあるんだ☆」

 

『??』

 

「京太郎くんは私以外に見えないから、握手会で京太郎くん色々されながらとか面白くないかな☆」

 

名案とばかりに告げられたはやりの言葉に『京太郎』は一瞬絶句する。

 

『……それはかなりだめだと思います』

 

重い口調にもはやりは負けない。

 

「しようよ☆」

 

ばれなきゃなんでもいいと思っているはやりの本質を『京太郎』が知るとき、それはもはや遅すぎる状況なのではないだろうか。




はやりんに拉致監禁フラグが立つという話。あとついでに姫子をそんなにヤバイと作者が思っていなかった理由。
露出方向&野外方向ではもっと強いのがいますしあの世界。

拉致監禁は永水というのが常套パターンですが個人でなせるという意味合いではプロ勢の方かなと。
永水は身内には筒抜けだから独占じゃなく共有にならざるを得ない部分も。


次回は照。なお面識は子供の頃からあります。

そして照のあとに関してのアンケートです。
感想もあると風見猫のテンションが上がります(投稿ペースは上がるとは限らない)

次回更新は?

  • 咏たんが幼馴染だったら
  • 白糸台生活の続き
  • 男女比世界の続き
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