※この作品はR-18です。

VRアプリ『京ちゃんと一緒』R-18版   作:風見猫

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√東横桃子
東横桃子の場合①


桃子が最初に『京太郎』と肌を重ねたのはいつのことか、少なくともサービス開始からほとんど日を跨ぎはしなかった。

桃子は自分が特殊だということをいやでも知っていた。だからこそ『特別』に憧れた。

 

そしてこんなサービスが実装されてしまうほどに『彼』が求められていることを知らされた。

それは『京太郎』にとって自分は多くの客の一人に過ぎないと突きつけられるのに等しかったのである。

 

もちろん『京太郎』は桃子だけを見ているし、他の『京太郎』の動向など知らない。

だが心は理屈ではなく、『特別』になりたいという桃子の想いは暴走した。

 

他人ではありえない絶対的な関係のありかた、それを求めてしまった。

それが『散歩』の始まり。

 

最初はごく普通の散歩だった。途中で桃子がわざと服を緩めたりしてたわわな乳房に視線を誘導するのを楽しむ程度。

だが徐々にエスカレートしていき、それは散歩とは呼べない代物へと変わっていった。

 

桃子は素肌に空気を晒して家を出る。つけているのは一つ首のチョーカーだけ。

 

恥ずかしさと興奮に肌を名前通り桃に染めながら桃子は町並みに紛れる。

 

桃子が他人には気づかれない、見えないという特性を生かしたこの二人以外にはできない『散歩』。

スマホを片手に露出狂の背徳感とスリルを桃子は愉しんでしまっていた。

 

ゾクゾクと背筋を昇る快感に浸りながら『京太郎』の握る鎖の幻想に瞳が潤む。

桃子は『京太郎』に首輪を引かれて全裸で『散歩』に連れ出される、そんな淫らな遊びに愛液が沸きだし滴る。

 

「京さん、お願いするっす♡」

 

『ああ、こっちな』

 

桃子を『京太郎』が先導する形で連れ歩く。

 

勿論こんなリスクの高すぎる上に失うものが多い行動に『京太郎』は反対した。

反対したが、強行されてしまえばアプリが本体の身では止められない。結果として少しでもリスクを減らすように『京太郎』側が折れるしかない。

 

そしてそれを桃子は分かったうえで自分を担保にかけるように動いた。『京太郎』が見捨てられないことを理解し利用した。

そしてそれだけ『京太郎』が自分のことを考えてくれているという事実が甘美だった。

 

一方で『京太郎』側は必死だった。

桃子は目立つ行動をとらない限りは他人に見えることはない。言いかえれば目立つ行為を取ればばれる。

 

仮に桃子を目視した人間がいれば騒ぎになり、桃子は注視を受けるだろう。それどころか襲われる危険や警察のお世話になる可能性もある。

 

そうでなくとも桃子のステルス性は対人特化であることを念頭に置かねばならない。

『京太郎』が常時桃子を捉え続けられる理由であり、監視カメラの類にばっちりと録画されてしまう

弱点。

 

最も『京太郎』が警戒しているのがこの電子機器の類。桃子のあられもない姿を流出させるわけにはいかないと心を配っていた。

 

『桃子、30秒後にその歩道渡って』

 

「はい♡分かったっす♡」

 

命令されての『お散歩』に桃子の理性が少しずつ削れ興奮と快楽に置き換えられていく。

太腿に伝う雫は粘性を増し、息が荒く肌が紅潮していく。一歩踏み出すごとにぐちゅぐちゅと膣の内側に溜まった愛液が淫らに水音を立て、風が肌を舐める感覚までもが愛撫になる。

 

「はー♡はー♡」

 

『桃子、こっち』

 

「はいっす♡」

 

桃子はかけられる声に首輪を引かれている錯覚に陥る。

何度も連れていかれた公園を目に、桃子は我慢できなくなった。

 

「ん♡んん♡んは♡あ♡」

 

くちゅくちゅと道路で秘部を慰める桃子の腕を『京太郎』が掴む。

 

『それ以上するなら公園でなにもしないぞ』

 

道路でいつまでも立ち止まっては何があるか分からない。そんな心配からの言葉だが桃子は言葉のまま受け止めてしまう。

 

「ご、ごめんなさいっす。もうしないから公園の茂みでおまんこしてほしいっす♡」

 

既に桃子は男に犯される甘美さを知ってしまっている。その快楽がない生活にはもう戻りたくないと媚を売る。

飼いならされている自覚はあってもそれが気持ちがいいのだから構わないとすら桃子は思っていた。

 

『京太郎』は困ったような笑みを顔に張り付けつつも桃子を公園の中に連れ込み、ベンチの裏側の茂みに桃子を引き、木にもたれさせる。

 

「ふー♡ふー♡」

 

この段に至ると桃子は完全に出来上がっている。ドロドロと愛液をたらしいつ突っ込まれてもいいように体が準備する。

いや本当は『散歩』の途中でも犯されたかったのが我慢しきれなくなっているだけか。

 

「京さぁん♡」

 

木の幹に手を突きながら甘く小さな声で名前を呼び、獣のようにお尻を高く上げてねだる。

 

『大きな声立てるなよ』

 

今まで何度もやってきた注意に桃子は無言で何度も頷く。片手で口を覆いながら突き込みを欲して尻を左右に振り誘惑する。

 

元から桃子は『京太郎』の好みのタイプだ。だからこうして求められると断れない。

『京太郎』の中にも桃子への想いは確かにあり、そこを炙られれば求めてしまう。

 

「んん♡~~♡」

 

ゴリゴリと体の内側を穿つ凶器が桃子の急所を容赦なく蹂躙し、声は抑えても体の反応は隠すことができない。

突き込まれるたびに背が反り痙攣し、抜かれていくたびに凶器を追って膣壁が絡み引き留める。

 

「あ゛♡あ゛♡」

 

必死に声を抑えてもわずかには漏れてしまう。それほど桃子の脳髄に叩きこまれる快楽は強く、一秒ごとに桃子の体は開発されていく。

 

「は♡あ゛♡」

 

快楽漬けになった桃子の首輪のリードを『京太郎』がわずかに引く。

朦朧とした意識で桃子は自分の飼い主を理解して、さらに愛液を分泌して孕むために子宮が下りていく。

 

「京さん♡おちんぽミルクください♡精液袋なりたいっす♡」

 

『京太郎』のセンサーでなくては拾えない小声。木の幹に抱き着きながら桃子は自分の陥落を宣言する。

実際、『京太郎』が学校に行かず延々と桃子を抱くことを提案すれば、躊躇いもなく頷いてしまうほど桃子の心は『京太郎』に依存していた。

 

桃子は元々孤独で、だからこそ与えられた自分を見てくれる相手に執着する。

そんな相手が与えてくれる快感に桃子が勝てるわけがなかった。

滅茶苦茶に気持ちよくされれば抵抗する気もわかず、牝として牡に服従するのが正しいと信じたのである。

 

「ぁあああ゛♡」

 

子宮を直接こじ開け内部を亀頭でかき回され、直接卵子に精液をぶっかけられる熱さについ声を出して痙攣しながら絶頂する。

そして内部に注ぎ込まれた精液の量を感じながら、まだまだ硬さを全く衰えさせない凶器の逞しさに震える。

 

『桃子、精液袋になりたいならわかるな?』

 

「はい♡京さんの一滴残らず私にください♡壊れても使ってほしいっす♡」

 

『京太郎』自身も獣としての部分が起き始めていた。そして桃子は底を甘く見ている。本当に好きなように扱われたらどうなるのか理解してないのだ。

 

その認識の間違いは2回目の交わり、桃子が6回イッた頃にあらわになった。

 

「あ゛~♡あ゛~♡」

 

快楽に桃子の脳は焼かれ、まともな思考が残っていない。ただ圧倒的な気持ちよさに悦び忘れられなくなる。

 

7回目の交わり、36回目の絶頂。

 

「♡♡~~♡」

 

声が枯れただイキ続ける。精液袋としての幸せに浸り、モノとして扱われることと人としての幸せの天秤が揺らいでいく。

 

そして、そのあたりで桃子のバイタルに不穏な動きが見られたので『京太郎』は中止し、ゆっくりと桃子が平静の状態に戻るように様子を見ながら語りかけていく。

 

「いやいやヤバいっすよあれ。飼われて所有されるってすごくいいっすね♡」

 

感覚を思い出しているのか桃子の目がとろんとなる。

元々存在しない者扱いが普通であったため、物としてだろうが求められる幸せを見いだせる素質を桃子は秘めていた。

イメージプレイで必要のないところも開発されている。

 

『京太郎』はSの素質はあっても痛めつける行為に悦びを見いだせないため、唯一マシな点として桃子が粗雑に扱われる悦びを覚えなかったことだろうか。

 

『ほどほどにな~』

 

「いややっていいと言われたからってあそこまで犯しまくった京さんに言われたくないんすけど」

 

あまりにも痛いところを突く桃子の言葉に『京太郎』はふいと目を背ける。

やりすぎた自覚はあるのである。

 

とはいえ『散歩』に全裸で公園まで来て青姦を求める桃子には言われたくないと思うのも正常だろう。

 

虚しい責任の追及をしている二人の耳に足音が聞こえ、咄嗟に黙る。

桃子は他人に見せられない姿をしているため見つかるわけにはいけない。それでも音の方を見るのはごく自然な反応であるため視線を向け、

 

「ごめんね須賀くん、ちょっとゆみとの話が長引いちゃって」

 

「それはいいんですけど俺を公園で待たせる意味は一体……」

 

「まあまあ、いいじゃないの。私が奢ってあげちゃうから」

 

竹井久と清澄麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎の姿があった。

 

『京太郎』痛恨の探査ミスである。

 

「え? あれ清澄の部長さんっすよね? というか先輩も知って? なのに私にみんな黙ってたんすか?」

 

桃子は頭が悪いタイプではない。だから久が声をかけていた相手がアプリの『京太郎』ではないことにはすぐに気が付いた。

 

『えーっとな。言い訳になるけど『俺』はあっちのことには言及できない作りになってて、騙すつもりとかそういうのでは』

 

言い知れぬ予感を覚えた『京太郎』は言い訳を並べるが、桃子はにっこりと『京太郎』に微笑みかけ。

 

「いいんすよ。京さんはあっちが本物ってことでいいんすよね? 肯定は沈黙でお願いするっす」

 

話せない京太郎に的確な言質を取って桃子は笑う。

 

「京さんのこと、出会う前に色々知れたと考えれば悪いことじゃないっすよね。体の関係も良かったと思うっすし」

 

にこにこしている桃子だが、その心には暗い怒りが横たわる。

 

「清澄の部長さん、合同合宿に京さん連れてこなかったのってそういうことっすよね。それに先輩は知ってて黙ってたんすね」

 

久に関しては正答だがゆみに関しては完全な誤解である。一切知らないので桃子に言うことなんてできないのだ。

 

だが勝手に疑惑を確信に変えていく桃子の中ではゆみの存在は『尊敬する大好きな先輩』から『裏切り者』へと変化する。

 

「いいっすよ。この現実では――ステルスモモの独壇場っす」

 

そうして家まで無事に帰った桃子はそれ以降アプリを立ち上げることなく、翌日を待つ。

清澄高校の住所を調べて単身待ち伏せ。京太郎の登校と同時にあとをついて回る。

 

そして下校までストーキングして一緒に家まで入って顔を見ながら時間を過ごす。

京太郎が夜寝る段になって桃子は服を脱ぎ、ピタッとくっつく。

 

「うお!? って、東横さん? え? 幻覚?」

 

「はい、東横桃子っす。知ってるんすね……あ、試合見てるなら当然っすか。あと幻覚ではないっすよ」

 

直接くっついている状態では桃子のステルスも解ける。京太郎本人がステルスを見抜ける能力者などではないのが残念だが、それだけで消えるほど桃子の恋心は安っぽくない。

 

「えっと、でもなんでここに?」

 

京太郎側からすれば当然の疑問である。

テレビで見た対戦校の選手が何故か自室の布団にいるという状況を考えれば即座に110番しないだけ落ち着いているのか、それとも鈍いのか。

 

「えっと、アプリの『京ちゃんと一緒』知ってるっすよね?」

 

「ああ……」

 

アプリの元になった人間を知ったから見るついでに驚かしに来たとかそんなところだろうと甘く考える京太郎。

驚かせに来ただけで不法侵入&添い寝とかするわけがない。

 

「それでその、私京さんのこと本気で好きになっちゃったんす。こんなの迷惑だと分かってるんすけど、私の気持ちだけでも知ってほしくて」

 

顔を真っ赤にしながら京太郎の指の先を握って窺うように目を見る桃子。

 

「んんぅ、それでその格好は?」

 

ぶっちゃければ京太郎にとっては目の保養である。桃子は和のことを「おっぱいさん」と呼ぶが自分もかなりのものをお持ちなのだ。

咳払いで誤魔化したつもりの京太郎ではあるが桃子は京太郎の視線が自分の胸に向かっていることを正しく理解している。

 

「私の本気度を表してみたっすけど……そんなにガン見されると照れるっすよ」

 

桃子の首も少し赤らんでいる。裸のお散歩プレイをしていた桃子も恥ずかしくないわけではない。

むしろ恥ずかしいからこそ色々と捗るのである。

 

「わ、悪い」

 

「い、いえ、興味あるのは嬉しいすよ。……その、よかったら抱いてくれないっすか? そしたらもし選ばれなくてもせめての思い出になるっすから」

 

こんな風に想いを匂わせて体の関係を持ったら割り切れない優しさを知っていながらずるく桃子は囁く。

最低でも時々体を重ねる関係にはなれると打算で動く。

 

唾液に濡れるちゅぱ音を部屋の中に響かせながら甘いキスで勝手に体が熱くなり、本当の初めての準備にとろとろと雫が溢れていく。

 

「京さん♡私の体愉しんでくださいっす♡私はもう京さんのものっすから♡」

 

桃子は自分から京太郎の太腿に秘部を擦りつけ準備ができているいやらしい女の子だと教える。

 

「京さん専用まんこに本物のおちんぽください♡種付けされたいっす♡無責任にびゅっびゅしてほしいっす♡」

 

アプリの危険性に問題があるなら、安全性の保障された中出しで感覚を覚えて安易に中出しされたくなる部分か。

桃子はすでに子供ができたら自分一人で育てるつもりになっている。中に出してもらえないなんてすでに我慢できないのだ。

 

破瓜の痛みだって気持ちよさの方がずっと勝って喘ぎながら腰を振っている。

 

「京さんの本物おちんぽすごいっす♡おまんこ滅茶苦茶にされるの最高っす♡」

 

いやらしく咥える膣が物欲しそうに凶器に絡んで搾り上げる。

 

「京さん好きっす♡都合のいい関係でいいっすから♡好きになってもらえるよう頑張るんで♡」

 

桃子の中のハードルがだんだんと下がっていく。勝てないからせめて気に入ってもらおうと下手に出始める。

 

京太郎の方はというと普段下手に出られることが基本ないうえ、褒められることが少ないため悪い気がするはずもない。

桃子というタイプの相手が自分の手の内で喘いでいるのだから当然でもある。

 

「イク♡イクっす♡京さんのおちんぽでイク♡」

 

がくがくと桃子の体が震え、締め付けが一段と強まって背筋が反る。

 

それに合わせて京太郎もピストンを強めて絶頂のタイミングを持ってくる。

 

「~~~~♡♡♡」

 

桃子の声にならないアクメとゴブゴブと桃子の中を満たす白濁液。

 

少し我を取り戻した桃子は恥ずかしそうにシーツを引っ張り上げて顔を隠す。

よくよく考えれば久と会う京太郎の姿を見てからずっと感情に支配されていて、いきなりストーキングしてその日のうちに体を使ってのアタックなど明らかにまともな人間の行動とは思えない。

 

引かれても仕方がないと今更後悔する桃子だったが、ぽんと優しく肩を抱かれて。

 

「そのだ。真剣に考えてみるからその、これからよろしくな」

 

照れているのか背中を向けている京太郎の言葉に分かりやすく桃子は顔を輝かせて。

 

「――はいっ。お願いしますっす!」

 

ところでゆみは未だに勘違いで裏切り者だと思われているのだが、そんなことを京太郎が気付くわけもなかった。




随分と遅くなった桃子の回。
桃子ってストーキングさせたら最強だよねって。

何故かゆみが(一方的に)悪役になった。不憫。
誤解を解きつつ魔王との対峙が課題として残っています。

なお桃子のやったことを男女逆転するとすげーやべー奴です。
ストーキング→不法侵入→ヤらせろや→セフレでもいいぜ

うん、京ちゃんは警察に言うべきやったな。


次回は特に決まってはいませんが光のサイドのお話にしたい

次回更新は?

  • 咏たんが幼馴染だったら
  • 白糸台生活の続き
  • 男女比世界の続き
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