※この作品はR-18です。

VRアプリ『京ちゃんと一緒』R-18版   作:風見猫

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√宮永咲
宮永咲の場合①(リアル)


「ねえこれ、何かな?」

 

慣れ親しんだ咲の部屋に連れ込まれた京太郎はにっこりと笑ってスマホの画面を突きつけられた。

 

「えっと、Rate……麻雀の強さかな?」

 

大きく書かれたアプリの上のRマークに適当なこじつけを通そうと京太郎はあがく。

 

「はい嘘。京ちゃんの本棚の奥にカバー変えて隠してあるエッチい本にも書いてたから違うよね」

 

「おまっ!? 勝手に探すなって言ったろ!」

 

なにが悲しくて異性の幼馴染に性癖を把握されなくてはいけないのか?

 

「まあまあ。お詫びに足しておいたから」

 

「お前が入れるの貧乳幼馴染ものばかりですよねえ!?」

 

目の前の存在が一種の洗脳行為を繰り返しているなどとは気づかない京太郎。

 

「それより話をそらさない」

 

にっこり微笑む咲に普段は感じない危機感を覚えてしまう。

 

「別にね、京ちゃんにセフレがいてもそれ自体は全然いいんだよ? ただね、順番がおかしくないかなって」

 

常にはない持って回った言い回しで、口しか笑っていない笑顔で咲は京太郎を見据える。

 

「京ちゃんと一番仲がいいのって、誰?」

 

「そうだな、最近遊びに行く頻度では優……」

 

名前を言い切る前に、いつの間にか咲が手にしていた広辞苑が京太郎の肩すれすれを通って風が頬を叩く。

 

「ごめん。ちょっと聞き逃しちゃった。それで誰だったっけ?」

 

「カワイイ幼馴染ノ咲サンデスヨ」

 

返答に詰まっても他の人間の名前を出しても本という鈍器の制裁が待つ以上、京太郎に他の答えなど許されていなかった。

声が震えても無理はないというものだ。

 

「そうだよね! えへへ」

 

名前の通り花開く笑顔をこぼす咲ではあるが、強制した自覚は一切ない。

あくまでも素直になれない幼馴染から本心を聞き出す手伝いをした、程度の認識である。

 

「そんなに仲良くない女の子たちとはエッチしちゃうのに、一番近い関係の私には手を出さないのは失礼じゃないかな?」

 

「……なに? したいの?」

 

マウントをとれる機会を察するなり強気に出る京太郎。受け身でい続ければ脅威にさらされるという経験への学びである。

しかし、咲はいつにはない色気を醸しだしながらしなだれかかるように顔を近づけてそのまま唇が振れる稼働以下という距離で問いが帰ってくる。

 

「したく、ない?」

 

そっと頬に触れる掌が体温を教え、吐息のぬくもりを混ぜ合い桜色の唇が重なる柔らかな感触と少しだけかさついた皮膚の感覚が現実感を増す。

ゆっくりとお互いの唾液の味を感じ合いながら目を見つめて、相手の後頭部に回した手でお互いの繋がりを少しでも深くしようと舌を絡めて熱中しすぎて息が苦しくなる。

その酸欠からくる倦怠感と意識の朦朧加減が酔わせる実感を生む。

 

少し荒くなった吐息と上気した顔で、いまだに触れあいそうな距離のまま咲は呟く。

 

「ファーストキスはレモンの味って聞くけどあれ嘘だね。京ちゃんのはすごく甘い。甘くて、私のことエッチにしちゃう味」

 

すぐにまた重なった唇から伝わる体温は先ほどまでより上昇し、舌を啜り絡め擦れ合い、鼻からは甘い声が漏れだしながら相手の唾液をこくこくと飲んでいく。

 

京太郎の胸板についていた咲の手は京太郎の手首をつかんで服の下を経由し、大事な部分へと導く。

 

「私濡れちゃってる、よ♡」

 

長い付き合いでお互い知っていたはずの幼馴染が、今までに見たこともない雄を誘う雌の表情で発情していることを知らせてくる。

 

京太郎が指をわずかに曲げれば肉襞の向こうにくちゅりと水音をあげ、同時に耳元で漏れる咲の喘ぎ声と吐息が混ざる。

逆の手を京太郎が動かすと、慎ましくもなだらかな柔らかい膨らみに指が沈み、先端は尖ってコリコリと指の腹で潰され、悲鳴に似た甘やかな声が上がる。

 

「ないわけじゃ、ないもん♡」

 

それはつるぺたと普段口にする幼馴染への抗議なのか、それとも優希や衣とは違うという女としての自己主張か。

どちらにしても目の前の雄を誘惑しようという意図は確かだった。

 

「そうだな、咲はちゃんとあるもんな」

 

京太郎は悪戯っぽく笑いながら親指で横から乳首を支えて人差し指の爪で乳頭をひっかき、時に逆に弾きながら残る指でくにくにとなだらかな丘に指を沈めつつ徐々に位置を変えていく。

変化する上に予想もできない刺激に、咲は自分で慰めた時とは段違いの快感で喉から上がる声を抑えられない。

 

「あ♡んっ♡くん♡ああ♡」

 

明らかに色に染まった声に拍車をかけようと京太郎は雫をたらす下腹部に指を侵入させ、わざと水音を立てるように内部で人差し指と中指をバタ足させながらゆっくりと回転させていく。

 

「ふぁん♡あふ♡京ちゃん♡んんぅ♡」

 

咲は敏感に体を震わせながら目元を蕩かせて、我慢できないと言わんばかりに唇を少々勢いよく合わせて舌を絡めちゅうちゅうと吸いながら京太郎の体に手を回して抱き着く。

それでもなお刺激に細かく体を震わせて時折手に力を入れたのち、唾液の糸を引いて唇から垂れて制服を濡らす。もうその眼には情欲の火がともっている。

 

「京ちゃん♡私、もうおちんちん欲しいよぉ♡あとでお掃除フェラするから、ね♡」

 

服を脱ぐ間も惜しいとばかりに咲は制服を半脱ぎになるが、それが逆にいけないことをしているという感覚をもたらす。

さらに京太郎の逸物を見て、両手で持つつめないサイズと形状に勝手に瞳が蕩ける。

 

「こんなの女の子をダメにしちゃうやつだよ♡これで龍門渕の子たちみんな誑しちゃったんだね♡」

 

掌で脈打つ逸物を扱きながら咲は想像に息を荒くさせながら亀頭の先端にキスをし、伝わってくる熱に目を細める。

 

「幼馴染に抱かれに来ていてそれを言うのか」

 

やや呆れた京太郎の声からも分かる通り、彼の中ではエッチがしたくてその相手に選ばれているという感覚。

体を差し出してでも深い仲になりたいと望みをつないでいる女性陣の心境までは察せられないでいる。

 

「私は違うよ♡私は京ちゃん以外としないもん♡」

 

一方で咲はその間違いを分かった上で加速させる。

結果は決まっているのだから誰が途中で彼女になっても気にはしないが、今体を重ねる瞬間に自分だけを見てほしいと思う程度には女の子だ。

 

「寝転んでするか?」

 

京太郎はオーソドックスに正常位を提案するが、それは咲の頭が横に振られる。

 

「ううん。京ちゃんは痛がった顔見たら遠慮しちゃうでしょ? だからこのまま座ったままでいいよ」

 

幼馴染であるだけ性格を分かっているというべきか、対面座位の続行を求める。

 

「それに、今すぐにでもこのおちんちん欲しいもん♡繋がろ♡ね♡」

 

いつもの顔を引っ込めてすぐに咲は色にあてられた表情に戻り、逸物に手を添えて体重をかければそのまま入る体勢になる。

 

京太郎もむっちりとした咲の尻を鷲掴みにして、下に引き落とすと同時に腰で突きあげ、一息で入り口から奥までを貫く。

顔を見せないように京太郎の胸板に頭頂部をくっつけていた咲の体がビクンと大きく震える。

 

「ふわっ♡京ちゃぁん♡初めてなのに入れられてイっちゃったよぉ♡京ちゃんのおちんちんの形分かっちゃう♡」

 

蕩けた笑みで京太郎を見上げながら、咲は下腹部に手を当ててかすかに腰を揺する。

先ほどまでよりも体全体が赤く染まって体が熱を持ち、匂いが届く。その中に嗅ぎなれたものとは別のフローラルなものを感じ取ったのは幼馴染ゆえか。

 

「咲、お前香水使ってる?」

 

「うん、ちょっぴり♡興奮してくれるかなって♡」

 

気がついてくれたことが嬉しいのか、にへっと普段よりも締まりのない笑顔で京太郎を見上げる。

どちらかというと普段の咲の匂いは落ち着く柔らかなもの。見えないところでおしゃれをしてきたのは今日という日にへの期待を感じさせて、男心をくすぐる。

 

「咲の中、狭くてみっちり締め付けてきて、なのに奥はざらついててすごく気持ちいいぞ」

 

京太郎も性行為には慣れてきているが性器の形状は様々。

単純な締め付けの強さでは衣が勝つが、あれは体格の差で無理矢理に押し広げている部分が強い。

 

咲の膣は奥の方の襞が粒状になっている所謂数の子天井というタイプ。ちょうど京太郎の亀頭が当たる部分がそうなっていた。

 

「咲っ」

 

「ふわあ♡そんなお尻掴んでグラインドされたらあっ♡奥かき回されてイっちゃうよぉ♡無理ぃ♡京ちゃんのおちんちん硬くて気持ちよすぎぃ♡」

 

京太郎の動きは咲が思っているほど大きくはない。あくまでくりくりとした強さでゆっくり押し当てながら感じるポイントを探して徐々に振動を伝えていく。

そして未発達なクリトリスが恥骨で圧迫される感覚も一緒になって咲の中で『訳が分からないほど気持ちいい』という快感に合流している。

 

要は体の相性がいい、という一言に尽きる。

 

「あっ♡パンパンされちゃいやぁ♡あふ♡あふ♡ここ、Gスポット、なの? ひゃん♡す、すごいよぉ♡」

 

幼馴染に自分の体の気持ちいいところを把握され開発されていく。一生彼専用のものに調整される。

そのことが咲の脳髄を痺れさせ快楽の渦に巻き込まれていく。

 

「京ちゃんも♡よくなって♡私、安全日だからぁ♡」

 

甘く蕩けた雌の声で媚びながら尖ったピンク色乳首を弾かれ、ビクンと腰が浮く。

顔が上がったところを逃さずキスで舌を絡めて食んでぐちゅぐちゅと唾液ごとかき回す。

 

「計算してきたのか?」

 

もう全身が敏感になってしまった咲は耳を噛まれくぼみを舌でなぞられるだけで甘い声を奏でる楽器になっている。

 

「う、うん♡初めては直接がよかったから♡」

 

ちゃんと子供ができない日を考えてきているのはまだ理性が働いているとほめるべきか、計画に余念がないと戦慄するべきか迷うところである。

 

そして京太郎も咲の膣の奥側にある粒粒の感触に非常に強い射精感を感じている。

独特の快感を伝えてくるこの形状はある程度別の部分へと突き込んだりと混ぜないとすぐに射精してしまいかねない名器である。

 

まだ咲が開発されていないから今は無理だが、もしPスポットの快楽を覚えてしまえば二人とも戻ってこれなくなる危険性もあった。

「出してぇ♡もう私何回もイってるの♡京ちゃんのザーメンちょうだい♡」

 

「咲の中すごく気持ちいいぞ。たっぷり出すからなっ」

 

「嬉しい♡ああぁぁあ゛♡中出しでイっちゃう♡ふぁあ♡」

 

どくどくと咲の中に迸る半固形のザーメンは本来の役割を果たすことなくただ快楽のために使われる。

咲は初体験でありながら中イキまで晒し、陶酔感と気怠さの残る体で萎える様子のない京太郎の逸物に唇を寄せる。

 

「咲?」

 

「お掃除フェラ、するって言ったでしょ♡もー全然元気なんだから♡」

 

口に収まらないサイズなためペロペロと舌を主体に舐めとりながら咲はわずかに眉根をひそめる。

 

「んー、変な味。私のと混じってるからかな? 京ちゃん単体なら違うかも」

 

「無理しなくても。ほらティッシュ」

 

差し出す手を逆に押し返して、咲は逸物の先っぽを咥えて尿道から吸い出す。

 

「変ってだけで嫌じゃないもん♡ねえ京ちゃん、今度は私にどんなのを教えるつもり?」

 

まだ血の跡が残る白いお尻を振りながら咲は妖艶に微笑む。

 

「一回だけじゃ満足してないよね♡京ちゃんの全部私にぶつけていいよ♡」

 

煽る言葉に京太郎は後ろから咲に覆いかぶさり、そのまま窓に手を付けさせる。

 

「きょ、京ちゃん、これご近所さんから見えるよ?」

 

一瞬素のあわあわとしたポンコツらしさを見せるが、その態度も京太郎の言葉で引っ込む。

 

「その時は咲と付き合うことになったって言うよ」

 

おそらく深く考えていない言葉に咲は真剣に頷いて、

 

「分かった、私京ちゃんのために何でもするね♡」

 

その咲自身の決意と混じった言葉は、数時間程度で体力と経験値の違いから弱音を吐きたくなるのだがそれは別の話。

 

 

京太郎と結ばれた次の日の夕方、咲は龍門渕家の一室で一人の人物とにこやかに話していた。

 

「私は別にね、衣ちゃんと京ちゃんに会うなって言ってるわけじゃないんだよ。ただこう言ってるの。『立場をわきまえて』ほしいなって。

 衣ちゃんはゲームのために京ちゃんに体を捧げて、それからも抱いてほしいってお願いしたんだよね?

 つまり京ちゃんのセフレ――ううん、もっと言えば『玩具』だよね? 京ちゃんが性処理したいときにいつでも使っていい、都合のいい関係だっけ」

 

ただにこやかなのは咲だけで、衣は今にも泣きだしそうな顔をしていたが。

 

「衣は、衣は……」

 

「……まあ、衣ちゃんが納得しないならそれでいいよ。私はただ忠告に来ただけだし。

 ただそうだね。『納得した龍門渕の皆』が京ちゃんの恵みに与っている間、衣ちゃんが加われなくて独りぼっちでも、それは選択の結果だから仕方ないよね」

 

孤独という言葉は衣が最も恐れる言葉だ。麻雀を通してつながり、そして恋も知った少女に過去に戻るという選択はつらすぎる。

 

「衣ちゃん、今まで通りでいいんだよ。ただ『玩具』でい続けるならみんなとも、私とも、それにもちろん京ちゃんと仲良くできるよ。エッチだってしていいし、将来的に子供が欲しいなら京ちゃんの子供も産んでいいの。

 幸せだと思わない? 自覚さえしてくれればそれが待ってるんだよ」

 

咲はにこにこと衣の手を両手で握り、自分は味方だと言わんばかりの微笑みを向ける。

 

時間を置き、衣は頷いた。頷いてしまった。

 

「よかった。これからもよろしくね衣ちゃん、仲良くしようね」

 

悪意のかけらもなく咲は衣にまたねのあいさつをして部屋を出て、次は別の部屋を目指す。

 

「んー、次は龍門渕さんか。衣ちゃんを大事にしてるんだよね、確か」

 

咲は衣に嘘など一切ついていない。『納得した龍門渕の皆』が衣の後に作られるというただそれだけ。

ただの仮定の話だ、事の前後は重要ではないと咲は本気で思っている。

 

こうして宮永咲はみんなに『納得』してもらうのだった。

 

 

龍門渕家での収穫がスムーズであったことに少しウキウキ気分で咲は家路につきつつ、思い出したもう一方の問題を思い出す。

 

「あ、そういえば優希ちゃんと和ちゃんは京ちゃんが好きなこと言っちゃったんだっけ」

 

より正確には優希が暴露しただけだがまあそこは重要ではあるまい。

 

「うーん、どうしようかな」

 

普通に付き合うことになったと報告してしまうのが一般的だろうか? ただ和は京太郎の好みのタイプだとも認識している。

 

「友達だし、『玩具』でいいなら混ざってもいいけど」

 

ただ和は一般的な常識にとらわれがちなところがある。そこがどう出るかが不明だ。

 

「とりあえず『お話』すればいいよね」

 

一人で頷き、咲は上機嫌に呟く。

 

「私だけが特別。京ちゃんは私だけのもの」

 

咲は自分が矛盾しているとは思っていない。玩具――エロ本の類に嫉妬する彼女や妻がいるだろうか? 少なくとも咲はそうではない。

だからそういったものがあろうとも咲は変わらず京太郎を愛しているし、時には『玩具』の類を使ってプレイすることも嫌悪感は薄い。

 

そして根本的に京太郎を奪おうとする存在が現れれば、それは絶対に排除すべき『障害物』になるだけだ。




咲さん①は平和だといったな? あれは嘘になったよ……
違うの、勝手に咲さんが暴走したの。恋人になれたと勝手に思い込んで浮かれた結果お話に行ってしまったの。

姉妹でなぜこんなに違うんですかね? 原作の時点で咲はヤンの素質が見えるけども。

一応ですが愛人の地位で我慢できるなら不幸な女の子は出ません。


遅くなったことにはお詫びしかありません。Gジェネが悪いんだ半分くらい。
次回は完全に未定。未登場キャラは姫松・風越・個人戦組くらいでしたっけ?

次回更新は?

  • 咏たんが幼馴染だったら
  • 白糸台生活の続き
  • 男女比世界の続き
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