竹井久の場合①(リアル)
久が京太郎のことを異性として本格的に意識した時期というのはその実意外と他の清澄の面々に比べれば遅かった。
使い勝手のいいサポート役ムーブがやたらうまいのもあって、頼りになるというよりは年下の弟分という印象から距離感こそあけていたわけではないが恋愛的に考える機会もなかった。
自然と何となく意識もしないのに近くにいる相手ぐらいのイメージであり、実際インターハイの決勝において思い返す人間からさらっと外れていたあたりからもうかがえる。
そこには咲か優希が将来的な相手だろうという感覚が手伝っていた部分もあるが、大部分はインターハイ優勝のためには他部員や戦略に目をかけるところが多すぎて直接戦力にならない彼に割く余力が残されていなかったというのが正直なところだ。
もちろん零細とはいえ部長として、また生徒会の代表としてその振る舞いが肯定できるというわけではないが、根本の部分でなんとなく「この人には甘えてもいい」という謎の感覚が本人に一切の感知もさせぬままに働いていたのも否定できない。
とはいえそのままでは間違いなく一人の『いい後輩』としか見ないまま高校生活を終えていたのは疑うところもない。
では転機はどこにあったのかといえば、その大舞台のはずのインターハイ決勝にて不慮の事故で久が右腕を骨折したことに端を発する。
競技そのものは何とか無理やりに終えたものの、ばれた時点で病院行き。そのまま数ヶ月不便な生活を余儀されなくなった。
当然ではあるが右腕が使えないとなれば多くの生活に支障が出る。そういった困った場面に事あるごとに顔を出し、時には荷物を代わりに持ち時には右側をカバーする盾のように歩き時には心配して送り迎えまでしてくれる金髪の一年生が頻繁に出没した。
その頻度はだれが見ても意図的にやっているとしか思えない気にかけっぷりであり、さしもの久も「あれ? これ私のこと好きなのかしら」などと勘違いしてしまいそうになるほどであった。
仮にそんな心情を吐露したとしたなら、彼のことをよく知る小動物系魔王が「京ちゃんは困ってる人には誰にでもそんな態度だよ」などと極めて冷めたまなざしで呆れたため息をついただろうが、久は相談もせず己の内に秘めた。
そして一度気になってしまえば人間というのはそういったフィルター込みで物事を見てしまいがちになる。
例えば「思え返せば私の無茶ぶりにも文句も言わず付き合ってくれたな」とか「普通なら怒ってもいいとこでも変わらず支えてくれたな」だのと、過去の自分の所業を冷静に振り返って報いてない割にされていることは多かった事実を引け目に感じたりする。
なお京太郎は体育会系で中学を過ごしたこともあり先輩からの理不尽というのは慣れっこで耐性があり、呆れたり諦めたりといった面はあるにしても久をすごい人だとは認めているため何も引きずるような感情はいいにしろ悪いにしろなかったのだが、そんなことは久には分らない。
そして遅まきながら久は気づく。「私ってば客観的に見れば須賀くん相手にひどかったような。こんな嫌われてもおかしくないことしてたのにこんな尽くしてくれるなんて」、などと少しばかりの曲解も交えて。
さて、そうはいっても利き腕が自由に動かず個人的に世話になっているばかりの久にいったい何ができるのかという話が持ち上がる。
返報性の法則というものがあり、まともな人間は何かをされるとお返しをしなければいけないという心理が働くものだ。
ここで相談したなら「麻雀部の部長なんですから麻雀を教えればいいだけでは?」などとペンギンのぬいぐるみを抱く少女などは冷静に突っ込んだだろうが、残念ながらその機会は訪れず。
部活で念願かなった結果と腕の痛みをごまかすために出ていたドーパミン、そして高校の最終学年にもかかわらず浮いた話が全くなかった日々へのちょっとした悔い、それらが入り混じって久はまたしても突拍子もないことを考え出した。
すなわち「返すものがないなら体で返せばいいじゃない」理論である。
当然というか、手を怪我している人間の体での返し方なんてものは労働方面であるはずもなく、ピンク色の妄想じみた方向に限定される。
恋愛方面くそ雑魚の久にはお返しの物を包んだり感謝を伝えて好感度を上げてから告白、などという正攻法は思考にも上らず、いつものからかいじみた言動に自分の貞操を秤に乗せて誘惑に走ることになる。
ある日は
「須賀くん、背中に汗かいちゃったんだけど拭いてくれない?」
吊った片手を示して背中まで手が回りませんアピールをして、あえてタオルではなくおしゃれな柄のハンカチを差し出して背中を向ける。
おずおずとした手つきで目を閉じて制服の中に手だけを入れてハンカチが肌を滑る感触にくすぐったげな吐息と声が混じる。
「ブラ紐の下が一番あせもになっちゃうのよね。お願い」
語尾に媚びの色を交えながら跳ね上がる動悸と薄く色づく頬を隠して、男の指先に意識と神経を集中する。
ホックを外されてハンカチに染み込んでいく汗からほのかに別種の成分が混ざっていく。
「あ♡背筋だけじゃなく横やもうちょっと前も♡頼んだんだからちょっと触っちゃっても文句言わないわよ♡ふぁ♡」
むしろ触ってほしい、汗を拭くなんて名目忘れてその指を広げて鷲づかみにして理性飛ばして押し倒されてみたいという本音がにじんで甘く喘ぐ。
「須賀くん♡上手いわよ♡もっと拭いて♡前も♡くんっ♡」
ぷくっと膨らんだ乳首をハンカチの端が掠めてピリピリとした刺激に上半身が跳ね、その勢いで京太郎の手が久の膨らみを覆うように重なる。
これには無心で煩悩を押し殺していた京太郎も焦りの色を隠せない。
「す、すみませ」
「い♡いーの♡それより、ね♡谷間もして♡ここで放り出されたほうが困っちゃうわ♡」
して、の意味が『拭いて』ではなくなり放り出すの意味も高まった衝動の相手をしてくれるほうであると察することもなく京太郎は先輩をいやらしい目で見ないように必死で念仏を心の中で唱えながらこの時間が過ぎるのを願う。
合間に尖った乳首を押し付け甘イキしながら後輩に欲情に濁った眼を向けている姿を目を閉じてさえなければ、この時点で本当の久の望みを理解していたかもしれない。
くちゅくちゅいっている下腹部を椅子の上で揺らして、一滴の染みがスカートに広がる。
冷静に考えればこんなこと好きでもない男にさせるはずもないのだが、運動が苦手ですぐ体力の尽きる幼馴染が恥じらいもなくタオルで拭くことを要請する中学時代を経験していたため感覚がバグっている。
この点でも久にとっての最大の強敵は咲であるということが示されていた。
結局この日は最後まで落とされきることもなく、持て余したまま家に帰宅した久は京太郎の指の感触を思い出しながら左手の指で秘壺をかき回すことになる。
ただ諦めが悪いと本人も評する久がこれで攻勢を緩めるはずもなく、誘惑は手を変え続く。
ある時は苦しくなったからタイツを下ろしてほしいと頼み、ある時は部室のベッドで寝るふりをしながら制服の隙間を広げ、ある時はバスで人込みから守ってくれる京太郎の胸元に顔を寄せ吐息でくすぐる。
男子高校生の自制心をじりじりと焼き切る誘いを京太郎がしのいだのは、久が冗談でやらかしかねない人間だと認識していた以上に痛めている体を酷使させるようなことを女の子に強いることができないという優しさに起因する。
つまりは完治した時点で久の悪戯に対する我慢の限界が来ていたのはある種当然で、むしろそこまで持ったことを褒めてしかるべきものだろう。
もちろん久からすればそんな我慢なしにさっさと襲ってくれたほうが嬉しかったのだろうが、逆にここまで焦らされ続けたことで感度も爆発的に上がるという作用も働いていた。
骨折の完治は簡単な亀裂骨折でも2ヶ月程度、平均3ヶ月で重いとそれ以上になる。その間煽り続けたのだから盛り時期の高校生がどうなるかを深く検討しなかったのが悪い。
治ったことの報告と今までの感謝、そしてそれまでの日々で近くなった距離で香るフェロモンを発しながら濡れた目で『お礼』がしたいと誰もいない家の自室まで連れ込めば、お互いに理性の糸が切れるまでそうかからない。
その『お礼』の中身が勝気な部長が膝を立てて下級生の逸物にお口でしゃぶる、なんてもので髪ゴムでポニーに束ねた髪をかき上げながら流し目でファスナーを歯で下ろして鼻を寄せ嗅ぐようにひくつかせながら舌を出し顔を寄せる様を眼前にすれば、さすがにどんな鈍感でも何をしたいのかなんて悟らずにはいられない。
「は♡は♡は♡須賀くんの♡おっきくなってく♡私のお礼、期待してくれてる♡あむ♡」
我慢の利かない盛りのついた犬という様相が強いのはむしろ久の方。自分が後追いだという認識が体を使っての奉仕による陥落という性急な手段に対する抵抗を失わせる。
そしてそういった言い訳は自分の炙られた情欲の出口として想いと体を重ねることへの体のいい理由づけになってしまう。
さんざん誘惑したのに手を付けられなかった体は、今すぐにでもセックスしたいと毎晩の自慰で導火線に火が付いたまま爆発しかけている。
「ぶ、部長、俺こんなつもりじゃ」
京太郎からすれば本来何か見返りを求めて接していたわけではない。もちろん年ごろゆえにエロいことへの興味や期待はあれどもそれが恋愛感情に直結するわけではない。
それは揺さぶりをかけられた日々の中で意識しだしているとはいえ、こんな逆に押し倒されているような状況までは想定していなかった。
「こんな硬くしといて何言ってるわけ♡ん♡髪色以上にやんちゃじゃない♡私のこと無茶苦茶にしたいってこっちは正直よ♡」
久は性根の部分で生意気で強気な自信家に見られがちだし、意図してそう見せているところもあるが本質的には煽ることでキレられてわからされたいというMっ気を持ち合わせる。
大学などで悪い男につかまってそのまま遊ばれて身を持ち崩しそうな、割と綱渡りなバランスだったりする。
自立して見えるくせに甘えられると弱く、一方で躾けられれば性的にも依存しがちなところが裏にあるアンバランスさが独特。
「したいことしていいのよ♡私でむらむらしたならぶつけて♡こき使った分私で扱いて、イーブンにしましょ♡」
久の肢体は和のような起伏に富んだ体つきでこそないが、すらりとしたモデル体型でむちっとした太ももからふくらはぎ足先までの稜線は一部の脚フェチをこじらせていたりする。
大人っぽい上級生という殻、頼りになる生徒会議長の殻、策士の部長という殻、それらを脱ぎ捨てた奥に潜んでいた女の部分が男根に舌で触れる毎にあらわになっていく。
酔ったようなとろんとした目でズボンの中を満たしていた性臭を吸い込んで、味蕾に肉棒の熱さを感じることでぼうっと子宮が疼いていく。
「口の中で膨らんで♡出したいんでしょ♡溜めたザー汁♡ふご♡んぐ♡」
久がいくら一生懸命な奉仕をしているといえ、それを何も知らずに見ればただ家に誘って何の前置きもなく後輩の肉棒にむしゃぶりつく遊んでいる女風にもなる。
こみ上がる衝動の前に京太郎は久の頭を押さえて喉奥までその膨れ上がった怒張を突き込む。
「部長、くそ。こんな売りしてるみたいなこと。飲め、飲んでみろ」
知らないうちに身近な女性が汚れていたと錯覚した京太郎は無理矢理に自分の精液で上書きするかのようにむせ返るほどの量を注ぎ、こぼれないように頭を押さえつける。
普通なら冷めるような自分勝手な欲望も、相手とかみ合いさえすれば燃え上がるもとにすらなる。
「けほ♡こふ♡須賀くんにこんな乱暴な一面あったんだ♡コレで私のこと壊したいのね♡私のココで扱いて♡」
咳き込む苦しさも朦朧とする意識もすえた雄の匂いで塗りたくられ、どろりと粘度を増した本気汁を分泌するピンク色の肉壺を開く。
互いに正常な判断を欠いたまま、踏むべき順序をすっ飛ばして二人は獣欲のままに肉をぶつけ合う。
「ぁう♡い”♡須賀くんのがゴリゴリって搔き分けて♡ぉ”♡はひ♡」
「部長はずっとこんな、くそ」
初めての痛みも快感に変じて乱れる久の姿に、京太郎は他の男の影を勝手に感じて忘れさせよう、自分で塗りつぶそうと本能が刺激され乱暴な腰つきで中を抉る。
その遠慮のない動きに激しく自分を求められている感覚から久から雌がさらに引き出され快楽の沼にしがみつく。
気持ちの面では盛大にすれ違いを起こしていながらも、体という面では互いを求める本能のまま高めあう。
「ご♡ご♡って奥ぅ♡頭のてっぺんまでびりびりして♡おちんちんの言いなりにされちゃう♡年下の後輩に征服されるの♡」
こき使い奉仕させていた側の自分が、男の肉棒を差し込まれることで容易く立場が入れ替わり雄に求められたいだけの雌としての本能、屈服させられることの悦びに目覚め自覚していく。
「ぁひ♡私のこといつでも♡襲っていいから♡お礼に私を全部♡ぁ”♡」
身も心も捧げるという宣言も順番を誤ったせいで軽い女の妄言、エッチ大好きな淫乱の媚びに聞こえてしまう。
まあ実際初めてで乱暴に扱われてるのに幸せを感じながら何度も細かくイキ繰り返すのは十分その素質があったが、そこにしっかりと含まれた恋情までは伝えられていない。
恋愛感情はさっぱり察せない一方で、京太郎は久がこんな姿を他の男に見せていることを想像して嫉妬心と独占欲に突き動かされる。それは好きだから以上に雄としての征服欲や犯したいという欲情が主体でも、今久が求めているものを与えてくれる。
「俺の物にしてやる、部長のこと、俺じゃなきゃだめに」
「はひ♡なゆ♡このおちんちんのモノに♡須賀くん専用にっ♡ぉ♡ぉふ♡らから犯して♡支配してっ♡」
今この瞬間、恋人ではなく飼い猫やセフレ、愛人契約を持ち出されても勢いで久は了承しかねない。
バチバチと脳髄を焼く快楽と自分の膣で膨れ上がる男根からせり上がる奔流への期待に溺れて正常な判断より肉欲を優先してしまう。
「くるくる♡わらしのおまんこ悦んで♡ひくっ♡ひぃぃ”ん♡須賀くんのザー汁で孕んじゃう♡ピルもないのにぃ♡」
ピルのくだりは最後の久の理性ともいえたが、それを聞くろくに軽々のない男の感想としてはやはりこういったことを頻繁にしてるのだという邪推と、今ならその女に自分を逃れられない存在にできるという衝動を生む。
「孕めよ、俺の子を! 妊娠するまで今日何度も部長の子宮に吐き出してやる」
「は、はひぃ♡わかりまひた♡好きなだけお願いしまふ♡壊れるまでつぎ込んでぇ♡ぁほ♡ぉお”♡あひぃ”♡」
ショートしてしまった久の頭では『責任を取る』というように聞こえて嬉しさから抜かずの連戦を受け入れ、頭を馬鹿にしながらぐちゅぐちゅの胎内に白濁を押し込まれ塗りこめられていく。
小生意気な先輩の影ももはやなく、京太郎が上で自分が下、犯してもらえるためのポーズとしての挑発でしか強く当たれなくされていく。
表向きは周囲に変わらないと見られても、その内情は前とは全く異質なものに変貌しようとしている。
「あひ♡しゅがくんのおちんちん♡凶悪ぅ♡ぉん”♡もうかてなひ♡また♡また♡」
ほんの少し前まで処女だった体に叩き込まれる連続アクメ。経験のないせいでこれが普通、組み敷かれる悦びを当たり前に受け入れてそれを基準に価値観が構築されていく。
初体験で嫌な思いをした人間は性行為自体を忌避するようになるように、最初から雄に貫かれる快楽と従わされる良さを刻まれれば青少年の時期というものは溺れてしまう。
元々の素質が開花したことで久と京太郎の関係は雄雌のそれへと堕ちていく。
「しゅがくんのザー汁で満たされる♡おちんちんの虜♡中に全部ぶちまけてぇぇ♡」
無名校を全国まで押し上げた才媛、立役者の策士といった面影はとうに剥がれ落ちて将来の進路さえ頭から抜け落ちて男根を締め上げ妊娠への道を突き進む。
欲望のはけ口にされることを愛だと思い込んで己の体を用いた奉仕をすることが彼への報いなんだと勘違いする。
すれ違った歯車がかみ合うまでまだ日々は必要で、それまでの間爛れた獣のようなまぐわいが幾度も繰り返される。
それでも久はその日々をのちに振り返っても幸せの一部だと思えてしまうあたり、気が付かないうちにぞっこんになってしまっていたのだろう。
ある意味では、大量に何度も久の内外に白く濁ったゲル状の物体をまき散らかした後で急に冷静になって血の気が引いた京太郎が自業自得ではあるが一番の被害者だったかもしれない。
やっぱり原作での露出が多くてキャラが立ってるのは書きやすい。
襲う勇気も持てなずに久が放流するとこのルートに入れず、想いだけ募らせたままライバルたちに囲まれる模様。
なお、やっぱりこのルートでもそれ以外でも久は麻雀の指導はしません。
このルート後も、食った後は部室で京太郎が他の女と仲良くしてると嫉妬心でそのあと燃え上がるとかなんとか。
機嫌が悪い&なんか欲情してるととらえられてやっぱりしばらくは恋情を向けられていることに気づけない京ちゃんが悪いのか、素直に言えないひっさが悪いのか。
こいつらが一話でまともな恋人関係になるビジョンは作者の中にありませんでしたとさ。
次回の構想は全くできてません。
親友or尊敬する人からの寝取り(ハーレムはない)とかしでかしそうなキャラって誰がいますっけ?
霞さんは寝取りどころか拉致監禁、独占連れ去り駆け落ちまで行っちゃうんでチョイ方向性が違うんですよねー。
それっぽいキャラの推薦を募集中。
次回更新は?
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咏たんが幼馴染だったら
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白糸台生活の続き
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男女比世界の続き