番外・中学の爛れた間柄
「京ちゃん♡京ちゃん♡おちんちん奥にぐりって♡んんぅ♡きてる♡きちゃってるぅ♡んぁ♡」
手のひらを重ねて指を恋人つなぎにしながら上からぐりぐり内部をかき回されて、それでも嬉しそうに足を腰の後ろに絡めて咲は抱きつく。
「ぁ♡ぁ♡ぁ♡京ちゃんのおちんちんケースにされちゃってる♡好き勝手使われちゃう♡もっと♡もっと♡」
夏休みのクーラーの効いた部屋の中、男親が仕事で帰ってこない昼下がりに自室に連れ込んで男のモノを咥え込む日々。
一度や二度ではなく何度も繰り返されたこの関係は家族の愛情に飢えた咲にとってかけがえのないものになりかわってしまっている。
「お前だって十分楽しんでるだろうが。遊びに行くよりすぐ家に誘ってくるくせに」
「だって♡んぅ♡エッチしてたら京ちゃんが私を見てくれる♡求めてくれるもん♡私なんかの貧相な体で♡ぁん♡おちんちん扱いてくれるの♡」
元々咲がクラスで浮いていた自分に構って救い出してくれた男子に依存したのも、その男子に自分の体を差し出して関係をつなぎとめようとしたのも自己肯定感の低さが裏にはある。
もちろんその男子がいいなと思ってたり年頃でエッチなことに興味があったのも後押しの理由ではあるが、一番は自分を見て欲しい自分を置いていかないで欲しいという願望の表れ。
「咲は十分可愛いだろ。ちんちくりんで胸はないけど尻はいい感じにむっちりしてるし」
「んく♡んん”♡褒めてるのか貶してるのか分かんないってばぁ♡あふ♡あ”♡そんなおちんちんずんずんされたらおかしくなる♡あ”ぁぁ♡」
ピストンで掻き混ぜられた愛液がお尻の隙間を伝って部屋の床まで滴って染みを作る。
ぎゅっと強く抱きついてさらに奥へと導こうとする。
「イッちゃう♡もうイッちゃう♡好きって言って♡嘘でいいから♡お願い♡んぁあ♡」
家族離散のトラウマを抱えた咲は上っ面だけの言葉を求める。
もしそこに真意があったとしても心の底から受け取ることはできず疑いを持ってしまう。なのにどうしても言葉は欲しいという矛盾。
「好きだよ咲、大好きだ」
京太郎もまたこの関係が性欲なのか同情なのかあるいは恋情なのかはっきりしない。
そこに情は確かにあるが複雑に入り混じりすぎて判別が難しくなってしまっている。
「嬉しい♡私も♡京ちゃんのこと♡んんぅ”ぅ♡好き♡しゅき♡イッくぅ♡んあぁ”♡」
えびぞりになりビクビクと痙攣しながら一筋の涙を咲はこぼす。
それが歓喜なのか一時の関係の寂しさなのか本人だって認識できていない。
ただエッチに耽っている間は難しいことを考えないですむ。溺れていられる。
息を整えた後上半身だけの力で咲は京太郎ににじり寄って身を預ける。
「もう夏休みも半分超えちゃったね。あーあ、学校始まらないといいのになー」
「受験もあるからな」
目当ての高校への成績という点では咲はともかくとして京太郎は少しばかり心もとない。
咲も成績優秀というほどではないが京太郎の方は少しばかりそれを下回る。
「その辺は私役に立てないからね」
「なんでだよ勉強会しようぜ」
そういう学生っぽいのも楽しいと思うのが根が陽キャの京太郎であるが、咲の意見としては異なる。
「だって私と二人きりだと結局エッチしまくりで勉強にならないよ」
どちらともなく相手を求めてしまうに決まってると断言する咲。
なら複数人ならとなれば今度は咲が委縮して役に立たなくなる未来が見える。今だにクラスメイトにもなじみきってないのである。
「ああー」
割と未来の現実をリアルに想像できてしまったのかうなり声をあげる京太郎。
「今だって一日一回じゃ全然し足りないって感じだし。今もほら、もう元気♡」
話の最中にすすっと陰茎に指を絡めて緩やかににぎにぎ始める咲。
「おま」
「こーすこーす♡こーすこーす♡京ちゃんの残り汁で私の手が汚れちゃってるよ♡ふふ♡」
妖艶に微笑んで少しずつ口を陰茎へと近づけていく。
「やっぱお前の方がエッチだろ」
「エッチでもいいもん♡この間は京ちゃんを独り占め♡ぺろぺろしてあげるね♡」
赤い舌を出して精液の残り汁をこそぐように口の中に運んでくちゅくちゅ音を立てながら白濁をかみしめていく。
「何度飲んでも濃厚で変な味♡表現に困るよね独特すぎて♡なのにずんって子宮のあたりが反応しちゃうのは女の子はみんなこんななのかなぁ♡」
「俺は女じゃないし咲以外知らないからなあ」
その気も特にないのに相手だけだと匂わすのを自然体でするあたり人たらしの才能が出ている。
その例にもれず咲も嬉しそうにサービス精神がもたげてくる。
「この前本で読んだんだけどね、氷を少し口に含んでフェラすると気持ちいいんだって♡試してみよ♡」
いそいそと冷蔵庫から氷のキューブを一つ口に含みカリカリと噛んでからあむっと京太郎の陰茎を頬張る。
「つべたっ。けど咲の舌がいつもより熱く感じる」
氷で冷やされた熱が再び咲の熱のこもった舌が絡むことで敏感に感じる。
最初の方は冷たさが勝ったものの徐々に溶けていき温度差のある舌の感触が明確に感じる。
「あは♡こんなにギンギンになっちゃったら咥えにくいよ♡もう入れちゃう?私のおまんこで温める?♡」
楽しそうに嬉しそうに咲は陰茎に頬ずりしながら流し目を送る。
こういう時は人見知りの少女の影が取っ払われて京太郎の前だけの表情を見せる。
「咲の方が我慢ならないんだろ。隠せてないぞ」
「せーかい♡京ちゃんとするの大好きなんだもん♡今だけ私を見て♡おちんちん気持ちよくするから♡」
体を捧げれば、体を重ねて奉仕している間は自分を一番にしてくれる。
そんな間違った思想に取りつかれた咲は何度だって自分を捧げることに躊躇いがない。
失うことの怖さを知る少女は反動で強く強く執着してしまっている。
「ふあ♡この押し広げられる感じ♡私の体京ちゃんのでみちみちになってる♡は♡は♡おっきいよぉ♡」
「咲は小柄だもんな」
「それ差し引いてもおっきいってばぁ♡凶悪おちんちんだよ京ちゃんのは♡初めては結構痛かったんだからね♡」
そんなことを言いながらも咲の腰は前後に揺らされている。
「そりゃすまなかったな。で、今は?」
「知ってるくせに♡今は好きぃ♡おっきいのでずぼずぼされるの♡京ちゃんの形に私を変えられちゃってる感覚♡たまんないよぉ♡ぁ♡ぁ♡京ちゃんも動いて♡くぅん♡」
体を重ねる快感に咲がはまってしまうのにそう時間はかからなかった。
体力が持つ限り何度でも一日中くっついては誘ってしまう程度にはこの夏休みがつぶれている。
「咲の体気持ちいいぞ」
「うん♡使って♡京ちゃんの好きに♡私なんかが役に立てるなら♡私で気持ちよくなってくれるなら♡それでいいからぁ♡」
事ここに至ってもなお咲は自分が恋人の立場なのか追及していない。
もし否定されたなら立ち直れないし、一時的に女の子扱いをされるだけで満足まではいかなくても嬉しい。
一方で京太郎といえば関係を持った時点で自然とそういう仲だろうと考えており、すれ違いが発生していた。
お互いの気持ちをはっきりとさせないままなんとなく流れに任せてしまった歪が生まれている。
よくよく咲の言葉を聞けばコンプレックスにまみれまくっていることが分かるのだが、いまだ人生経験の浅い中学生男子にそこを汲み取れというのは少々酷なのだろうか。
ただただ二人は一時の欲求に流されるままお互いを求め続ける。
「んんぅ♡中ちょっとちべたい♡ぁ♡ぁ♡なんか変な感じ♡ん”♡ぁぅ♡だんだん京ちゃんのおちんちん熱くなって♡私も熱くぅ♡」
「咲の欲しがりさん。ここんとこ毎日こうじゃないか?」
体をくねらせながらきゅうきゅう締めつけながら舌を出して咲はくちゅくちゅ絡めだす。
「京ちゃんがしてくれるの好きだから♡完全にハマっちゃったもん♡飽きるまで毎日してくれていいから♡私それが嬉しいの♡ああぅ♡んあっ♡」
裏側には求められないことが不安につながってしまうというのもある。
だが性の目覚めである中学生の時期にだだハマりしているというのもまた事実。
エッチ三昧の爛れた日々を繰り返して依存を強めてしまっているのを自覚していない。
「京ちゃん♡京ちゃん♡気持ちいいよぉっ♡おちんちんでごつごつされちゃうの好きぃ♡大好き♡はひ♡ひぃん♡鳴かされちゃう♡頭パーになっちゃうよぉ♡んふ♡あひぃ♡」
「この、童顔なのにエロい顔しやがって。可愛く思えちゃうだろ」
「んん”ぅ♡あぁ”♡今日中で平気な日だから♡だから♡京ちゃんでいっぱいに染め上げてぇ♡遠慮なく出しちゃってぇ♡ぉお”♡ぉう”ん♡あ”~♡」
体を押しつぶされるように捕まえられて体重をかけられながらドクドクと中に広がっていく感触に咲は目をチカチカさせるほどの快感をかみしめながら腰を跳ね上げさせる。
白く塗りつぶされて自分が相手のものになってしまう錯覚を感じながらそれを幸せなんだと思い込んでいく。
嫌なことも不安も全部忘れて身を任せられるこの時間が咲はとても好きになってしまっていた。
「えへへ、腕枕」
情事の合間のいちぃちゃタイムに咲は頭を自分から押し付けている。
なお夕日が傾いている時間にもかかわらずいまだ互いに裸のままで掃除もしていない。
「ね、今日晩御飯食べてく?」
「んー、そうなると家に連絡入れなきゃだしなあ。それにお前の父さんにどんな顔で会えばいいか整理がまだつかん」
半分流されるように体を重ねるようになってから実のところまだ顔合わせを済ませてない。
正式に挨拶をしなきゃとは思うのだが中学生でこんな関係になってしまったことに罪悪感もあって、尻込みしてしまってるのである。
「別に今まで通りでいいと思うけど。何もかも明かさなきゃいけないわけでもないし」
こういうところ実は女の方が割り切りがよかったりする。
一方でそうはいってもだなあ、などと難しく考えてしまうのが男側の常である。
責任の取りようもない年齢であるというのも当然ある。駆け落ちしてそのまま、なんてことも当然不可能だ。
「京ちゃんは私の側にいてくれればそれでいいの」
ずっとずっと永遠にという激重感情をうまいこと隠しながら咲は照れたように微笑む。
「そりゃまあそうできるようにするけどさあ。まずは受験だよな、受験」
高校が別になりましたとかなれば一緒にいられる時間は当然減ってしまう。それは京太郎もまた望むところではない。
「私も教えるの頑張るからがんばだよがんば」
「うへぇ」
緩やかに時は流れ隔離された二人だけの蜜月の時から高校に舞台を移し周囲の環境もまた移り変わっていく。
「やったね京ちゃん、また一緒だよ」
「嫁さん違います」
(今はまだ、ね)
「京ちゃん何やってるの?」
(麻雀、私嫌いなんだけどなあ)
(麻雀部って女の子しかいなくない? というかあの小さい子京ちゃんに近すぎ)
友人と呼べる存在ができ、姉と再会できるチャンスが巡ってくる。京太郎と二人きりじゃない世界もまた楽しいのだと思い出して。
そんな折、ふと部長である久と京太郎が夕暮れの部室で二人一緒なのを目撃する。
「須賀くん、あなたうちに入ったのって麻雀目当てじゃないわよね」
「あ、やっぱわかります?」
さらっと何でもないように返す姿に咲の足は止まる。
「そりゃあね。雑用係にさせられたのに大して悔しがる様子もないし自分から打ちたがるって姿勢も薄いもの」
「あー、そんな態度に出てましたか」
「やっぱり、咲のため?」
「あいつの姉ちゃんが雑誌に出てるの見てワンチャンあるかなって。いやでも本人が魔王級だったのまでは予想をはるかに超えてましたけど。逆にこっちが見合わなくなっちまった」
トクントクンと心臓から血が顔へと急激に上がっていく。
真っ赤になってしまっているのが咲自身分かる。
「健気ねー。本人には言いもしないんだ」
「言ったらかっこ悪いじゃないですか。それにあいつが楽しそうならそれでいい」
良くも悪くも中学時代から停滞し形を変えてこなかった恋情が一気に膨れ上がる。
誰よりも大切なんだとそう自覚してしまう。
足早にその場を後にした咲は自分が今夜寝られる自信が全くなかった。
数ヶ月体調激悪すぎて手が付けられなかったのでリハビリに咲さん。
原作前に恋愛部分を大半消化してたらこうなるかもというIF。
ただし激重感情抱いてるのは何も変わらないので魔王化のきっかけがないとは言えない辺りもまた咲さん。
京ちゃんの入部理由はこのルートだけの解釈、他ルートではたぶん違う。
次回更新は?
-
咏たんが幼馴染だったら
-
白糸台生活の続き
-
男女比世界の続き