京太郎はタコスの材料を求めて数駅ほど隣のスーパーに出向くべく環状線に乗っていた。
それにしても東京は田舎と異なり電車の中も混雑している。
ぎゅうぎゅう詰め一歩手前の込み具合である。
ここまで混んでいると当然近くの人の手なんかが当たったりする。
こ、こ、と電車の揺れに合わせるように手の甲が臀部の当たりに当たってくる。
かたたん、と電車が小刻みに揺れると押し当てるようになった手の甲が振動するのが分かる。
大きく電車が揺れればさわっと撫でるように手が動く。
「ふ♡ふ♡」
気がついてはいないが須賀京太郎、絶賛痴漢のされ中であった。
手の持ち主の名は東横桃子、長野に住む存在感のないおっぱいさんである。
自分の存在感のなさをいいことに希少な男性に対して痴漢行為を働いていた。
もちろん桃子も最初から痴漢をしようと思っていたわけではない。
珍しく男性専用車両に乗っていない同年代の男の子を見つけ、ちょっとお近づきになりたいなという下心の元にそばまで来て、電車内の混雑に押された。
そして密着するようになってしまい、その顔立ちを近くで見てにおいを感じてしまい、いけない心が動き出した。
ちょっとだけなら、ほんの少し手の甲が触れるくらいならバレないんじゃないか。
悪心がくすぐられ、電車の揺れに任せて手を差し出した。
女のそれとは違う引き締まった筋肉質のお尻とそれにつながる太腿、ばれないようにとおずおずとした手つきはいつしかより露骨なものへと変化していく。
「は♡はあ♡」
熱くなった吐息が漏れる。
うだるように脳髄が痺れて冷静な判断が鈍っていく。
最初は手の甲だけのつもりだったはずが手のひらへと変わる。
さわ、さわさわ。
事ここに至って、京太郎も異変を感じ取る。
しかしまだ痴漢だとは思ってはいない。
彼の中では痴漢とは男性が女性にするもの。
被害に遭う男性というのは痴漢冤罪のイメージである。
京太郎の戸惑いをよそに桃子の手口はエスカレートしていく。
さわわ、さわさわ。
もみ、ぐい、さわわ。
明らかに撫でると言っていい手つき。
桃子の中のリミッターは壊れかけている。
臀部だけではなく、胸板へと指が伸び、掠るように触れる。
偶然を装って、まるで電車がこんでいるせいですと言わんばかりに体を押しつける。
むにゅん、と桃子の柔らかいおっぱいがひしゃげて背中に当たる。
その胸の感触にどうしようか悩んでいた京太郎の思考が止まる。
今声をあげたら痴漢男として逮捕されるのは己ではないか、そんなありもしない想像が首をもたげる。
再三述べるが京太郎の感覚はこの世界の常識に適合していない。
恐怖に止まった京太郎を見て、桃子は何を勘違いしたのか太ももを回って股座の方へとまさぐる手を動かしていく。
「おっき♡」
いまだ勃起していないにもかかわらず確かな存在を感じさせるふくらみに桃子の興奮は否応なく増していく。
「はー♡はー♡」
さわさわ、もみもみ、むにゅん。
密着してまさぐる桃子の手に合わせて、背中に当たっている膨らみもまたひしゃげ形を変えて動く。
二つの刺激がむくむくと京太郎の男根が起き上がっていく。
「は♡は♡かたい♡すごいっす♡」
ズボンの上からくにくに撫でまわし、形を手のひらに覚え込ませるようにしながら、桃子は京太郎の耳元で囁く。
「気持ちいいっすか♡」
もうバレないようになんて考えはどこかにすっ飛んでいった。
男の象徴を指の腹で撫でながら胸板につーと指を這わす手つきからは発情した女の気配しかしない。
「こんなにおっきくして♡いやらしいっすね♡」
びりびりと桃子の脳髄は痺れている。
いけないことをしているという自覚はあった。
だが止められない。
「この立派なおちんぽハメハメしたくないっすか♡」
くいっと手首をつかむ。
「ここでだらしなく出してズボンを汚すのと♡私のおまんこの中に出すの♡どっちがいいっすか♡」
返答なんか決まっていた。
「あー♡あ”ー♡あ”ぁ♡」
駅構内の男子トイレの個室の中で、桃子は喘ぎまくる。
「あんないやらしく誘っといて、激よわじゃないか」
パンパンパン、ぐちゃぐちゃぐちゃ。
「あひ♡ひん♡ひぁあ♡おちんぽ様しゅごい♡」
初めての痴漢によってただでさえ興奮しきっていたところに凶悪な逸物を入れられて桃子は簡単に絶頂を味わっていた。
「声抑えないとばれるぞ」
「んー♡ん”-♡んぅぅ♡」
まだ駅の中だと思い出したのか、桃子は手で口をふさぎながら抽送を受ける。
「ん♡ん♡ん”♡ん”-♡ぁぅ♡ん”-♡」
狭い個室の中で便器の上に乗って送り込みを何度も浴びて桃子は何度も絶頂を迎える。
ぐちゅぐちゅと愛液で潤った秘所がかき回されるのが音だけで伝わってくる。
「いやらしい女め。男なんかに痴漢するなんて恥ずかしくないのか」
「んぅ♡んんん♡んー♡んんんー♡」
何かを言っているが喘ぎ声と口をふさいでいるせいで何を言っているのか全く分からない。
抗議か、あるいは罵声を事実として受け取っているのか。
どちらにせよ気持ちよくなってしまっているのは蕩けた顔を見れば明らかだ。
「どこに出してほしい?」
「にゃか♡にゃかぁ♡ん”んぅ♡ん”-♡ん”ぅ♡」
痴漢をしたお仕置きをするようにパチンと尻を叩くときゅっと強く締まる。
そのまま何度も行き来をして、桃子の中を京太郎の形にしっかりと馴染ませてからどくどくと内部に白い濁った子種汁を吐き出していく。
「ん”ぅ♡んぅぅ♡ん”-ん♡ん”はぁ♡」
どろりとあふれた白濁はトイレの床を汚した。
「須賀くん、買い出しは無事終わった?」
宿泊先に戻った京太郎は部長である久に声をかけられる。
「ええ、これでとっておきのタコスを作ってやりますよ」
「あら、それは優希が羨ましいわね」
くすくすと久は口元を抑えて笑って。
「私も須賀くんの元気の源が欲しいわ」
ちょん、と小指の先だけを絡めてくる。
「部長、そういえばなんで俺だけ離れなんですか?」
「こういう時、色々やりやすいでしょう?」
くすりと悪戯っぽく微笑んで久は手を引く。
「いきましょ」
その後のことは語るに及ばない。
ただその時間だけは特別に呼び合う関係になっただけのこと。
導入に悩みに悩んだ結果、書き始めたら数時間でできたのがこれです。
寝てない? まあそういうこともあります。
前半はいつもとちょっと毛色変えてみたつもりだけれどどうでしょう?
いやそんなに変わってないかもですが。
次回は催眠編のまこ、咲と投稿していく予定。
裸の世界編と男女比偏差社会はネタを探す旅に出ます。
次回更新は?
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咏たんが幼馴染だったら
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白糸台生活の続き
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