※この作品はR-18です。

モモンガさん!それをㅤ殺すなんてㅤもったいない!   作:朝潮

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嵐の前の
第48話


 

 

 

ゆさゆさと、質の良いマットレスがたわむ。

ベッドの上に腰掛け、その上にエンリが向かい合う形で座っていた。

互いの息遣いを感じながら腰をリズミカルに前後させ、オレの上で美しく踊るエンリ。

髪を褒めたあの日から、エンリは2人きりの時に良く髪を下ろしてくれるようになった。

今日も、結っていた髪を下ろして優しく奉仕してくれている。

 

「エンリ、八本指と言う組織を聞いたことはあるか?」

「は、八本指ですか。聞いた事、ないと思います…っ」

「そうか。王国は、八本指なる組織が裏社会を牛耳(ぎゅうじ)っているらしい。薬物とか、違法娼館とかね。」

「そ、そうなんですか…んっ!ご、ごめんなさい、イきます…ッ!」

 

体を弓なりにしならせて、そのまま後ろに倒れていきそうなのを抱き寄せる。

食生活が改善したからか、出会った時と比べて心なしかふくよかになったように思う。

勿論太っていると言うわけではなく、むしろもう少しふっくらしたほうが健康的に良さそうなのだが。

本人に言っても悲しませてしまうため心の中にしまっておく。

 

「はぁ…はぁ…はぁ……ごめんなさい、私だけ先に…」

「気にするな。」

 

呼吸と連動し、きゅっ、きゅっ、と断続的に締め上げられる。

乱れた息のままもたれかかったエンリを抱きしめ、肌と肌とで体温を感じ取る。

まだまだ細い背中に手を回し、手慰みに撫で回す。すべすべしていてとても心地が良い。

 

ナザリック(うち)が、その八本指を壊滅させて乗っ取る計画を立ててるんだけど…エンリはどう思う?」

「どうって、そんな。私はただの村娘ですよ?難しいことは…」

 

街へ行くどころか、村からも数えるほどしか出たことがない典型的な田舎の村娘であるエンリ。

オレも別にアドバイスを期待して話したわけではない。手の内や腹の探り合いなどの舌戦ではなく、ただの雑談だ。

加えて、裏社会を支配することをもしかするとエンリに良く思われないのではないかと危惧していた。

かと言って、モモンガさんが動いている時点で今更止められるわけではないのだが。

 

「いやいや、そうじゃなくて。…そうだね、じゃあ、ただの村娘なりに、軽い気持ちで思ったことを言って欲しい。良いと思うとか。悪いと思うとか。はたまた、怖そうだとか。」

「そうですね。壮大すぎて想像もつきませんが…良いことだと、思います。これからは、その悪い組織をきるゆー様達が運営していく、ってことですよね?これまでより、うんと良くなあると思います。」

「…そうかもな。いや、そうだろう。」

 

余程の利益がない限り、この時点で将来的に王国を潰す事が決定している。

エンリの想像している未来はおそらく来ることがない。

これはラナー王女も納得の上での事であり、交渉次第ではむしろ喜んで協力するとの事だ。

確かに、彼女から聞いた情勢はなかなかに酷いものだった。

1番に挙げられるのは、王都の半分以上を八本指が支配しているという事。

これはラナーの奴隷売買禁止法の政策によって少し解消されたようだが。

上層部は貴族同士で争うことしか考えていない。どころか、敵国に機密情報を流し金を受け取っている者までいる。

果てには、王子が麻薬の流通を手助けしている始末。

ガゼフやラナーをはじめ、有能な人間も多いのだが。その上でこの様なのだからこの決定も頷ける。

 

「そろそろできそうか?エンリ。」

「良いですよ。」

 

杞憂も晴れた事で、改めてエンリの体を堪能する。

再び腰の上でいやらしいダンスが始まり、今度はまた違った動きで責め立てる。

頬に手を添えられ、エンリから施される優しく触れるだけのキス。

何度かちゅっちゅと口付けを落として、エンリは恥ずかしそうにはにかんだ。

フェラだのセックスだのやってはいるが、なんだかんだ言ってエンリはキスが好きだ。

舌と舌を絡ませ合う激しいものも好きだが、今してしまうとエンリの好意を壊してしまう気がして気が引けた。

代わりに、起き上がってエンリをベッドの上に押し倒す。

騎乗位でゆっくりと腰を振っていたエンリは、オレの突然の行動に驚いている。

 

「エンリ…今度はこっちから…」

「あっあっ…だめ……今日は悦ばせてあげようと思ってたのに……」

 

…まあ、こんな日もあっていいか。

ベッドシーツに広がる髪をかき分け、後頭部に手を置いて少し頭を上げさせる。

オレはエンリが行っていように、唇を押し付けるキスを繰り

返す。

まるで子供同士の付き合いだ。

 

「この上のザラザラしてる所、好きだよな?」

「はっ、はい、あっ…好きです……んはぁっ!…好き…」

 

激しくはない。しかし、弱点を的確に責め立てる。どちらかというと甘い快楽だ。

我慢できないのか、エンリは時折びくりと体を跳ねさせる。

そんなエンリが可愛くて、口だけではなく、頬、首、鎖骨と、色々なところに唇を押し付ける。

 

「ん…あっ…そこ、気持ち良いです…もっと…」

 

亀頭の先をぐりぐり押し付けたり、とんとん小突いたり。

エンリの急所に、色々なアプローチを繰り返す。

膣壁の蠕動が激しく強くなっていく。肉ひだが射精を煽るように逆撫でる。

そろそろ、頃合いかもしれない。腰の抽送を早めて、腰を打ちつけるように動かす。

 

「あっ、あっ、あっ、はぁんっ!…んっ!んぁっ!はぁ、はぁ…っ!」

 

ぐちっ!にちっ!づちっ!づちゅっ!

 

早くなった事で、結合部の水音が大きく鳴り始める。

ふるふると震える年相応にふっくらした胸。

 

「は、激し…っ!ま、また、いく…っ!」

「オレも出る…エンリ…」

 

エンリの、気持ち良さの涙で潤んだ瞳。

それがとろけたような表情に見えて、その瞬間絶頂に至った。

 

びゅく…びゅるるるっ…びゅるるっ…びゅぷっ……!

 

「あっ、はぁっ…あっあっ…ぁ、イく、んッ……」

 

吐精の快感のまま、亀頭を膣ひだに擦り付ける。エンリの絶頂のタイミングがズレたので、弱点に押し付けてもう一歩快感を送り込む。

腰が抜ける程の痺れるような刺激の後、エンリも絶頂を迎えた。

手足を使いオレにしがみつき、下腹部から流れる電流のような快感を容受する。

断続的に起き、止まらない快感。ひくひくと腰を痙攣させ、互いの性器の痙攣を感じ合う。

部屋には、しばらく2人の息遣いだけが鳴っていた。

 

 

 

1番期待しているのは誰?(別に出すとは言ってない)

  • エンリ(正妻)
  • ルプスレギナ
  • マリー
  • その他プレイアデス
  • ヒルマ(麻薬部門長)
  • 踊るシミターちゃん(六腕)
  • ツアレ・ニニャ
  • ラナー
  • 青薔薇
  • クレマンティーヌ再登場
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