※この作品はR-18です。

蟲の王   作:ふくふくろう

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ゴールデンウイーク10

 

 

 

 次の現場は、今は落ち着いている。

 けれど少しでも早くタダシの姉と弟を助け出すため、鬼斬りを持ったままその家まで走った。

 次の場所では治療魔法が必要ないのを知っているからか、セイは何も言わずに雄二さんのいる部屋に影移動で戻った。

 

 セイがいきなり小学校低学年の女の子にしか見えない姿になってるから、雄二さんやその部下の人達が驚くだろうなあ。

 

「ジャマするよ」

 

 そうとだけ言って引き戸を開け、古くからの豪農らしい大きな家に上がる。

 するとすぐに家の人、50すぎに見える奥さんがパタパタと走ってきて、鬼斬りを持つ僕を見て息を呑んだ。

 

「あ、あなたは……」

「本家のモンです。ご婦人でも逆らうなら斬りますよ、奥さん?」

「いっ、いいえ。私達は脅されて……」

「なら通してもらいます。それと僕が目的を果たしてここを出たら、すぐに雄二さんの手勢がやってきてこの集落を守るので。もう心配はありません」

「雄二様が……」

 

 頷き、清潔な板張りの廊下を進む。

 案内もなく辿り着いた目的地のドアをノックもせず、躊躇わずに開けた。

 勢いよく。

 この身に満ちる怒りを音で伝えるように。

 

 広い洋室。

 応接間、というやつなのかもしれない。

 そのソファーでふんぞり返っていた50くらいと思われる全裸の男は、僕と鬼斬りを見てすかさず【風刃】を放つ。

 

 鬼斬りを抜くまでもない。

 

 そう判断した僕は鬼斬りをそのまま顔の前まで持ち上げる。

 すると男の放った【風刃】は、鬼斬りの鞘に当たって粉々に砕けてしまった。

 

「僕を見ただけで殺すと決めた判断力は悪くない。けど、術の威力と精度が最悪。鬼斬りの鞘で弾かれる【風刃】ってどうなんだよ、おっさん? ま、いい歳してこんな事ばっかしてる変態オヤジなら仕方ねえのか」

 

 そう言って向けた視線の先には2人の男女がいる。

 さっきの将来有望そうな男の子、タダシの姉と双子の弟だ。

 どちらも全裸。

 それにどちらも、その肉棒と割れ目を大量のザーメンで汚している。

 

「いただきっ!」

 

 突然の叫び声。

 僕はその声の主にすぐ気づいたけれど、変態オヤジ、フウカに首を飛ばされた男の人は、自分が死んだ事にも気づかなかっただろう。

 

「いきなりだねえ、フウカ。リコの方はもう終わったの?」

「ああ。だからオレが斬りに来たんだ。セイのやつ、自分だけ成長しやがったから」

「悔しいのはわかるけどねえ」

「おら、キヨシ。兄ちゃんが帰ってくっから玄関で出迎えろ。んで、兄弟で酒でもかっくらって寝るんだ。それを繰り返してりゃ、悪夢だっていつか遠くなるって」

 

 乱暴な。

 でもこの子も心気は多そうだし、12歳くらいでお酒を覚えても成長に問題は出ないか。

 

 この子は泣きながら変態オヤジにお尻の穴を犯され、次に肉棒をしゃぶられると勃起すらしなかった。

 怒った変態オヤジは単純に暴力を振るったりせず、今度は姉を呼び出してその膣と肛門を犯す。姉がこんな事をされるのはオマエのせいだと言いながら。

 そしてその後、姉弟でセックスをしろと命令。

 

 この家は集落を預かる立場だそうなので、姉弟は「言う通りにしないとこの集落の人間を、それも子供から殺す」とまで言われては逆らえない。

 

 近親相姦で童貞を失った次は変態オヤジも加わった3Pだったから、心の傷は深いはず。

 お酒を飲んだって誰が責めるものか。

 それどころか、雄二さんのいる家の離れに連れ帰って、僕がお酌をして飲ませてあげたいくらいだ。

 

「まあ、お酒を飲むならお母さんに見ててもらいながらがいいね。立てる? キヨシくん」

「は、はい」

 

 広い室内とはいえ、至近距離で人間が首を飛ばされたんだから体中が血まみれ。

 そんな弟に手をかざし、実の姉である女の人が術を行使した。

 

 体中の血が、それと涙や汗や、股間のザーメンや愛液までが一瞬で消える。

 

「魔法系、じゃないな。もしかして【液体操作】まで持ってる水使いですか」

「はい。甲種水使い、大泉操と申します。この度はお助けいただき」

「そういうのいーから。ほら、キヨシは行った行った。タダシが心配してんぞ」

「あ、はい。あの、ありがとうございました」

「お礼なら雄二さんとリコに言えばいいよ。ショッキングなシーンを見せちゃってゴメンね」

 

 男の子、キヨシくんが首を横に振る。

 

 双子の兄に似ているけれど、どこか線が細く感じる端正な顔。

 それを伏せがちにしながら、部屋に残るお姉さんをだいぶ心配しながら、それでも何も言わずキヨシくんは部屋を出ていった。

 

「んじゃ、とーちゃん」

「なに?」

「操ねーちゃんを見ろ」

「いやいや。まだ裸でしょって」

「だからだよ。見ろ、この物足りなそうな顔を。ジジイは中折ればっかのインポ手前だったし、弟はショタチンポでしかも早漏。ねーちゃんだってこのまんまじゃかわいそうだろうがよ。バシッと大きくイカせてやれっての」

「いやいや、さすがにそんなのは」

「いーんだよ。な、操ねーちゃん? あんなセックスはさっさと忘れるに限るから、ここで上書きセックスしときてえよな?」

「それはそうですけど。私がよくてもこの方が……」

 

 いいのか。

 

 操さんは20歳くらい。

 おっぱいとお尻のボリュームはないけど、長い黒髪が似合う美人さん。

 銀行とかで働いてそうな清楚美人。

 その人がしていいって言うなら。

 

「脱ぐのはえーよ、とーちゃん。しかも、もう勃起してっし」

「いやあ。操さんみたいな美人さんがしてもいいって言うから。さ、お尻をこっちに」

「ま、待ってください。その、体液なんかを術で蒸発させないと」

「いいからいいから」

「あんっ!」

 

 何度も中出しをされた後だから、手を伸ばした割れ目はザーメンでベトベト。

 

「これなら。……よいしょっと」

「あああぁっ!」

 

 無造作に挿入。

 そして、腰を振り出す。

 

 この清楚な美人さんはまだ20そこそこ。

 レイプされた自分を『汚れた』なんて思ってほしくないので、他人のザーメンなんて気にせずピストンを繰り返す。

 

 近親相姦の方の傷はもし次があればとびっきり変態的なセックスをして、そのショックで少しでも気にしないようにしてもらうしかないかなあ。

 その傷が完治することはないだろうけど、少しでも痛みを遠く感じてくれるようになるんなら、変態的なセックスなんて何度してもいい。

 

 操さんのアソコは膣肉とそのヒダヒダの配置も、それが蠢いたり締まったりする具合も悪くない。

 いや、悪くないどころか抜群だ。

 童貞を捨てたばかりの男の子なら、すぐに出ちゃっても当然。

 

「操さんのオマンコ、最高ですねえ」

「ダメです、汚いから。ああっ、こっ、こんな気持ちいいの初めてえっ! どうしてぇ、あんっ! やんっ! あっあっあっあっ……」

「汚くなんてないですって。生きてれば誰だってセックスをする。したら終わりの前にザーメンを出すのが普通でしょ。水使いなら避妊も性病予防も簡単なんだから、気にしなくっていいんですって」

「でもっ、あんっ!」

 

 入り口から奥まで。

 ゆっくりと出し入れしながら探していたポイントを見つけたようなので、腰を少しだけ横にズラしてそこをカリで抉る。

 

「ココですか。なら、たくさん擦りましょうね」

「ああっ! なにこれえっ! イク、イッちゃうっ!」

「イッていいんですよ。僕もたっぷり出しますから」

「はんっ、ああんっ! イク、イクイクイクイクっ! ……あ゛はぁっ!」

 

 立ちバックで1回。

 ソファーで対面座位で1回。

 そのままソファーに押し倒して少し窮屈な変形正常位で1回。

 2回目からはセイが大きさを調節して2本に増やした肉棒で、膣とアナルを同時に。

 

 そうやって時間がないのでほぼ10分ずつのセックスを終えた僕は、上機嫌で雄二さんのいるお屋敷に戻った。

 雄二さんに報告を済ませて離れへ。

 

 するとそこには朝ゴハンのお膳とは別に山菜なんかのツマミが乗ったお膳と、土佐の地酒らしい日本酒や焼酎のビン、それにビールが置かれている。

 

「主様、おかえりなさいませ」

「あ、うん。もしかしてセイのお祝いのために、これを?」

「はい。後ほどケーキも届きます」

 

 ケーキ屋さん、あるのか。

 

「あんま甘やかさないでほしいんだけどなあ」

「いいんだよ。っていきなりだっこすんじゃねえ、セイ!」

「セイはお姉ちゃんだからいいのっ。フウカはちっちゃくってかわいいの~♪」

「クッソ。とーちゃん、明日っから敵は全部オレに斬らせろっ! なんだったら今から暗殺して回っから!」

「できる訳ないでしょって」

 

 明日から進むのは、敵の本拠地までの1本道。

 それを能力者を引き連れた雄二さんが堂々と、自身の統率力と手勢の戦闘力を見せつけながら進む。

 

 僕どころか、事が済めば東京に戻るリコの出番だってあるか怪しい。

 下手をすれば、手勢だけで実家までの道にあるいくつもの集落を陥落させられると雄二さんが判断すれば、僕達の出番は最後の最後までなしって事もあるだろう。

 

「主様、おビールでよろしいですか?」

「うん。ありがと」

 

 準備運動にもならないような戦闘だったけど、一仕事を終えて飲む冷えたビールは格別。

 

「ではこちらも」

「い、いいって。リコも食べて飲もう。桃さんの妹だから、かなり飲めるんでしょ」

「どうせ飲むなら、こちらを。……ああ、今日もトロトロと蜜を垂らして。素敵です、主様のここ」

 

 脱がされただけで勃起した肉棒を、その裏筋に伝ったガマン汁をリコが舐め上げる。

 セイとフウカ、それにカイ。人型になってる浪姫ちゃんもいるのに。

 

 でもまあ、リコがしたいならいいか。

 

「おいしそうに舐めるねえ、ガマン汁を」

「はい。んくっ、ああっ。美味しいです、本当に。っちゅ……」

「どんな味なの?」

「甘くて、でも生き物のニオイと味がして。ほんの少しだけ、しょっぱくって」

「さっきトイレ行ったからなあ」

「なんてもったいないっ!」

 

 リコが舌を止め、チュウチュウと音を立てて尿道を吸う。

 

「そんな事しても出てこないから。僕のチンポはオシッコを吸うストローじゃないんだよ?」

「ふぁい。れも、ほひふっへ……」

「オシッコじゃない方のなら、すぐにでも飲めるよ?」

 

 そういえば昨日あんなにしたのに、リコの口には出してない。

 

 それを思い出してなんとなく言ってみたんだけど効果は抜群だった。

 肉棒を咥えたリコが、初心者なりの本気でフェラを開始する。

 

 もちろん、昨日まで処女だった女の子のフェラなんてかわいらしいとしか言えない程度のもの。

 けれどリコがかなり熱心に、そして嬉しそうに顔を上下させているので、何も言わず快感のダイヤルを下げてゆく。

 

 初めての口内射精。

 それをされたリコはどんな表情で、僕のザーメンをどう処理するんだろう。

 今から楽しみだ。

 

 

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