御前会議3日目。通常父様が世界への連絡網として使う為のビジョン、それは見た目が石鏡の大きいものにしか見えない。そのビジョンには現在各国の代表者達が居並び、議事進行を行なった聖獣ペガサス=サンライズ筆頭が舞台中央の壇上に立っている姿が映し出されている。そして御前会議2日目の討議についての公式発表が行われた。
「御前会議2日目、世界御前会議においてエターナルホープトレジャーから我々全世界に向けて御言葉を賜った。ホープトレジャーは世界創造より今日に至るまで創造神の恵みを与え続けられた我等に対し何をもってその恩に報いるのかを尋ねられ、我等一同はその場で明確な答えを示す事が出来なかった。よって納得の出来る答えが得られるまでは御前会議は中断とされた。これは御前会議の最終日までにこの世界に存在する全ての者達で考え導き出さねばならない命題である。皆も共にこの問題に取り組んで欲しい…神々は納得を得られる明確な答えを待っている。よってこの件が終わるまでは今回話し合われる予定だった問題と話し合いは全て無期延期となった。我々の神への献身と信仰が今神の試練として試されているのだ。御前会議最終日までに神から与えられしこの試練を我等一丸となって乗り越えようではないか」
全世界に緊急発令されたこの公式発表の背景になった僕の発言の一部も公開されていた。ここにこの世界に存在する神とはいかなる存在なのかが明らかにされたのだ。それにより世界中のあらゆる所で波紋を呼んだが皆がその命題に取り組む事となった。
神より与えられし試練、命題と来たか…また上手い事を言ったものである。
「ふふ…リズ、凄く可愛い。似合ってるよそのドレス」
「有難うございます、ご主人様…でもよろしいのですか?ご主人様と一緒にお祭りに行けるのは嬉しいのですが…その、お仕事の方は?」
ケルベロス三姉妹の中で最もセンスのいいローザに選ばせたドレスは見事にリズにマッチしている。ちなみにベルとローザとは交代で明日デートの予定だ。
サーシャ兄様は御前会議初日、聖獣御前会議による時間前集合の足止めを父様に頼まれ先日の馬車での所業になったらしい。グランドトレジャー公認のデートの上に久々の逢瀬という事もあって少しやり過ぎてしまったと兄様も反省していた。
どうもリズは成長が魔力寄りなようで多分身体は頑張っても見た目14才位までが成長限界だろうと思う、今で10才前後という所だ。大人の女性になれるのならばそれでも全然構わないとリズは言っていたが、まあ多少は気にしているのだろうな…時々胸周りを気にしているし。でも別に僕は巨乳好きとかではないし、細身で華奢なリズの見た目は姉2人のいいとこ取りをした美少女だ。
「いいんだよ…父様の許可は取ってあるし、ボクの仕事も後はお祭り3日目の御前試合だけ。さあマイフェアレディ、リズテイル嬢…お手をどうぞ」
僕が手を差し伸べるとリズが嬉しそうな顔で手を差し出した。リズの甲に口付けをしてその手を取ると、僕はリズを連れて城を抜け出し早速街へと向かった。
「お兄ちゃん、こっちこっちー!リズ、コレも食べたーい」
「ハイハイ…コラ分かったから、そんなにボクから離れないの」
僕達は変装をして街に繰り出し今はリズと2人屋台で買い食いをしたり時々食べあいっこをしながら街の大通りを歩いている。今の僕達はいつもの兄妹モードで和気藹々としているところだ。通りすがりに見かけた大道芸を眺めたり、祭りの輪に入って一緒にポルカを踊ったりもした。リズは夢みたいだ、と言ってとても喜んでいる。
何度かスリとすれ違ったが、取れる物はないんだよね僕。基本体内に収めてあるけど容量は無制限。財布をポケットから取り出しているのは見せかけだ。ワザと僕やリズにぶつかっていちゃもんをつけようとする輩もいたが、軽く躱してスルーしてやった。僕がそんな事をしていても全然リズは何も気づかない。
せっかくのお楽しみなんだ、邪魔なんかさせるかよ馬鹿共め。リズは時々不自然になる僕の動きに合わせて動き細かい事は全然気にする事はなくケラケラと笑っている。リズはまるで歩きながら僕のエスコートでまだ踊ってるみたいだとルンルン気分でご満悦のご様子で、そんな可愛いリズに僕の目は釘付けの状態だ。
お祭りの帰り掛けに町1番の商会に立ち寄った。そこでリズの身体を計りいくつかのドレスを見繕ってやった。仕立てになるので今日は受け取らずに帰るのだが普段のドレスの他に最終日の夜に開かれる打ち上げ舞踏会用のドレスを購入しに来たのだ。普段のドレスは仕立て待ち、だが舞踏会用のドレスだけは急ぎで仕立てて貰い先に城へと届けて貰う形になった。
どうやら僕達は各国から訪れている御前会議の関係者、王族だと思われたようだ。参加者には違いないが主賓は僕と父様だ。おかげで商会の人々は丁寧に僕達に対応してくれたのでチップも弾んでおいた。
「…んあっ!?お兄ちゃん、コレえ」
「凄く色っぽい顔、してる。さあドレスを着ようね」
試着室で僕はリズの身体に付けっ放しになっているお気に入りのベルトでリズの全身を締め付けてやる。尻の穴にはアナルプラグなようなものを埋め込んであるから動くと身体だけでなくギュッとそこも締められて堪らないのだろう、リズは頰を染めて恥ずかしそうにしている。
「たまには厩以外の場所でもいいだろ?このままこの店をでるまでは我慢だ。尻のプラグからリズの好きなお腹スッキリの粘液入れるけど零れたりしないよ…今入れてあげる」
ブチュッ…ブチュチュチュチュッ…グチュグチュッ
「は、ああ…っお、おにゃかっ膨れちゃう、そんにゃのお…駄目、え」
「…んちゅっこのまま頑張ったらご褒美あげる、頑張れリズ」
おまんこにも粘液を塗りつけてやり、その上から服を着せると僕達は商会の人々のお見送りを受けながら店を後にする。そしてそのままリズと手を繋ぎ大通りを抜けて近くの公園へと向かった。公園も賑わっていたが広い公園なので僕は人気の無い静かな場所にあるベンチにリズを誘って腰掛ける。
「は…っはあ、お兄ちゃあんっリズ、も我慢できにゃいよお」
「クスクスクス…そんなにしがみついてどうしたの?もしかして僕の贈ったドレスを台無しにしたいのかな、リズは」
リズは顔を真っ赤にさせながらうーんうーんと言って身体を唸らせ僕に縋りつく。熱い息を漏らしながら、目に薄っすらと涙を浮かべている。
「ぬ、脱ぐからあ…全部。お兄ちゃんのプレゼントだもん…ドレスは絶対に汚したりなんかしないっからあ!…だからお願い、早くっお兄ちゃあん」
「…ちゅっリズはいい子だね。ならこの奥にある林に行こうか…お兄ちゃんに手伝って欲しいなら、上手くお強請り出来るかな?…後、外だから余り大声を出すのも駄目だけど、リズ大丈夫?人が集まって来たら皆にリズのお漏らし見られちゃうかもしれないよお…クスクス」
僕が耳元でそう囁くとリズは顔を更に赤くさせて首を左右にブンブン振りながら僕に縋り付いて来る。
「だ、駄目え、…っそんなの!リズ恥ずかしくて死んじゃうっお口ちゃんと抑えてるからあ…リズもう歩けないの、お兄ちゃん早く…抱っこお」
今にも服を脱ぎ始めそうなリズを抱っこすると僕はそのまま座っていたベンチの裏側の茂みに入り更に奥にある林へと向かった。リズが慌てて服を脱ぎ始めると全身拘束具を着けたリズの裸体が公園の林の中で晒される。僕が大きな木に向かってリズの股を開いて持ち上げてやりながら、そのままリズの全身を縛るベルトを締め付ける。
ジョロッ…ジョロジョロジョロ…ジャジャジャシャアアアアア…
「あっ…ああああっ出てるう、熱いっのお!ぎゅううってしてえっああ」
「そんなに気持ち良さそうにおしっこしながらイッちゃって…リズったら恥ずかしいな。ホラ早くしないと他の人が覗きに来てしまうよ」
恥ずかしさと興奮で口元を抑えながらそんな声を漏らし、リズは身体を震わせながらイッている。更にリズの縛りを強くしてやるとリズは頭を上に晒せ大きく口をパクパクさせて涎を零しヒクヒクと半分白目の状態だ。僕が尻の穴を撫で回してやるとリズはブルブルと身体を震わせて口元に両手を添える。
ブリュッ…ブリュブリュブリュッ…ビュチャチャチャチャアアッ
「出、出て…りゅっ止まっ止まらにゃ、んんんっお尻痛っ気持ち、イイっひゃっひゃああ!?」
「ちゅっちゅちゅうう…尻の穴からプラグ飛び出させて、お尻から血を出しながらうんちぶりゅぶりゅイッちゃうなんて、何て恥ずかしい子なんだろう…早く栓をしてやらないとイケないな」
グチュグチュチュ…グボッ…グボグボグボ…ジュチャジュチャチャチャッ
「ああん…っらめえっしょんにゃのお!おちんぽれぐちゃぐちゃは…らめえええ」
「ああ…そんなに泣いて、そんなに美味しいかい…リズのうんち塗れのボクのおちんぽ。後で上のお口にも食べさせてあげるから、沢山お食べ」
リズの身体を大木に押さえつけ抱き上げたままリズの両腕を背中で締め上げる。全身を締め上げながら僕は背後からリズの尻の穴に雄芯をズブズブと差し入れゆっくりとブチュブチュと音を出しながら何度も出し入れを繰り返す。
リズは大木に身体を擦り付けられる痛みと僕に締め上げられる全身のベルトの痛みに身を悶えさせ、大木に食らいつくようにして声を抑えている。そんなにささくれた木の皮におまんこ擦り付けたら真っ赤に腫れてしまうだろうに揺れるリズの腰は止まらない。リズの全体重を支えているのはボクの雄芯のみ、逃れる事もリズには敵わない。
パン…パン…パン…パンッ
「ううう…っあっあ、お兄ちゃ、早ぐううう…リズのお尻にょあにゃあ、お兄ちゃんのしぇいえきで、真っ白にじでえええ」
「よしよし…今、あげる。いっぱい…っ出して、あげるからあ…欲しかったらもっとボクのおちんぽ締めつけて、リズう」
リズの尻は既に僕の雄芯に打付けられて真っ赤に腫れ上がり、尻の穴はジュポジュポと濡れた音を立てながら僕の雄芯を咥え込んで離さない。イキっぱなしになったリズの尻の中を動きやすくする為に1度射精をしていたが、まだ全然足りないとばかりに僕はガンガンに腰を振ってリズの尻を突き上げる。痙攣したリズの尻の中が唸って僕の雄芯をヒクヒクと締め付けて気持ちがいい。
グポグポグポ…グニュグニュニュニュッ…グッポグッポ、クボボボボ
「あっはああ…リズの尻まんこ、こんなにボクのおちんぽ締め付けて…なんていい子、はあはあ…らめ早くご褒美、あげないと」
「はあん…お兄ちゃああん、もっとおっリズいい子にすりゅかりゃあ…痛いのおー早ぐうっじぇいえぎぃ飲まぜでえっリじゅおかひくにゃっぢゃううう」
リズが腰をグラインドさせて懸命に腰を振りまくる。更に身体を締め付けるベルトを縛り上げられてリズはすでに痛みによる快楽麻痺を起こしている。大木に擦りつけた真っ赤なおまんこも濡れていてリズはまるでこの大木とオナニーをしているような有様だ。
ビュクッビュルル…ビュビュビュビュッ、ビュブアババアアアアア…
「ああああ…あんっ白いのおっんんっお兄ちゃんのしぇいえきがあ、リズに、リズにいっぴゃいギでるううう」
「うっんん…うっんよし暫くこのまま、だ。はあ、はあはあ…リズう、お願いっ早く僕の魔力を飲み干して。リズの射精はそれからだ…はあ、はっいいね?んんっ」
この待ち時間、僕はまた腰を振り始めてしまいそうになるのを腰をゆっくりグラインドさせリズの尻の穴をグチュグチュとして抑え込みながら僕はリズの体内の魔力がリズに吸収されるのを待つ。この時間がまた焦らされるように辛いのだ。僕の雄芯がリズの尻の中でビクビクとさせて必死に残りの射精を堪えている。
リズの尻の穴がグチャグチャ言ってるが、ああ…我慢だ。このまま押し倒して僕の雄芯を獣芯に変えて突き上げたらリズの口から僕の獣芯が飛び出してしまうだろうな。駄目だ、そんな事をしたらリズが死んでしまう。僕がリズの顔中にキスを繰り返しながら自分を宥めている内にリズが魔力の吸収を終えた。リズの尻から僕の精液を出させたらリズの射精は終わり。僕はリズの身体を向かい合わせにさせて大木に身体を押し付けるようにしたリズに思い切り口付ける。
んちゅっ…ちゅっちゅちゅうう…ちゅうちゅうレロレロロッ
「は、はあリズう…ちゅき、すっごく可愛いかった…ボクのリズ、ちゅちゅうう、おまんこ、んちゅっこんな真っ赤にさせて濡らして、いい子らね」
「ちゅっちゅうう…っお兄ちゃん、リじゅも大しゅきいっ早くリズ大人になりゅからあ…んちゅう、早くリじゅを丸ごと食べてえ…ちゅうう」
リズがキスを終えるとボクの足元に跪き僕の雄芯を舌と口を使って清めてくれる。僕はそんなリズの頭を撫でまわしながら、リズの喉奥に残りの精液を射精した。
リズはまだ一回では僕の精液を受け止められないのだ。小さな口を窄めて僕の精液を飲み干すと舌で清めながら僕の雄芯をチュッポンと音を立てて引き抜いて僕の雄芯にチュッとキスをしてくれた。
「お兄ちゃん、リズ早く大人になるから…もう少し待っててね」
「待つ、よ…ずっと待ってる。可愛いリズ、こんないい子他にはいないもの。ああ…僕の獣、僕のこの世で唯1人の大事な妹…リズ、早く大人になって」
僕は小さなリズの身体を押し倒し思い切り抱き締めて今度は深いキスをする。このまま丸ごと食べて1つにしていまいたい。
女性器官が出来上がるまでは僕の精をおまんこで受け止める事は叶わない。僕は仔が生まれないように魔力だけを込めた精をケルベロス三姉妹に与えている。だが帰らずの森の魔物達にはその配慮をしていない。
魔物は仔を産み落とすと生命力が大きく削られて何度か繰り返すとそのまま死んでしまう。子種を抜いた僕の精から生まれる僕の仔は魂のない動く肉塊の魔物であり全てメスの種族をしたメスの仔だ。育てば今度はその仔は僕の餌になる。
以前Aランクの魔物であるブラックベアの仔を食べたが、これまでに食べた事がない程のご馳走だった。これは偶然の生んだ産物だったが父様との約束はもう破れない。
仔は殺さない、育てて大人になってから繁殖させ改めて僕の腹に収まるようにしている。父様の懸念通りそうでもしないと帰らずの森の魔物が全滅してしまうからだ。
リズを起き上がらせて僕はリズのドレスの着替えを手伝った。最近はリズの身体の首輪から生まれる黒い革のベルトは締め付けない形で下着がわりにそのままにしてある。そしてパンティがわりにつけているのは小さなアナルプラグ付きのTバック、これも僕がリズに首輪とは別に錬金してあげた。
おまんこの前にある小さなチャックを下ろしておしっこが出来るようになっていて、尻のプラグからはフサフサの尻尾が生えている。この尻尾で何度リズを弄んだ事か、ふふふ可愛らしい。足に絡みつくベルトはリズが僕に股を開くと足を締め付けながらリズの足をM字開脚させる。
獣人の中には身体の一部分が獣姿をしているものも多い。耳や尻尾だけだったり上半身や下半身だけだったりする。勿論兄様達、聖獣やケルベロス三姉妹のように完全に人型の者も多い。
リズの耳につけた獣耳はこれまたアナルプラグ付きの下着と同じく僕が錬金した特別製。リズの脳を内側から締め付け、外側から耳の穴を突くそれはハクダ同様に僕にシンクロして動く僕の雄芯の分身がわりになる代物だ。
ドレスを着てしまったリズを僕が抱っこしてやり、先程座っていたベンチへと戻った。リズが動けるようになったら今日はそのまま城へと戻る予定だ。
「なんだあ…坊や達。そんなトコにいつまでもいるとおじちゃんみたいな人達に連れ去られてしまうぞお、グヘヘへ」
「…ジュルル、ああ…なんて美味しそうで可愛い子供達なんだろう。いい子にしてたらおじちゃん達がこれから沢山遊んであげるからなあ…」
数人の酔った獣人達がベンチに座る僕達を囲い込み、そのまま僕達に詰め寄ってきた。リズは怯えた顔をして僕に身体を寄せるとぎゅっと僕の胸の前を握りしめる。ああ…今とってもいい所だったんだけどなあ。どうしてくれようかこの酔っ払い共。空気読めよ、このKY。
「すみません…ボク達、もう家に帰らないといけないんです。他をあたって下さいね」
僕が彼等の話を無視して立ち上がるとズサササッと凄い勢いで僕達の行く手を阻んでいた前の道が開かれる。僕の殺気で獣人達が咄嗟に無意識の内に身体をその殺気の外側に逃れさせたのだ。何人かは失禁して股間を濡らしてしまっている。
「遊んであげたいけどそれはまたの機会にしよう…でも僕の可愛い妹の前でお漏らしなんて頂けないなあ」
僕はそう言って威圧だけで数人の獣人達を地面にひれ伏した。地面に身体を問答無用に押し付けられるそのプレッシャーに獣人達は困惑しながらもそれから逃れようと必死になって踠いている。
「ひっひいいい…何、何だコレわあああ!?」
「ぎぃやあああ…やめっつ、潰れるう…このままでは押し潰されちまううう、オレのちんぽお…助けっ」
ブチュ!ブッチュ、ブチュブチュブチュブチュブチュウウウウ…
「うをああああ…っ!!オレのっオレのちんぽがあっ」
「ぐぎゃあああ…っ死ぬ、もぢぬうううっだずげでえええ」
地面と交尾させてみたらおじさん達の雄芯はポッキリ折れずに僕のプレッシャーに押し潰されそうになった身体と地面に挟まれておじさん達の自慢の股間の一物があっという間に潰れてしまった。ついでに全身複雑骨折も彼等にサービスしてあげた。
「ククク…ッコレでもう遊び相手は必要ないね、おじさん達。明日からはメスとして頑張って尻を振って雄達に遊んで貰うといい。せっかくのお祭りだもの、命だけは助けてあげる。今日の僕は可愛い妹とのデートでご機嫌なんだ…エターナルグランドトレジャーへの感謝の祈りを忘れるな、下等生物共よ」
《エターナルホープトレジャー…!?》
彼等の薄れゆく意識の中で垣間見た自分達の目の前で変わりゆくその姿は、紛れもなくビジョンに映し出されたホープトレジャーの姿だった。
その報告書を見た聖獣ペガサス=サンライズ筆頭と聖獣御前会議のメンバーが円卓を囲んで大きな溜め息を漏らしている。聖獣達は世界御前会議の後領地から呼び寄せた自分達の配下に神都の警備をさせていた。ホープトレジャーが祭りを楽しむ為にお忍びで街に出る事をサーシャから聞いて皆が知っていたからだ。
「この痴れ者めがあ…っ」
サーシャがその綺麗な顔を歪ませて報告書を握り潰す。公式発表を済ませ皆が粛々と命題に取り組む中、これ以上ホープトレジャーの機嫌を悪くして一体どうするというのだ。
「筆頭…どうかお静まりを。幸い今回は今後も祭りを楽しむつもりなのか、ホープトレジャーは死亡者をまだ出してはおりません。神の言葉に二言無し、おそらく最終日まではグランドトレジャーに告げたこの言葉を覆すような真似はしないでしょう」
そう言ってワナワナと怒りに身を震わせるサーシャを宥めるのはサーシャの補佐をする聖獣御前会議の次席を務める聖獣ガルム=バドラッシュだ。
彼は犬の聖獣ガルムの持ち主でバドと呼ばれる彼をホープだけはフランダースという愛称で呼んでいる。何故だか分からないバドだが、パトラッシュならそれで呼ぶしかない、仕方がない事なんだというホープトレジャーには逆らえない。
ちっとも略してないですよね…私の名前完全にスルーになってます。私の名はパトラッシュではなく、バドラッシュです。エターナルホープトレジャー…そう思うバドだが、ホープトレジャー本人に言う勇気は彼にはない。ウサミミよりはマシ…バドはそう思う事にしている。
グランドトレジャーの話では何でもホープトレジャーの転生前の世界にある御伽噺に登場する犬で主人に殉じて天へと還る尊い犬らしいのだが…ケラケラと笑ってホープトレジャーは天に還るまでは死ぬまでボクの為に働かないといけないのーとか言っていた。なんだソレ、死ぬまで奴隷契約か!?
「…とりあえずは配下への命令を更に厳重に徹底させましょう。最終日まではホープトレジャーを再び怒らせるような事があってはなりません。最終日までは我等聖獣御前会議の力を総結集させてでもこの苦難を乗り越えなければ…いいですね?」
「おいフランダース…オマエ上手い事話を纏めようとしているが、他に手を打っておいた方が良くないか?御前試合に出場する荒くれ者共が世界中からこの神都に集まってきているんだぞ、見てみろ他の報告書の山」
報告書にはホープによる被害者より、酒場から上がった御前試合の出場者達の間で起きた諍いや乱闘騒ぎの方が遥かに多い。皆がムムム…と額に皺を寄せて報告書を見遣る。
「やめろ…フランダースはホープトレジャーだけの呼び名だ。ウサミミを公式名称にされたくなければその口を噤め、ヒューブ。この辺は…そうだな。我等も動くぞ、神宮の守りは疎かになるが神宮侍従長様が上手くやってくれるだろう。女官長のベルレシア様と側近ローザウィッチ様が明日は交代でホープトレジャーのお供をする事になっている…侍従長様にお任せるしかない」
「エターナルグランドトレジャーの加護を受けている各国の代表者は寿命以外では死ぬ事のない不死者…暗殺の心配は付き添いの親族と家来だけでいい。それは各々の責任でして貰おう、我等の事情は向こうも承知の筈だ」
バドの言葉に気を取り戻したサーシャが話を纏めてハントムーア共和国の統治者でもある聖獣御前会議のメンバー達による打ち合わせは解散となった。
御前会議3日目はこうして終わりを告げるがまだまだ油断は禁物。まだ半分残っている状態である。今日より御前試合の予選が始まり、神都はかつてない盛り上がりを見せているが、この中に果たしてどれだけの者が真剣になってホープトレジャーの命題に取り組んでいる事か。
必死に知恵を振り絞るのは代表者達に任せきりで皆はこのお祭り騒ぎに夢中である。先日の雷が舞い踊る嵐も全世界からはホープトレジャーを怒らせた御前会議参加者全員に対して非難が集中してしまっていた。
《何の為の我等の代表者か…っ!?我等の上に立ち、神に口上する立場にありながらなんという体たらく、そのような神を畏れぬ不心得者に我等は従えぬ…神の与えしこの命題、我等の代表者と名乗るのならば見事それに答えてみせよ》
何という人任せ。だが確かにその為の代表者、与えられた地位と名声、そして莫大な領地はその特権によるものだ。選ばれし者の義務と責任においてこれは絶対に成さねば成らぬ事。
各国の代表者達には以前各国に2つずつグランドトレジャーから与えられた連絡網の水晶球がある。各国の代表者達は音声だけを交信出来るその水晶球をテーブルに囲み自国に置いてある水晶球との間で夜を徹しての会議である。世界の滅びを前にして代表者達には祭りを楽しむ余力も眠気も全く起こらない。返答次第ではこの世界は本当に終わってしまうのだからもう必死である。
「そうか…クククッようやく自分達の立場を自覚した訳だ、彼等は…アハッアハハハハハ!!」
ベルから神宮内の情報を聞いた僕は込み上げる笑いが止まらない。馬鹿共め、3000年も仕事を怠けていたんだ、これからはもっと働いて貰おうじゃないか。世界の主エターナルグランドトレジャーの御為に…これこそ本来あるべき姿なのだから。僕もそれなら君達へのご褒美位考えてやるさ。
「さあ…ベル、後は最終日。僕の可愛い獣ケルベロス三姉妹の大事なお披露目だ。うんと派手にキメてやる、ベルはこの神宮を統括する神宮侍従長と並び立ち、ローザは僕の側でその補佐だ。リズは僕の足元に座って僕の膝枕でそのまま微睡んでいればいい…リズは今回1番の功労者、第1位の仁獣の特権だ。仕事を完璧にこなした当然の権利として堂々と振る舞え、よく出来たなら頭も撫でてやる…っと、後はとりあえず明日はベルとローザとの初デートだね、今からとっても楽しみだよ」
「はい…ご主人様とのお出掛けはこれが初めての事。今日はリズのお相手をして頂き誠に有難う御座いました。明日の予定は私、ベルが先にその後ローザと入れ替わるよう神宮内の仕事は侍従長と相談して全て手配しておきました…明日はよろしくお願い致します」
僕の言葉にベルが頭を下げてそう答えると僕は何度も頷いてベルを足元に跪かせ笑顔でベルの頭を何度も撫でてやる。ベルは照れ臭そうにしながらそれをうっとりとした表情を浮かべて受け止めている。
「ローザも僕が留守中、完璧に事務処理を終えていてくれていた。流石は僕の第1位の側近。有難う、君がいれば安心だ…っちゅ、んちゅう」
背後にいるローザを手招きで呼び寄せて頭を引き寄せると頰に何度も軽いキスをチュッチュッとしてやりながら空いた片手でローザの頭も撫でる。
「…有難きお言葉。ご主人様のお役に立てる喜びに勝るものは御座いません…このローザ、これからもご主人様のお役に立てるよう更に尽力させて頂きます」
リズが既に裸で僕のキングサイズのベッドに座り僕達の話が終えるのを枕を抱えて待っている。そろそろ寝る時間だ、明日はベルとローザとの初めてのデートがある。城に戻って風呂から上がるまでにベルとローザの魔力供給は終えているのでこのまま今日は3人でベッドで眠るだけだ。
「さあ…皆服を脱いでこっちにおいで。明日はベルとローザとの初めてのデートだ、明日に備えて早く寝よう。リズ、明日は意識を閉じてゆっくりこの部屋でお休み、お仕事お疲れ様。そしてリズとの初めてのデート、素敵な思い出を有難うリズ…大好きだよっんちゅ」
僕が服を脱いでベッドに仰向けになるとリズが自分の居場所とばかりに僕の身体に身を乗りあげて来たので、そのまま抱きしめて今日のお礼のキスを額に贈った。
「リズも有難う御座います…ご主人様とのデートはリズの一生の思い出です。また連れていってくれるお約束、リズは楽しみにしています…ご主人様大好きっちゅ」
僕の頰にリズが可愛い音を立ててお返しのキスをしてくれた。そして僕が両手を広げると服を全て脱ぎ捨てたベルとローザが僕に擦り寄ってくる。
「皆、今日もお疲れ様…ベル、今日の終わりだ。おやすみの挨拶をしておくれ、君の挨拶がないとボクの1日は終わらない。ボクが眠らないと君達も眠れないからね」
「ご主人様、おやすみなさい…今宵も良い夢が見れますように…ちゅっ」
「おやすみベル…っちゅ明日はデートだからおめかしして早めにボクを起こしに来てね。ローザ、ボクが帰るまでにお仕事を終わらせておく事…ちゅっ。リズ、お土産買ってきてあげるからいい子にして待っておいで…ちゅ。…おやすみ、ボクの可愛いケルベロス…皆、大好きだよ」
『おやすみなさいませ…ご主人様』
3人からのおやすみの挨拶の口付けを受けながら僕は目を閉じた。昨夜は帰らずの森で沢山補給出来たから今日はこのまま僕は朝まで寝む事にする。
ああ…明日が今から待ち遠しい。ベルとローザ、2人との初デートはどんな日になるのだろう。僕は胸に期待を膨らませながらケルベロス三姉妹の温もりの中グッスリと朝まで眠りについたのだった。
やっと御前会議3日目終了ー!リズとの初デートとそれを取り巻く人々な話になりました。リズはもう幼女から少女になりかけている感じですが、成人しても身体的な成長は辛うじて少女が限界、微乳とパイパンのまま。ロリータ枠第1位も君だ!っとかホープは思っている事でしょう。
明日はベルとローザとのお祭り初デートです。全世界が世界存亡の命題に取り組み必死に奔走しててもホープはマイペースを譲りません。
でもお願い、早く私を御前会議後の次の話に逝かせてホープっ!