※この作品はR-18です。

破壊と欲望の神の為の楽園   作:Möbius Klein

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※男×女、異種族姦?ぽいもの、スカトロ(失禁、尿飲等)ぽい何か?全身舌愛撫的な何か?男ショタ系?主人公とやや女性寄りの両性体の西洋風大型ドラゴンとの交わり。ホープ×ドラです。立場的に現在圧倒的ドラが上。閲覧する方は十分ご注意下さい。

この作品の外伝集も良かったらお楽しみ下さい。
R15作品のシリーズとして本編の合間に消化予定です。
https://syosetu.org/novel/195952/


第15話 神の慈悲

御前会議5日目。

年に一度開かれる御前会議の中3日間を利用して神都中がお祭り騒ぎになる。今日はそのお祭りの最終日とあって神都の盛り上がりは最高潮に達していた。このお祭り騒ぎの目玉とも言えるイベントが御前試合である。世界中から我こそはという猛者達が集まる事実上のこの世界最強決定戦は、なんとか武闘会という代物である。

 

優勝者にはこの世界の主である創造神ユニコーン=グランドトレジャーより直々のお言葉を賜り宝物クラスの装備と賞金が貰えるだけでなく、内容によっては神より本人の願いも叶えて貰えるという至れり尽くせりの豪華イベントである。

 

この世界の現人神と直接会話をする機会であり、皆憧れのイベントでもあった。その為各国の代表者達も参加には積極的で、様々な思惑を秘めた者達もここに集まってきているのだ。

 

予選参加希望者数が毎年多く、予選では闘技場で何度も参加者によるバトルロワイヤルが行われ3日間で最終的に8人に絞られ予選通過者として決勝トーナメントが3日目の最終日に行われる形式になっている。

 

今回ホープが父神であるグランドトレジャーより指示されていたのが、ホープの全世界へのお披露目を兼ねたこの御前試合のエキシビジョンマッチへの参加だ。決勝トーナメントの開始前に8対1、御前試合終了後に優勝者との対戦。グランドトレジャー曰く神とこの世界の人々とのコミュニケーションというパフォーマンス的要素を多く含んでいる。

 

神との戦いという事でホープにハンデとしてステータスを付ける形にしているが、本当の所はそのステータスには全くの意味を持たない。神々にステータス自体が存在しない為そのステータスは見せかけにしか過ぎないからだ。

 

これはあくまで神とエキシビジョンマッチをする参加者へのハンディキャップという形で今回のエキシビジョンの為に特別に制限を加えたものとして公表しているが、実の所闘技場の結界を有効にする為に御前試合出場者のステータスが必要な事からホープ用に急造したハッタリのステータスなのだ。

 

 

 

「ねえ…父様、年に1回の御前試合なのに何故今回4年振りの御前試合になっちゃうの?」

「そうだなあ…オマエに分かりやすく言うとこの御前試合は毎年種目が変わるんだ。今回は武闘大会だから体育会系?とかだろう。次は知恵者によるクイズ大会?とか、世界一の料理人とか、ノーベル賞?みたいな世界に最も貢献した者を決める大会とか…そのローテーションだな」

 

互いの記憶までも共有し合うこの親子はどちらも異世界からの転生者である為グランドトレジャーの説明はホープに分かりやすくしているようで結構穴が多い。それはホープと元世界の認識誤差がグランドトレジャーの話を曲解させてしまう事が1番の原因であり勘違いとなる部分も多々見受けられる。

 

だが、例え話のように説明しないと互いのいた元世界が余りにもかけ離れている為他に分かりやすい説明が出来ないのだ。2人が以前いた世界と全く違うこの世界は剣と魔法とファンタジーの世界、まさしく御伽噺の世界だからだ。

 

「おおー凄い…っんじゃ、この御前試合は毎年違う色々な世界最強が選ばられる4年に一度のオリンピックって事なんだ!世界チャンピオンに、知力体力時の運なクイズ王に、料理の廃人に、ノーベル賞ならぬグランドトレジャー大賞…うっわああ!楽しみっ」

ここまでの会話になると流石のグランドトレジャーもホープの話半分しか理解が出来ない。だがそんな喜ぶホープの様子につい手が伸びて頭を撫で撫でしてしまう親馬鹿全開なグランドトレジャーがそこにいる。

 

 

 

【まもなく御前試合の決勝トーナメントが開始されます。決勝トーナメント出場者の皆様は速やかに闘技場中央にお集まり下さい。なお今回の御前試合のエキシビジョンは公式発表にあった通り、今回破壊と欲望の神フェンリル=ホープトレジャーがこのエキシビジョンマッチの為に創造神ユニコーン=グランドトレジャーから与えられたステータス制限を加え我等との親睦の為にご参戦なされます。ホープトレジャー、準備を終えられましたらどうぞ闘技場中央まで足をお運び下さい】

 

闘技場には4方向に設置された大型ビジョンによる映像と音声が流れ全世界にある主要都市に設置されたビジョンにそれらは中継される。かなり本格的でホープはファンタジー世界スゲーなどと思いながら、闘技場の最も高い所にある席から立ちあがると闘技場から大歓声が沸き起こった。

 

「ホープ…オマエの勇姿はバッチリ録画しておくからな。忘れ物ないか?緊張しなくてもいいんだぞ、オレがずっとここで観ているからな」

グランドトレジャーは既に初めて子供の運動会に来た父兄と化していた。グランドトレジャーの言葉は有難いのだがとても恥ずかしいホープである。

 

授業参観か、コレ!?父様の方がボク心配だよ!!

 

内心ホープはそう思ってはいても何も言わない。恥ずかしくて照れ臭いがホープも嬉しいのだ、とても。ホープを案じるグランドトレジャーの気持ちを意識共有でダイレクトにホープは受け取れるからそれが心から自分を思っての事だと分かる。2人は相思相愛の親子であった。最早流石世界公認のファザコンと親馬鹿としか言いようがない。

 

 

 

『エターナルホープトレジャー…っ!!!!』

ホープが闘技場中央に到着すると闘技場にいる全ての者が最拝礼をしてそれを出迎えた。ホープが片手を上げてそれに答えるのは挨拶は受け取ったもう面を上げても構わないの意。そしてホープが面を上げたのを確認してからその手を下ろした所で皆が立ち上がる。

 

 

 

【それではただ今よりホープトレジャー対決勝トーナメント出場者8名による1対8の御前試合エキシビジョンマッチを始めます、ホープトレジャーと決戦トーナメント出場者以外は速やかに戦闘エリアの外側に移動し、参加者は左右の試合開始ラインへとお進み下さい。】

皆が音声アナウンスの声に従い移動を開始し始めた所で何かを思い出したようにグランドトレジャーが声を上げる。

 

「ホープ…っ!あっという間にエキシビジョンが終わったらつまらない、オマエは3分間は攻撃するなよ!!」

「任せといて、父様っ!ボク、ジャンケンには自信があるんだっ」

グランドトレジャーの言葉にホープが元気にガッツポーズで答えている。ホープの言うジャンケンとはこの大会限定で使用される今回の特別ルールの事である。

 

試合開始前にジャンケンを行ない攻守を決めて試合開始後1分間はそれで闘ってから本格的な闘いとなるのだ。だがそこでグランドトレジャーを含め闘技場を見つめている全ての人々が首を傾げて同じ気持ちになった。

 

アレ?バトルロワイヤルに特別ルール適用なんて聞いた事ないぞ、そもそもその大人数でジャンケンとか無理じゃね?…と。

 

 

 

「それじゃあ決勝トーナメント出場者の皆さん、ボクの掛け声に合わせてボクとジャンケンをしましょう!反射神経が問われます、3度目の掛け声でキメますからそこでジャンケン勝負です。気合い入れていきましょうね、ではいきまーすっ!!」

そして闘技場の誰もがヤル気満々のホープにその突っ込みが出来ないまま、勢い付いたホープの大きな掛け声の元問答無用にジャンケンが開始された。

 

「最初はグーッ!最後もグーッ!!…ジャンケンポン!!!」

『ぎゃあああああ…っなんでだあああー…っ!!!!』

決勝トーナメント出場者のみならず闘技場にいる全員が、そして恐らくビジョンを観ていた世界中の人々も心を1つにして同じ叫び声を上げていた。8人揃ってグー、ホープトレジャーのみがパー、圧倒的なホープのひとり勝ちでジャンケンは予告通り3度目の掛け声でキメられて終了した。

 

「よっしゃあっ!父様、見てた!?ボク、ジャンケンちゃんと勝ったからね!じゃあ、ボク父様の言う通り3分間攻撃しません!皆さん、よろしくお願いしまーす…っ!!…あっ武器忘れた、こんぼう。もういいや無しで行きますね」

 

シーン…ッ

ホープのその言葉に返事を返す者は誰もいなかった。これが神の奇跡という奴なのか、無駄に凄い…凄すぎる。決勝トーナメント参加者はもう試合開始前から既に全てに敗北した気分である。

 

決勝トーナメント出場者の何人かはもう地面に両膝をつけてしまっているし、唖然と自分がジャンケンで出した手を見つめたり、両手を頭に当ててなぜだあっと空を見上げたりしていてこれから試合を開始しようとする者は1人もいない。

 

ここでエキシビジョンマッチは皆が呆気に取られたまま終了となった。グランドトレジャーは闘技場を見つめていた皆の空気を読んでエキシビジョンの終了を告げたからである。

 

ルンルン気分でグランドトレジャーの言う通りに仕事を終えたホープが再びグランドトレジャーの隣に座った。ホープはニッコリ笑ってグランドトレジャーへと顔を向けて頭撫でて?な体勢だ。

 

このチートキャラめ…とブツブツ言ってグランドトレジャーは御前試合のトトカルチョのメモを握りつぶしながらそう呟かずにはいられない。これに伴い予定されていた優勝者とのエキシビジョンマッチも中止となった。

 

 

 

まさにそれは理不尽なる暴虐の所業であった。破壊と欲望の神は無駄に凄いのが売りらしい。破壊と欲望の神コエー、皆もまた違う意味でもホープに恐怖と畏れを抱いたのは言うまでもない。ニッコリ笑う爽やかすぎるその可愛い笑顔が今は夢に見そうなくらいにメチャクチャ怖い。

 

 

 

「ヤ、ヤバイぞ…コレは」

そう呻くように呟きがあがったのは各国の代表者達が集まる闘技場のボックス席からである。それを見た各国の代表者達全員がホープの今の所業に顔が真っ青になっていた。ある者は頭を下げて顔に手をあて、ある者は闘技場を凝視しながらその身を固くして震えている。再び目にしてしまった神の奇跡が今の代表者達には恐ろし過ぎる。

 

神の言葉に二言無し、有言実行のホープに皆がその言葉を噛み締めている。今日の御前試合が終われば今夜いっぱいでこのお祭り騒ぎは終わってしまう。明日は問答無用に世界御前会議の最終日である。

 

正直今回話し合われる予定だった調停や問題等は最早各国の代表者達はもうどうでもいい。ホープトレジャーに与えられたこの難関を乗り越え夜通しで行われる舞踏会を終わらせなければ御前会議は終了しない。

 

 

 

「なんとお応えすれば良い…何が正解か」

「ホープトレジャーは我等の存在意義を問うておられるのだ…いかにしてこの世界、そしてその主たるエターナルグランドトレジャーに貢献すべきか。グランドトレジャーの望み、それはこの世界と繁栄と平和にある。そして怒りの元は神をも畏れぬ我等の不忠、傲慢…その任を怠った怠惰」

 

よってそれらを軽んじる者は世界に必要としない。この世界が駄目ならば自分がこの世界を破壊する。そしてまた新しい世界を創造して始めればいい。それが破壊と欲望の神フェンリル=ホープトレジャーの現時点での判断だ。

 

神々は不老不死の不滅の存在だが感情はある。その感情によってこの世界は慈悲によって恵みを与えられ、怒りによってその全てが奪われようとしているのだ。

 

「…何という事だ。ああ、どうすれば世界は救われる」

神は生贄や宝物を求めている訳ではない、解答だ。問いに対して問いで返すのは不敬にあたる。泣いて縋っても自分に慈悲はないと言っていたホープトレジャーには通用しない。

 

この難題にどう答えれば世界が救われるのか。ここ数日、代表者達はホープトレジャーに言われた言葉を噛み締めてはまた最初の疑問に戻る事の繰り返しである。

 

ホープトレジャーの命題に取り組んでからはこの中にいる代表者達は誰もがまともに休んではおらずメイクで目の下のクマを隠しているが恐らく誰もが真っ黒な事だろう。げっそりとしている者は最早食事もロクに取ってはいまい。

 

闘技場で行われている決勝トーナメントを見る余裕もなく代表者達は今日も話し合いに明け暮れた。迫る時間に追い詰められ胃がキリキリと痛むが休むのは今ではない。強制的に休まされる最終日を迎えない為にも自分達は休んではならない。3000年もの間休み続けたのだから働け、つまりそういう事なのだ。

 

 

 

「やっとか…チッ全く世話のやける」

ホープが自分専用の控えの間で遠隔視で各国の代表者達の様子を見守っていた。情報収集をするにはピンポイントでしか使えないこの遠隔視はかなり使い方が限定されてしまうのだ。

 

ケルベロス情報網では各国の代表者達は誰もが中々小賢しい曲者揃いであった為今回は力技で対抗せざるを得なかった。後は外宮の女官達の手配問題…これはケルベロス三姉妹の見せ場。後は…

 

 

 

「…あ、ドラの事忘れてたな。そーいや」

テレパスでドラから連絡があったのだ。ドラは帰らずの森ミズガルズの領民となり、ホープに仕える事になった。そして今は領地の見回り兼ねての散歩と城の留守を任せている。

 

仁獣エンシェント=ドラゴニカ…流石に父様の聖獣にも古代種はいない。知能も高くその能力は聖獣をも凌ぐ。種族によっては神のような存在として崇められている存在だ、世界でも確認されている古代種は数が少なく天然記念物扱いに成る程で古代竜の子孫で唯一の生き残りである天空竜ドラは竜族と竜人族の始祖に連なる者とされ神格化されているのだ。

 

しかも古代種の上に千年竜に進化までしている超レアキャラだよ、ドラは。千年生きているだけあって神宮で過ごしている父様とはまた違う生の世界の情報が聞けるし、一時期は冒険者として過ごしていた事もあると言う。また色々話しが聞けたらいいなあ。

 

「よし…今夜は帰らずの森ことミズガルズで過ごすか。手っ取り早く狩りをして食事を済ませてから帰らずの森の城、ビフレスト城だな!」

僕は早めにケルベロス三姉妹に魔力供給を終わらせると、早々に神宮をから自分の領地であるミズガルズへと飛んだ。

 

 

 

「我が主…妾を助けてたもう」

ん?食事を終わらせてビフレスト城に着いた途端にどうしたドラ、そんな泣きそうな顔をして。早めにここへ来る事はテレパスで既に連絡済み、という事はこの様子では僕の出待ちをしていた事になる。

「…どしたの、ドラ。なんか領地であったの?」

「そうではなくて…上がらないのです、どうしてもその」

レベルが…そう言ってドラは顔を俯かせワナワナと身体を震わせている。そして両手に握りしめているのは…ゲームのコントローラーか!?

 

 

 

「だからさあー…なんでここでウッカリ世界の半分貰っちゃうかなあ、こんなの罠に決まってるじゃない」

「それで世界が平和になればそれでもいいかと…別に世界など貰っても使い道がないとは思ったのですが。画面の文字が赤表示になるわ、レベルは1に戻ってるわ、レベルは上がらなくなっているわ…もう妾はどうしていいものかと途方に暮れて」

 

グランドトレジャーのミスとは考えられない。何か攻略法がある筈だと色々試して見たのですが無理でした、申し訳ありません。…って、僕に頭下げられてもね!?…うーん、この場合の解決法と言えば。

 

「ドラ、ふっかつの呪文はどうした…?」

「駄目です…無理です。無理無理です、魔王の城のあのダンジョンをもう一度やり直すなんて妾にはとても…丸2日掛かりました魔王に辿り着くのに」

あー…確かにあのダンジョンの罠ツライよ、気持ちは分かる…落とし穴やワープだらけで攻略本もないものね。でもさ、ならなんでラスボスと戦う前にセーブしなかったんだ…ああ、それも今更の話だなもう!

 

「ドラ…1つだけ方法がある。だが、魔王の城の入口からよりも過酷な方法だと思う…どうする?やり直しは効かないけど」

「お願いします…我が主、何でもやって下さい!どうかドラにエンディングを見せて下さい、気になって夜も眠れませんっ」

うをーい!神擬きがここに来てまさかの土下座!?僕に見習ってそんなに軽くしなくていいからね、神擬きの土下座!よし、そこまでいうならやってやろうじゃないか、受け取れドラ!!

 

ポチっとな。

 

再びゲームを始めた時画面の文字は白く戻ってました。ドラは僕に何度も頭を下げて感謝をしましたが、ついでにレベルも1に戻ってました。装備もたけのやりの初期装備。はい、リセットボタン押しました。だって他に方法はないでしょう!?そんなのアフターフェスティバルだよ、ドラっ

 

「いやあああああ…っ!!!!」

今夜も響き渡る世界最大の禁域ミズガルズにある破壊と欲望の神の居城ビフレスト城に広がる絶叫と行使される理不尽なる暴虐の力…って、なんか違う気がするんだよ、色々と。

 

「うっうっ…我が主、この仕打ちはあまりに酷い。妾にもう一度最初からやり直せと仰せか…無理、もうスライム狩りからなんて無理無理」

「ドラちゃん、泣かないで…ボクと遊んでくれたら後でボクのセーブデータ貸してあげる…ホラ魔王の目の前のヤツ」

僕の言葉にドラがガバッと顔を上げ目をギラギラと輝かせている。うん、ウッカリ世界の半分を貰ってしまって絶望した父様の為にボクもう1回やり直したんだよ…そのゲーム。勿論スライム狩りから、ね。

 

「おおおお…っ流石は世界公認のファザコン!我が主よ、何なりとお申し付け下さいませ」

いやそこで僕に最拝礼とか絶対おかしいから…ドラ。僕でも分かる、どう考えても破壊と欲望の神の居城にいるドラゴンじゃない、キャラが違う。

 

 

 

っちゅ…ちゅちゅうっ…レロレロレロ

「はあ…っドラあ…っんちゅ、お口から魔力ちゅちゅううう…あげりゅかりゃあ…またあ、アレやってんちゅ」

「んっんちゅうう…アレえ?アレわああ…んちゅちゅ主、れろれろ」

ドラは古代竜唯一人の生き残りで僕と同じく番う相手が居なくて千年モノの処女である。父様の指示で暫くはドラに手が出せない。何でも僕のこれから始まるであろう第2次成長期の助けになるかも知れない古代竜の秘術があるそうだ。なので…我慢。キスだけはなんとかドラに許して貰っている。

 

だってケタ違いに美味いんだ流石古代種…初めて魔力を上げた時にビックリした。ドラがミズガルズに来てからは神宮から帰らずの森に直行して食事を済ませてからビフレスト城に行くようにしている。出ないと本気でドラを喰らい尽くしてしまいそうで怖い。

 

「んっんんあっ!はあ…ドラあああっ凄く、イッ」

気の交感っ奴らしいのだが、初めてコレをして貰った時僕はあっという間に射精してしまった。竜化して魔力を消費するらしいので予め魔力を補充をしてから僕はドラに時々コレをして貰っている。

 

説明が難しいが性感マッサージというのかなあ…とにかく全身の血が入れ替わるように感じる程の清浄な気に包まれてまるで大気になったように軽くも感じる。アルコールを飲んだ時の浮遊感?…いや蛇風呂での自慰ぽいものでもないし、リズとの精神世界での擬似セックスとも違う。そう生々しさが無いんだ、コレ。

 

「あ…はあ、あ」

ああ、お漏らししてしまった。竜化したドラが僕の下腹に顔を近づけて大きな舌で僕の物を舐めている。ヤバイ、僕この年で本気でお漏らしとかして…ナイな。情けなくて涙出そう。ドラあ、そんな大きな舌で全身舐められたら僕また勃起してしまうよお…ううっ

 

「主…泣かなくともよいのだ、主の身体はまだ成長途中。腹は満たせても栄養が全く足りては居らぬ…コレでは辛かろうて。第2次成長期までには何とかせねばとグランドトレジャーとも相談しております故、しばしご辛抱を」

ドラが切なそうな目で僕を見つめ、僕が気にしないように気を使って目を閉じてくれている。ドラが僕の全身を舐めて清めてくれるが清めた側から僕は…

 

ヌチャアアア…ヌチャア、ニュチャア…

「ごめ…っ涙も止まらなっは、はあ…気持ちイッイイッドラあ」

そうして僕は今日もまたドラの大きな舌に舐められて射精してしまう。これまで相手してきた誰とも違う、そう虜にでもなったような感じだ。だがこれは悪い感じじゃない、僕を包み込むドラの竜身は父様の腕の中に近い。

 

「…んちゅっドラ有難う。凄く良かった」

僕はドラの身体を撫でてお礼のキスをする。流石にキスはもう慣れたかな、初めてのキスの時のようにドラがもう顔を赤くする事はない。

 

 

 

「…では早速、いざ魔王との決戦に!」

「ハイハイ…んじゃ、僕帰るから頑張ってね。それ終わったら今度はマリオネットブラザーズで二人で新記録目指して頑張ろうねえ」

当分ドラにはRPGゲームはさせないと僕は心の中で決めた。父様はシュミレーションゲームに嵌まってくれたが、ドラはゲーム音痴なので単純ゲーから攻めてみる事にする。湯殿で軽く汗を流した僕はそのままビフレスト城を後にした。

 

それにしても気の交感、凄いな。確かにお腹以外の物が凄く満たされて身体の充実感が半端ない。こう、なんていうか今にも背が伸びそうな…いや伸びないけどさ。でも本当そんな感じなんだ。

 

 

 

僕は神宮に戻りそのままケルベロス三姉妹を抱きしめて眠りについた。今日はグッスリと眠れそうだ。父様に頼まれた仕事も片付けたし、お腹もいっぱい、気?も充実、ああ幸せだ。父様、今日も有難う。

 

感謝の言葉は毎日必ず父様に伝えておくようにしている。本当に言葉だけじゃ全然足りないんだ。言い尽くせないこの気持ち、父様大好き。

 

 

 

えーと明日はなんだったけか?そうそう御前会議の最終日と打ち上げの夜通し舞踏会。舞踏会は主賓だけど子供を理由に早々に引き上げる予定だ。御前会議はとりあえず何とか話を纏めて後は父様とサーシャ兄様とベルに丸投げだな。僕はまだこの世界じゃ8才の子供なんだ、これ以上働かせないでくれ。

 

最終日に世界を終わらせるのもアリかもしれないが、また何千年も待つのもねえ…父様が望めばヤッちゃうけど、剣と魔法とファンタジーの世界を僕はまだまだ満喫したい。

 

冒険者にもなりたい、世界中を旅して色々な物に見て触れて古代迷宮とかにもチャレンジしてみたいんだ。冒険者をしながら貯金して皆にまたプレゼントとかもいいな、ケルベロス三姉妹は先日のプレゼントをあんなにも喜んでくれたけど財布は殆どパパの寄越した財宝なんて格好がつかないじゃないか。

 

それに身長が欲しい、これはかなり切実に…ベルとデートする時はいつか腕を組んで歩きたい。そして1度でもいいから父様見下ろしてみたいなあ…等と色々と考えている内に僕は眠ってしまっていた。

 

 

 

御前会議6日目。今日の朝もベルの挨拶で僕は目を覚ます。そのまま起きて身支度を整えると早速僕は会議場へと向かった。御前会議最後の大仕事である。これを終わらせたら僕の仕事はもうおしまい。会議場の大きな扉が開くとまたもや大歓声で僕は出迎えを受ける。

 

『エターナルホープトレジャー…ッ!!!!』

最拝礼をする皆をそのままに僕は父様のいる席へと向かう。僕が良いと言う合図を送る迄は永遠にそのままだ。

 

シーン…ッ

静まり返る場内、でもまだだ。面を上げるまでは発言も許されない。この場の流れを作る事が出来るのは僕と…父様だけ。

「ホープ…ソロソロ始めないか?とっとと会議を終わらせてオレは昨日録画したオマエの勇姿を早く見に行きたいんだが」

「え…勇姿って昨日のジャンケン大会の事?もうしょうがないなあ、父様は。クスクス…許す、いいよもう」

僕の言葉に皆がホッと安堵の息を漏らし最拝礼を解いて会議場の席につく。

 

さて、昨日闘技場のボックス席を遠隔視で見た時は明日に絶望しながらも現実の認識は出来ていた。だが解答はまだだった筈。果たしてこの世界はここで終わってしまうのか、それとも続行か。

 

 

 

「神の言葉に二言無し…さあ絶望と希望、君達はどちらを選んだのかを聞かせて欲しい。この世界の主である創造神ユニコーン=グランドトレジャーとこの世界のために一体何が出来るのか…そして君達はこの世界に必要か否や?」

解答次第で今日でこの世界は終わるかも知れないが納得のいく話を聞かせてくれたのならば僕からも細やかながらご褒美でも考えよう。

 

ニッコリと笑って僕の方から話を各国の代表者に振ってあげた。これこそ武士の情けとか慈悲とかって奴だよね。ここで僕を怒らせたらもう本当に問答無用に世界終わっちゃうよ?




すみません。語彙と知識が浅すぎてが少なすぎて前書き説明が最早問いかけのような説明になってます泣

今回話が少し短くなってしまいました、その上キリのいい所が見当たらず途中切れみたいな終わりになっているのはそのせいです。見切り発車の文字書きだとこうなってしまうのですね…もう前の設定見直したりする方が大変になってきています。

ホープとドラの話はかなり書きたかった所なのですがまだ先は長いです、とりあえずあと少しで御前会議が終わるので次の話にいけるよう頑張ります。
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