※この作品はR-18です。

破壊と欲望の神の為の楽園   作:Möbius Klein

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※男×男の娘、近親相姦ぽいボーイズラブと言っていいのかよく分からない何か…コスプレ、拘束系、SMぽい?、アナルセックス、ボディピアス的な物?な、同性愛ぽい謎要素を含みます泣閲覧は何でもバッチ来いな方推奨の為ご注意下さい。

ホープ×サーシャです。サーシャが言葉使いが男の娘なもう激可愛の女の子化してしまってますが…男なんですよまだ。←!?


第16話 最後の機会

2日目の世界御前会議の際、破壊と欲望の神フェンリル=ホープトレジャーは各国の代表者達に宿題を出した。その宿題には御前会議最終日という期限とこの世界の存亡がかかっていた。それは神が全世界に問われた命題だった。

 

各国の代表者達は自国と水晶球を使った音声通信を駆使してその命題に取り組み、前日は代表者達同士で話しの総仕上げを行った。話し合いは困難を極めたが最終的にこの世界に存在する5大国の代表者達の手に委ねられる形となった。最終日の現在、どの国の代表者も殆ど御前会議の中3日間の祭りには目もくれずほぼ不眠不休の状態にある。

 

 

 

人間族代表ヒューマン=グレイ大統領の挙手があった。豊かなる大地アースリッチ国の代表者である。ホープが手を差し伸べ発言を許すと彼はゆっくりと話し始めた。

 

「エターナルホープトレジャーの命題について、我等はこの場に至るまで不眠不休で話し合いました…3000年も我等はグランドトレジャーのお膝元で休んでいたのです、これは当然の事でしょう。如何に我等が怠慢であったかを実感し、ホープトレジャーのお言葉を胸に刻み込みました。最終的に各国の代表者達の総意を世界の5大国とされている我等で纏めあげました。それらを聞いてグランドトレジャーとホープトレジャーが判断して頂く事が妥当と考えます…そしてこれからする話を聞いて少しでも我等に希望が見えれば全世界に生きる、生きとし生けるもの全ての者に最後の機会を与えて頂きたい。再び神と共にこの世界で繁栄と平和の為に働く、その機会を…もう我等は休みはしません、そして神への畏れを決して忘れもしません」

 

グレイ=アースリッチ大統領、今回の世界御前会議の5大国筆頭の参列者として名を連ねるグランドトレジャーも認める人間族の傑物である。4年制の任期を更新し続けて早20年、世界御前会議の筆頭に選ばれる事5回…近年でも稀な代表者だ。

 

グレイ大統領はそれだけ話すとその先の話を許可して貰う為に最拝礼を行い各国代表者たちもそれに倣った。そしてそのままホープの返事を待ち続けている。

 

 

 

「いいだろう…聞こうじゃないか。君達がこれから父様と世界の為に働いてくれるなら考えないでもない、まあこれから聞く話の内容によるだろうけどね。議事進行はグレイさんに任せるよ…よろしく」

ホープの言葉にグレイ大統領が立ち上がり、それに続いて皆も立ち上がって席に着いた。話しはグレイ大統領の議事進行によって進められていく。

 

「エターナルグランドトレジャーの望むこの世界の繁栄と平和の為に我等が何を成すべきか、いえ成さなくてはならないかを考えました…我等の出来る事、それは今後再びこのような事態にならぬよう、我等の務めとして子々孫々続けていかなくてはなりません。神々と違い我等には寿命がある、時の流れに身を任せ過ぎず、務めを怠り置き去る事なく、次代に語り継いで繋げていく体制を築く事が必要…その為世界の5大国を柱とし、各国の代表者達を支柱とした法案を纏めさせて頂きました。これらの事項には全世界の事情は一切考慮しておりません。全世界が一丸となってその務めを果たす事が前提条件であります…ここにこの世界御前会議に参加している各国の代表者達全員の宣誓書の署名もあります。どうぞ神々よ、内容をご確認下さい」

 

そこに書かれた内容は繁栄と平和の理念に基づいた内容であったが、これまでにあった内容と決定的な違いが存在していた。曖昧な表現はなく神への絶対的な誓いの言葉のような形で全て書かれてある。

 

これまでの神の認識を改める宗教改革と書物の改編、世界御前会議が討論の場ではなく繁栄と平和の実現の場にする事、全世界の永世中立…法案に基づいた諸外国への介入は5大国総意で5大国または承認を得た国によって行われる事、法案発動時は全てグランドトレジャーまたはホープの承認が必要になる等が明記されている。…つまりグランドトレジャーが片付けていたこれまでの諸問題に5大国が主導となって動き神にはその承認をして貰うだけの体制を取る訳だ。

 

「…父様、どう?父様がいいなら試しにヤラせてもいいよ、僕は。最後の機会」

「フム…かなりこれまでに比べて具体的で徹底しているな。だが確かにこういうのはやってみないと分からない。まあ5大国の出過ぎた感はあるが、強引に推し進めるならコレも有りと見るべきか…最後の機会、だものな」

 

ホープの言葉に更に最後の機会という言葉をグランドトレジャーが重ねた。この法案を成功させなければグランドトレジャーも合意の下で世界の終わり、もう引き返せない。会議場にいる代表者達はそれを心に刻み込む。

 

「いいよ…ならコレやってみてよ。ただしやり過ぎは禁物だ。父様は思想弾圧までする気はない。父様がそこまでする気ならとっくにその手の輩はボクが滅してるよ。…そうだな、コレが上手くいったらボクもご褒美を出そうかなあ」

そう言ってホープは首を傾げて少し考える素ぶりを見せる。そして何か思いついたように皆へと向き直った。

 

 

 

「君達、各国の代表者達は寿命を除き父様から不死の加護を受けている。ボク達神々は時間干渉を基本受け付けないから、時間制限のない不老不死だけど君達には寿命がある。それは肉体が時間の干渉を受け入れて老化してしまうからだ。種族によってその寿命は異なるけれど人間族で100年、他種族が平均200年から400年位だよね…もし頑張ってくれたなら、ご褒美にボクは寿命を除いた不老の加護を君達に贈ろう。つまり寿命までは君達は不老不死の存在になる訳だ…どうだろう?」

 

『エターナルホープトレジャー…っ!!!!』

会議場にいる代表者達が興奮を隠しきれずホープに最拝礼を持って感謝の意を返した。最拝礼にホープが手をあげてそれに答えると代表者達は立ち上がって手を取り合い、喜びに涙し、顔をシワクチャにさせていた。

 

こうして世界御前会議最終日は世界の終わりではなく最後の機会と新たな加護を得る希望を得て終了を迎えたのだった。今夜、夜通しで開かれる打ち上げ舞踏会が済めば御前会議7日目に閉会式を執り行って今年の御前会議は幕を閉じる。

 

 

 

「あー…そうだ、忘れてた。最強で世界の守護者の竜族の代表の人いるかな?」

「は…こ、ここにっ」

皆が興奮で騒ぎ立てていて今のホープの話は届いてはいない。ホープが近くにいたグレイ大統領に頼んで竜族を呼んで貰ったのだ。ホープに呼ばれているとグレイ大統領に言われ真っ青な顔をして竜族の代表者がやってきていた。

 

「君達全員、ウチで引き取るからボクの領地においで。最強なら帰らずの森の入口付近でなら皆で頑張って暮らしていけるでしょ?中央はボクが抑えてるから君達の手に負えないような強い魔物は来ないと思う。帰らずの森の門番兼守護者でもやりなよ。ウチの領地に今天空竜が住んでるからもうちょっと鍛え直して貰えば?…ちゃんと仕事をするなら領地をあげてもいいよ」

 

「な、なんと…っ!?誠で御座いますか!おお…有難きお言葉」

エターナルホープトレジャーといって、また最拝礼を繰り返す竜族の代表者。ホープはドラと出会って偶然竜族の事情を聞いて、同情してしまったのだ。

 

「…天空竜の彼女からキミ達の事情は聞いたけど竜族の誇り、重そうだね」

「は、はあ…我等も譲れないモノがありまして。お恥ずかしい話です、お気遣い感謝致します。我等は必ずやご領主様、ホープトレジャーのお役に立ってみせます」

ホープがドラから聞いた正義の味方の話だ。竜族が食糧を荒らしている場所は全世界に及ぶがその全部にある一定の同じ条件が揃っている。

 

領主の腐敗統治、盗賊の巣窟、討伐依頼を出された魔物、密猟及び乱獲、上げるとキリがないが食糧が必要とはいえ竜族はそう言った場所や獲物を選んでいた。普段から世界中を飛び回っている竜族だから情報網は半端ではない。近くにいる精霊や妖精達からそう言った場所を聞いて事実確認をしながら食糧を調達して回っていたそうだ。

 

竜族が純血を守り続けている理由はドラだ。古代竜の子孫である唯一のドラが死ねば竜の古代種は絶滅する。古代竜を始祖と崇める竜族はドラの番いを何としても生み出したい。竜人族も同じ目的で動いているけれど、竜人族には無理。

 

残るは竜族が千年生き伸びて千年竜になるしかない。そして神の加護を得られればあるいは…って事なのだ。つまり彼等は彼等の神を守る為に純血を貫いているのだ。神を守る事、神の守護者。神を守る事は即ち世界を守る事。それが彼等の誇り。

 

古代種は3000年前の大災厄を生き延びた強い種で、旧世界の生き残りとしてこの世界再生の為に奔走するグランドトレジャーを支え、今日の世界の礎となった。故に希少で天然記念物扱いに至った。それに伴い古代種を神格化する彼等を始祖とする種族が生まれたがグランドトレジャーはそれを黙認した。

 

グランドトレジャーを大切に思うホープにはとても他人事には思えなかった。ホープがグランドトレジャーの中で眠りについた後自分に変わり古代種はホープの為に、世界再生に奔走するグランドトレジャーに、懸命に尽力してくれたのだから…そしてその子孫達もまた神を守ろうと動いている。

 

義務と責任を果たしている、それ故の一見不遜とも取れる口上。それがグランドトレジャーが竜族の発言を黙殺した裏の事情である。世界御前会議にこの問題を議題にあげたのは恐らくはグランドトレジャーの差し金と考えられる。

 

だが、義務と責任を果たしていない各国の代表者達に竜族のような態度を取られる謂れはないし、更に当たり前のように神の奇跡に縋ろうとする態度は厚顔無恥としかいいようがなかった。

 

そこでグランドトレジャーはホープにこの判断を委ねる形をとることになり、結果この件に関してはグランドトレジャーのひとり勝ちとなった。

 

ドラもこれらの説明をホープにするのに躊躇していたようである。だが自分の為に動く竜族の危機にドラはホープに言わざるを得なかった。ホープは事情を話してくれたドラに悪いようにはしない、と言ってドラの頭を撫でてやった。

 

 

 

「コレで一先ずは今年の世界御前会議は終了…と。グレイさん、議事進行有難う。随分苦労したようだけれど流石に評判通り有能だ。後は経過を見ての判断になると思うけど最後にとりあえず5大国の代表者達を集めて御前に並ばせて呼んで貰えるかな?」

「恐れ入ります…ホープトレジャーの寛大なるご判断、無駄には決してさせませぬ。ただ今呼んで参りますので少々お待ち下さい」

 

そしてグランドトレジャーと居並ぶホープの前に5大国の代表者達が跪いて並ぶと、ホープは面を上げさせ一通り相手の顔を眺めて確認をする。

 

「神の言葉に二言無し…最終日までにこの命題に取り組み、最後の機会を手に入れる為に最も貢献した5大国の代表者達に対し、今後の期待を込めて贈ろう。破壊と欲望の神フェンリルの名に於いて寿命までの不老の恩恵を授ける。恩恵に溺れ努めを怠る者は2柱の神の恩恵を全て失い、神の裁きを受ける事になると心得よ…神を畏れ、そしてこの3日間の己を決して忘るる事なかれ」

 

そう言ってホープが片手を上げ指を鳴らすと5大国の代表者達の身体が光に包まれやがて体内へとその光が収束していく。それは今回の御前会議で3度目となる神の奇跡であった。

 

『エターナルホープトレジャー…ッ!!!!』

5大国の最拝礼と各国の大歓声の中、世界御前会議はここでお開きとなった。これが後に"ホープトレジャーの粛清"と呼ばれた世界御前会議の顛末である。

 

 

 

そして夜。打ち上げで夜通しの舞踏会が行われる。世界御前会議を無事終了まで乗り切った各国の代表者達は舞踏会までに十分に仮眠がとれたようである。グランドトレジャーから舞踏会の始まりを告げる挨拶が開始され、代表者達が最後の機会を得た労いを入れてから話の終わりにホープに関する公式発表を行った。

 

「世界最大の面積を誇る世界の禁域、帰らずの森の公式名称をミズガルズとしその中央にある城をビフレスト城とする。よって領主はホープ=ミズガルズとなる。そして神宮に関する件になるが…ホープ」

「うん…父様とボクの対となっている双子宮、神宮ユグドラシルだけど神宮内は父様に仕える聖獣、男性のみの侍従と兵士に対しボクに仕える仁獣、女性のみの女官で構成して正式に神宮を取り仕切る事になった。これに伴い神宮侍従長の双璧となる神宮女官長にケルベロス三姉妹の一、仁獣ケルベロス=ベルレシアが神宮第1位の女性となる…ボクの最も信頼する女性だ。神宮女官長、前に」

神宮侍従長の対の位置にいるベルが一歩前に出て公式に神宮女官長として皆に挨拶を入れる。この辺からはホープの希望通りに作ったローザの台本通りに話を進める事になる。

 

「神宮女官長、仁獣ケルベロス=ベルレシア…エターナルホープトレジャーの指名を受けてこれからは神宮第1位の女性として神宮ユグドラシルを神宮侍従長と共に取り仕切る事になります。2柱の神以外に対し神宮内で私が頭を下げる事はなく、神宮に仕える権威の象徴である我々に対し異を唱える者はこの神宮への立ち入りを永遠に許しません。…皆様どうかお忘れなきように」

各国の代表者達に臆する事無くベルが胸を張って言い切りグランドトレジャーとホープに頭を下げ、神宮侍従長に会釈をして厳かに元いた位置へと下がる。

 

「ボクの第1位の側近にケルベロス三姉妹の二、仁獣ケルベロス=ローザウィッチ…神宮第2位の女性になるが女官長補佐を兼任し女官長不在時は第1位の女性となる。ボクと神宮女官長を補佐する立場になるケルベロス一の才媛だ…我が自慢の第1位の側近よ、前に」

「エターナルホープトレジャーの第1位の側近、仁獣ケルベロス=ローザウィッチ…神宮第2位の女性としてホープトレジャーの側に身を置きますが、いかなる時もホープトレジャーの命を最優先に動く事となります。我が主は怒らせるととても恐ろしいお方です…皆様どうかお忘れなきように」

 

代表者達を相手に堂々とニッコリ笑顔を浮かべるとローザは上位者達に軽く会釈をして余裕を持って元の位置へと戻る。代表者達は新たなる神宮の上位者に目を見開かせたが、他の王宮と違い神宮はこの世界の最上位である神に続く権威の位置にあるのでこういう形になる。

 

「そして最後になるがボクの第1位の仁獣としてケルベロス三姉妹の三、仁獣ケルベロス=リズテイル…神宮第3位となる女性だ。彼女に贈った首輪の文言は"仁獣ケルベロス=リズテイル。これなる者破壊と欲望の神フェンリルの僕、神に愛でられし獣也。何人たりとも触れる事なかれ、これを犯す者全て天より下る神罰によって滅ぶべし。"…と明記してある。何人たりともボクの側に侍る彼女を咎める事は許されないし、父様とボク以外の命令は聞く事も彼女には許されない。…ってもうこれ以上の説明は、要らないかな?リズ、コッチおいで。この話が終わったら席に着くから約束の膝枕をしてあげるよ」

 

「はーい…っご主人様あ」

リズがホープの傍にやって来るとホープに寄り添うようにしてリズがホープと腕を組む。ケルベロス三姉妹のお披露目がこれで終わりホープは引き続き女官の手配へと話を移行させていく。

 

 

 

「…今のトコはこの3人で間に合ってるよ、ボクの宮は。とりあえず神宮でボクに仕える女官を手配中だけど、求めているのは神宮女官長と側近の手足となって動いてくれる女性だけでいい。君達のボクに対する心配は無用だよ…父様がいい餌場を教えてくれたおかげで毎晩のようにミズガルズに赴いてボクの欲望は満たされた状態にある。先日なんて10トンクラスのグランドドラゴンをあっという間に丸ごと食べちゃった位だし…あっ!コレ、サーシャ兄様に内緒にするように言われてたね…ゴメン」

 

シーン…ッ

ホープの今の話を聞いて各国の代表者達の顔が真っ青になった。グランドドラゴンは世界最大の禁域にのみ生息する片手の指に数えられる程の世界最大級の大きさを誇るSランクの魔物である。討伐記録はなく書物の中でしかその存在を確認する事が出来ない。

 

災害級を超えた国を滅ぼす天災級の魔物として扱われており、素材は伝説級の代物ばかりで価値はこの世界では計り知れない天文学的数字の金額になる。

 

「まあ…ソレに無駄なんだよ、この世界の全てを創造した父様が断言したんだ。ボクの全てを受け止められる母体となれる素体はこの世界に存在しないって。現状、子種を受け止めるだけで相手の腹は破裂して即死だよ。確かにボクは子供を作れるけど今の所食糧調達がてらに魔物のメス相手に腰振って繁殖させる位しか使い道がないね…ボクからは以上、父様これでいい?」

「そうだな、こんなものかな…では、皆の者ゆるりとこの打ち上げ舞踏会を楽しんでくれ!」

 

そしてグランドトレジャーの声を合図に舞踏会が開始された。夜通しで行われるこの舞踏会ではこの3日間ホープの命題で何も手に付かなかった各国の代表者達が唯一他国との会話が出来る機会の為、皆が一斉に動き出す。

 

ホープは暫く席に着いたままリズの頭を撫でてやり膝枕をしていたがリズが眠ってしまったのでリズの世話をローザに引き継いだ。ローザがリズを連れて舞踏会を下がり、ベルが神宮侍従長と話しながら上手く舞踏会の場を進めて行っている。ホープはそれを確認してからグランドトレジャーに挨拶を済ませ席を離れた。

 

そして各国の代表者達に囲まれたサーシャをホープが見つけると、バドにその場を任せサーシャを連れてその場を後にした。向かった先はサーシャ専用の控え室である。

 

 

 

「ねえー兄様あ、コレ見てえーお祭りで買ってきた兄様へのお土産なんだ。今すぐ着けて見せてよお…ボクも手伝ってあげるう」

「ええ…こ、ここでえ!?うーん…恥ずかしいなあ、もうホープの馬鹿」

サーシャは贈り物の中身を確かめないまま頰を赤らめて首元を緩め正装を脱ぎ始める。そして少しずつ月明かりだけで灯されているこの部屋に全てを脱ぎ去ったサーシャの裸体が浮かび上がっていく。

 

全裸となったサーシャがそのままホープに贈られた全てのものをホープに手伝って貰いながら身に付けていく。薄いピンクの口紅をつけ、透けるような白い肌には男ではあり得ないホープによって育てられた膨らみを持つ微乳がある。胸の膨らみの先端を飾る桃色の2つの尖りを飾るホープの錬金したホープとサーシャの血で作られた真っ赤なリング、それはホープとサーシャの左指のサイズに合わせたホープが以前サーシャに贈ったエンゲージリングである。

 

ダイヤの様な僅かにピンクを帯びたピンクサファイアの贅沢な装飾が施されたイヤリングとネックレス、純白の細かな細工の施されたフリルとレースで纏められた最高級の胸を剥き出しにしたボディコルセットとガーターベルトのセット肌が透ける程に薄い真っ白な大腿部の途中までのストッキング。そしてサーシャの足先を飾るシンデレラのガラスの靴を思わせる靴は日常履けるものではない、サーシャの足に合わせてダイヤで作らせた特注品のハイヒールである。

 

首と手首と足首を飾る白銀で彩られた首輪は枷のような形をしている。これもホープが錬金した代物でホープに股を開くと、足をM字開脚させたまま手首と足首の首輪が短かな鎖に繋がれ連結するようになっている。

 

首に付けられた首輪は正面と背後に鎖の留め金が付いていてホープがスイッチを入れると正面からは二本の細い鎖が伸びてサーシャの胸のエンゲージリングにピッタリの長さで連結する。これは胸が動くと乳首が引っ張られサーシャに途方も無い刺激を齎す代物になっている。

 

下着代わりにホープは雄芯と尻穴が剥き出しになる布地をTバック並みに減らしたOバックの下着も贈った。その下着にはサーシャの雄芯の根元を縛るリングがついていてデザインは首輪のデザインに合わせてある。そのリングから薄いレース状のベルトを出してサーシャの雄芯も縛る仕掛けが施されている。

 

尿道の奥まで挿し入れられた細い棒状のものはホープが以前サーシャの射精管理用に錬金した。雄芯の先端を飾る丸い真珠はホープがスイッチを入れると微弱の電気を流したり振動させたりが可能で伸縮も自在である。他にも精液以外の尿などはサーシャの自由意思で排出が可能になっている特別仕様だ。

 

 

 

「み…見ちゃ、駄目…ホープヒックッお願、ううっ恥ずかし、ヒック…今の僕」

サーシャが顔を真っ赤にして涙をポロポロと零し顔を横に背けている。机に座りこの姿が月明かりに照らし出されているだけでもサーシャには耐えられない。今サーシャは机の上でホープに股を開かれて手足が短い鎖で連結しM字開脚でしゃがみ込み胸のリングが首から伸びた鎖に嵌った状態にある。

 

着替え終わったサーシャを机の上に立たせてホープがサーシャの股を広げさせたまま両肩を押してそのまましゃがませたら今のこの姿になったという訳だ。ホープは今机の前の椅子に座りそんなサーシャと真正面に向かい合っている。

 

サーシャの目の前の窓にサーシャの全身姿が映しだされている為、今の自分の姿が認識出来るのがサーシャには辛かった。だがそれでもサーシャとホープ目の前でサーシャの雄芯がサーシャの意思を無視して勃起し始めてしまう。

 

「や…っやああ!んんっうお尻、ヒクヒクしないでえー勃起い、しちゃ…うおッ助けっ助けて、ホープう…ヒック」

以前ホープに強制排泄によるお漏らしを見られてから、サーシャはホープに教えて貰ったやり方で毎晩尻の穴をシャワーを浴びる時に自分で洗浄している。

 

先日グランドトレジャーに聖獣御前会議の事前打ち合わせの為の足止めを命じられた時、時間に追われたサーシャは出掛けにトイレのウォシュレット機能を使い、シャワーホースの代わりに初めて尻の穴に自分の指を入れて洗った。

 

サーシャはホープに射精管理をされているが1日1度だけ自分の意思で射精が出来るようになっている。ホープが錬金した尿道に差し込まれた細い棒状のソレから吐き出されるのは、現在サーシャが朝勃ちした精のみである。

 

その行為を毎日繰り返して続けていく内にいつのまにかサーシャが雄芯を勃起する前に尻の穴が女性のおまんこのように先にヒクつき蜜液の代わりに腸液で濡れる穴になっていた。

 

 

 

現在ホープは羞恥で赤みを帯びた全身に自分の贈った物だけで美しく身を飾る来世の花嫁を視姦中である。身を震わせて自分の目の前でM字開脚をしながら机を濡らし腸液を垂れ流すサーシャの姿を微笑ましく眺めていた。

 

ああ…なんて綺麗なんだろう。父様そっくりの女顔の兄様が流す涙の前には僕の贈った宝石も見劣りしてしまう。最初で最後に見た同じ顔をした父様が絶望の中で流した血の涙とは全然違うんだ。

 

そうか、僕はずっとこの歓びに耽る美しい涙を見たかったのか…僕とは違う全く汚れのない欲望、僕が欲しかった物が確かにここにはある。僕を思う純粋な心がそのまま身体になったような父様そっくりの存在。

 

純潔の身体を持つ父様と交われば父様の肉体は死んでしまう。肉体を持たない精神体で1つになれば分離した父様と僕はまた1つに戻ってしまう。手に入れられなかった父様そっくりの身体を持つサーシャ兄様。どうしてゲイでもない僕が男の兄様にこんなに夢中になってしまったのか今はっきりと分かった気がする。

 

僕の来世の花嫁…サーシャ兄様は成人して後継者を作ったら僕の元へとやって来る。花嫁衣装の下に着る下着代わりに僕は今回のプレゼントを兄様に贈った。その身を花嫁衣装で飾られる日が今から待ち遠しい。

 

 

 

そして僕は兄様をゆっくりと机に寝かせ兄様の胸の飾りのリングに左指を差し入れ、兄様の左指をもう片方の飾りのリングに差し入れた。

 

んちゅっ…ちゅちゅう…にゅちゃあっちゅっちゅ

「…ちゅ。泣かないで…んうっ兄様、大好き…ちゅちゅう凄く綺麗、可愛い」

「ちゅくちゅく…ホント?気持ち、悪く…んちゅっなあ、い?ちゅちゅう、僕が大人ににゃったら、きっと…んちゅホープは、んんっ」

どうやら兄様は大人になったら可愛くなくなるから僕に愛想を尽かされると不安発作を起こしているようだ。角度を変えて何度も浅く深く口付けを交わしながら兄様は身体を怯えるように震わせている。

 

そうか、今日の世界御前会議で出た寿命以外の不老の話を聞いて僕より年上で先に成人男性になってしまう自分の身体がどのように成長するか兄様は不安なんだ。

 

「兄様が大人になったらどうなるかなんて…そんなの兄様にそっくりの父様を見れば分かるじゃない?変な兄様…心配しなくても大丈夫、メス化しても僕の精なら生殖能力は失っても兄様の力は衰えない。兄様が1番美しく成長した最盛期で老いは止まる。寿命はどうしようもないけれど兄様が逝く時は骨までしゃぶって丸ごと食べて永遠にボクとひとつにしてあげる…ボクと結婚したら兄様の全てはボクのモノ…ボクの可愛いサーシャ兄様、永遠に君はボクと共に在る」

 

 

 

「ああああ…っホープ、ホープっ!早くっ君が欲しい、お願いだっ」

「うん…ボクも。…早く兄様とひとつに、繋がりたい」

僕に捧げられた生贄のように机に横たわり涙を流しながら兄様は僕を求めた。僕は宝物に触れるようにいつもより念入りに僕が育てた兄様の微乳を兄様の左手に僕の右手を添えて両手で揉み解す。

 

乳首が首輪からの鎖に引っ張られる刺激が強過ぎて、兄様は善がり捲っている。いつのまにか兄様の雄芯が更に成長し雄芯の根元がリングによって締まり、竿に絡みつくレースのベルトが兄様の雄芯の竿を縛りつけていた。

 

既にとっくにイキっぱなしになってアヘ顔を浮かべている兄様だけど、その表情は神の法悦を受けて涙を流しながら恍惚の笑みを浮かべている殉教者のようだ。

 

男でその激可愛は毎度同じ事を思うがナイな…そんなに甘くて僕の脳を蕩けさせる声、女性でも僕は聞いた事がない。時折我に返り恥ずかしそうにしながら僕に合わせて懸命に腰を振って僕の雄芯に自分の雄芯を擦り寄せ、僕の雄芯を強請る可愛い仕草はいつまでたっても初々しいままだ。兄様…大好き、僕の可愛い来世の花嫁。

 

兄様の尻の穴を数本の指で解して僕の雄芯を入れ替わりに差し入れると兄様はまたイッた。精液を吐き出さない空イキの連続で兄様の息は絶え絶え…これは兄様が失神する前に終わらせないといけない、今日は一緒にイキたいんだ。僕は今日いつもよりゆっくりと愛撫をし過ぎて兄様を可愛いがり過ぎてしまっている。

 

パン…パン…パン…パン…

「んあああ…っ!はあんっんや、ホープう…キて、はっはあっ僕…も限界、欲しっんんうっ」

「はあ、はあ…うん、ボクも…もうっだから、はあっ兄…様あああ」

口から溢れた唾液が泡になりかけている、これは早く終わらせてやらないといけない。僕は兄様の腰を担ぎ上げ真上から串刺しにするように兄様の奥を何度も穿ち続けそのまま奥に雄芯を擦り付けるように腰を揺らして一気に引き抜くと兄様の腹の上に2人同時に射精させた。

 

 

 

プレゼントに贈ったモノは僕と兄様の精液に染まり、兄様は全身を痙攣させて半目で失神している。僕は2人分の精液をそのまま気を失っている兄様の身体に塗り込める。兄様は僕のモノだ、僕だけのモノ…頭のてっぺんから足の先まで残さず塗り潰してやるっ

 

ああ…兄様もそろそろ自覚して欲しい。もう兄様の身体には僕が触れていない場所がない事を…もうとっくに兄様はメス化していなくても僕のモノなんだって。早くおいで…ミルガルズに。そうしたら言われなくてももう二度と離さない、不安なんて感じる暇がない程僕が可愛がってあげるから。

 

 

 




ドンドン前書きのアバウト化現象が進んでますが、それは多分前話の設定資料を纏めて頭が自分的にスッキリしたせいではないでしょうか。もうアレ読んで貰ったのを前提になった前書きになってしまってます。

流石ハーレクインBLとか呟きながら勢いで書いただけあるな…サーシャが完全に僕っ娘の女の子じゃまいかっと思いましたがこういうのは正気に戻る前に投稿してサクッと次の話に逝きたいと思います。

でも今回の話を書きながら→設定資料確認して→資料の情報漏れが気になってついイジったり→話書いたりの繰り返しで設定資料纏めた割に結果書く速度やっぱ前より下がってないか!?うをーい!私い…っな感じになってます。どんまい自分。。
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