徒エロ183集 作:唯一無二がまたやっている
ここは誰にも教えたことは無いし、迷宮化した森の奥地に作られた場所だから誰も来れないと思っていた。だから、
「あなた、こんな所で何してるの?」
「……アリス?」
こんな所で幼馴染に会うとは思っていなかった。
「なんで、此処に?」
「先に私の質問に答えてくれるかしら?」
はは、何年経ってもずっとずっと変わらない。アリスらしいや。
「死に場所を見つけたんだ。良い所でしょ?木漏れ日が差し、吹き抜ける風は心地いい。適度な暖かさもある。鳥の鳴き声はいつも僕の心を癒してくれる。最高の地だよ」
「あなたねぇ……そもそもまだ20歳になったばかりじゃない!何でそんなに擦れているのよ!」
「僕も20歳の若さでこの最高難易度の迷宮を攻略されるとは思わなかったよ。しかもたった一人で」
そう言って手を日に翳す。暖かな光を受けた手のひらは逆に黒い靄に覆われていた。
それを見たアリスは一瞬息を呑む。
「エリー……あなたもしかして」
「あは、バレちゃった?そう、私は選ばれたの。迷宮を統べる主、ダンジョンマスターにね」
「何時からそうなっていたの……?」
「まって、次は僕の質問に答える番だよ。どうして此処に居るのかな?」
小首を傾げて問いかける。アリスはため息をついた。
「いつも私にべったりだったあなたが急に居なくなったのよ?そりゃ探すでしょ。まさか迷宮主になっていたとは思わなかったけどね」
「成程、つまりは私の為に態々こんな危険な場所に入って行ったと」
「何が危険な場所よ……ただの迷路じゃない」
しまった、アリスは空間把握能力が抜きん出て高かったんだった。しまったなぁ……。
「さあ、じゃあ次は私の番ね。何時から?」
「アリスから離れる半年くらい前。離れるまでは手のひらサイズの迷宮核を維持してた」
今は部屋一つ分くらい。これを壊されると僕が死んじゃうからやめて欲しい。
「じゃあ僕の番、これが最後の質問。これからどうするの?」
「そうね、エリーの迷宮は誰もクリアした事が無いって聞いてるし私もここに住もうかな。いいでしょ?」
アリスったら、強引なんだから……。アリスの為を思って離れたのに結局引っ付いちゃうのかぁ。マグネットみたいだね。
「良いよ。それじゃ、住もっか」
アリスに押し切られる形で、一緒に住み始めた。えへへ、また一緒にいれる。嬉しいな。
〜〜〜
その日の夜。
「エリー、どうしたの?」
「いや、なんだかんだ言って今まで寂しかったから……今日は一緒に寝てくれないかなって」
離れていた時間が長い程、想いはどんどんと焦がれて行く。我慢は既に効かず、股座からはトロトロと愛液が溢れていた。
「ふふ、甘えんぼさんね。良いわ、こっちにおいで」
フラフラとついて行く。そしてアリスは耳元で私に
「離れていた分も慰めてあげる」
そう、囁いた。
「うん……いっぱい愛して……?」
ドクン、ドクンと心臓が高鳴っていく。好きと言う気持ちが心から溢れていく。
「服、脱がせていくわね」
「うん……」
パジャマを脱がされ、半裸になる。まだそこまで寒くは無いが、このままだと冷えてしまいそうだ。
「っ、アリスもさみしかったの?」
「そりゃそうよ。今までずっと一緒だったのよ?いきなり半身を奪われたような気分だったわ」
そう言いながら、キスをされた。薄く開いた唇から舌が絡み合う。ちゅぷ、と湿った水音が聞こえる。
「んむ、んちゅ、ちゅ、んんっ、じゅる、ぷあっ」
「だからもう離さない。ずっと一緒よ、ずっとね」
「あはっ、嬉しい……」
とすっ……と、軽い音を立てて私は押し倒された。懐かしい感覚、押し倒されて鳴される。期待に胸が熱くなる。
アリスの舌が私の胸に触れる。待ち侘びていたこの感覚。