無人島暮らし~いろんなヒロインが流れ着くエロゲみたいな島~ 作:みずしろオルカ
健康管理に気を付けないと、夏風邪は辛いと言いますからね。
さて、今回はちょっとした設定の根幹を書いた部分です。
エッチィ描写は少な目。
そして、今回の投稿を持って、ストーリーアンケートを締め切らせていただきます。
次のアンケート……と行きたいのですが、しばらくは探索とそれぞれのキャラの掘り下げに入らせていただきますので、しばしの間はアンケートをお休みさせていただきます。
中間拠点の作成中に慌てた刹那が呼びに来た。
なんでも、新たな漂着者を発見したらしく、発見場所が東の海岸線だったこともあり、急遽対応できる俺を呼びに来たらしい。
応急手当なら、ゆかりさん達でもできるかもしれないが、果実の影響だけは俺じゃないとだめらしい。
材料収集をしていた状態なので、まとめて置けばこの拠点は放置しても問題は無いだろう。
それよりも、流れ着いたという者の事だ。
「戻ろう。資材は一つにまとめて置いておいて、持って帰るのは食料系だけでいいか。急いで戻るぞ」
資材は放置しても野生動物に荒らされにくいが、食料だけはそうはいかない。
雑食動物や肉食動物に荒らされる可能性が高い。
貴重な食糧なので放置せずに持ち帰る。
「私が先行しますので、フェイトさんはおにいさんの傍で護衛しながら行きましょう」
「はい、小猫さんも気を付けて……」
フェイトの言葉に頷いて答えると、小猫の身体能力ですぐに見えなくなる。
速度ならフェイトの方があるのだが、速度があり過ぎるのだ。
それに、フェイトの魔法の魔力効率が悪くなっている事もある。
今は問題なく使用できているが、いつ何があるか分からないから、使用は最低限にしてもらっている。
彼女の魔法や戦闘能力は総合力で拠点メンバーで一番だ。
その上、魔法は彼女の魔力変換資質のおかげで電気を纏う。
生物にとって電気は身体の自由を奪う非常に厄介な性質だ。
「刹那さんも護衛に参加してくれれば、確実だったのだけど……」
「刹那は俺らの食糧や荷物を持って戻って貰った方がいい。拠点で看病しているから人員も足りないだろうし、拠点の守りが無い状態だ。ゆかりさんも木乃香も戦闘能力は無いと言って良いから、刹那を戻さないと危ない」
空を飛べる人員は現在は三人。
小猫、刹那、フェイトだ。
この三人は同時に前線要員でもある為、拠点には一人以上は残しておきたい。
一般人に野生動物は危険なのだ。
俺、ゆかりさん、木乃香は戦闘能力はそれほど高くないので、護衛が必要になる。
今回の中間拠点の作成では、俺は設計や資材の調達場所の確認、小猫が資材運搬と護衛、フェイトが魔法でのサポートと護衛となっている。
どうも、俺への護衛が過剰な気がするが、他のメンバーが必要だと言って押し切られた。
拠点の護衛を二人にした方が良いと思うのだが……。
「誰が流れ着いたか分からんが、その漂着者が安全という保証は無いからな。戦力はあった方が良い」
今いるメンバーから見て、話せば分かるタイプしか居ないから大丈夫だとは思うが、万が一という事もある。
それに、各原作のヒロインたちが流れ着いているが、敵役の娘たちが来ない保証もない。
「なら急がないと……。ブーストアップ・アクセラレイションいる?」
「あまり魔力を消費しない機動力向上魔法だったか? だったら頼む、俺が一番遅いから俺の速度を上げないと……」
ゲームでは編成時に一番足の遅いユニットの速度に強制的に合わせられるシステムがあるわけだ。
実際そのシステムは間違いではなく、俺の足が遅い事で強制的に小猫やフェイトが俺に合わせて速度を落としてしまっている。
「うん、じゃあお願いバルディッシュ」
『Yes sir.』
バルディッシュの言葉と同時に、全身が軽くなる。
今まで鉛を全身に巻き付けていたのかと思えるぐらいに爽快感を覚えた。
「これなら行けるか……」
そうつぶやくと、フェイトへ合図をして拠点へと駆け出す。
一歩でいつもの倍の距離が、二歩目でそれを優に超えた距離を進めた。
最高速度が出るようになる頃には、俺の速度は倍以上を出すことができる。
「すげぇな、これが補助系魔法か……」
今まで何気に回復なんかの怪我を治す魔法の恩恵は受けていたが、補助系魔法は初めての体験だ。
それを使える人間が居なかったのが理由だけど、フェイトはとても優秀な魔導師だ。
かなりの魔法が使えるまさに万能型。
おかげで拠点周りの設備増加が捗っているからな。
そして、通常の半分以下の時間で拠点に着くことができた。
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私が目を覚ました時、裸になっていて傍には紫色の髪を結った女の人が座っていていました。
「目が覚めたみたいですね。私は結月ゆかり、この拠点のメンバーの一人です」
その女の人は、下着と服を渡してきます。
話によると、この無人島に漂着している所を助けていただき、身体が冷えていたので裸にしてお湯の入った瓶で温めながら看病をしてくださったそうです。
私が寝ていた部屋を見回してみると、とても手作りの感じが出ている小屋の様な場所。
かけられていた布団も動物の毛皮を交わせた様なハンドメイドのモノです。
「えっと、アーシア・アルジェントと申します。助けて頂いてありがとうございます」
命の恩人にお礼を言います。
どうしてこの島に流れ着いているのかとか全く覚えていませんが、助けられたことは事実です。
それに、お昼という事もあるとは思いますが、全身が怠くて、クラクラとします。
悪魔特有の日中の行動がしにくいという事ですが、体力自体が落ちているのも原因かと思います。
「とりあえず、拠点のメンバーに声をかけてきます。……男の人も居るのできちんと着替えておいてくださいね」
「……!? わ、分かりました!」
ゆかりさんのありがたい忠告に従って、急いで着替えていきます。
元々私が着ていた服を洗濯して乾かしてくれたらしいです。
当然、急いで着替えていく。
まだ、体力が戻りきっていないのか、ショーツを履くときにふらついたり、上着を着る際にも足がもつれたりと大変でしたが、無事に着替える事に成功。
体調も良くないので、再びベッドに入って休むことにします。
着替えながら身体の状態とかを確認しましたが、怪我とかはしてません。
変なものが付いているとかも無いですし、純粋に助けられただけなのでしょう。
これも、主の恩恵なのですね……。
「……っ!? あれ……?」
またやってしましました。
悪魔になったのですから、教会関係の仕草や聖書なんかはダメージを受けるからと、止められていましたし、何度も痛みを受けていましたが……。
今回は痛みがありませんでした、ギリギリで大丈夫だったのでしょうか?
良かったと安堵しつつ、この拠点で生活されている他の方々の事を考えます。
「どのような方たちなのでしょうか……」
ゆかりさんが言うには私と同じ流れ着いた人たちで作られた拠点らしく、六人が生活してその内五人が女性なのだそうです。
皆さんが優しい方達であるようにと神様に祈ろうとしたところで、慌ててやめます。
また頭痛を受けるところでした。
教会での暮らしが長かったから、祈ることが日常の一部でした。
ですから、急に祈るのをやめるというのは難しいです。
「皆さんを連れてきました、入って大丈夫ですか?」
色々と考えている所で、ゆかりさんから声がかかりました。
どうやらここのメンバーの皆さんを連れてきてくださったようで、出入口の前に何人かの気配があります。
男の人の声も少し聞こえてますから、ゆかりさんが言っていた唯一の男性の方でしょうか?
「はい、大丈夫です」
そう答えて、すぐに佇まいを直す。
一応、身だしなみは大切ですから。
そう答えてから、一呼吸を置いて入ってきたゆかりさん達。
ゆかりさんの後ろからサイドポニーの女の子と、黒髪をストレートに伸ばしている子。
私と同じ金色の髪をした女の人、そしてその後ろからがっしりとした体格の男性が入ってきます。
イッセーさんとは違い、日に焼けた肌と服の上からでもわかるぐらいに鍛えられている身体にビックリしました。
そしてその彼の後ろにもう一人、彼の体格で隠れてしまっていますが小柄な女性が入ってきました。
そして、私のベッドの横に並ぶようにして、ようやく彼の後ろに隠れていた女の子の素顔が見えて、驚きのあまり声を上げてしまいました。
「小猫ちゃん!?」
「え?」
驚きました、でも安心しました!
小猫ちゃんが居てくれるなら心強いです。
リアス部長の下で一緒に生活した年下の女の子。
でも、いつの間にこの島に来たのでしょうか?
「えっと……すいません、どなたでしょうか?」
「え?」
小猫ちゃんが言った言葉は私の思考を止めるのに十分でした。
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「彼女はウソを言っていると思いますか?」
開口一番、フェイトの疑問がメンバー全員へ飛ぶ。
問題は、先ほど流れ着いた少女、アーシア・アルジェントの発言に対してである。
「いくつか考察があるが……」
小猫に対して呼びかけたが、当の小猫自身が彼女を知らないという状態が発生した。
アーシア自身は小猫を知っていて、小猫側はアーシアを知らない状態。
これは俺が考えていた状況で、一つの可能性が当てはまる部分だ。
元々、小猫から兵藤一誠という人間を知っているかを遠回しに聞いたところ、学校でセクハラを繰り返している先輩の一人だと言っていた。
この際は彼を眷属仲間としてではなく、学校の有名人を話すような感じだった。
つまり、兵藤一誠がリアス・グレモリーの眷属化する前の状態というわけだ。
さらに言えば、アーシアは兵藤一誠が悪魔化した後に眷属化した娘のはずだから、現状で小猫はアーシアを知るはずがない。
しかし、ここで疑問が生じる。
兵藤一誠の眷属化前にここに来ているはずの小猫の事をアーシアが知っていたことだ。
ここに流れ着いているのだ、アーシアが眷属となった時点ではリアスの眷属で行方不明扱いもしくは居ないものとして記録されているはずだ。
「私は知りませんよ?」
「そこは疑ってへんえ? ただ、あーしあちゃんもウソを言うてる感じやないって思うてなぁ」
人の心の機微には敏感な娘達だ。
……そろそろ話さないと、後々の禍根なりえるか。
今後の事も考え、俺の頭にある原作知識を彼女たちに話した。
事細かに、先の事は避けつつ。
反応は様々だった。
驚き、怒り、そして最後には俺を許してくれた。
黙っていたのだ。
拠点から放り出される覚悟もしていたが、誰よりも小猫が俺をかばってくれた。
「普通は信じられませんし、アーシアという娘が来なければ信じられませんでした。考えうる限りで最善のタイミングでの告白でした」
責められる事を覚悟していただけに、小猫のフォローは本当にうれしかった。
しかし、アーシアとの関係に悩む部分があるようで、しばらくは小猫とアーシアの接触には俺かゆかりさんを同伴させることになった。
「それで、キョウジさんの考察というのは……」
フェイトのありがたい切り替えで俺自身の考察を話すことが許された。
ただ、フェイト自身の顔色は悪い。
やっぱり、創作の世界とか創られた……とか、彼女の生い立ちを考えるとデリケートな部分なのは分かっている。
だけど、このタイミングじゃないと信じてもらえないだろうから……後でフォローしておかないとな。
「いくつかあるけど、今回の件と辻褄を合わせるなら、枝分かれ事象が有力だ」
要は世界は枝分かれした木々の様にある時に突然二つに分かれて別の歴史を刻み始める。
正史と外史の考え方に近い。
今回の場合、小猫がここに来て、アーシアは別の小猫がここに来なかった可能性の世界から来たという話だ。
枝分かれの世界。
要はもしもという世界だ。
もしも、三國志の武将が女性だったら?
とか、そういうもしも~だったら……、という過程で世界が枝分かれしていくという話だ。
それならば、今回のアーシアの事象も説明できる。
「いくつか有るって言ってましたが、他に何かあるのですか?」
刹那が俺の話の中でいくつかあるという話で別の可能性を聞きたくなったのだろう。
しかし、これは可能性も低いし、なによりタイミングが良くない。
「これは一番可能性が低いし、無理やりな考察だからな。話さない方が良いと思う」
荒唐無稽な状況で、更に荒唐無稽な仮定を重ねたほとんどが妄想として廃棄される様な考察だ。
混乱するだけだし、なによりも救いがあまりにも無い。
「では、しばらくはアーシアさんのお世話は小猫さん以外で担当しましょう。マスターはいつも通り女性陣と一緒で、小猫さんも私かマスターが一緒の時のみ、ということで」
中間拠点の作成に、この島の考察、アーシアの看病にとやることが増えてきた。
全員の了解と取り、その日は会議終了。
さて、俺の責任だ。フォローしないとな。
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キョウジさんの話した考察。
それは私の過去の出来事を思い出させるには十分で、自身が創られた存在だと思うと怖くなってきてしまう。
今の家族や友人に恵まれた私は、私の様な子供たちや身寄りのない子供を探しては後見人になったりしていて、それすらも創られた感情の様な気がしてきてしまい……
「こんな所に居たのかフェイト」
後ろから掛けられた声。
キョウジさんがいつの間にか私の傍まで来てくれていた。
こんなに傍に来るまで分からなかったなんて、やっぱり相当参っているようだ。
「キョウジさん……私は……創作の人物なのかな?」
思わず出た言葉。
八つ当たりでしかないと分かっているのに、止められない。
「プロジェクトFで生まれて、私は今幸せで……家族も友人も得られて、でもアニメや漫画の世界で……」
「フェイト、千里眼のレアスキルってそっちの世界にあるか?」
突然、そんなことを問われた。
記憶の中を確認すると、過去に資料で読んだ覚えがある。
詳細は覚えていないが、千里眼に近いレアスキルの登録は確かに管理局には有ったはずだ。
「千里眼には種類があって、並行世界を含めた未来を見通す眼も存在している。その亜種で見るのではなく、感じる事、並行世界の出来事を見るのではなく感じ取り、文字や絵に起こす。そういうレアスキルがあるんだ」
別世界の自分が体験したことを夢に見たり、物語として浮かべたりするらしい。
「だから、俺がフェイトの世界を知っていたことだって、俺の世界の誰かがフェイトの世界の出来事を感じて作品にした可能性も十分にある」
不器用な人だと思った。
だけど、必死に自分の考察で私の過去を鑑みて、慰めようとしてくれている。
あんなにも女の子を抱いて、弱い所を責めているのに、不思議な人だ。
「ありがとう、慰めてくれるんですね」
「……」
顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。
可愛い。
エッチの時は私を虐めてきたりしているけど、私が気持ちよくなることを真剣に考えてくれていて、その結果だと分かっている。
ちょっとだけ、甘えても……いいよね?
「キョウジさん……」
ギュッとキョウジさんに抱き着く。
私の胸がキョウジさんの胸板に当たって形を変える。
ポンポンッと頭を撫でられる。
そして、私から求める様にキョウジさんへ口づけをする。
あまり慣れてないけど、丁寧にキョウジさんを感じられるように。
「分かった。少しだけ強く……な?」
私の意思が伝わったようで、キョウジさんは行為に入っていく。
口づけをして、服を脱がせ、胸を愛撫し、膣内を丁寧に刺激してくれる。
そこまでは普通よりも丁寧な前戯という感じだったけど、ここからがキョウジさんの本領発揮だった。
「じゃあいくぞ?」
そう言って、抱え上げられる時に、ゾクゾクッとした感覚が背筋に走った。
確認すると、キョウジさんの指が私のお尻に入っていた。
奥までじゃなくて、指の先っぽだけが入る形。
異物感でゾワゾワとするけど、同時に言い知れない背徳感がある。
「……あの、キョウジさん」
「さて、入れていくよ」
無視された。
ワザとやっているのだろう。
私を抱くときのキョウジさんは少し意地悪だ。
だけど、それが気持ちいいと思ってしまう自分はもうかなり重症なのだと思う。
「ぁぁ……んぅ……!」
思わず漏れてしまった声。
キョウジさんのモノがズルズルと膣奥へ入ってきて、思わずお腹に力が入る。
すると、お尻も締まってキョウジさんの指を締めて、その異物感が凄い。
そして、何度も膣内を動くキョウジさんのモノに合わせて、お尻に力が入って変な声を上げてしまう。
この循環が出来てしまった。
キョウジさんは言葉攻めはあまりしない。
羞恥を煽る時ぐらいなもので、後は私に対しての強い刺激を駆使してくる。
「おや? どうしたのかな? いつもよりも締め付けが強いぞ?」
だけど今日は言葉攻めも駆使してきて、いつも以上に丁寧に私を責めてくる。
私もついついその刺激に身体が蕩けてしまいそうな感覚に陥ってしまう。
ああ、こうして私をしっかりと見てくれている。
そう感じる。
それから何度も私は中で出され、お尻をたっぷりと弄られて、お尻の刺激に快感を感じる所まで調教された。
そのうち、キョウジさんは私のお尻でもセックスをしてくるかもしれない。
そう考えると不安と同時に期待感で胸が満たされるのを感じる。
「気持ちよかったよフェイト」
「私も気持ちよかったです……キョウジさん」
この幸せな時間。
これも私の得たモノだとすれば、ちょっとした贅沢なのかもしれない。
そう思わずにはいられませんでした。
さて、設定の根幹部分を触れている今回の話。
エッチィ描写が少なめなのであまり人気は無いと思いますが、エンディングに向かわせるには必要な回なのでご了承ください。
考察や感想、評価などありましたら是非とも!
ストーリーアンケートの結果、探索場所は『東側』となりました。
エロを書けとそういう事ですね分かります。
それでは、次回をお楽しみに!
ストーリーアンケート 中間拠点からどっちへ探索範囲を広げる?
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東側(例の植物群生地帯)
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西側(猛獣生息地域)
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北側(一番遠い山岳地帯)