※この作品はR-18です。

無人島暮らし~いろんなヒロインが流れ着くエロゲみたいな島~   作:みずしろオルカ

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 どうも、件の病気でだいぶ勤務に変化が出ているオルカです。

 最近は朝のラッシュも戻りつつありますが、まだまだピーク時には程遠いですね。

 さて、エロもそれなりに良いものが出来たように感じます。
 皆様のお好みに合えばよいですが。

 それでは、お楽しみください。


29 無人島で食事を楽しむ

 篠ノ之束との取引が可能になった状態は、無人島での生活を飛躍的に便利にしてくれた。

 小猫がある程度鉄板を整形できるとはいえ、農具や調理器具をきちんと成形された状態で手に入れられるのは大きい。

 

 例えば包丁は、小猫がある程度折り畳んだ後に俺が叩いて包丁の形に整形していた。

 鍋だって鉄板を岩の窪みを利用して整形していた。

 取っ手だって付いていなかったし、形が歪だから変な所からこぼれ出したりしていた。

 

 束さんから貰った調理器具は、形がしっかりしていて厚さも均一。

 取っ手も付いているし、使っていてとても楽だ。

 

「動物性の油って残ってた?」

 

 動物性と植物性の油。

 読んで字の如く、動物と植物から採れる油の事なのだが、採取の容易さが違う。

 

 動物性の油は、採取した野生動物の脂身から抽出する。

 利点として抽出が容易である事と、常温で固形になる事が多い為、料理以外に蝋燭等に利用できる。

 欠点として、味に癖がある事と、保存と消費量が釣り合わない事がある為、油自体が痛んでしまう事がある。

 

 植物性は、植物の種等から抽出する油だ。

 利点として保存がしやすい事と、料理では癖が少ない為、万能で使う事ができる。

 欠点として、抽出が非常に困難で手間がかかる事と、種を潰す事になる為、量が用意できない事だろう。

 

「瓶半分ぐらい残ってました。木乃香さんに抽出してもらいますね」

 

 隣で野菜を刻んでいたゆかりさん。

 調理器具を変えてからの調理時間は圧倒的に短縮されている。

 

 先日の俺の働き過ぎの件以降、木乃香やアーシアの仕事を意図的に振り分けるようになった。

 主にゆかりさんの差配なんだが……。

 

「マスターは……、やっぱり仕事を振るとか差配するとかが苦手みたいですね」

 

 自覚があるだけに言い返せない。

 この島に来る前は社畜だったが、ブラック企業では振られる仕事をこなすだけだった。

 部下も居たが、仕事を振る余裕も無く、部下も多くの仕事を抱えていた為、仕事を振り分けるという事が出来なかった。

 

「あ、スープはウチが作ってるんよ~。キョウジさんは座って待っててな?」

 

「え? いや、焼きとかもあるだろうし……」

 

「マスター? それの実地研修も兼ねてですから、しっかりと私が見ていますから……ね?」

 

 ゆかりさんから笑顔で凄まれた。

 これは引き下がらないと先日の二の舞になると分かる。

 

 食事の準備は結構な大仕事だ。

 七人分の食事量は相当なものだし、食事が終わった後の洗い物も重労働。

 

 手伝いたいと思うのだけど、俺の後ろでゆかりさんや小猫からジト目でにらまれてる。

 木乃香やアーシアは眉をハの字にして苦笑い、刹那とフェイトは当然だとばかりに頷いていた。

 

 包囲網が完成している状態で、抵抗しても仕方が無い。

 大人しく食卓につくことにする。

 

「まったく、おにいさんは……。働くことは大事ですが、七人も居るのですし仕事を振り分けるのも大事です」

 

 食卓は、最初こそ丁度いい形の岩を使っていたが、木乃香達が来た辺りから小猫が巨大な鉄板を成形して、円卓状の食卓を作ってくれた。

 錆を削ったり、油を塗って錆を防いだりしていたが、先日に束からペンキを貰ったので塗って大分ケアが楽になった。

 

「気を付けているつもりなんだが……」

 

「ダウトやえ? 篠ノ之博士の所に行く道にレンガ敷き詰めようとしとるやろ? 素材集めから作成までほぼ一人やん?」

 

 ギクッと身体が固まる。

 束さんの拠点までの道のりは、西側でも比較的マシな道のりではあるのだ。

 しかし、頻繁に行き来するには険しい道のりである。

 

 なので、レンガを使いある程度の道のりを舗装しようと考えたのだ。

 舗装と言ってもガチガチに終始レンガを敷き詰めるのではなく、要所要所で道を補強する為の舗装だ。

 

「いや、確かに素材は集めてるけど……」

 

「別にええんよ? キョウジさんは必要やと思って動いてるし、ウチ等に負担かけんようにって考えとるんも分かっとる」

 

 出来上がった料理を配膳しながら、ニコニコと話している。

 というか、木乃香が知っているという事は小猫もゆかりさんも知ってるって事じゃないか。

 

「でも、手が空いたからってすぐに仕事を入れるんは、あかんえ? 休んでもらいたいのに、休んでくれんのは……心配やし、悲しいわ」

 

 ぬぅ。

 悲しそうな声色と表情に罪悪感がつのる。

 こうなっている時点で俺に勝ち目は無いのだ。

 

「わかった、今後は何かする前に全体で話し合いにするようにするから」

 

 両手を上げて降参のポーズ。

 俺が女の子が悲しんでいたり、泣いている姿がダメなのを把握されている。

 

 俺の言葉を聞いて、満足げに木乃香が微笑むと皆の前に料理を配っていく。

 野菜たっぷりのスープに、串打ちされた肉。

 

「お? このスープ味が濃いですね」

 

「これなぁ、串打ちの肉の骨を出汁に使うとるんよ」

 

 骨から旨味なんかの出汁が出る事は知られている。

 鶏ガラスープ、鶏白湯は同じ鶏ガラを使うが、煮出す時の火力で変わって来る。

 豚骨は有名だし、イノシシの骨を使うスープもある。

 

 魚もアラ汁や潮汁なんかが知られるが、良質な出汁が取れる。

 調味料の調達が限定的な現状において、旨味や濃さなんかの部分の補強は出汁が決め手になる。

 

「おお、これは旨いな。イノシシの骨か?」

 

「そやえ。砕いて三回ぐらい水を足しながら煮出したんよ」

 

 どおりで濃い訳だ。

 旨味成分のアミノ酸系統が多く、ミネラルやコラーゲンなんかも豊富。

 そこに野菜の旨味も加わって、高い栄養を持つスープに仕上がっている。

 あえて野菜のみにして全体のバランスをとっている。

 

 串焼きも七人分の量となると大量だ。

 基本的に塩胡椒での味付けで、炭火でじっくりと焼き上げている。

 表面がカリッと焼き上がり、中身は噛めば噛む程に肉汁があふれ出てくる。

 

「麺のレシピも覚えていますが、材料が無い事にはどうにもできませんからね」

 

 残念そうなゆかりさんの言葉に全員頷く。

 このイノシシの骨スープはラーメンに良さそうだ。

 

 小麦粉自体は代用が無い訳じゃない。

 卵も採取自体は出来る。

 ただ、重曹は手に入れられない。

 

 どうやら海水から抽出できるという事も知っているが、方法が分からない。

 束さんなら出来るだろうが、余り頼り過ぎるのも良くない。

 

 うどん麺のようなものなら出来るが……。

 やっぱり、豚骨のようなスープには中華麺が合う。

 

「重曹がなぁ……苛性ソーダがあれば海水から抽出できるらしいんだが……」

 

「良く知ってますねマスター」

 

「知ってても意味の無い知識の一つだよ」

 

 耐熱煉瓦や醤油の製法なんかもそう言った知識の一つだ。

 どれも手に入らない材料が必要なものだ。

 

 多くの知識の中から必要なものを抽出する。

 趣味の動画漁りだったり、知識の収集が功を奏している。

 

「それでも、おにいさんの知識や経験に私達は助けられてるんですよ?」

 

 小猫の言葉に全員が頷く。

 その反応が嬉しく、思わず口元が緩むのを感じる。

 

 美味しい料理と仲間。

 良い時間だ。

 

 

***********************************

 

 

 中間拠点は基本的に遠征の際の宿泊道具や、遠征組の宿泊場所として機能している。

 特に採取班がよく利用していて、遠征組に編成される拠点班は利用頻度が少ない。

 

「はい、キョウジさん! こちらにかけて下さい。私、頑張ります!!」

 

 ムンッと気合を入れているアーシア。

 中間拠点の下に立ててある倉庫代わりの場所で双方全裸だ。

 

 頬が紅潮していて、興奮と羞恥が半々……いや、七三で羞恥が勝っているといった印象。

 胸は先端がピンッと立っていて、股間からは静かに愛液が垂れている。

 ガッツポーズのようなポーズで少し手や足に震えが見える。

 

「ああ……えっと、今回も……?」

 

「はい! お任せください!」

 

 元気に答えてくれるアーシア。

 彼女は俺に責めさせてくれない、いわゆる奉仕が好きな娘だ。

 

 腰かけた状態で、俺の片膝を跨ぐようにして座り込む。

 太ももに彼女のマンコの感触がダイレクトに伝わってくる。

 

 既にしっとりと濡れていて、ギュッと俺の太ももを彼女の太ももが挟む感覚。

 横には真っ赤になっているアーシアの顔が見える。

 

「えっと……よろしく……お願いします……」

 

 そう言って俺の頭を抱き込む様にしてキスをしてくれる。

 舌を絡ませて、薄っすらと開けている眼が合う。

 

 すると更に身体が震えて、より一層情熱的な舌使いをしてくれる。

 俺は両手を頭と腰に置いて、アーシアは両手を後頭部と首筋に、腰はゆっくりと俺の太ももに擦り付けている。

 

 ジワジワと俺の太ももが愛液で濡れてくる。

 元々かなり硬くなっていた俺のムスコだが、一連のやり取りで既に脈打つ程に血が集まっている。

 

「んぅ……、ぁむ……レロ……ちゅる……」

 

 舌を絡ませ、唇をついばみ、唾液を啜る様にして、アーシアと俺は高ぶっていく。

 気づくと俺の太ももの愛液はふくらはぎまで垂れていて、最初こそ遠慮がちだった腰の動きが早くなっている。

 

 徐々に身体が密着し、彼女の控えめな胸も俺の胸板に押しあたって感触を伝えてくる。

 そこを意識し始めると、アーシアは積極的に身体を密着させて、全身の感触を伝えてきた。

 

「っはぁ……気持ち良かったですか?」

 

 唇が離れ、互いに酸素を取り込む。

 アーシアがそう言いながら、俺の股間に視線を移す。

 ピクッと肩が跳ねたのが見えた。

 

 たぶん、まだ慣れてないのかもしれない。

 最初は声にも出ていたから、だいぶ慣れてきたのかもしれないが……。

 

「次は、直接気持ち良くします……」

 

 そう言うと直ぐに俺の股の間に移動すると、いきなり咥えるのではなく、両手で優しく擦り始めた。

 上目遣いで俺の反応を伺いつつ、強弱をつけて俺を気持ちよくさせようと頑張っている。

 

 しかし、不慣れな手つきが可愛く感じるも、刺激が弱い。

 気持ち良くしてくれているし、確実に絶頂へ近付いているのは感じるが、寸止めとも違うもどかしい感覚がある。

 

「んぁ……」

 

 突然、アーシアが口を開けてそのままムスコを口に入れてしまった。

 あまりに突然で驚いていると、元々もどかしい刺激だったのが、ハッキリとした刺激に変化し、直ぐに射精してしまう。

 

「ぐぅ……っ!?」

 

「!?」

 

 射精に震える股間を丁寧に、そして何度も口の中で精液を飲み込みながら愛撫し続けている。

 尿道に残っている精液すらもしっかりと吸い出され、丁寧に亀頭の周りを舌が這う。

 

「ん……はぁ……ろうれふか(どうですか)? ひもひひょはっはれふは(気持ち良かったですか)?」

 

 口を開けたまま、舌を出して口の中に精液が残っていない事を見せてくる。

 テラテラと艶めかしい舌と口内、無意識なのだろう出ている舌が時折うねうねと動く様は扇情的だった。

 

 精液を飲んでくれたという事と、目の前のとてもいやらしい光景に自分のムスコも再び硬度を取り戻してくるのを感じる。

 

「あ……、次は膣内で気持ち良くなってください」

 

 座ったまま、対面座位の姿勢でアーシアは腰を下ろした。

 まだ、挿入されていない。

 反り返った股間と身体の間に自身を滑り込ませるように入ってきて、彼女のお尻の割れ目にムスコが当たっているのを感じた。

 

 そのまま腰を浮かせ、俺の股間に手を当て、位置を調整しながら彼女の膣内に入る角度へ調整している。

 

「ん……ふ……ぅん」

 

 十分以上に濡れている膣内に殆ど抵抗も無く呑み込まれていく。

 少し進むだけで亀頭を包む様に締め付け、更に硬さが増していくのを感じた。

 

「すごく気持ちいいよ、アーシア」

 

 こうして感想を言ってあげると、更に膣内に愛液が溢れ、締め付けが強くなる。

 ピクンピクンッと腰が跳ねて、彼女自身がとても気持ちよさそうな反応を視る事が出来るのだ。

 

「キョウジ……さんも……いっぱい気持ち良く……なってください……」

 

 膣奥まで届いた状態で、俺の首に腕を回した彼女は、蕩けたような笑みを俺に向けた。

 股間にはまるで痙攣しているかのように締め付けてくる感覚があり、彼女の背中を支えている手のひらにも震えが伝わってくる。

 

 あれ? もしかして絶頂から降りて来れなくなってる感じかこれ?

 

 

***********************************

 

 

 カタカタとキーボードをタイプする音と人口の光が充満している部屋。

 モシャモシャと咀嚼音が時折入ってくる。

 

「うーん、キョウ君が持ってきてくれる保存食だと物足りなくなって来たなぁ」

 

 定期的に交流に来るキョウジは土産として、保存食や保存のできる料理を置いていく。

 束からすると奥の部屋には冷蔵庫擬きもある為、大抵の料理なら保存は出来る状況だ。

 

「この束さんがこの場所で出来る全ての検査をして、栄養価の高い果物という結果……」

 

 モニターから顔を上げて視線を横にズラすと、東の森で群生している果実。

 ガラスの中に液体と共に漬けられていて、その後ろの壁には幾つもの計算式と、結果が書かれている。

 

 含まれている成分とそこから推測される味や食感。

 そしてキョウジ達が証言している媚薬成分は確認できなかったという事実。

 

「正直、嘘かとも思ったけど……」

 

 そうつぶやくと、視線を果実からモニターに戻す。

 そこには、何度目なのか分からないキョウジの情事が映し出されている。

 相手の金髪の少女は息も絶え絶えだが、まるで取りつかれた様に彼を求めていた。

 

 異常な光景。

 女性側も不慣れなはずだし、キョウジ自身も十発以上は出しているはずだ。

 精液量も物理的にあり得ない量を出している。

 

「嘘では片づけられない現象が目の前にある以上、成分以外の観点を探す必要があるんだよねぇ」

 

 いくつもの計算式と栄養素が書かれている壁。

 そこに丸で囲まれた単語を束は目に収めた。

 

 『魔法』。

 束の出身世界には存在していなかった概念。

 キョウジがまとめている拠点には魔法という概念のある世界出身者が多い。

 

 キョウジ本人は魔法の概念は無い世界の出身だ。

 しかし、束や彼の周囲の人間はキョウジにとって、物語の登場人物としての知識がある。

 この島で得られるであろう知識以上の魔法体系を知っているだろう。

 

「束さんが出来る事は殆どやっちゃったんだけど……」

 

 彼女の目には、果実を運んでいたドローンを操作する画面。

 ドローンに付いたカメラには、件の果実が異様に釣り下がっている光景が映し出されている。

 

 一年を通して実り続ける異質な光景。

 植物の概念を今一度考えさせられる。

 

「キョウ君が来るのは……中間拠点に居るし二日後ぐらいかな?」

 

 別のモニターに映し出されているキョウジの情事は、彼からの情報に有った中間地点に建てられた拠点。

 そこでの行為ならば、明日に出発してから明後日の昼には到着する。

 

「私は細胞レベルでハイスペックだし、どんな違いが出るかも検証しないとね」

 

 明日の夜ぐらいに実験をしようと決めて、必要な道具や場所の準備を始めた。

 




 いかがだったでしょうか?

 束さんがリーチです。
 初登場から四話も待たせてしましましたが、いよいよ彼女のシーンに取り掛かれます。

 魔法の概念を得た篠ノ之束。
 恐ろしいですが、ある意味で万能化しそうな予感。

 よろしければ、評価や感想を頂ければ幸いです。
 それでは~。
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