※この作品はR-18です。

無人島暮らし~いろんなヒロインが流れ着くエロゲみたいな島~   作:みずしろオルカ

34 / 46
 どうも、首を寝違えたオルカです。

 最近暑いので寝返りをしまくったからでしょう。
 クシャミ一つが辛いです。

 さて、ようやく束パートが終わりになります。
 色々試行錯誤した難産の話でしたが、楽しんで頂ければ幸いです。

 それではどうぞ。


31 無人島実験のその後

 差し出された首輪に動揺したが、何とか対応方針を決めた。

 本来なら愛撫の段階から、束さんの反応を視つつ、ある程度の性癖の方向を絞り込んでいたのだけれど、今回は電光石火。

 組み敷かれて挿入まで五分も経っていないのじゃないだろうか。

 

 既に本番が始まっている状態で、まさに情報不足が顕著に出ている。

 俺に付けたいみたいだけど、はい分かりましたっと簡単に返せるわけではない。

 

 支配の方向性によっては断固拒否しなければならないのだ。

 特に自分だけのモノにしたいタイプである時に、小猫達にも迷惑がかかる。

 発情発作は頻度こそ多くは無いが、起こってしまえば症状はとても重い。

 

 だからこそ、束さんの性癖の為だけにその首輪を受け入れられない。

 俺がやるべきは、攻勢に出る事。

 

 幸い、Sの思考や言動は鍛えられているからね。

 不本意ながら……。

 

「この首輪の使い方は……」

 

 そう言って、油断していた束さんの身体を優しくベッドに転がして、騎乗位から正常位へと体位を変える。

 抵抗しようとしていた束さんを、脇腹を撫でて封殺して無事に正常位切り替えられた。

 

 そして、抱きしめる様な口づけをしながら首輪を彼女に着けた。

 少々強引な方法ではあるが、もし仮に彼女の性癖が自覚しておらず、自己分析が出来ていない状態だった場合、自身の姿を相手に投影して欲求を満足させようとしている可能性がある。

 

 束さんの場合、他者に関心が薄くて自分の欲求を自身で満足させる事が出来る。

 他者に求めるのは、彼女の妹さんや親友からの言葉であったり、感情であるはず。

 一人で大抵の事が出来てしまう彼女は、プライドも高いから他者へ求める事も通常はしない。

 そして、今こうしている俺に何かを求めるとしたら、彼女が本当に欲しい関係よりも圧倒的に力不足な俺には代わりを求める可能性はありえる。

 

 束さんの欲しい物を与える立場ではなく、欲しい物を受けている姿を見せる事を求められる立場。

 だから、博打とはいえ彼女に首輪をかけた俺の判断は間違っていないはずだ。

 

「……束、自分を偽るな。束が欲しいのなら俺が与える」

 

 あえて呼び捨てる。

 内心は心臓バクバクで、表情に出さないように必死だ。

 手の震えも出さない様にして、彼女の頭を撫でる。

 

 束さんのキョトンっとした表情が気まずい。

 一種の大勝負、似合わない事をしているって自覚はあるが、これは俺のコミュニティの存続問題にも発展しうる。

 彼女が性癖を自覚するか性癖が変化するか、そこは分からないけど攻めなければならない。

 

「綺麗な肌に赤い首輪が映えてるね。似合ってるよ、束」

 

 そう言いながら、再び口づけから腰を動かし始める。

 束さんもかなり発情状態が危険域だし……やれることをやろう。

 小猫の時以来、抑えていた全力全霊で……!

 

 キスをすると、キュキュッと膣内が痙攣する感覚がムスコを通じて感じる。

 徐々に束さんの……いや、ここからは束と心の中でも呼び捨てる気概がひつようだろう。

 束の白い肌が綺麗なピンク色に染まり、触れている所からピクピクと跳ねている感覚が伝わってくる。

 

 少しずつ束の方にも火が付いてきたようで、舌使いが積極的になってきた。

 舌が積極的になって、次に腕が俺を抱きしめる様な形に変化してくる。

 

 腰を打ち付ける度に水音が増し、束のくぐもった声の感覚が短くなってくる。

 二度の射精を終えたあたりでようやく束の口を解放し、挿入したままの愛撫に移行。

 頭や顔に手を添えていると彼女の反応が良いから、片手を添えて空いている手を胸や背中に回し、反応を観察する。

 

「はぁ……はぁ……、キョウ君……激し……過ぎるよぉ……」

 

 息も絶え絶えで、長時間のキスの影響で口元から涎が垂れている。

 思考の暇を与えない方が良い。

 単純な程に性癖は自覚しやすいから。

 

「もっともっと、気持ち良くしてあげるね」

 

 そう言って今度はゆっくりとしたストロークの腰遣いで束の熱を上げていく。

 胸を揉み、乳首を軽く抓り、頬を撫でる。

 

 すでにビンビンに勃起している乳首は、これ以上無理と言うように触れる度に跳ね上がり、硬くなっていく。

 時折、首輪を自覚させるように頬に触れている手で首輪を軽くひっかける。

 

 呼吸が浅い。

 問題無い程度だが、結構強い快感を与えられているようだ。

 果実の毒を抜くためにも、沢山絶頂を迎えてもらいたい。

 

「束、いくよ?」

 

 

***********************************

 

 

 いきなり、キョウ君に首輪を付けられた。

 本当は、キョウ君の為に用意した首輪だったけど、いきなり私の首に付けられちゃった。

 

 ビックリした事もだけど、首輪を着けられた途端に抵抗の意思というかキョウ君へ首輪を着けたいという欲求みたいなものが全部霧散してしまう。

 

 キスされている間も、キョウ君は何度もゆっくりと腰を動かしながら頬を撫でたり、胸をもんだりと愛撫に余念がない。

 

「……束、自分を偽るな。束が欲しいのなら俺が与える」

 

 その言葉に私の思考は一瞬にして漂白された。

 いけない、普段なら思考や論理で精神の防御は成り立っている。

 言葉の裏を考えたり、別の事を考えたりして精神は守られる。

 特に私の場合は箒ちゃん達以外の言葉を聞き流したり、無視したり、頭の中で存在ごと消していたりしていたけど、今回は否応なくキョウ君に意識が集中していた。

 

 性行為であること、私自身が初めてであること、これらを鑑みてもこの状況はおかしい。

 十中八九あの果実だ。

 

「綺麗な肌に赤い首輪が映えてるね。似合ってるよ、束」

 

 ヒュッと口から漏れ出た音に、私の身体が反応したのだと理解させられた。

 血流がすごい速さになっているのを自覚する。

 

 キョウ君に見られている部分から快感が生まれているような錯覚。

 当然、オチンチンが入っているオマンコは、今までの自慰行為での快感とは何だったのだろうか? と思わせるような強烈な気持ちよさを叩きつけてくる。

 

 制止をかけよう、そう思って口を開いた瞬間、再びキョウ君の口づけで蓋をされてしまった。

 完全に無防備な私の舌に、キョウ君の舌が絡みついてくる。

 私を味わい尽くしているかのような執拗で濃厚な舌の絡みと唾液の交換行為。

 

 マズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイ……!!

 

 触れられるだけで、舌を絡めるだけで、さっきまでとは別次元の快感。

 身体が自分のモノじゃない気がする。

 渇きから満たされていく感覚。

 

 長い長い口づけのせいで、酸素が普段よりも呼吸で取り入れられない。

 限界かと思っていた快感は、キョウ君が一突きする度に天井知らずに上っていく。

 

「はぁ……はぁ……、キョウ君……激し……過ぎるよぉ……」

 

 ようやく解放された。

 空気が美味しい。

 

 頭がボーっとするのに呆けられない。

 二回もキョウ君に突かれ、膣内に出されている。

 

 一度目で意識に火花が散ったような感覚が、二度目で絶頂の上から更に絶頂するという初体験をさせられた。

 

「もっともっと、気持ち良くしてあげるね」

 

 そう言ってからキョウ君の責めはゆっくりとしたものに変わる。

 それで快感が落ち着くかと思えば、そんなことはない。

 

 おっぱいを沢山弄られて、頬を優しく撫でられる。

 そしてその度に首輪に指が当たって、神経が首輪に繋がったんじゃないだろうかと錯覚してしまう。

 

 激しく動かれていた方がまだよかったかもしれない。

 快感の濁流が前後不覚に陥らせる。

 

「束、いくよ?」

 

 あ、ダメかもしれない……。

 

 私の知らない感覚や快感が襲ってきて、既に頭の中がオーバーフロー気味なのにキョウ君の本気は耐えられないだろう。

 

 これが性癖を当てられた効果か。

 感慨深い様な感覚で、首輪に触れる。

 

 私が用意した革製の首輪。

 それが私の首にかかっている事を自覚する。

 まるで新しい私の一部だと言われても納得してしまいそうだ。

 

 ああ、意識が朦朧とする。

 これが、あの果実の効果……、考察すら儘ならない。

 

「出しますよ」

 

 すごい勢いでお腹に違和感が広がっていく。

 温かくて……心地いいなぁ……。

 

……

…………

………………

 

「キョウ君、待って! もう無理だから!」

 

「いやいや、束の脚が腰に絡みついて離れないんじゃないか」

 

 そう言われて初めて気づく、私の脚がしっかりとキョウ君の腰に絡みついて、しかも外れない様に足の甲を重ねてロックしていた。

 身体に力が入らないと思っていたのに、私の脚は意思に反して溶ける気配が無い。

 

「まったく、甘えん坊だな。大丈夫、満足するまで付き合うから」

 

 え? いや、もう片手じゃ足りないぐらい……。

 待って、私の記録している回数を超えてるんだけど!?

 

 彼のオチンチンは、私の膣内で全く衰える気配が無く、初めての時の硬さを維持している。

 いや、熱や脈動は上がってるのかもしれない……。

 

……

…………

………………

 

「ヒョウふん……もぅ、らめらぉ……」

 

 呂律が回らない。

 正常位で上から覆いかぶさる様に腰を動かし続けるキョウ君。

 

 抵抗する意思はもうない。

 全身の力を抜いているのに、脚は変わらずキョウ君に絡みついたまま。

 

「そんなウソを言う口は塞いじゃいましょうか」

 

 グイっと首輪に指を入れて引っ張られる。

 この感覚がたまらない。

 

 認めるしかない、私はキョウ君に飼われたいのだ。

 篠ノ之束が、三国恭治という男性に飼われたい。

 

 そう自覚した時に、私の腕はキョウ君を抱きしめる様に動いていた。

 足も、腰も、腕でさえ意思とは関係なく、動いているのに、どうして私は……?

……

…………

………………

 

「んむぅ……ちゅっ……れろ……」

 

 何度も何度もキョウ君に射精され、一突きされる度に膣から精液と愛液の混ざったものが溢れだし、時折潮が吹きだす。

 

 何回射精されたか分からない。

 私の絶頂回数なんてとうの昔に数えるのをやめた。

 

 ここ何回かは、射精しながら腰を動かしてくるキョウ君に恐ろしさを感じた。

 でも、同時にそれほど求められることが嬉しくて、私をもっと味わってほしくて……。

 

「もっろぉ……ヒョウふん……」

 

 

***********************************

 

 

「ぁぁぁぅ……も……ろ……」

 

 完全に意識が無い状態の束。

 股間からは精液が流れ出ていて、身体も汗や色んな液体でドロドロだ。

 

「歯止め……利かなかったな……」

 

 完全にアヘ顔で気を失っている。

 不規則に痙攣しているが……まぁ大丈夫だろう。

 

 カプセル型のベッドは丸ごと処分案件だし、外は真っ暗だ。

 時間間隔が無くなっていたけど、最低でも五時間は経っているだろう。

 

 ベッドの端に座って頭を抱えている状態で、洞窟をくり貫いて作られているこの部屋だが……。

 

「これ臭いとれないんじゃないか?」

 

 かなりの疲労感が身体に溜まっているが、何とか行動できる。

 このまま眠ってしまいたいが、最低限の後片付けをする為に根性で起きている。

 

 普段、束が寝ている寝所を整え、束の身体を綺麗にする。

 股間から止めどなく流れ出る自分の精液に呆れかえってしまう。

 よくこんなに出したな俺。

 

「……S化調教されてないか俺?」

 

 頭をよぎるのは木乃香とフェイト。

 あの二人は精神的な責めと肉体的な責めを要求してくるため、それに応えるには双方の要求を満たす事になる。

 

 更にそこにアーシアの奉仕が入ってくる。

 調子に乗るというと語弊があるかもしれないが、力関係的に上位に立っている錯覚に陥ってしまう。

 

「後半楽しくなってた自覚はあるからなぁ……」

 

 束の身体を、最低限濡れた布で拭きとっていく。

 その度にビクビクと震える彼女の姿に湧き上がってきそうな欲望を抑え込む。

 

 そしてベッドへ運ぶ為に、お姫様抱っこをすると彼女のオマンコから自分の精液が文字通り噴き出す。

 人間の出す量じゃないなこりゃ。

 

「束を寝かせて……俺も身体拭いて寝よう」

 

 汗と愛液と唾液と精液と……。

 ひどい状況ではあるが、俺も全身を拭き上げて、倒れ込む様に眠る。

 流石に眠気がヤバい、昼から夕方までずっとしていたのだから当然と言えば当然。

 

 カプセル部屋は、とりあえず換気をして放置。

 束の隣にそっと横になる。

 

 今回は意図してタガを外した形になったが、束が体力的にダウンするという状況はおかしい。

 俺の身体能力は、束に敵う要素が無いと思っている。

 

 IS相手に渡り合える身体能力が俺にあるとは思えない。

 もしかしたら、あの果実の何らかの影響なのかもしれないが、こればかりは束の調査を待つほかない。

 

 もう寝よう……。

 横になった瞬間、瞼が一気に重くなり、そのまま眠ってしまった。

 

 

***********************************

 

 

「凄かったなぁ……」

 

 目が覚めて、傍らで倒れる様に眠るキョウ君が昨日の記憶を鮮明に思い出させる。

 全身が綺麗に拭かれていて、唯一股間からあふれ出ている精液だけはそのままだ。

 

 流石にここは私じゃないとダメな部分。

 それにても、寝室の時計を見ると大体昼頃で、キョウ君が来てくれてから大体丸一日経過していることになる。

 

 私の価値観が塗り替えられたような感覚。

 すごかったとしか言いようがない。

 

 お風呂場で下腹部を押すと、下品な音を立てて精液が垂れてくる。

 それを見ると、以前なら嫌悪が出てきたのだろうけど、今は歓喜や興奮の様なプラスの感情が溢れ、口元がにやけてしまう。

 

「キョウ君の……」

 

 シャワーで全身を流し、股間の精液も出来る限りかき出す。

 勿体ないと思っちゃう辺り、もうキョウ君の虜なのだと自覚する。

 

 首輪に指を這わせ、首から全身に広がるゾクゾクとした感覚に酔いしれる。

 ふと、シャワー用のポンプに写った自分の顔が、自分でもびっくりするほどだらしない表情を浮かべていた。

 

「あはは、オリジナルに無いもの貰っちゃった」

 

 夢も環境も親友も妹も、全部無い場所。

 でも、オリジナルに無い居場所を手に入れた。

 私だから分かるけど、きっと一生手に入れられないだろうモノ。

 ちょっと優越感。

 

 それに、たぶん科学だけじゃ推し量れない場所。

 魔法という技術体系、それもこの島だけで三つの世界の魔法が存在している。

 私の知らない技術として認識していると非科学的というよりは、知らない分野を開拓する感じ。

 

「キョウ君の知識も……教えて欲しいなぁ」

 

 この島に来てから、何もない生活に飽き飽きしていたけど、思いがけないモノを手に入れられた。

 さらに、知識欲を刺激される分野も開拓できた。

 

「存外悪くないじゃん」

 

 拠点を南に移して、キョウ君のお嫁さん達にも会わないといけない。

 魔法の分野でこの島の謎を解き明かすきっかけになれば、もっとキョウ君と居られる。

 

 束さん、ちょっと頑張っちゃおうかな。

 




 いかがだったでしょうか。

 FGOの夏イベ始まりましたね。
 うたわれも並行してプレイしているので、色々楽しみたいところ。

 コロナに猛暑と大変ではございますが、皆さんもお身体に気を付けてお過ごしください。

 よろしければ、評価や感想を頂ければ幸いです。
 それでは~。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。