無人島暮らし~いろんなヒロインが流れ着くエロゲみたいな島~ 作:みずしろオルカ
雨男じゃないはずなんですが、巡り合わせというやつでしょう。
さて、次回で北部の謎を解いていけるかなと言った所。
別作品も色々考えないといけなくなってきました、どうしよう・・・。
それではどうぞ!
中間拠点も過ぎて、北部山岳地帯手前。
フェイトから大分減衰も強力になってきているとの報告も受けている。
魔法を発動できるが、かなりの魔力を使うらしい。
一度、山へ登る前に手前の開けた場所にて補給することにした。
かなりの高さがある事と、食糧の確保が難しいと判断される事から保存食以外の食糧もある程度採取する必要があった。
木々が少なく、岩の多い山。
多少の植物は生えているが、食糧採取は困難だろう。
だからこそ、調達できる物を多く採取してから登っていく。
体力も回復して、万全の態勢で登っていく事が肝要だ。
「結構な量のキノコが採れたえ。乾燥させればええ出汁が出るわぁ」
ホクホクとした表情の木乃香がキノコを天日干ししている。
キノコは基本的に乾燥させると旨味が増すものが多い。
天日干しした物を水で戻しながらスープとかにすると美味しいのだ。
「燻製のお肉も持ってきてますから、しばらくは美味しい食事が出来そうです」
問題は水だ。
個人が携帯できる水の量は決まっている。
束が携帯用貯水タンクを開発しているが、それでも一週間分には足りない。
水源は北部には確実に三か所以上はあることは分かっていて、島に流れる三つの川の源流が北部の山岳地帯にある。
南側の河川沿いに上っていくルートを予定していて、理由としては煙の出ている西側の山を避けつつ、島を見渡せる高さがある南側の河川ルートを選んだのだ。
ここで東側のルートを選ばなかったのは、例の果実の群生地帯。
あの地帯を侵している植物の原因がある可能性がある。
それが、どんな理由なのかはわからないが、あの果実の効果を凝縮したようなものが存在していた場合、探索隊は帰れなくなる可能性が高くなる。
避けて置く方が賢明だ。
「明後日の早朝に登り始める事にして、明日は各自体調を整えることにしよう」
体力の回復と、採取した食糧たちの保存性を高める作業に従事する。
肉は燻製、キノコは乾燥、野草はまとめて少量の水の入った容器で保管する。
肉とキノコは日持ちするだろうけど、野草は少し早めの消費をしなければならない。
乾燥や燻製などの様に保存食化できないのであれば、難しいな。
野草は多めに採取し、早めに消費する。
栄養という点で考えて、野菜での摂取できる栄養は疎かにはできない。
多少の植物が生えるあの山では、山菜が採れるかもしれないが、岩肌も多い。
とれない可能性を考慮して、ある程度揃えてから挑むのが最良だろう。
「せやったら、燻製の準備はウチとせっちゃんでするわぁ」
「そうですね、獲物の解体と燻製はお任せください」
本日捕れた獲物は、鹿一体とイノシシ一体。
大収穫であるが、全部燻製にするとなるとそれなりのスペースが必要になる。
皮を剥ぎ、内臓を抜き、可食部意を選別、肉を部位ごとに解体。
その後に、燻製の為に密閉できる空間と、火の管理っと一日で行うにはハードではあるのだ。
「二人で獲物二体はきついだろう。フェイトは解体の手伝い、俺と束は燻製する為のスペースを作るのを手伝ってくれ」
「火の管理じゃなくて、電熱線での管理が出来るよ。室温計と連携させて一定温度を超えたら電源を切る様にできるから、かなり管理が楽になるはずだよ」
本当にありがたい。
電熱線が温度でスイッチを切り替えられるなら、見張りがかなり楽になる。
燻製で幾つか注意点があるとすれば、木のチップから出火させない事、煙を留めて置く事、燻製前のしっかりと食材を乾燥させる事、このあたりだろう。
だから獲物の解体後に、食材をある程度干してから燻製する必要がある。
塩と胡椒はある程度持ってきているし、出先でソフトジャーキー程度まで乾燥させることが重要。
今日は風も日光もいい感じだから、処理した端から燻製用にスライスしてから乾かす。
お昼と晩御飯は、処理した内臓系。
心臓や肝臓、腎臓がいいだろう。
「あれ? 腸は食べないの? 焼肉とかでホルモンの定番だと思うんだけど……」
「ああ、腸は確かに美味しいけど、下処理がとてつもなく手間がかかるんだ」
ネットでの知識だが、腸を開いて洗浄・内臓脂の除去、これは脂として抽出する・二度目の洗浄・これでようやく下拵え前の俺達の手に届く形のホルモンとなる。
ここから、小麦粉をまぶしてしっかりと擦り合わせ、水で流してようやく食べられるようになる。
塩で下拵えする方法もあるが、小麦粉も塩も貴重なのだ。
水洗いも、道具を揃えてかなりかかる。
今の状況だと、半日以上かかるかな?
時間と調味料が大量に持っていかれる為、余裕が無いなら控えた方が良い。
他の残滓と一緒に地中深く埋めるのが土地の為になる。
「内容物が通る場所だから下処理は確実にしなければならないし、その手間は他の内臓の倍以上。しかも、内臓は腐敗が早いから保存しておいて後で処理するという事が出来ないんだ」
「そうなんだ。なのは達とお店行った時とか、定番だったから……」
そう言うフェイトは、少し残念そうだ。
確かに、焼肉屋とかでのホルモンは美味しい。
ホルモンは栄養価も高いし、歯応えなんかも独特で、好き嫌いが分かれるが好む人は居る。
「なのはって、束さんに声が似てるって言ってた人だよね? どんな娘?」
ヒョコっと後ろから束が声をかけてくる。
そこから、フェイトのいた世界の話と高町なのはとの出会いを語らう。
結果から言うと、フェイトは好きなモノへの語りはオタクっぽい感じになるという事を知れた。
ちょっと、木乃香の事を語る刹那に似てると思ったが、あえては言うまい。
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「キョウジさん……もっとぉ……」
トロトロに蕩けた刹那が腕枕で恍惚な表情で俺の胸に顔を埋めている。
隣には、気を失っている木乃香。
こっちは、刹那と一緒に抱いてあげると、羞恥心が刺激されて一人の時より反応が良いのだ。
そうでなくとも、木乃香と刹那は二人で抱かれることを好む。
互いの記憶を持ってこの島に来てるから、元々仲が良かった二人が更に仲良くなっている。
「じゃぁ、上においで。抱きしめながらやろう」
すると、蕩けた笑みを浮かべて跨り、そして挿入しながら倒れ込む様に抱き着いてくる。
片手で抱きしめる様にしてあげると、嬉しそうに笑いながらキスを交わす。
さっきまでたっぷりとヤリ合っていたから、俺自身は限界まで余裕がある。
それに対して、刹那は挿入してすぐに絶頂を感じているようで、背中が時折跳ねているのが見えた。
撫でる様に背中をさすりながら、ゆっくりと腰を動かしていく。
刹那は強くやるより、こうしたスローペースなセックスを好む。
「あぅ……ん……む……ぅんぁ……」
蕩けきった表情で俺を見つめながら、腰を動かしてくる。
俺もそれに合わせて、強すぎないように調整して突き上げをリズム良く行っていく。
力強く突き上げるのではなく、ゆっくりと奥へ進め、奥に届いたら腰を捻って膣内を丁寧に擦り上げる。
それだけで、瞳が潤んで、口の端から涎が垂れて始める。
「キョウジさん……もっと、ごほうび……ください……」
刹那とのセックスは、口づけをしたままであることが多い。
俺自身が好きなのもあるけど、彼女は密着した状態を好む。
四十八手の『茶臼伸ばし』という体位に似ているが、基本的に全身を密着しつつ、伸ばしている刹那の脚を挟む様に自分の足を密着させると、喜んでくれる。
「ああ、今日も頑張ってくれたからな。ありがとうな、刹那」
行為の時に褒め過ぎて、普段のお礼で軽く絶頂しそうになってるから気を付けないければならない。
条件付けが進んでいるが、かといってきちんと気持ち良くさせてあげなくては、申し訳ない気持ちもある。
「……っ! ぁぁ……」
気を失って脱力した刹那。
しばらく、余韻を味わいながら眠ったことを確認する。
ゆっくりと、呼吸が落ち着いたことを確認して横に寝かせた。
左右から女の子二人に抱き着かれ、寝息が身体に当たるのを感じている。
「……腕、しびれた……」
贅沢な悩みかもしれないが、割と切実な状況だったりする。
朝一でマッサージしておこう。
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「ねぇねぇ、ふーちゃん」
火の番をしていたフェイトに、束が話しかけてくる。
また魔法の話かと思い、幾つか教えようと考えていた魔法へ思考を巡らせる。
まるでスポンジの様に術式を覚えていく彼女はまさに天才的だった。
今ではデバイスの補助なしで魔法陣を展開できる。
マルチタスクは元々習得していたし、ストレージデバイスの基礎構造を下地だけだったけど独自に作り出していた。
「何ですか、束さん」
「えぇ~、束でいいって言ってるのにいけずぅ」
少し拗ねた様な口調だったけど、束さんはいつもこんな感じ。
キョウジさんが言うには、適度な距離も必要だという話だ。
「それで、寝なくて大丈夫ですか? また魔法の話でしたら、明日に時間とれますけど……」
「え? ああ、それは大丈夫。拠点に戻ってからでも平気! それで、話って言うのは……」
そう言うと、言い淀むような仕草をする束さん。
珍しい。無邪気にズバッというタイプだと思ったけど、こういう反応をするのは意外だった。
「ふーちゃん達の魔法って、相手を殺さずに確実に気絶させられるんだよね?」
「非殺傷設定ですか? 正確には、酷く外傷を負うという事を避けられるだけで、実際にはそれなりの衝撃や痛みがあるんだけど……」
子供の頃、なのはの砲撃を受けた時のダメージは辛かった……。
けれど、ノックアウトできる確率はかなり高い。
「受けた側の耐久力次第にはなるけど、ノックアウトはできるかな」
「……消耗していたり、別の事へ意識が向いていたら?」
「……ほぼ確実にノックアウトできる……ね」
なんだろう。
少し物騒な会話内容。
だけど、束さんがキョウジさんに不利になる事をするとは思えない。
短い付き合いだけど、彼女は私達よりも先読みがスゴイだけで、重いというか行動原理は私達と近いと思っている。
「次に、ふーちゃんの魔法なんだけど……使える?」
AMFの阻害率は、ガジェットの種類にも寄るけど、大体60~80%程度。
大型になれば、120~200%程度だったはずだ。
更に、ガジェットが複数存在している状態でのAMFは、効果が重複する。
この状態は、スカリエッティの研究所は大型以上の濃いAMFが展開されていた。
この山は……高濃度のAMFが展開されている。
実際に味わったからこそわかる。
この山にはAMFを発生する装置がある。
「……魔力を節約して、小規模を数回、大規模を一回かな」
「……だったらふーちゃんにお願いがあるんだけど……」
束さんから頼まれたのは、予想外の事で、断ろうとしたんだけど、説得されてしまった。
彼女はどれだけ先を見ているのだろうか。
キョウジさんの為に……私も出来る事をしよう。
いかがだったでしょうか。
先日、鬼滅の刃のR18の短編を投稿しております。
ご興味があれば、是非とも一読ください。
本編関しては、次回でようやく動かせる。
ただ、エロシーンを入れられないかもです。
よろしければ、評価や感想を頂ければ幸いです。
それでは~。