午後から自習なので、保健室で昼寝をしようとしたら…!? 作:星龜
羽丘女子学園高等部―。
今日は、昼から自習。
羽丘女子学園は進学校だから、自習時間は、みんな、真面目にお勉強…
…と思ったら、大間違い★
こんな時こそ、普段の勉強漬けから開放されて、皆、思い思いに過ごしている。
だから、モカちゃんだって、思い思いなこと、やらせてもらいますよ☆
それは…
『保健室でお昼寝』☆
勉学というのは、思いのほか、体力を使うんだよね☆
いくら学生が若いからって、鉄石の身じゃないんだよ★
体力を回復させることも必要☆
つまり
『自習時間を体力の回復に使う』
というのは
『理にかなっている』
んだよねぇ~☆
さらに言わせてもらうと、保健室のベッドって
『必要以上に快適』
なんだよね☆
そういう
『学生の睡眠欲を掻き立てるようなモノ』
を保健室に置くという、学校側にも問題があるんだよね☆
つまり、モカちゃんが保健室で昼寝をするというのは
『学生として、人間として当然の行動であるので、モカちゃんに罪はない』
んだよねぇ~☆
みんな
『モカちゃんが正しい』
っていうのが、わかってくれたかな?
…などと、モカちゃんの善行について語っていたら、保健室に着いたよ☆
[モカ]
「おじゃましま~す☆」
…って言ったって、保健の先生がいないのは、わかりきっているけどね☆
でも、いないとわかっていても、部屋に入る時は、ちゃんと
『おじゃまします』
って、言わないとね☆
3つあるうちの、真ん中のベッドで寝ようかな☆
ブレザーを脱いで…
恥ずかしいけど、寝るのにジャマだから、スカートも脱いで…
布団に入って…
スマホのアラームをセットして…
カーテンを閉めて…
おやすみなさ~い☆
…って、1分もしないうちに、誰かが保健室に入ってきたよ…★
誰だろう?
…ん、この声…?
[リサ]
「ほらね☆
誰もいないでしょ☆」
[友希那]
「えぇ…★」
おぉ☆
【Roselia】の湊さんとリサさんだ☆
2年生も、自習なのかな?
いやいや、リサさん★
誰もいないことないですよ★
モカちゃんがいますよ★
[リサ]
「まったく…★
ガマンできなくなって、授業抜け出してくるなんて…
友希那は、悪い娘だね★」
[友希那]
「ごめんなさい★」
な…なにぃ~っ!?
授業を抜け出した…!?
それはいけませんよ、湊さん!!
モカちゃんは、自習だから、ここで寝てるんですよ!?
授業を抜け出してるんじゃないんですよ!!
むぅ~!!
いくら先輩とはいえ、許されざる悪行!!
ここは、モカちゃんが…
…って、ちょっと待って★
さっき、湊さん(というよりリサさん)は
『ガマンできない』
って言ってたよね?
ひょっとしたら、湊さんは、体の具合が悪いのかもしれない…。
もうちょっと、様子を見よう★
[友希那]
「リサの命令通り、ノーブラノーパンで授業を受けたのだけど…★」
[リサ]
「うんうん♪
よくがんばったね、友希那☆」
えええええっ!?
ノーブラノーパンで授業を受けてたぁーっ!?
何でぇ~っ!?
てゆうかリサさんっ!!
あなた、何でそんなことを、湊さんに命令したんですかっ!?
てゆうか、命令って何っ!?
リサさんって、そんな人だったんですかぁぁぁっ!?
いやいや★
湊さんも、何で、そんな命令を聞くんですかっ!?
[リサ]
「うわぁ~☆
もう、ビチョビチョ…☆」
[友希那]
「あんっ★」
[リサ]
「友希那のココ…
こんなになってる…☆」
[友希那]
「い…いや…★
恥ずかしい…★」
え~っと…
何してるんだろう…?
[友希那]
「リサ…
お願い…
抱いて…!!
もう…
我慢できないの…っ!!」
[リサ]
「しょうがないなぁ~☆」
えっ?
抱いて…って…
それって…
つまり…
[友希那]
「リサ…☆」
[リサ]
「待ってよ☆
アタシも脱ぐから☆」
やっぱりぃぃぃっ!!
今から、エッチなコトをするんだぁぁぁっ!!
ど…どうしよう…?
そ…そうだ…
湊さんもリサさんも、授業を抜け出してきたんだ…!!
いくら先輩とはいえ、許されない悪行だ―!!
ましてや、神聖な保健室で、淫らな行為に及ぼうとしている…
やめさせなければ―!!
★
[モカ]
「湊さん!!
リサさん!!
やめなさい!!」
と、モカがベッドから起き上がり、カーテンを開け、友希那とリサの前に姿を見せた。
[友希那]
「きゃっ★」
[リサ]
「モ…モカ…ッ!?」
驚く、全裸の友希那とリサ。
しかし…
[友希那]
「見たわね…
私達の秘密…。」
[リサ]
「おとなしく、ベッドの中にいたらよかったのに…。」
友希那とリサは、すぐに冷静さを取り戻し、モカに近づいていく。
[モカ]
「な…何…?」
二人の迫力に気押され、後ずさりするモカ。
[リサ]
「アタシ達の秘密を知った者を、生かしておくわけにはいかないの!!」
[友希那]
「覚悟しなさい…!!」
[モカ]
「えっ―!?」
友希那の両手が、モカの首にのびる。
[モカ]
「がっ!?」
ベッドに押し倒されてしまうモカ。
友希那の手が、モカの首を圧迫する。
[モカ]
「み…みなと…さっ…!!」
まるで、鬼のような形相で、モカの首を絞める友希那。
[モカ]
「リ…リサさ…★」
リサに助けを求めるかのように、左手を伸ばすモカ。
しかし、リサは―
首を絞める友希那を…
首を絞められているモカを…
冷ややかな目で見るだけだった…。
やがて…
モカは…
息絶えた…。