旧世界にある22年周期で大発光する世界樹が魔法世界を救う手段になるかもしれないと、それを確かめに俺とアリカ、ついでにテオドラの計3名は、数日ほど閉じ込められていた『闇の迷宮』から脱出した。
一応、脱走がバレたり、助けに来た相手とすれ違いにならないように精巧な人形を置いてきている。
そして脱出した俺たちは、旧世界に渡るためのゲートポートが設置されている連合のメガロメセンブリアではなく、ある場所を経由してそこから旧世界へと渡った。
ちなみに、アリカとテオドラに魔法世界と旧世界がどこで繋がっているのかを秘密にするため、ワザと多重転移を繰り返して長い距離を移動したように見せた。
最終的に、私有地を囲うように存在する麻帆良学園都市の一角に設置した隠れ家(連れ込み部屋ともいう)であるマンションの一室に出た。
「すごいのじゃぁっ! これが旧世界か!」
「これが、旧世界……」
マンションの窓の外。麻帆良学園都市を見下ろしながらテオドラとアリカは感動したようにつぶやいた。
「アルヴィン! 早く街に繰り出すのじゃ!」
テオドラは窓に張り付きはしゃぎながら俺を急かしてくるが、待ったをかける。
「外に出るんだったらまずは格好を変えるのが先だろ? まあ、祭り開催前で気が早い連中がもう仮装してるから、今から学園祭が終わるまでは姫様ルックでいいと思うけどな」
「おお、そういえばちらほら魔法世界の亜人に似ておる格好をしておるのう。――ってアルヴィンの姿はどうするのじゃ? 人形のフリでもするのか?」
「ん? ああ、俺は人型になるから大丈夫だ」
「なに!? アルヴィンは人に変身できるのか!?」
「まあ、実を言うと人型が基本だな」
「そうなのか!?」
「いま変身してやるよ」
驚かせてやろうと変身しようとするが――。
『――アルヴィン!』
『なんだ、アリカ』
『また全裸で登場せぬだろうな?』
『あ、忘れてた』
『…………はぁ。テオドラは姫といっても子供なのじゃから絶対にアレは見せるでない。服を着た状態でも変身できるのじゃから、服を着た状態で変身するのじゃ』
『そうだな』
アリカにうなずいてボフンッと煙を立てて変身した。
浅黒い肌。黒髪のくせっ毛。整っているが整いすぎてない顔。筋肉質過ぎない体。
魔界時代からずっとよく使っている人間の基本フォームだ。
このフォームから自在に若さや肉体を操れるが、最近は18歳ぐらいで固定してるのでその姿で登場する。もちろん服はしっかり着込んで違和感がないように学生服だよ。
180cmにとどかんばかりのやや高めの身長の男の登場にテオドラは驚きの表情を浮かべるが、すぐにがっかりとした表情になった。
「なんじゃ、案外普通じゃな」
「……酷い言われようだな」
せっかくインパクトなしで普通に変身したのに、やっぱり全ら――。
『それはやめい』
『ん、アリカ? いったい何のことだい?』
『はぁ……、惚けるでない。服を脱ごうとしたじゃろう、いま』
『…………』
『これ、目を背けるな』
…………。
「よし、テオドラ! アリカ! 街に繰り出そう!」
「おお~!」
元気よく返事するテオドラ。エヴァのところには夕方行けばいいしね。
『はぁ。……世界樹のことはよいのか?』
『大丈夫大丈夫。大発光は3日間開催される学園祭の最終日で、今日はまだ学園祭前日だし、家から世界樹まですぐだからね。――あ、それともうニィを外に出してもいいな』
『学園祭最終日か……』
硬い表情でつぶやくアリカ。魔法世界を救う手段になるかもしれないから色々考えるのは仕方がないけど、楽しまないと損だよ?
「テオドラ、街に行く前にこの子を紹介するよ。出ておいでニィ」
影に呼びかけると、影のなかからズズズとニィが出てきた。うん、事前に連絡しておいてよかった。
「か、影から出てきた!? な、何者なのじゃ?」
「妾のもうひとりの護衛じゃ。アルヴィンの娘でもある」
「む、娘!? 娘がおったのか!?」
大きく目を見開いて驚くテオドラに、ニィは軽く頭を下げて挨拶する。
「ニィだ。よろしく」
「わ、妾はヘラス帝国第3皇女テオドラじゃ。よ、よろしくなのじゃ。…………主は本当にアルヴィンの娘なのか? まあ、肌の色なども似ておるが……」
ジロジロと見てくるテオドラを気にせずニィはうなずいた。
「アルヴィンと血のつながりはないけど、娘だ」
「そ、それはすまなかったのじゃ」
申し訳なさそうに謝るテオドラ。おそらく血のつながりはないという発言で複雑な事情があるんだと思ったようだが、ニィは小声で……。
「だから、アルヴィンとエッチしても問題なし。近親エンドが円滑にできる」
とつぶやいていて、近くにいたことで聞えたアリカは何とも言えない表情を浮かべ、「どういう教育をしておるのじゃ?」と俺をジト目で睨んできていた。
ていうか俺が子供の教育に悪いことは認めるけど、こうなったのはニィ自身が1番の原因だからな? その次に俺、そしてアリカも入るからな?
何故アリカも原因になるかって? そりゃあ、撮影でエロい姿見せたから当然。
俺たちは4人そろって街の観光へと繰り出した。
◆
4人そろって麻帆良の学園都市に設けられた街を観察しながら練り歩く。
俺とアリカを挟んでテオドラを真ん中に手を繋ぎ、ニィは俺に肩車された格好で観光する。
「おお、すごいのう! あれはなんじゃ、アルヴィン」
「ん? あれは食べ物屋台だな。焼き鳥という串に刺した鳥の肉を売る屋台みたいだ。まあ、まだ開店してないが、明日から開店するだろう」
「ほう、焼き鳥かぁ~」
「食べてみたかったら明日からだな」
「うむ」
「アルヴィン、ここにいる連中の格好もコスプレなのか?」
「ん、ん~……、どうだろう? 学ランとセーラー服は制服だろうが、それも数種類あるし……、コスプレなのかなぁ?」
「ふ~ん、そうなのか。でもここの連中の制服ってあんまり色気がないな」
「まあ、色気よりも清楚が好かれる時代だからな。――だが、アレはあれでミニスカと別の魅力があるんだぞ」
「別の魅力?」
「ああ」
例えばスカートのなかに頭を突っ込んだり、手を突っ込んだりするときとか……。
「アルヴィン」
「ん? どうした、アリカ」
「アレはなんなのじゃ?」
「ああ、アレは野外舞台だな。あそこで歌を歌ったり芸を披露したりするんだよ」
「ほう。…………」
「…………ん? どうした?」
怪訝に思って訊ねてみると、アリカは躊躇うように小声でつぶやいた。
「いや、な。『紅き翼』のサウザンドマスターと街に繰り出したときとは大違いだと思ってな」
「サウザンドマスター?」
「無礼な赤毛の子供がおったじゃろう」
「ああ、そういえばいたな」
アリカに叩かれてた奴。
「その者と街に繰り出したときは、碌に街の案内もせぬし、テロにも巻き込まれたりとなかなか大変じゃったんじゃ。まあ、そのおかげで戦争を停める手立てが手に入ったのじゃが……」
「『紅き翼』ごと全世界に指名手配されたからなぁ~。おそらく証拠も握りつぶされただろうな」
「はぁ……、そうじゃろうな」
アリカは重たいため息を吐いた。
一方、テオドラとニィは俺たちの話を聞いていなかったようで、視線はある屋台に注がれていた。
アリカがテオドラとニィの視線の先を追ってつぶやく。
「アイスクリーム屋か」
「む! アリカはアレが何の屋台か知っておるのか!?」
「まあの。甘くて冷たい氷で作られた菓子を売っておる屋じゃよ」
「ほほう、そうなのかぁ~」
涎を漏らしながらテオドラの視線はアイスクリーム屋に注がれており、俺の手がぎゅっと少しだけ強く握られた。
「旧世界のアイス……」
頭の上からもニィのつぶやきが聞えてきた。
俺は旧世界の金が入った財布をポケット内で出してアリカを含めた3人に訊ねた。
「食べてみるか?」
「よいのか!?」
「うん!」
「わ、妾もか?」
「そりゃあな。いままで捕まってて『闇の迷宮』で出される食事しか食べてなかったんだ。奢ってやるよ」
「やったぁ~! 大好きなのじゃ、アルヴィン!」
「私も……、普通以上に……、愛してる、アルヴィン」
「こ、ここは妾も何か言ったほうがよいのか?」
「ハハハハ、まあいいんじゃない? それよりアイス買いに行こう」
アイスクリーム屋に足を向けて買いに行く。
◆
アイスクリーム屋でアイスを買って、再び麻帆良学園の見学に移った俺たちは日が暮れるまで街をまわった。
夕食も食べ終わって自宅に帰宅する。
遊び疲れて眠るニィを背中に、テオドラを横抱きにして自宅へ繋がる道を進む。アリカにも若干の疲れが見えた。
しばらく歩いて行くと大きく開けた場所へと出た。
広い庭と家庭菜園、小さな小川と泉。大きなログハウス。600年以上前から建っている我が家だ。
その玄関の前で金髪の幼女が不機嫌そうな顔をして立っていた。
「ただいま、エヴァ」
「…………おかえり、アルヴィン。……そいつらが今回引っ掛けてきた女か」
「アハハハハ……」
「誰が引っ掛けてきた女じゃ」
アリカは寝ているニィとテオドラを起こさないように小声でつぶやいたけど、あながち間違えじゃないんだよな。
エヴァはふんと鼻を鳴らすと、玄関のドアを開けて家のなか入り、首だけ振り返って言った。
「とりあえず、なかに入れ。その子供を客室でも寝かせてやれ」
「わかったよ。エヴァ」
エヴァにうなずき、アリカを伴って玄関を潜って言う。
「ようこそ我が家へ、歓迎するよ。アリカ、テオドラ。それにおかえりニィ」
「う、うむ。世話になるのじゃ」
アリカは恥ずかしそうに頭を下げた。ちなみにテオドラとニィは睡眠中なので返事はなかった。
◆
眠っているニィとニィを客室に寝かせたあと、リビングのテーブルについて今回の件をエヴァに説明していた。
「魔法世界の大戦争。平和のために秘密会談しようとして拉致された連合とヘラス帝国の姫。造物主の創りだした『完全なる世界』とその計画。……動機は不純だが、魔法世界を救う手段を探す事にしたアルヴィンと契約する事で世界の真実を知った連合側の姫であるアリカを伴い、ここへ来た、……か。――ふむ、なかなか大変な事になっているみたいだな、アルヴィン」
「まあね。今は世界樹が魔法世界を救うかもしれないから閉じ込められてた『闇の迷宮』に変わり身置いて帰ってきたんだよ。亜人のテオドラがここに出てこれたのは一時的に眷属にしたから」
「エヴァンジェリン、テオドラには『完全なる世界』と魔法世界の真実を……」
「わかっている。自分が人工生命で魔法世界の魔力で創造されている話など魔法世界の住民はもとより、あんな小娘には聞かせないほうがいいだろう。――そういえば、もう1人のニィという小娘はなんなのだ? ホムンクルスに似ているがアルヴィンと私が製作したものとは系統が違う……、それに直属の眷族でもあるようだ」
「ああ、ニィね。アリカに会う前に造物主に会って『完全なる世界』の目的とか聞いたあと、表立って大戦に介入しない対価にもらったんだよ。――まあ、俺の娘だね」
「……ふむ、そうか。それなら私の娘でもあるんだな」
「…………」
「なんだ、アリカ。その目は?」
「な、なんでもないのじゃ」
エヴァから目を逸らすアリカは強引に話を変える。
「そ、そういえば主は真祖の吸血鬼なのじゃったな?」
アリカの言葉にエヴァは眉をピクリと動かした。
そして、威厳と自信たっぷりに改めて自己紹介をする。
「ああ、そうだ。真祖の吸血鬼、不死の魔法使い、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルだ」
おそらくエヴァは真祖の吸血鬼であると凄めば、アリカも怯えるだろうと思っているんだろうが……。
「うむ、聞いておる。500年ほど前に拾った礼儀正しくかわいい娘で、いつの間にか大きく粗暴な態度を取るようになったとな。まあ、それでもかわいい娘には変わりないと話しておった」
「そ、そうなのか? ほ、ほほう、アルヴィンがそんなことを……」
頬を赤らめ「うれしくないんだからな!」みたいな態度を取りながらエヴァはチラチラと俺を見てきた。こういうところがわかいいんだよなぁ~。
エヴァの機嫌はかなりよくなったようだ。
「ま、まあ、世界樹の調査が終わるまで滞在するといい。それに私も手伝おう。魔法世界の崩壊は私たちにも影響が出るだろうからな」
と自分から協力すると言ってきたほどだ。……アリカ、まさか狙ってやったのか?
「それは助かるのじゃ。魔法世界を代表して礼を言う」
「ふんっ、別に礼などいい。気まぐれのようなものだしな」
おお、照れてるねぇ。かわいいよエヴァ。
――って、もう12時超えてしまってるな。
「じゃあ、話はこれまでにしてそろそろ寝ようか?」
「そうだな」
「そうじゃな」
2人がうなずいたので席から立ち上がり寝室へと向う。
寝室のドアを開け、虚空からそれぞれの寝巻きを出して着替え、奥から俺、エヴァ、アリカの順番でベッドに入る。
「……おい」
「ん? どうしたんだ、エヴァ」
「どうしたのじゃ?」
「どっ、どうしたんじゃない! 何故貴様まで同じベッドに入っているんだ! ていうか自然にアルヴィンの前で着替えたな、おい!」
「――っ!」
エヴァの指摘にはっとするアリカ。一緒に寝るのが習慣化されてしまったようだね。
怒り心頭のエヴァが俺に掴みかかる。
「やはりか貴様! 昔から貴様という奴は、姫やら女王やら貴族やら娼婦やら! 美人で気に入れば何でも喰らいおって! 私が毎回抜いてやってるのに……、こぉのっ、淫乱悪魔めがぁぁぁっ!」
「なっ!? アルヴィン、主はこんな小さな娘にまで……!?」
「何を言っている、私は小さな娘などではないぞ! 年ならすでに500歳は越えておるわ! ――アリカ! 言っておくがアルヴィンとコレは私のだから手を出すんじゃないぞ!」
エヴァはそう宣言しながら俺のペニスを掴んだ。
金髪幼女がペニスを握ってる姿にアリカは大声を出す。
「な、何を言っておるのじゃ!? そのなりでアルヴィンのチっ……、モノが入るわけがなかろう! 裂けてしまうぞ!?」
「ほぅ? まるで実際にその身で愉しんだことがあるみたいだな?」
「――っ! ……な、何のことじゃ?」
「ふんっ、惚けても無駄だ。――まさか一国の姫君ともあろう者が……」
「くっ……。わ、妾はまだ純潔じゃ」
「ふふっ。ああ、そのようだな。処女ではあるようだが――、その分口と尻の穴をかなり使い込んでいるな?」
「――っ!? な、何故そのことを!?」
アリカが大声を出して驚く様子に、エヴァはいじめっ子のような笑みを浮かべた。
「やはりか」
「――っ、だ、騙したのか?」
「いや、騙すまでもない。こんな淫乱悪魔を近くに置いてるんだから、何もないはずはないと確信していただけだ」
「ぐぬぬ……」
アリカは羞恥で顔を赤らめジト目でエヴァを睨むが、エヴァはその視線を笑顔で受け止めた。
「処女だけは守るために口と尻をアルヴィンに捧げたか」
「…………」
エヴァから無言で視線を外すアリカ。
「ふふっ、まあ、いい」
エヴァは益々笑みを強め、俺の服を脱がしてきた。
元々下着1枚しか着ていない俺は手早く裸にされ、小窓がある奥の壁に股を開かされた状態で座らされた。
そしてエヴァは俺の唇に軽くキスをすると、首筋から胸へと何度もキスをしながらペニスへと向かっていった。
興奮した面持ちでエヴァはペニスを両手で挟む。顔を近づけ、小さな鼻をヒクヒクさせて臭いを嗅いだ。
「くっ、このいくつも混ざった女の臭い……。中でも強いのは……淫乱姫か」
「ぬ、主は何をしようとしておるのじゃ!」
「黙っていろ、淫乱姫」
「淫乱姫!?」
「オマンコでの快楽も知らないくせに尻の穴でよがるおまえは淫乱姫がお似合いだ」
「――っ」
押し黙るアリカにエヴァは得意げな笑みを浮かべ、小さな口をいっぱいに広げてペニスにしゃぶりついた。
「ん、じゅっ、じゅるる……。……はぁはぁ、じゅっ、すぐに私の臭いを上書きしてやるからな」
「エヴァっ」
「ふふふっ、気持ちよさそうだな、アルヴィン。――ん、じゅぽっ、……どうだ? そこの淫乱姫よりも気持ちいいだろう。なにせ年季が違うからな」
「え、エヴァ……」
俺の股の間にエヴァは顔を埋めてペニスを舐めしゃぶる。時おり吸血鬼の牙がペニスの竿にあたってアクセントになって気持ちよく、見た目金髪美幼女の奉仕にされるのは別の意味で興奮した。
エヴァは両手を自らのオマンコに持っていき弄り始める。
「え、エヴァンジェリン……」
四つんばいになっているエヴァの丁度尻側にいるアリカの視線は、エヴァのオマンコに釘づけのようだった。おそらくエヴァの大胆な手淫、もといオナニーにアリカは戸惑っているのだろう。
エヴァの頭を撫でていると、そろそろ射精しろとエヴァが視線で訴え、スパートをかけてきた。
エヴァの口内で亀頭全体を舌で舐められる。包まれるようにやさしく咥えられ、頬袋を突かせたり、喉で扱いたりゆっくりと快感を高めさせ、油断させたところで尿道口にちゅぅぅぅっと吸いついてきた。
「う、ううっ、エヴァ!」
「――うぶっ、ふぅっ」
エヴァの頭を両手で掴んで引き寄せる。
俺の行動に大きく瞳させたエヴァだったが、すぐに目を細めてやさしく微笑んだ。
「で、
ビュッ、ビュビュッ、ビュルゥゥゥゥ……。
「うむっ! ぅく、……ごきゅ、ごくっ……、ごくっ、じゅるるっ、んぐっ!」
口内へ大量に放った精液をエヴァは漏らさず飲み干し、尿道にも精液を残さないようにちゅぅぅぅっと吸いつき続けた。
完全に射精が止まったのを確認すると口を離した。
「はぁはぁ……、ふふっ、相変わらず内包している魔力も味も全てが極上だな」
「エヴァも最高に気持ちよかったよ」
「ふふっ、もっと気持ちよくしてやるから覚悟していろ」
エヴァは顔を指差して得意げに言った。
そのかわいらしさにギンギンに大きくなるペニス。
エヴァは満足げにペニスを見つめると、幼女の見かけに似合っているのが不思議な大人っぽい黒のショーツを横にずらした。
俺に背を向け中腰になる。ペニスに片手を添えてオマンコに狙いを定めた。
「さあ、淫乱姫。そこで私たちの愛をよく見ていろよ」
「え、エヴァンジェリン……」
エヴァはゆっくりと腰を下ろす。
ペニスの先端がエヴァのロリマンコのスジに挟められ、膣口にすべるように当てがわられて、ぐぐぐっと押しひろげるようにじゅっくり、熱いオマンコに包まれていく。
「す、すごいのじゃ……」
エヴァの肩越しにアリカの顔を覗ける。その視線はエヴァのロリマンコに釘付けのようだ。
「んっ、くっ……。――ふふふっ、どうだ? アルヴィンのモノが私のなかに入ってるのがよく見えるだろう?」
「い、痛くないのか?」
「ふんっ、人よりも耐久力はあるから痛みは少ない。無茶をしない限り裂けないさ。まあ、少し窮屈なだけだ。それよりも快楽のほうが大きいぞ。――んんっ、こ、コラ、いきなりなかで跳ねさせるな!」
「仕方ないだろ、エヴァ。エヴァのオマンコがぎゅうぎゅうに狭くて絞めてくるから、じっとはしていられないんだよ」
「ふふふっ、そうか。そんなに私を犯したいんだな。――よし、この淫乱姫で発情しないように精液を搾り取ってやる」
「わ、妾を淫乱姫などと――、っ!」
アリカが叫ぼうとした瞬間、エヴァが腰を使い始めた。
ゆっくりと腰をあげて、下ろす。
アリカの目からはエヴァのロリマンコが巨チンを咥えてるところがよく見えるんだろう。
信じられないものを見るように結合部を見つめていた。
「くぅっ、や、やっぱり久々だと感じすぎるな。……ぁくっ、私のなかでアルヴィンが跳ねてる……。――ふふっ、気持ちいいのか?」
「当然だろっ、エヴァのオマンコ、すごく狭いのに熱くて愛液でドロドロしてて、奥までやわらかいんだ。気持ちよすぎるぐらいだよ」
「ふふっ、そうかそうか。そんなに気持ちいいか! ――っん、はぁっ、アルヴィンのも雁が凶悪で狂ってしまいそうなぐらい気持ちいいぞ!」
「エヴァっ、も、もうそろそろ……!」
「ああ、わかってるよ。――子宮もアルヴィンの精液が欲しくて下りてきているのを感じるだろう? ……くっ、さあ、子宮口をこじ開けて私の子宮に存分に射精しろ!」
エヴァは俺に背を預け、そう叫びながら腰をふる。
きゅうううっ、きゅぅぅぅっとエヴァのロリマンコが絞まり、精液を子宮で受け止めようと吸いついてくる。
「エヴァ、なかに
「ああ、存分に射精して私を満たしてくれ!」
ビュッ、ビュルッ、ビュルゥウウウウウウッ!
フェラチオとは比べ物にならないほどの精液をエヴァの子宮に吐き出す。
ドブドプと吐き出される精液が子宮内を満たしてもまだ射精が続く。
「――んんっ、くぅっ、はぁはぁ、はぁっ! ふふふっ、はぁぁっ」
いつもなら大声で叫びながらよがるエヴァだが、やはりアリカの前とあっては声を抑えたのだろう。
ふふふんっと、得意げに鼻を鳴らしてオマンコからペニスを抜き、呆然としているアリカに、中出しされて大きく開いたままになった膣口から漏れ出る精液を見せつけながら言う。
「どうだ、淫乱姫。これが本物のセックスだ。尻の穴ではない、本来出すべき場所に出すセックス。子作りのためのセックス。子宮で煮えたぎった精液を受け止めるのは最高に幸せな気分だぞ」
「…………」
エヴァの言葉に何も言えずに口ごもるアリカ。その様子にエヴァは優越感でも感じたのか、さらに挑発するように言葉を続ける。
「ハハハハッ、どうだ? 羨ましいか? 口と尻の穴にしか射精してもらえない淫乱姫よ」
「く、口と尻でするのはわ、妾が望んだことで……」
「望んだことねぇ」
エヴァはアリカを上から下まで観察するように見つめてニヤリと笑みを浮かべた。
「私にはおまえが私を羨ましがっていようにしか思えないんだがな」
「――っ」
エヴァの言葉に明らかな反応を見せたアリカ。
エヴァはアリカを追い詰めるように、惑わすようにつぶやく。
「本当はオマンコに入れて欲しくて溜まらないんだろう? 一国の姫だからと始めは断わっただろうが、口と尻で何度も精液を受け止めたり、アルヴィンに愛撫されるうちにオマンコに入れたいと望み始めたんだろう?」
「そ、それは……」
「まあ、それも当然だろう。男と違って女の尻には性感帯はないのだからな。オマンコが疼くのはしかたがないさ。いままで尻の穴と愛撫だけで満足できていたことが不思議だな」
「そ、そうなのか?」
「そうだ。――そういえば淫乱姫、確か大戦が終わるまでアルヴィンを傍に置くんだったな?」
「あ、ああ……」
「ふむ、それなら遅かれ早かれ処女を捨てることになるだろうな」
「――っ!?」
「そんなに驚くことか? いまでも我慢できないクセに」
「…………」
俯くアリカにエヴァは続ける。
「その寝巻きの下。愛液でじゅっくりと濡れているオマンコを弄りたくて堪らないんだろう? オマンコを使えなくしている立場と処女膜が邪魔で仕方ないんだろう? ――そんなおまえがこれまで通り、口と尻の穴と愛撫だけで我慢できるはずがないだろうよ。1ヶ月――、いや、10日もしないうちにアルヴィンを求めていただろうな」
「ぬ、主にわ、妾の何が分かる……!?」
「ふふっ、わかるさ。私も似たようなものだったからな」
「――っ!?」
エヴァは俺に背を預けて話し始めた。
「私はこんななりだろう? 私とアルヴィンがいくら繋がりたいと思っても、小さい子供のオマンコでは最初繋がれずに、毎夜口で抜いたり、尻の穴で抜いていたり、愛撫で慰めあったりしていたんだ。――オマンコを使えない苦しみは人一倍分かってるつもりだよ」
「…………」
「アリカ、オマンコに入れてあげられなくて辛いと感じたことはないか? 口や尻の穴でなく、本当に入れる場所を使って精液を受け止めてやりたいと思ったことはないか? 子宮が疼きに答えられない自分が情けなく思ったことはないか?」
「…………」
「私はアルヴィンの精液を受け止められなくて辛かった。……胃や腸にたっぷり精液が入っているのに、肝心の子宮は空っぽなのはとても空しく思ったよ」
「……エヴァンジェリン……」
アリカが顔を上げたところでエヴァは再度問いかける。
「おまえはいつまでそうしているつもりだ?」
「…………」
「私にはわかる。すでにおまえはオマンコ以外をアルヴィンに預けたんだろう?」
「…………」
エヴァの言葉に無言で自分の体に目を落とすアリカ。
「考えてみろ、アリカ。普通、そこまで体を預けることなどできるはずがないだろう? おまえの心の内ではアルヴィンに処女を捧げたくて、子宮に射精してもらいたくて仕方ないんだ」
「じゃが、妾は……」
「一国の姫か?」
「…………そうじゃ」
「ふふっ、嘘だな」
「……嘘?」
過去形に疑問を感じて顔を上げたアリカにエヴァは言い放つ。
「ああ、おまえは姫などではない。なにせウェスペルタティア王国のアリカは魔法世界で捕らわれているんだからな。――今はここにいるのはただのアリカだろう?」
なかなかうまいこと言うね、エヴァ。だから途中から淫乱姫って呼ばなくなったんだな。
俺が感心する一方でアリカは納得できないと声をあげようとするが、実際に魔法世界に自身の身代わりがいるので自分が本物の姫だとは強く断言できないでいた。
エヴァはそろそろだろうと、起き上がりアリカの顔を正面から見つめて踏ん切りをつけさせるようにつぶやいた。
「魔法世界に帰るまで、せめてそれまでは一国の姫という立場は忘れて男に抱かれてみろ。――魔法世界にいるほとんどが知らない大戦が起きている理由や、魔法世界の崩壊など、全てを1人で抱え続けるとすぐに潰れてしまうからな」
「エヴァンジェリン……」
「ふん、エヴァでいい。――それじゃあ、お膳立てはしてやったんだ。最高の一夜を味あわせてやれ、アルヴィン」
エヴァはそう言うとベッドから下りて部屋から出て行った。
◆
エヴァがいなくなった寝室のベッドの上、俺とアリカは裸で抱き合い、唇を交わし合っていた。
少し前までのたどたどしい動きもすでになく、こちらの動きに合わせて舌を合わせて絡めてきてくれる。
唾液を混ぜ合い、啜り合ったところでアリカをベッドに押し倒す。
指をいつものアナルではなく、オマンコに持っていってスジをなぞる。
そして指先を膣口にあてがい、アリカに訊ねる。
「……本当にいいのか?」
「……うむ」
アリカは小声で小さくうなずいた。
これもエヴァのお膳立てのおかげだろうな。
アリカの股に両手を差し込んでゆっくりと広げる。
アリカは抵抗もなく股を大きく開いた。
無毛の恥丘の下、オマンコのスジから少しだけ覗けるピンク色。
「あ、あまり見るではない……」
「何度も見て弄ってるが、綺麗だ」
「――っ」
真っ赤になるアリカ。愛撫は――。
「ちゃ、ちゃんと濡れておるから、じゅ、準備はよい」
実際にオマンコを見るとちゃんと奥まで濡れているみたいだった。まあ、前から指1本ぐらいなら入れていたから大丈夫だろう。
「わかったよ」
俺はうなずき、ペニスをアリカのオマンコにあてがった。
エヴァとの行為でついたものでなく、洗ってローションをまぶしているので、スムーズに入れることができるだろう。
「入れるぞ?」
「あ、アルヴィン……」
「ん?」
「その……、て、手を繋いでくれぬか?」
「ああ、喜んで」
アリカと手を繋ぐ。膣口にしっかりペニスの先端を咥えさせているから、このまま腰を進めてもズレることはないだろう。
改めてアリカに視線を向けると、アリカは無言でうなずいた。
ゆっくりと腰を進めて、膣口を拡げていく。
「――っ、んっ!」
アリカの眉が悩ましく歪む。指よりも1回りも2回りも太く、長いペニスがゆっくりと咥え込まれていく。
「――っあ、く……、はぁはぁ……、……っ」
亀頭が入ったところで先端に何かが当たった。
少し動かすと、アリカの体がビクンと跳ねた。処女膜だな。
「アリカ……」
――処女をもらうぞ? そう声に込めて名を呼ぶ。
「アルヴィン」
アリカは俺を正面から見つめて名を呼ぶと、ぎゅっと手を強く繋いでうなずいた。
俺は腰を前へ進め、ブチブチと処女膜を破きながら、一思いに子宮口近くまで貫いた。
「――ああっ、くぅっ! ~~~~っ!」
さすがアリカと言うべきか、大きな悲鳴をあげることはせずに目を瞑って耐え切った。
「はぁはぁ……、ぅっ」
破瓜の痛みを感じ続けているからかアリカの表情は硬く、オマンコもギチギチに絞まっていた。
手を繋いだまま上からアリカを見下ろすと、オマンコから赤い筋が伝っていた。
しばらくは痛いだろうとアリカの体に覆いかぶさる。
アリカの胸の感触を味わいつつ、お互いの心臓の鼓動を聞きながら抱き合う。
やっと入れられたアリカのオマンコ。
想像以上に奥まで濡れていて、締めつけも十分。全体的に粒が多くザラザラとした肉壁はとても気持ちがいい。
「はぁはぁ、アルヴィン……」
「アリカ、確かに処女をもらったよ」
そう笑顔で言うと、アリカは恥ずかしそうに顔を背けた。オマンコがピクピクとしっかり反応してるところがかわいらしい。
「アリカ……」
「――っ、す、すまぬが、まだ動かないでくれると……」
「ああ、わかってるよ。馴染むまで動かない。代わりに別のところで楽しませてもらうからね」
アリカと唇を合わせ、ゆっくりと手を離して胸に触れる。
「――ぁっ」
重ね合わせている唇の間からアリカの吐息が漏れた。
さらにアリカと激しくキスを交わしながら胸に置いた手を動かし始める。
横から前へ、胸全体を解しながら、乳首を指で摘まんだり、爪で掻く。
「くっ、んんっ……、はぁはぁ……、アル……」
「すごく気持ちいいよ、アリカ。胸を揉む度にオマンコが絞まってすごくいい!」
「こ、これっ、……そ、そんなに揉むんじゃないっ!」
「前にも言ったけどこんな極上の胸、目の前にあるのに触らないままでいるほうが無理だって」
「はぁはぁ……、まったく……、主という奴は……」
呆れたようにつぶやくアリカだけど、体のほうはゆっくりとペニスに馴染んできていた。
「ア、アルヴィン……」
アリカは恥ずかしそうに俺の名を呼ぶ。
言いたいことはすでにわかっていた。
アリカに覆いかぶさり、耳元で小声で訊ねる。
「そろそろ動くか?」
「――っ」
アリカはばっと顔を赤らめる。いつもよりもじもじと、何か言おうとしては止め、ジト目で睨み、無言になったあとゆっくりとうなずいた。
「や、やさしく、ゆっくりじゃからな……?」
「――っ、ああ。やさしくするよ、アリカ」
いまのはかなりの破壊力があった。うん、本当にすっごくエロかわいかったよ、アリカ!
上半身を起こし、アリカの腰の横に手をついてゆっくりと腰を引く。
ずずずと雁首で狭い膣をひっかきながら引き抜き、膣口に差し掛かったところで再び子宮口の近くまでペニスを差し込む。
「はぁはぁ……、くぅぅぅっ、はぁはぁっ、んっ、アル、ヴィンっ……」
「ああ、すごいよアリカ。熱々で狭くてザラザラで、奥までしっとり濡れてて……、子宮が吸いついてきている……」
「ぁんっ……、わ、妾もアルヴィンをなかに感じるのじゃ。……すごく熱くて、心まで温くしてくれる……。わっ……、妾を奥から満たしてくれる……」
アリカは子宮がある下腹辺りを両手でさすりながら微笑む。心も膣もだいぶほぐれてきたみたいでピストンがスムーズになってきた。
アリカの片足を抱いて持上げ、横向きに寝かせて捻れた膣内をゆっくりとピストンする。
「はぁはぁっ、す、すごい……、アルヴィンっ!」
片足を持上げながらオマンコをつくと、アリカのタガが外れたのか大声でよがり始めた。
腕枕するように差し込んだ手をアリカの口元に持っていくと、アリカはその手に吸いついてきて、指を奥歯で甘く噛んだ。
「アリカ、すごく気持ちいい! キュウキュウ絞まってきてすごくいいよ! ――アリカも気持ちいい?」
「そ、そへふぁっ……」
「正直に今の気持ちを言えばいいんだよ、アリカ」
アリカの口から指を抜いて、ペニスの先端を子宮口に軽く押しつけるようにぐりぐりとピストンしながら訊ねる。
「――っん! ぅんんっ、はぁぁぁっ! ううっ、くぅっ!」
キュンキュンとアリカの膣が絞まり、子宮が吸いついてくる。
「ぅぅっ、あ、アルヴィン……」
ビクッビクッと体を跳ねさせるアリカ。軽くイっているみたいだけど、まだ足りない。
「アリカ」
「はぁはぁ……、すごく気持ち……、いいのじゃ……。こ、これが本物のセックスなのか……?」
ふふっ、いい感じに蕩けているみたいだな。
そろそろ俺も射精したいし、スパートをかけないとな。アリカの子宮口に亀頭を押しつけるよにピストンしながら耳元で言う。
「アリカ、このまま子宮に
「――っ! そ、それ、は……」
やはり中出しには抵抗があるようだが、いまさらだ。むしろここで中出ししないと臆病になってしまうかもしれない。
アリカと密着し、思う存分に射精する。
ビュルッ、ビュルゥゥゥッ、ビュッ、ビュビュウウウウウウウ……。
「――ううっ! ぅくっ、あああああぁあああああああああああああ~~~~!」
アリカの絶叫が部屋に響く。防音対策が万全のこの部屋でなければ、おそらく森にまで聞えていただろう。
「はぁはぁ……、く、くぅっ、熱い……、ま、まだ中に出て……」
「ああ、すごく気持ちいい。このまま俺の精子で子宮いっぱいにしてやるからな」
「ぅぅっ、も、もう入らないのじゃっ。あ、アルヴィン……」
トロトロに蕩けた顔でアリカは抜くよう振り返って懇願する。あ~、確かに初めての中出しで俺の精液はいろいろヤバい。
魔族のなかでも特異な性質を秘めている俺の精液は女の子宮にこびりついて蠢くし、軽い媚薬効果も秘めていて意図的に仕込めば、人間相手の妊娠確立120%だからな。
腰を引いてずぶぶんとペニスを引き抜く。
栓を失ったオマンコから子宮で受け止め切れなかった精液が溢れ、アリカはビクビクと体を震わせた。
ゆっくりと上げさせていた足を降ろして後ろから抱きしめる。
「最高だったよ、アリカ」
「……わ、妾もじゃ……」
抱きしめる手に自分の手を重ねながらアリカは笑顔を浮べた。
……………………。
「……もう一度……、するか?」
「いいの、アリカ」
「まあ、いつも2、3回はしておるし。ま、まだ硬いのが股の間に……」
「あははは。――でも、アリカ、痛くないのか?」
「だ、大丈夫じゃ。……最初は痛かったが、もう痛くはない。むしろ……」
「むしろ?」
「な、なんでもないのじゃ!」
「ふふっ、そうか。じゃあ、今度は後ろからしていい?」
「う、後ろからっ……!? ……う、わかったのじゃ。――じゃがまだ慣れてないから始めは――」
「ああ、わかってる」
四つんばいになったアリカのオマンコに標準を定めてペニスを差し込んだ。
さあ、2ラウンド目の開始だ!
◆
「オイ、御主人。アイツラマダ盛ッテルゾ。イイノカ?」
「ふんっ、別にあんな小娘が増えたぐらいで問題ないさ」
「ソウナノカ? ソノワリニハ不機嫌ソウニ見エルゾ?」
「うるさい! 自分の男が他の女と一夜を共にしてるのに、機嫌よくなるわけがないだろうが!」
「ダッタラ何デオ膳立テナンカシタンダヨ?」
「それは……、何百年もこの面子でいるんだ。そろそろ違う女が増えてもいいだろう。それにあれほどの女なんだ、時の流れによって別れを繰り返すアルヴィンと一緒にいる資格は十分あるだろう」
「ン? 御主人ハアノ女ヲ不老不死ニデモスルキカ?」
「ふん、私がするわけじゃないぞ。――奴が自分でなるんだ」
「?」
「あいつの魔法世界を救いたいという望みは、到底人間のまま叶えることはできないものなんだよ。大戦が終わって解決しないどころか、それでやっと救済の入り口に立つことができることだ。それにそもそも魔法世界の大戦が無事に終わるとは思えない」
「ダガヨ、アイツガ人間止メル理由ニハ足リナインジャナイカ? ムシロナラズニ終ワル可能性ガ高イト思ウゼ」
「はっ、そんなこと私も分かっているさ。――分かっているが、いずれあいつは人間を止めると私の勘がいってるんだよ」
「御主人ノ勘、カ……。イマイチ頼リニナラネェナ」
「茶々ゼロ……、従者の分際でいい度胸だな、おい」