※この作品はR-18です。

ナザリック イン カンフーマスター!?   作:北ノ覇王

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玉座の間に入ると

モモンガさんがタブラさんの愛娘

アルベドのステータスを見ていた

何やらコンソールを出して打ち込んでいるが

 

「何してるんです?」

「うわっほぅ!?」

 

モモンガさんは私とレイナを見て

飛び上がりそうになり、精神異常無効が働いていた

 

えーとなになに

モモンガとラジンを愛している?

 

「モモンガさん…なにしてんですか?」

「す、すいません」

「まぁ良いです。とりあえずレイナ、平伏せよ」

 

レイナはプレアデスのセバスの隣に移動し

皆と同じように平伏した

ナチュラルにセバスの隣か

 

「もうすぐ終わりですね…楽しかった」

「えぇ、本当に…本当にありがとうございますラジンさん。最後まで残ってくれて」

「いえいえ、お互い様です。生き甲斐を失くした私を、ユグドラシルとアインズウールゴウンの皆が救ってくれたんです。勿論、モモンガさんもですよ」

 

モモンガさんと硬い握手を交わし

この場に集まった皆の前で最後を飾ろう

モモンガさんは魔王ロールに徹し

 

「皆、聴け!アインズウールゴウンは永久なり!!」

 

非公式魔王とまで称された

ギルド長のモモンガさんとワールドチャンプの私

かつてのギルドメンバーは今は二人しか残っていないが

 

 

本当に楽しい時間だった

 

 

 

00:00

 

 

メニューバー上段の時計が12時を刻む

後はサーバーが落ちて切り替わるだけだ

自動的にログアウトされるまでは残ろう

 

 

00:01

 

 

 

 

画面が暗くならないし

ひんやりと冷たい風を感じる

隣を見るとポカンとしている

スケルトン

 

「なんだ!?なぜ終わらない?」

「モモンガさん」

「あ、ラジンさん…エラーでしょうか?」

 

コンソールを出そうとするが出ない

GMにコンタクトを取ろうとしたが手段がない

モモンガさんも試しているが

 

「コンソールが出ないのでユグドラシル2ではなさそうですね。困ったな、GMコールも使えないな」

 

「ですね…どうしたものか」

 

「あの…モモンガ様、ラジン様?どうかなさいましたでしょうか?」

 

 

二人で悩んでいると

正面に平伏していた

アルベドがこちらを見て声を掛けてきた

 

「GMコールが効かないようだ」

「コンソールも出て来ないね」

「申し訳ありません、非才の私ではGMコールもコンソールも聞いた事がなく…この無知を挽回する機会を頂ければ、全力を持って務めさせて頂きます!」

 

NPCが喋っている

言葉に合わせて体も

背中の黒い羽根が動いている

 

「う、うむ…セバス、原因不明の事態が起きている。ただちにナザリックを出て周辺を調査せよ。共はソリュシャンを連れていけ!残りのプレアデスは第9階層に戻り、侵入者が来ないか警戒するのだ」

「はっ!」

「「「「「「かしこまりました」」」」」」

 

 

その場に残ったのは

にこやかにこちらを見て

微笑むアルベドとレイナだった

 

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