【完結】楽園の素敵な男の娘と人妻(未亡人)系TS九尾 作:榊 樹
今作品も二、三話程度で終わると思います。
他の作品?
・・・・・・もう暫くお待ちを。
楽園の素敵な男の娘と世話焼き九尾
男だったのに東方Projectで最強格の一人と謳われる『八雲藍』になっていたと気付いたのは、我が主『八雲紫』様に出会った時だ。
それまでは・・・まぁ、いろいろとやんちゃをしていた。なんせ私、強かったからな。そりゃもう、傍若無人な振る舞いが許される程に強かった。
諸君らも九尾の伝説は幾つか聞いた事があるだろう?あれ、実は私なんだ・・・って、勘違いされてる。この流れでなんでやねんと思われるかもしれないが、本当に誤解なんだ。
いや、確かに幾つかは私が元になったものもあるんだが、それらも脚色が凄いし、じゃあ誰の伝説?と問われれば別の九尾達と答える。
九尾は姿を変える事が出来るし、一匹一匹が馬鹿みたいな強さだから、『強くて厄介なのがそんなわんさか居る訳無いだろう』という事で大抵の九尾が同一の存在だと勘違いされてる。人間達の現実逃避とも言う。
その勘違いに巻き込まれて、ドジって九尾だとバレた私も追われ、瀕死になっていた所を紫様に拾われた。この時の式になるという提案に『八雲藍』はよく二次創作では渋ってたりするが、私はそんな事は無い。
二つ返事でOKしましたとも、ええ。
以降は紫様の『式』として幻想郷の為に日夜奔走し、気付けば原作主人公の『博麗霊夢』が次代の巫女となる為に修行を積んでいた。
しかし、問題が起こった。
この『博麗霊夢』は男なのだ。
・・・うむ、大変困った。
・・・いや、大して困って無かった。
博麗の巫女は代々、女がやる取り決めとなっている。これが何故なのかと問われると・・・実はよく分からん。
分からんと言うか、人間は基本的に女の方が霊力が強いし、『巫女』って呼ばれるから、気付けば自然とそんな風習みたいなのが生まれていた、という感じだ。
だが、人間は伝統や風習のような過去の人間が積み上げて来たものを重んじる傾向がある。その為、いきなり男を博麗の巫女にするなんて言い出しても人里の者には受け入れられ無いかもしれない。
博麗の巫女は中立でなければならない。
故に人間にも妖怪にも肩入れ出来無い都合上、言ってしまえば味方の居ない孤独な存在になってしまう。しかし、こちらが勝手に役目を押し付けたのに、その上、同じ人からも迫害される筋合いは無い。
・・・やっぱり、困る事態かもしれん。
肩入れしないが仲良くしてはいけない訳では無いし、仲良く無くとも悪くなければいい。なんと言っても見てるこっちがツラい。
その点、他は割と友好的だったが霊夢の先代だけは酷かった。その心は何処までも人の為を思い、その身を戦いに投じて来たのに里の人間は彼女を恐れた。霊力の扱いに長けておらず、肉弾戦重視だったのが悪かったのかもしれない。
孤独から次第に壊れていく彼女を見て、このタイミングで心が壊れたら色々とマズイと思ったのもあるが、何よりその様を見ていられなくて、紫様に許可を貰ってつい手を貸したら・・・なんか依存された。
精神のケアを軽くしていただけなんだけど・・・どうしてこうなったのだろう?
彼女、表面上は問題無いんだが、帰って来て私が居ないと途端に精神が不安定になって子供みたいに泣き出したり、これまでそれなりに出来ていた私生活がとことん出来なくなっていた。
お陰で私が博麗神社に住み込みで働く事となり、その間も紫様には扱き使われるし・・・はぁ、あの方は私が苦労しているのを楽しむ傾向があるからなぁ。
橙が早く一人前になってくれたら、この時はもっと楽だったんだろうけど・・・まぁ、嘆いても仕方の無い事か。先代は美人だったから、そんな美人に依存されてる事に満更でも無い私が居たのも確かだし・・・。
ただなぁ・・・襲われるとはなぁ・・・・・・あ、性的にね?
いつも添い寝・・・という名の抱き枕になってたんだけど、その日は夜中にふと目が覚めて身体がスースーするなぁ、と思い布団を退けて見ると眠っている筈の先代に寝巻きを剥かれていた。
慌てた私に驚いたのか、先代が目を覚まして私の姿を認識すると、途端に目の色を変えて覆い被されて・・・その後は・・・うん、その・・・朝まで・・・シました。
幾ら百鬼夜行に対して肉弾戦で無双する先代でも、最強の妖獣と謳われる私が本気で抗えば抜け出す事くらいは出来た。でも先代の顔を見て、そんな事をしたら完全に先代の心が壊れて二度と立ち直れないのではと思い、されるがままとなった。
その日以降、暇さえあれば昼間でも室内だろうと屋外だろうと身体を求めて来て、酷い時で朝から次の朝までしたりと、淫らふしだらな性活を送っていた。
時々、紫様が覗いてて、それを先代に言っても聞く耳持ってくれなくて、結果的にそういうプレイをしてるみたいになって・・・うん・・・ちょっと興奮した。
でもまさか、録画されてるとは思わなかった。消しても消しても出てくるし、それをネタに揶揄ってくるし・・・仕える主間違えたかなぁ、ってちょっと思うようになった。
ふむ、話がかなり逸れたな。
それで何故、男を博麗の巫女にしたか、だ。
勿論、女の候補は他にも居た。
それでも尚、霊夢を博麗の巫女に選んだ理由は色々あるんだが、最も主な理由が彼女・・・じゃなくて、彼の博麗の巫女としての才能が他よりも凄まじかったというものだ。どのくらいかと言うと、私と橙くらい。
これだけでもその差のイカレ具合がよく分かるだろう。寄せ付けないなんて生易しいものじゃない。相手が寄ろうという考えすら起こらない程に彼の才能は天賦のモノだった。
先代の時代の余韻がまだ残っており、激動の時代を出来るだけ早く完全に終わらす為にも今代は少しでも強い巫女が必要だった。
それで仕方無し、と霊夢が選ばれた。
ここで人里が受け入れる云々の話に戻るんだが、そこで紫様が考えた策が霊夢を女として育てる事だった。
何を無茶な、と思ったが他に案が浮かばないし、人里が受け入れてくれる、なんて希望的観測に任せて先代みたいになるのも御免だったので渋々了承した。前世が男だったから、その辺の教育も出来はするんだけど、しっかりとするべきか凄く悩む。
ダメ押しに紫様の能力と人里の守護者である『上白沢慧音』の能力で更に事実を隠蔽して、今代の博麗の巫女が男であると知る者は当事者と一部を除いて誰もが女だと誤認するようになった。
鬼にバレたらヤバいのでは?と紫様に尋ねてみたが、そこは上手くやるから安心しろと返された。我が主に失礼かもしれないが、不安しかない。
しかし、それも杞憂に終わり、時は流れ霊夢も成長し、数々の異変を解決するようになった。紅魔異変や春雪異変などの大きな異変は勿論、人里で起こる妖怪によるちょっとした悪戯のようなものまで。勿論、親友の魔理沙にさえも男とはバレていない。
スペルカードも世に知れ渡り、血生臭い時代は完全に終わり、平和な時代が訪れた。
霊夢は男と忘れてしまうくらい綺麗な美貌を兼ね備えた美少女となっていた。それは顔だけで無く、身体のボディラインや香り、仕草の一つ一つまでもが女性らしくなっていた。私生活がダラしないのは・・・まぁ、ダラしないと言っても先代程では無いから良しとするか。
だが、生粋の鬼である伊吹萃香までもが完全に騙されるとは思わなかった。鬼は嘘が嫌いであり、同時に嘘を見抜く事に長けている。更に紫様や上白沢慧音の能力を合わせたと言っても、伊吹萃香程の上位の者には違和感くらいは覚えられる。
それすらも無いという事は思った以上に伊吹萃香の目が節穴だった?そうでないなら、嘘を吐いていないという線も出て来る。どういう事かと言えば、そのままだ。
霊夢は博麗の巫女ではあるが、本人や事実を知っている者を含めて女だと公言した事は一度も無い。勝手に周囲が女だと勘違いしているだけ。それに女装も一種のファッションだと思えば、自身の性別を偽っているなんて事にはならない。
・・・いや、無理があるか。
ふむ・・・まぁ、考えても仕方無い。
実際問題、誤魔化せている事だし、万が一バレて伊吹萃香が暴れたとしてもその時は私と紫様、出来れば霊夢も加えて抑えればいいだけの話。
「藍」
「ん?あぁ、霊夢。おかえり」
「ただいま」
思考を中断して呼び掛けに応える。
振り向けば、脇出しの特徴的な改造巫女服に長い髪をアイデンティティであるデカいリボンでポニーテールに結わえた美少女もとい男の娘がそこに居た。
ここだけの話、ぶっちゃけると好みどストライク。何処がどう好みかと聞かれると何とも言えんのだが、どちらかと言えば、中性的という曖昧な感じがいいのだろうか?
「縁側で待っていろ。今、お茶を入れて来てやる」
「ん」
スタスタと歩き、縁側へ向かう霊夢を尻目に洗濯物を干すのを中断し、台所へ向かう。もう何度繰り返したか分からない程に慣れた動作で急須に茶葉とお湯を入れ、お茶の葉が開くのを待つ間に湯呑みとお茶請けをお盆に乗せる。
少し待って、お茶の葉が開いたので急須を三回回してお盆に乗せ、縁側まで持って行く。もう少し冷ました方がいい気もするが、霊夢は飲むのがかなりスローペースなので問題は無い。
縁側に行くと傍らにお祓い棒を無造作に置いて両手を床に着いて寛ぐ霊夢が居た。隣にお盆を置いて、湯呑みにお茶を入れてあげる。その間に霊夢は茶請けの煎餅を摘んで咥えながら、ボーッと境内の景色を眺めていた。
「さて、霊夢。私も一緒に飲みたい所だが、生憎とまだ洗濯物を干し終わっていない。すぐに終わらせるから、それまでお茶と一緒にお茶請けの煎餅でも食べておいてくれ」
「んー」
片手をフリフリする霊夢を後にし、縁側を降りて下駄を履き、境内にある物干し竿の所まで行って続きをする。
「〜♪〜〜♪」
「バリボリ」
「〜♪〜♪〜♪」
「・・・・・・」
「〜〜♪〜♪〜〜♪」
「ねぇ、藍」
「〜♪・・・ん?なんだ?」
鼻歌を歌いながら干していると、何やら霊夢が話し掛けて来た。振り返ってみると、食べ掛けの煎餅を片手にいつものボーッとしたような表情をしている。口の周りに煎餅の屑が付いていて、ちょっとシュール。
「藍って、人妻みたいよね」
「・・・・・・・・・ん?」
・・・ん?
「だから、人妻みたいよね」
「ど、どうしたんだ、急に?」
色々と聞きたい事があるけど、まずなんでそんな話題がそんなボーッとした表情で出来るんだ?
「急っていうか、なんとなくそう思っただけ」
「そ、そうか・・・なんとなくか」
なんとなくで凄い事言い出すなぁ、この子。でもまぁ、突拍子が無いのはいつもの事だし、そこまで驚く事でも無いか。何か考えがある訳でも無さそうだし、本当になんとなくなのだろう。
止まっていた作業を再開しつつ、霊夢に答える。
「だがまぁ、『それは違う』と頭ごなしに否定する事も出来無いと言えば、出来ないんだがな」
「・・・どういう事?」
「『どういう事』って・・・私の九尾としての伝説というか逸話は知ってるな?」
「えぇ、一通りの妖怪の歴史とかは暇な時に調べてるわ」
驚くかもしれないが、ウチの霊夢、面倒臭がりではあるものの勉強やら修行やらはそこそこしているのだ。でも、大抵の事は一度見たり、したりすれば出来るから、同じ事を二度する事は滅多に無いんだけど、これが良い事か悪い事か・・・しないよりはマシか。
「その内の一つに帝の妻になった、という旨の話は無かったか?」
「あぁ、あったわね」
「それが私だ」
「・・・え?」
正確には私だけでは無いんだが、些細な問題か。
「だから人妻、というよりも人間で言う所の未亡人というのが正解だな。いや、妖怪だから未亡妖怪?・・・語呂が悪いな」
「・・・・・・」
「ん?霊夢、どうかしたか?」
突然、黙り込んだ霊夢に不思議に思い、丁度物干しが終わった事もあり、振り向くと未だに食べ掛けの煎餅を持ったまま俯いていた。
「霊夢?」
あまり見ない姿に困惑が隠せない。
何よりも何故、そのような反応をするのかが分からない。もしかして、話に関係無く単に調子が悪くなっただけなのでは、と思い近寄ってみる。
「霊夢、大丈夫か?何処か調子が悪いのか?」
近寄っても反応が無かったので肩を優しく揺すってみると、ビクッとした後に顔を上げた霊夢。その顔には変わりそうになる表情を必死に抑えてるような、なんとも言えない表情が浮かんでいた。
「う、ううん・・・何でもない。ちょっと考え事をしてただけ」
嘘だ。
鬼で無くともすぐに分かる。いや、考え事をしていたのは本当なのだろうが、何かを誤魔化そうとしているのは分かる。そんなバレバレの嘘を霊夢は吐いた。
珍しいなんてものじゃない。嘘を吐く事も珍しいが、それよりもこんな分かり易い表情をするなんて、恐らく初めてだろう。
「そうか。それなら私も家事が一段落付いた所だし、休憩にしよう。湯呑みを持って来る。お茶請けは・・・問題無いな」
「えぇ、行ってらっしゃい」
今の会話か、それとも今日何かあって本当に考え事をして落ち込むような事があったのか。いずれにせよ、少し様子を見るべきだな。
◇
物心ついた時から、私の周りには妖怪しかいなかった。ここ、博麗神社は立地故か道のりの危険性故か、参拝客が滅多に来ない。だから、必然的に人間は私くらいなもので他に関わりがあったのは、賢者と名乗る胡散臭い妖怪やその従者(式とか言ってたっけ?)、半妖の男や女くらいだ。
あぁ、それと似非仙人と二叉の猫、人食い妖怪も居たわね。
そんな人ならざるモノに囲まれて過ごして来た幼少期。幼いながらも種族としての壁を無意識に感じ、心の何処かで壁を作っていた。その事に気付いたのはずっと後の事。
『藍って、人妻みたいよね』
言い方は少し変だが、母親みたいだ、という意味の先の言葉。自分でもらしくないと思うような事を言い出したのは、人里の依頼から帰って来る途中のある出来事が原因だ。
と言っても、そこまで摩訶不思議な出来事があった訳でも何らかの干渉を受けた訳でも無い。
何気無く、飛ばずに歩いて帰っていた。
人里を歩き、偶に挨拶を返したりとのんびり歩いていると、とある親子を見掛けた。会話した事も無ければ、顔に見覚えも無い。強いて言えば、いつの日にか挨拶をしたような気がしなくもない・・・その程度の間柄。
それでも気になったのは、その親子が母親と息子だったから。
私、博麗霊夢は男だ。
だが、その在り方は何処までも女として育てられた。それが博麗の巫女として、幻想郷の為に仕方の無かった事だと理解も納得もしているし、受け入れている。
しかし、幼い頃から女として育てられた私だが、心までは完全に女になれなかった。自身の性別と生き方のズレに少しストレスを感じる時がある。だけど、そんな事は別に気にしてない。
何より、今更男として生きろと言われても、どうすればいいか分からない。女としての生き方しか知らないのだから。
そんな事より、どうしても抑えられない欲求が心の中に芽吹いた。いや、自覚した、という方が正しいのかもしれない。
『母親』
私にはソレが居ない。天涯孤独の身というやつだ。母親が居ない事に別段不満は無い。仕方の無い事だと割り切っている。
仮に居たとしても、私が博麗の巫女となるならば妖怪に無闇矢鱈と狙われない為に今頃、関わりは絶っているだろう。
家族が居ない事、そして女として、博麗の巫女としての現状に不満は無いが心の中でどうしても抑えられない欲求が芽吹いた。
純粋に羨ましいと思った。
一度でいい。
たったの一度だけでいいから、あんな風に心を許せる存在に無邪気に甘えてみたい。
そんな時に頭を過ぎったのは八雲紫の従者である八雲藍に目一杯甘える自分だった。そのイメージを消し去るように頭を振りつつ、ふと考える。
藍とは世間一般的に言う親子とは違うが、それにかなり近い関係では無いのか、と。そうでなかったとしても、仮に甘えるとしたら、藍しか居ない。それは確かだ。
だけど、私は博麗の巫女。幻想郷の守護者として中立でなければならない。だから所詮は妄想、叶わぬ願い。
もう一度、追い出すように頭を振り、気晴らしに飛んで帰路に着いた。
境内では件の藍が洗濯物を干していた。声を掛けるとこちらに気付き、お茶と煎餅を持って来てくれた。そして、再開する物干し。
そんな後ろ姿を煎餅を齧りながら眺めていると、何となく『母親』の二文字が頭を過ぎった。
割烹着と何処かの門番の服を合わせたかのような服を着て、鼻歌を歌いながら家事をするその姿は正しく主婦そのもの。
無意識に藍の身体へと目がいく。
身体のラインをかなり誤魔化せるようなゆったりとした格好にも関わらず、その大きく整った胸ははち切れんばかりに存在感を主張し、ふわふわでもこもこした九本の尾に負けず劣らず、くっきりと輪郭が分かるくらいに確かな質感が見て取れる柔らかそうなお尻。何よりも全体的にムチムチしていて、それがより一層人妻感を醸し出していた。
そして、何の益にもならない雑談のようにその事を話した。言ってから、冷静になって気付く。そんなノリで話すような、そもそも本人に言うような事でも無い、と。
嫌われる、真っ先にそう思った。それでも今更引き返せなくて、全神経を注いでいつものボーッとした表情を取り繕う。
嫌だ、嫌われたくない。
一人になっていい。仲間なんていなくていい。友達なんて要らない。だけど、貴女にだけは嫌われたくない。
次々と浮かぶ、後悔の念。
そんな私に対して、藍は笑って許してくれた。いや、許すも何もその通りだったのだから、本人にとっては笑い話のようなものだろう。
『だから人妻、というよりも人間で言う所の未亡人というのが正解だな』
自分で話題を振っておきながら、訳も分からず黒い感情が溢れ出て来る。よくないものだと分かっていても、それを抑える事が出来ない。精々、表に出さないように努めるだけ。
先程の嫌われたくないという後悔は、聞かなきゃよかったという後悔に変わっていた。
「・・・・・・ズズ」
藍が自分用の湯呑みを取りに行っている間、気分を返る為に一口飲む。藍が入れてくれた、いつもの私の好きなお茶。品種はなんだっていいし、気にしない。
藍の私を気遣ってくれているこの感じが堪らなく好きだ。
ん?好き?・・・好き・・・すき・・・・・・スキ・・・・・・好き・・・。
「・・・あぁ、そっか」
この黒い感情の正体が何となく分かった気がする。
「どうかしたのか?」
「ひゃ!?」
何処かスッキリとした気持ちでいると後ろから声がした。完全に油断していたのもあるが、聞かれたのではという羞恥心から変な声が出てしまった。お茶を零しそうになったが無事なようだ。
声の主に身体を捻って目を向ければ、湯呑みを持った藍が「珍しいものを見た」とでも言わんばかりに少し目を見開いて立っていた。そして、それは次第に苦笑へ変わり、羞恥に耐える私を気にせずその場で膝を着いて、自身の湯呑みにお茶を注ぐ。
苦笑する仕草やお茶を注ぐ動作、改めて見ると見慣れていた筈のそれらが今は酷く魅力的に見えて仕方無い。
「隣、失礼するぞ」
そう言って、お盆と湯呑み二つ分くらい離れた位置に腰掛ける藍。特に何かを話すでなく、互いに静かに一服する。
いつもの静かな時間。一人の時も悪くないが、こうして誰かと居るのも悪くない。それが藍であるなら、尚のこと。
「ねぇ、藍。紫はどうしたの?」
いつもなら、胡散臭い妖怪がここでお茶請けの一つや二つ摘み食いしてるところ。しかし、気付けば互いに二枚目の煎餅に手を出したのに一向にやって来ない。
「紫様なら、幽々子様の所だ。女子会をするとか言って、今日は日が暮れるまで遊びに行っているみたいだ」
「女子会、ねぇ」
最早、溜め息すら出ない。
いい加減に歳を自覚して欲しいものだ。気持ちは分からなくもないが、見てるこっちが居た堪れない。それを冗談でも無く、素で言っているのだからタチが悪い。
「・・・気持ちは分からんでも無いが、あまりそんな顔はしないでやってくれ。アレでも私の主なんだ」
「・・・・・・」
そう言って苦笑する藍。
主人に対してアレと言っている辺り、傍から見たら忠誠心はあまり無いと思われるが勘が良く、その上、長年見て来た私には分かる。それは忠誠心が薄いのでは無く、その逆。
忠誠心が高く、然れど盲目していないからこその苦笑。
そんな藍の反応に仕方無いとは思っていても、どうしても再び黒い感情が湧き出てくる。
「れ、霊夢、そんな怖い顔をしてどうかしたのか?・・・ッ!もしかして、何処か痛いのか?」
「えっ・・・あ、いや、何でもない」
「本当か?何かあればすぐに言うんだぞ?」
「藍、そんな子ども扱いしなくても体調管理くらい、ちゃんとするわよ。崩したらそっちの方が面倒だし」
「そ、そうか」
藍が私を心配してくれている。
子ども扱いされてるのは本当にちょっと嫌だが、私を気遣ってくれているのが分かる。そう考えただけで、心の黒い感情は霧散し、満たされる。
こんな女々しい男に藍が異性として見る訳が無い。だから、それならいっそ、私をずっと気に掛けてくれるのなら、子ども扱いも悪く無い。この時は藍は私だけを見てくれているから。
なんて、これじゃ本当に女々しいではないか。
いつからこんな面倒な性格になったのだろうか。こんな事を考えてるなんて知られたら、きっと幻滅される。いや、もしかしたらより過保護になるかもしれない。
それも魅力的ではあるが、そこには責任感しかなく、愛情は無いのではないかと不安になり、そんな大胆な事は出来ない。
そもそも、人間と妖怪だ。唯でさえ、種族としての壁があるというのに、その上、私は博麗の巫女で藍は幻想郷の創設者の従者。そんな二人が結ばれれば面倒事が一気に増えるし、最悪幻想郷の均衡が崩れ兼ねない。
どの道、無理な話だと結論が出て、どうしようも無いくらいに気が沈む。
「霊夢?」
そんな気分を払拭してくれるかのように、愛しい人の声が耳に響く。そちらに顔を向けた瞬間、額に何かが触れ、綺麗な藍の顔が視界全体に写し出される。
「へっ?・・・なっ、何を!?」
額に触れたのが藍の額であると気付くと、顔から火が出るような感覚がする。尚も額を触れさせ続ける藍。何がしたいのか分からず、混乱していると漸く離してくれた。
「霊夢・・・もしかして、風邪か?」
「・・・は?」
「随分と辛そうに溜め息を吐いていたものだったから・・・」
困惑からの状況把握。そして出た答えは藍が勘違いしている、だった。未だに心配そうな顔で覗き込む藍を安心させるように『違う』と言おうとした所でふと、思い留まる。
まだ、私が博麗の巫女になる前の修行時代の話だ。なんでもやれば出来るから、その頃は修行が楽しくて時間がある限りいろんな修行をし続けた。その結果、私は体調を崩し、藍に看病される事となった。
その時は藍を困らせたくないから、と健康には気を使おうと誓ったが、今思えば自身の事ながらかなり羨ましい事をしていた。
一拍置いて私の口から出た言葉は欲望に従ったものだった。
「・・・確かに少しダルいとは思ってたけど、そこまで言う程でも無いわ」
「ダメだ。そう言ってこの前も大熱を出しただろう。布団を引いてやるから、大人しく寝なさい」
「はぁ、『この前』って一体いつの話をしているの。もう何年も前の話でしょう」
「む、そうだったか?長生きすると、その辺の感覚が曖昧になるものでな」
「まぁ、いいわ。大人しく床に入るけど、その前に身体を清めるくらいはさせてよね」
「病人に無茶はさせん。私が濡れたタオルで拭ってやろう」
「えっ!?い、いや、そこまでやらなくても・・・もう子どもじゃないんだし」
「いいから。こんな時くらい、素直に甘えとけ」
「・・・分かった」
「ふふっ、任せろ」
頼られた事が嬉しかったのか、苦笑では無い綺麗な笑顔を残して、布団を敷きに行く藍。九本の尻尾をユラユラと揺らしながら歩く彼女の背を見て、思わず口が歪んでしまう。
騙してしまったが故の後悔、嵌めてしまった事への罪悪感、誓いをあっさりと破った自身の醜さに失望、そういった感情が確かに心の内で生まれた。しかし、そんなものが瑣末事と切り捨てられる程の期待と興奮で胸が高鳴る。
少しして、藍から布団を敷いたという旨の声が響いた。そこに向かい、寝巻きに着替えて綺麗に敷かれた布団へ大人しく入る。そしてタイミング良く、桶にお湯を汲んで中にタオルを浸した物を持った藍がやって来た。
先程着た寝巻きを肌蹴させ、背を向ける。
ひたっ、と背中にタオルが触れる。適温のソレは心地好く、肌を傷付けないように優しく擦る藍の気遣いがそれだけで私の心を癒す。だからなのか、自分の身体への意識が散漫になっていて、変化に気付く事が出来なかった。
「・・・綺麗だな」
「へ?」
「あっ・・・いや、肌が綺麗だな、と思ってな。・・・霊夢の先代は全身古傷だらけだった。女性らしくは無かったが、それも彼女の魅力の一つだと私は思っていた」
「・・・」
ダメだ。機嫌が急激に悪くなっているのが分かる。先代の話は実は初めて聞いたから、少し興味がある。だけど、藍の懐かしむような、楽しかった日を思い出すかのようなその声色に聞きたくない、と歯軋りしてしまいそうになる。
そもそもなんだ。傷だらけの身体が魅力の一つ?なら、男なのに傷の一つも無い私に魅力は無いとでも言いたいのか?もっと傷付けと言いたいのか?藍がそういう趣味があるというなら・・・。
「あぁ、別に霊夢の身体がどうこう言いたい訳では無いぞ。寧ろ、私は霊夢の身体に傷が無い事を嬉しく思う。それがこの時代の平和を象徴しているみたいでな・・・」
「そうやって帝も誑かしたの?」
「え、はぁ!?なッ・・・い、いきなり何を言い出してんだ!?そんな訳ないだろ!」
「そう・・・冗談よ、冗談。そんな本気にならなくてもいいわよ」
「全く・・・」
・・・あー!もう!!この人たらし!あーもう!もう!何が『全く・・・』よ!こっちが全くだわ!人が落ち込んでる時に欲しい言葉を的確にかけるから、頬の弛みが抑えれないじゃない!言葉の一つ一つで一喜一憂する自分が恥ずかしくなってくるじゃない!
本人はそんなつもりは欠片も無いのだろうけど、弄ばれてるみたいでちょっと悔しくなる。それが嬉しいと感じる自分が居る事も自覚してるから、結局大人しく拭われる事しか出来ない。
背中を終え、前も拭き始めた藍。少し恥ずかしくはあるが、藍からはそういった邪な感情は感じないから不快にならない。それどころか、何とも思っていないのが逆に腹が立つ。
女みたいな身体だと自覚してはいるが、一応こんなんでも男だ。何とも思われないのは、何と言うかこう・・・イラッとくるものがある。
「んっ・・・・・・ん・・・」
「・・・・・・」
それはそうと、背中から手を回して拭いているから、耳元で偶に吐く吐息が何とも言えない色気を放っている。しかも、極めつけは背中にアレが当たっている事だ。
むにゅうっと形が変わり、背中全体で感じ取れる程の巨乳を押し付けられる。普段、そういった事に何も感じない私だが、この時ばかりは相手が藍という事もあり、どうしようもなく意識してしまっていた。
「ん?これは・・・」
「・・・ッ!?ちょ、何すんの!?」
下半身に唐突な刺激が襲った。反射的に何がどうなっていたのか理解し、飛び退いて両手で股を隠す。
自分の不用心さに呆れてしまう。藍が触ったのは痛いと感じる程にギンギンに勃起していた私のおちんちん。寝巻きである白装束を左右に掻き分け、文字通り痛い程その存在を主張していた。
「あ・・・えっと・・・・・・今のは・・・その・・・」
しどろもどろになる藍を前に何を言えば正解なのか、混乱して頭が働かない。羞恥と情けなさから、自然と涙が浮かんで来る。
「!?れ、霊夢・・・そ、それ、苦しく・・・ないか?よければ、私が・・・その・・・シゴいて・・・楽にしてやろう・・・」
「・・・・・・え?」
混乱していた思考が停止し、再び再起動する。そして何度も脳内再生し、続いて藍の様子を観察する。私の顔とおちんちん辺りをチラチラと見回しつつ、反応を窺っている。その顔には申し訳無さと罪悪感が見て取れる。
「私が・・・原因・・・・・・なのだろう?・・・だから・・・責任を取る・・・というか、何と言うかだな・・・」
「へぇ・・・そう」
あぁ、これは・・・本当に駄目だ。勝てない。抑制しようという意思が根こそぎ奪われる。その言葉に甘えてしまう。
「なら、収めてよ。ほら」
「あ、あぁ・・・分かった」
突き出したおちんちんに、おずおずと手を伸ばす藍。ぴとり、と片手で捕まれ、ゆっくりと上下にシゴき出す。
「んっ♡・・・ひぅ♡・・・ッ♡」
「ここを・・・こうして・・・ここか?」
「んぁッ♡」
腰が簡単に抜けてしまいそうだ。滑らかに的確にこちらの弱い所を刺激してくるその動きは、強烈な快楽を及ぼし、ガクガクと足が震える。
耐え切れず、藍の頭を掴んで立ち易いようにこちらへ寄せて、支えにする。すると位置的にちょうど良かったのか、シゴかれてよりビンビンになったおちんちんが藍の口の中に入った。
「んぐッ!?」
そのあまりの気持ち良さに、手を離して抜くなんて発想は出て来ない。そのままカクカク腰を振り、藍の口の中でおちんちんを暴れさせる。
「んんッ♡ングッ♡んッ♡」
嫌がるどころか、顔をトロけさせ、こちらのストロークに合わせて顔を少し前後させる藍。そして、口内で蛇のように舌がおちんちんへ巻き付き、簡単にイッてしまった。
「うぅッ!射精るッ!・・・ッ!ぐぅぅぅ!!」
「んんッ!?んぐっ♡んぐっ♡んん・・・んぐっ♡んぐっ♡・・・プハァッ♡・・・はぁ・・・はぁ・・・思ったより・・・一杯・・・出たな・・・はぁ・・・はぁ・・・」
前に何度か自慰をして射精した事はあるが、その時の数倍の量が出た。それらは藍が飲み込んではいたが追い付かず、口の端から溢れ出て口元を垂れている。
射精の疲れから崩れ落ちる私を藍がその胸で抱き留め、ギュッと抱き締めながら頭を優しく撫でてくれる。
「頑張ったな。偉い偉い」
褒められた。内容はアレだが、それでも褒められた。まるで母が子を労うかのように。嬉しくて仕方が無い。もっと褒めてくれ、と頭を擦り付けて要求する。それに応えるかのように労いの言葉を掛けながら頭を撫でてくれて、それがまた私を幸福にしてくれる。
しかし、射精後のイヤに冷静になる・・・確か、賢者モードと言ってたっけ?それになって、ふと先程の藍の言葉を思い出す。
『思ったより・・・一杯・・・出たな・・・』
思ったより?まるで、どのくらい出るのかを知っているかのような口振り。いや、事実、知っていたのだろう。あれが普通よりもかなりの量である、と。それに何処か手馴れた手付きだった。
何故か?それは彼女の、九尾の歴史に記されている事を思い出せば、すぐに分かる。
『その内の一つに帝の妻になった、という旨の話は無かったか?』
ついさっきの会話だ。
『あぁ、あったわね』
呑気に返事をする私に何の気無しに答える藍。
『それが私だ』
『・・・え?』
帝の妻とは・・・つまり、そういった事もシたのだろう。そう思うと、こうして触れ合っているだけでイヤな気持ちになる。その身体は既に他人のモノで、私のモノにはならない。
どうしようも無い現実に、何処ぞの馬の骨とも知れない男に身体を許した藍に殺意が湧いて来る。でも、殺したくはない。だから、私は突き放した。
「止めて!」
「わっ!?・・・え、れ、霊夢?急に何を」
「出てって!」
「霊夢?どうしたんだ?何か気に障るような事をして」
「いいから出て行け!そして二度と私の前に現れるな!!」
「ッ!!?」
藍が今にも泣きそうな顔になるが、それでもやめない。抑え切れない。殺意が、激情が。もう心の中は滅茶苦茶になり、自然と涙が溢れ出してくる。
気付けば、私は布団の中で横になっており、傍らに藍は居らず、家の中に気配も無い。恐らく、紫の屋敷へと帰ったのだろう。
「うっ・・・うぐっ・・・うぅ・・・」
涙が止まらない。
それが悔し涙なのか、はたまた後悔からなのか、その答えを最後まで私は見付ける事が出来なかった。
TS要素を入れたのは辻褄合わせのようなものでして、あんまり意味無かったような気もしますがいつもの如くスルー。題名がなんか好きな物をご茶混ぜにした感が凄いけど、こちらもスルー。
本番は多分、次回の中盤か最後の方に始める予定。
ちょっとした紹介
八雲藍(転生者)
性別 前世:男 今世:女
霊夢の先代で色々と崩れたものの基本的に原作通りに物事が進んだ。紫に拾われる前にも歴史そのものを変えたりしたが、事実が変わっただけで歴史書に載る内容等は変わってない。その事実が明るみになる事は多分無い。
紫がどちらかと言えばダメ人間の類であり、そんな主人を数百年単位で世話し続けていたので自覚無しのダメ人間製造機となっている。被害者が先代と霊夢。
実は先代の心が歪んだ事が若干トラウマになっており、似たような境遇になるかもしれない、と霊夢に対して過保護になってしまった。
その自覚があり、世話を焼き過ぎるのはよくないと自制しているつもりだが、傍から見たら普通に過保護。
橙がグレるくらいには過保護。
先代の巫女
性別:女
歴代の巫女の中で純粋な攻撃力は霊夢を超えてトップだが、一番治安が悪い時代だった。
故に殺し合いの日々を過ごしており、一日の半分は全身血だらけで過ごす。結果、人からも恐れられ孤独になる。加えて、博麗の巫女として中立な立場であり、人間も妖怪も助けたが、この時代の人間の妖怪に対する印象は最悪もいい所であるので、完全な味方では無いと判断され、迫害のような仕打ちを受けた。
精神が磨耗しきっている時に見ていられなくなった藍に救われ、心の支えが藍になり依存し、甘えて私生活がまともに送れなくなった。
そんな精神状態では、傾国の美女とも謳われた藍の乱れた寝巻き姿に耐え切れず襲ってしまう。
別にふたなりとかでは無いので、普通(?)に百合百合した。以降は藍をもっと身近に感じたく、身体を求め続ける。因みに藍が一度でも拒否れば、廃人orヤンデレ(メンヘラ?)のどちらかになっていた。
やったね藍!ファインプレーだ(白目)
博麗霊夢
性別:秀吉
大和撫子ver.ロリみたいな容姿。だが男だ。
人里では巫女としてもそうだが、女としても人気はかなりある。本人が知ればきっと微妙な顔をする。
物心ついた時から博麗の巫女としての日々を送り、自身を偽り続けていたので、コミュ障という訳では無いが、あまり積極的に他人とは関わらなくなった。来る者拒まず、去るもの追わずのスタンス。
割と達観的なのは幼少期からでそれが長年続いた結果、自身についても幻想郷のシステムの一つと思う程度には自分に興味が無い・・・と無意識に暗示を掛けて自己を保っている。先代程酷くはないが、それでもかなり危うい状態だったりする。そもそも、その暗示は藍が居る事でなんとか保っているような状態であり、自分から拒否した今、これからどうなるのか・・・。
ジャッキー・チェン
性別:橙
ちぇえええええええん!!
(要約:出番無し)
永遠の17歳
性別:ゆかりん
ダメ人間ならぬダメ妖怪。
未だに藍が八雲の式である事を友人から度々、不思議がられている。趣味は従者を虐めること。
しかし、無理難題を押し付けてもその従者が基本的になんでもソツなくこなすので、次第にエスカレート。
逆に自分が完全なダメ妖怪にされる始末。
アプローチを変えようとした結果、気付けば藍と先代との行為を覗くなどの歪んだ愛情へと変化していた。
藍に対して、恋愛感情のようなものは無いが、家族愛的なものは抱いている。
永遠の17歳
性別:カービィ
生前はかなり若い人間、その後は歳を取らない幽霊となったので、永遠の17歳というのもあながち間違いではない。独力でも普通に私生活を送れていたが、主人をダメにするという点から反面教師にするべき筈の藍を従者の鏡と認識してしまった妖夢によって着々とダメ幽霊にされつつある。
妖夢は妄信的なまでに幽々子を尊敬・信頼しているので見捨てられる事は、紫が実は17歳というレベルで有り得ない。
魂魄妖夢
性別:みょん
(´・ω・`)ミョン
紹介終了
思ったよりもダークな感じになりましたけど、霊夢の時代は平和な世界です。霊夢の内心以外は。バッドエンドにはなりませんけど、過程がちょっとキツいかもしれませんが、我慢して下さい。もう少しの辛抱です。
次回も気長にお待ちください!