形の整った久美子のおっぱい。
それは、久美子という最高の彼女にして嫁のいる俺をして、改めて惚れ直し、惑わされる最強のハニートラップだった。
――――
温水とはいえプールに入れるぐらい残暑極まる初秋のなか、俺たちはプールサイドのちょっと隠れたところでセックスをしていた。
俺はプールサイドのちょっとだけチクチクする人工芝で横になり、久美子に膝枕をされてキスをされているうえに、高坂にフェラチオされていた。
高坂と交わしていた約束、
――――『処女は恥ずかしいので練習させてほしい』
と、いう約束はまだ有効のようだ。
結局高坂の好きな人は誰かまだ聞いていないが、見ざる言わざる聞かざる、という言葉がある通り、聞かない方が良いだろう。
俺は高坂とのこの淫らな爛れた関係をまだまだ楽しんでいたい。
「ぬっぷ、んんぅっ、ぬぱっ」
高坂は俺に練習と称して、相変わらずフェラをしてくれていた。
その綺麗で端正な唇が、俺のグロテスクな肉棒を行ったり来たりしていると満足感を覚える。
たまに「気持ちいい?」と、高坂が目線で聞いてくることがあるが、そのときに頭を撫でてやると幸せそうにしている。
こんなに美人なセフレがいて俺も幸せだ。
対して、一般人から見たら凡庸な見た目を持っている久美子も負けじと、俺とキスをしてくれている。
俺から見たらこんなに超絶可愛い愛(う)い奴は世界に二人といないのに、久美子に俺が告白するまで誰も告白しなかった世間はおかしい、と俺は信じている。
久美子とは口と口でキス。
麗奈は俺のペニスをフェラチオしてくれている。
上からと下からと、官能の焔が俺を乱す。
久美子は俺にねっとりと、キスをする。
時々唾液を垂らし、俺の唇の周辺に塗り込んでいる。
――――マーキング
という奴だろうか?
いつも交換している久美子の唾液の臭いが俺の鼻腔をくすぐる。
さっきも、俺がおつかいに言ったときにナンパされている俺を見てすっ飛んできた久美子だ。
俺も久美子に膝枕され、キスされながら手持ち無沙汰になった両手で久美子の乳首をいじる。
先の多目的トイレでのセックス(断じてそういう目的の部屋ではないと思う)で、久美子は俺に手マンでイカされていた影響がまだ残っているのか、その可憐で小さい大きさのピンク色をした乳首は、久美子の強い性欲を表しているのか、綺麗な見た目に反して淫靡に勃起したままだ。
丁寧にねっとりといじってやると、
「ふっ……、くぅん……!ふぁっ……」
と普段の低い声とは違って、甲高い喘ぎ声を出す。
そのせいか、普段より弄ってしまい、
「私がしてあげたいのに……、やめてよ……」
そう悲しい声とずぶ濡れになった子犬のような表情をされると、どうにもそのおっぱいから手が離れてしまう。
俺が久美子の思いとは裏腹に、悲しい顔をしていると、
「……しょうがないなぁ、吸わせてあげるから」
そう言って久美子は久美子は俺にのしかかる。
――その胸に抱えた脂肪とともに。
「お、おおぅ……!?」
久美子の柔らかい太ももと、その形の良いおっぱいの二重の幸せにサンドされて、幸せなはずなのに幸福すぎてつらい。
つらいが、久美子の言葉に甘えて、高校生なのにまるで子供のころに戻ったかのように乳首に吸い付く。
そんな俺の性欲の昂りが伝わりペニスの勃起が強まったところ、高坂も久美子の様子を見たのか、負けじとペニスを丹念に攻める。
俺は久美子の太もも、その柔らかくていい匂いがするおっぱい、そして高坂の丁寧でつぼをわかっているフェラチオに
――――俺はそのままイカされてしまった。
ドピューッ!ドピュドピュドピュピューっ! ピュッピュッ! ドピューッ!!
「うぁっ……ふあぁっ……!」
そのまま快楽に浸り、久美子の柔らかい太ももと乳圧に頭部を潰されるがままに任せる。
高坂は、
「うっ、うっ、んんっ!んくっ、んくっ……」
と、俺の不意に放出してしまった大量の精子を健気に飲み込んでくれている音が伝わってくる。
むしろ、俺の玉袋まで丁寧に揉みしだいて、より、精子を飲もうと促進してくれている感がある。
「ふあぁ……」
と、俺が情けない声を出して、久美子の上で寝っ転がって果て、精子を出し尽くしたところで第二回戦は終わった。
――――
俺はタオルを巻いたまま、屋外に設置してある男女共同のシャワースペースでシャワーを浴びる。
もちろん久美子と麗奈と一緒だ。
俺は個人的に流石に愛液や精液を落とすまではタオルを外すことはできない。
セックスにおおらかな世界とはいえ、俺個人は恥ずかしい。
久美子たちはざばっと諸々の汗とか精液とか、唾液とか愛液だとかを流して一息ついたあと、提案をしてきた。
「三人でウォータースライダー行こうよ」
その一言に高坂を思わずみたが、高坂は「うん」と、自然に頷いて逆に俺をみた。
「行かないの?」
とあたかも自然なように聞いてくる高坂。
さっきまでの3Pが無かったかのように、あくまで自然に聞いてくる二人。
「……わかった」
俺のその一言で二人は何も言わないが、二人の気分が華やいだのがわかった。
それぞれ無言だったが表情に出ていた。
俺も嬉しかったが、二人も嬉しかったのか、それぞれ俺の左右の腕に、互いに腕を絡めてくる。
左右に挟まれた形だ。
「二人は同じ男を取り合っていて気にならないのか?」
「……なんで?」
そう、高坂は逆に3Pに対する抵抗感のなさを感じているのか、俺に逆に聞いてくる。
久美子の方を見ると、照れながら
「麗奈ならいいよ……?」
と照れながら返してきた。
前世の記憶があるからか、女性が二人の3Pは嬉しいが、自分以外の同性が一人いる3Pは若干嬉しくないものを感じていたが、久美子も麗奈なら若干恥ずかしいが構わないようだ。
久美子はこないだ奏とも俺を挟んで3Pをしていた。
相手にもよるのかもしれない。
今度久美子を、葉月とするときに呼んでみようかしら?
それとも、高坂とするときに葉月を呼んでみるか?
同性に照れている高坂が想像できて……。
――なんだか楽しげな気がしてきたゾ!
そんなムフフ、という想像をしていたところ、両側からそれぞれ頰と二の腕をつままれた。
ムフフで幸せな妄想とは裏腹に、痛みが俺を現実に戻す。
「変な想像をしてないで、早く行こう?」
と、若干拗ねた顔をする久美子。
高坂はつねっておきながらも、全然表情に出さず、
「ほら、早く行こ」
そう冷静そうに俺をつねった手を離す。
そういう二人を連れて俺たちはたまの休日を満喫した。
――――――
「きゃぁーっ!」
「うおおおっ!」
「……っ!」
それぞれ、久美子、俺、高坂の反応である。
レジャーランドとしては意外と本格的で大人でも楽しめる三人用スライダーだった。
三人用の大きな浮き輪にそれぞれ腰を嵌め、外側をむき、スライダーのコースのままに回転し、流れて落ちていく。
そして最後にはバッシャーン、と大きい水しぶきを立てながら、深さもそこそこ(と言ってもせいぜい胸ぐらいまでだが)あるプールに最終的には安全に突っ込まされる。
ぐるぐると目が回り、時折水を被りながら、勢いよく落ち、そして最終的にはプールの中でひっくり返されるこの体験が、分かってはいたが面白かった。
「思ったより本格的だったね!」
そう、ほっぺに天然パーマの髪を張り付かせて、素敵な笑顔で言う久美子。
「うん、そうね」
その冷静な言葉とは裏腹に、楽しげな表情になっている高坂。
そんな二人の笑顔を見て、俺は今日ここに来た甲斐はあったなぁ……と、しみじみしながらたまの休日を満喫した充実感に俺は満たされていた。
――――
秋らしく若干陽の落ちが早くなった帰り道、電車の中で俺は両手に花の状態だったが、二人ともこちらに頭を傾けて眠っているため、微動だにできない俺がいた。
互いのシャンプーの香りがそれぞれ違っていて、髪から漂う良い香りが俺を幸せに満たす。
この無邪気で無垢で俺に信頼を寄せている二人の姿。
そんな信頼を見せ付けられるとすっかり俺も嬉しくなってしまう。
楽しくてすっかり疲れが吹き飛んだ気がしていた。
しかし二人を起こすわけにもいかず、僅かなりとも動くことのできない俺は幸せな反面、若干疲れを感じる。。
この疲れは家に帰って癒したいが、久美子もきっと俺の家に帰ってとイチャつきたがるんだろうなぁ、と言う幸せな未来を想像する。
けれども俺はこの両手に花だが、微動だにできず疲れる時間が永遠に続けばいいのに、と言う相反した幸せの願望をかみ締めていた。
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