話は少し巻き戻り、2年生の四月下旬。
一年生が入部して少し落ち着いた頃、俺と久美子は一年生の指導担当と言うことになっていた。
今、グラウンドにてやっているのは基礎練の基礎体力作りだ。
「グラウンドもう5周〜!」
そう言って、グラウンドをすでに5周ランニングして疲弊している部員を励ます。
もちろん、俺自身も走っている。
この世界では女性の方が体力があり運動能力に長けているが、俺もそこそこ鍛えているために全然運動していない女性よりは早い。
「ぜはぁ……ぜはぁ……」
皆そのように盛大に息を乱し唸っているが、俺はやせ我慢でまだまだいける風に装う。
周りが引いた目で見ているが、
「おかわりでもう5周〜!」
そう言って、率先して駆け出す。
「はい!はい! みんな頑張って!」
久美子がサポートして、脱落しそうな子たちを励ます。
手を叩き、周りを走らす姿はまるで牧羊犬のようだ。
久美子自身は妊婦のため、あまり盛大には走れないからこそ、俺が指導の意味で走らなければならない。
指導者こそ率先して先頭に立たねばならないのだ!
そうして、久美子の熱弁のおかげもあり、俺は先頭とまでは行かなかったが、先頭グループでゴールした。
リーダーシップを発揮した甲斐があると言う者。
なんとか、時間ギリギリまでかかったが、脱落しそうになったメンバーもゴールさせることができた。
それらは久美子のおかげだ。
時間的に、もう部活も終わりとなった。
「お疲れ様でした〜!」
――――
翌日。
再びのランニング後、今度は楽器を持たせて、合奏をさせる。
俺は皆がスタンバイしているのに合わせて、マイクを設置していた。
ランニングさせるのはどこの高校も同じだろうが、ここからが違う。
一年生が俺に聞いてきた
「先輩、何してるんですか?」
「録音した演奏を皆に聞かせるのさ」
そうして俺は皆に演奏させ、これから録音したのを流すから集中して聴くように言う。
頓珍漢な演奏会がスピーカーから流れ出した。
あまりの演奏の下手さに皆、顔をしかめる。
「うげ……、私、こんな演奏下手だったんだ……」
「よくあたし、こんな演奏でドヤ顔できてたな……」
皆、自己嫌悪の表情を浮かべて凹んでいる。
ある意味当たり前のことだが、スタートはここからだ。
そうして、皆に課題点をそれぞれ念押しして伝えていく。
「皆、それぞれ課題は掴めたと思う。ここから個人練に入るが、最後に個人練した後もう一回スマホで録音してくるように」
帰り際に練習したのを聞かせてもらうのだ。
そうして、帰りの際に明日の練習すべき場所をメモして渡す。
それの繰り返しだ。
――――
部活が終わり、家族となった面々は一緒になって俺の家に帰っている。
夕焼けが俺たちの通学路に降り注いでいる。
「うぅ……、あたし、あんなに下手だったなんて……」
そう言って、帰りの道すがら、さつきは俺にこぼす。
「大丈夫だって、プロの演奏家でも同じことを思うんだから」
「本当ですか……?」
「本当本当」
そう言って、俺はさつきをなだめる。
彼女はプロでも自分の聞いたのを聞いて凹む、と言う俺の発言になんだか嬉しくなったようだ。
「なんで、そんな嬉しそうなんだ?」
「だって、壁にぶつかったじゃないですかー!私、前進してます!」
そう言って笑う彼女はすごく前向きだった。
彼女がいうには、壁にぶつかる分だけ前に進んだと言うことなのだ。
加えてその壁は、精神の持ちよう、考え方の変更だけでどうにかなる楽な壁なのだと言う。
俺はなんだかその前向きさ加減に笑ってしまった。
多分、その言葉は凹んでいる周囲にかなりいいと思うので、どんどん周りに言うよう伝えると、彼女は了解した。
その言葉が、自然と一年生を段々よくしていくのであった。
――――
一週間後、特訓の効果は現れ始めた。
皆、見違えるように成長していたのだ。
努力、と言うものは自分自身が苦手としている分野に投入するほど、その効果を得やすい。
元から高いものをさらに高めるより、低かったものを高める方が同じ努力量だと成果が上がりやすいのだ。
俺はそのようにして、一年生の皆を説得、指導していた。
脱落しそうになる一年生もいたが、それは黄前相談所と呼ばれた久美子にカバーに入ってもらっている。
そうして、合奏をするたびに、皆が成長しているのをそれぞれ実感するので、『私も負けられない!』と皆さらに成長を目指す。
俺はさらにコーチとしての方針は、『褒める』ことにしているのだ。
楽器の成長とは、実感しづらいもので、他人に褒めてもらわないと気付かないことが結構ある。
だが、他人に褒めてもえればそれが実感となり、自信となるのだ。
かなりいいループに入ってきているのを、皆、口には出さないがそれぞれ成長を実感していた。
俺はそれを言葉に明確化して、それぞれを伸ばしているのである。
とある日、自宅にて、高坂にこう言われた。
「……一年生、かなりよくなってるね。何かコツでもあるの?」
家の夕飯は皆で一緒に食べる。
この世界は男性がご飯を作る場合が多く、その例にもれず、俺が作った。
今、家にいるのは久美子、麗奈、みぞれ、さつき、優子、と非常に近しい面々しかいない。
嫁と、家族同然の付き合いをしている俺の女たちだ。
俺は録音を聞かせて弱点を補強することと、褒めることで自信を持たせていることを麗奈に伝えた。
「ふぅーん、一年生、いいなぁ……」
久美子同様に妊娠している麗奈は、そう斜め向かいを見ながら言った。
その視線の先にはさつきが座っている。
「あ、あたしを見られても……」
「まぁそうなんだけど」
珍しく麗奈がちょっと拗ねている。
そしてなんだかさつきはちょっと申し訳なさそうにしている。
さつきが申し訳なさそうにする必要など、何もないのだが。
なんだかそれがちょっと面白かった。
あの真っ直ぐで、誰よりも孤高で、誰よりも練習している麗奈が、拗ねているのだ。
俺からしたら麗奈のトランペットはもうすでに全国レベルに思える。
俺の方がむしろどうやったらそのレベルに辿り着けるのか、教えて欲しいぐらいだ。
そうして拗ねている麗奈の頭の上に手を乗っけて優しく撫でる。
「麗奈はすごいよ……」
「や、やめて……。急に褒めるの禁止……」
麗奈はその色素の薄い白く美しい肌を紅潮させ、俺の手を外そうとするが、俺はなお食い下がる。
「麗奈のトランペットは全国トップクラス、俺には真似できないよ。毎日努力してるし、楽器だけじゃなく成績もいいし、何より美人だし、俺の子供を孕んでくれるし……」
そう言って、麗奈を誉め続けると、赤くなっていた頬がさらに真っ赤になった。
麗奈はその人格の孤高さから尊敬されることはあっても、褒められ慣れてないのだ。
俺にはそれが愛しかった。
麗奈は急にテーブルに身を乗り出す。
そうして、向かい側に座る俺の顔をガシッと掴んだと思うと、そのまま俺にキスをしてきた。
「んっ!んちゅっ……!ちゅっ……、んちゅぅ……!」
麗奈のキスからは、夕ご飯に作ったオムライスの味がした。
周りが見ている中、麗奈は俺のことを私のものだと主張するように、俺のことをキスでマーキングしていく。
優子も久美子もみぞれも、ここ1、2年の付き合いだし、散々この面々で乱行をしたからもはや慣れた様子で俺らのことを見ている。そして変わらずにニコニコと、『今日のオムライス美味しいね』と言いながら食事をしている。
しかし、ここ数週間で嫁になったさつきはまだあたふたしているのが、ギャップが効いててなんだか見ていて面白い。
そして、麗奈はある程度満足したのか、再びオムライスを食べ始める。
そうして、
「……ごちそうさま」
と、麗奈は言うと、俺の頬にケチャップをつけるように、キスしてきた。
「……夕ご飯食べ終わったら、来て」
そうして、麗奈からセックスのお誘いを受けた。
いまだ照れているさつきとは別に、久美子は『いってら〜』と慣れた様子だし、優子もみぞれも『……』と無言で見ている。ただ、若干羨ましそうな顔をしているので、明日は優子、みぞれと一緒に抱いた方がいいだろう。
相変わらず最後まで照れているさつきがなんだか面白かった。
まだ慣れるのに時間がかかりそうだ。
――――
薄暗い照明にしているいつもの寝室で、麗奈が裸になってベッドに腰掛けて待機していた。
俺も制服を脱ぎ、麗奈の真横に密着して座る。
「もう、おちんちんおっきくしてる……。私に興奮してるんだ?」
麗奈はいつもよりニヤニヤとこちらを問い詰める。
麗奈の体はいつまで立っても美しかった。
女性は妊娠すると、ボディバランスが崩れたりするものだが、麗奈に限ってはそれがない。
胸も大きい上にウェストもすらっとくびれており、腰だけは妊娠によってポコッと膨らんでいるものの、それだけだ。
現在、妊娠半年なので、一般の人が想像するような妊婦のお腹の大きさではない。
本当に、ポコっとお腹が突き出た感じだ。
こじんまりとしたボールがお腹に入っているような形をしている。
太ももは相変わらず綺麗な曲線を描いており、触るとモチモチして手に吸い付くようだ。
ふっくらして肉感的ではあるのに、全く太さを感じさせない。
むしろ麗奈といい、久美子といい、胸は妊娠によってさらに大きくなったみたいだ。
乳首はこれからのことに期待し、興奮しているのかピンク色の綺麗な乳首が少し勃起していた。
麗奈の腰に左手を回し、優しく抱き回す。そうして、空いた右手で優しく乳首をこねくり回すと、
「んっ……、やぁ……!きょうは、……私が気持ちよくしてあげるんだから。」
――いつも気持ちよくしてくれるお礼、なんだから……。
そう言って、麗奈は雰囲気づくりのためか、俺の筋肉で作りあげられた胸板にしだれかかる。
「体も、胸板も……引き締まってて素敵。ギターが弾けるのもそうだけど、あっという間にユーフォが上手くなったのもかっこいい……。何よりその顔が好き。私をいつまでも好きでいてくれるその性格も好き……。筋肉質なんだけど華奢で細い肩幅も好き……。気配りしてくれるのも素敵……。作曲できる才能もすごいし、リーダーシップがあるのも尊敬する……」
そうして、麗奈はいつも以上に俺を褒めてくれる。
いつも俺が麗奈を押し倒したり、俺手動で好き放題やっているせいだろう。
今日は彼女が俺を好き放題やりたいみたいだった。
今日に限って、麗奈が俺のことをベッドに押し倒す。
そうして、俺の上に馬乗りになった。
「今日は、あなたの娘がいるお腹で騎乗位してあげるんだから……」
――嬉しいでしょ?
麗奈はお腹をさすりながら、嬉しそうに、そしてサディスティックな笑みを浮かべてこちらを見やる。
その様子は本当に嬉しそうだ。
ちなみに妊娠したのは『娘』だそうだ、嫁達皆そうだった。
検査しにいったときは、麗奈もみぞれも久美子も皆非常に嬉しそうだった。
「一緒にパパのこと気持ちよくしようね〜」
と、お腹を撫でながら言っている麗奈は心底嬉しそうだ。
そうして、麗奈は俺の勃起したペニスの上にまたがり、じゅじゅじゅ、と水音を立てながらペニスを挿入していく。
麗奈はすでに昂っていたようだ。
大量のドロドロとした愛液でペニスが滑り、麗奈の狭いマンコはすんなりと深くまで挿入された。
子宮口にコツン、とペニスの先がぶつかるのを感じる。
「んぅ〜っ……!ふっ、ふかぃ〜!んっ、あぁっ、はぁんっ!」
俺とヤリまくり、俺に仕込まれたせいで、麗奈は挿れただけで感じる淫乱だ。
「ふっ、ふぅっ!……んんっ!」
息を整えようとしていたが、
「……はぁ、……はぁ。あぁんっ!んひぃっ!」
――俺が少しペニスで小突いてやるともうそれだけで軽イキする。
子宮口の奥からどくどくと愛液が溢れてくる。
――淫らでエッチな孕み妻、
――それが俺の嫁、麗奈なのだ。
そうして、多少麗奈のマンコを小突いてやると、あっという間に玉袋も含めて股間が愛液だらけになった。
俺は麗奈の下になったまま、彼女と手を重ね合わせ、恋人つなぎをする。
薄暗い部屋の中だが、麗奈が嬉しそうなのがわかる。
「……私、あなたのこと好きだから」
「知ってる」
「あなたが思っている以上に好きだから」
「……うん」
「これは、愛の告白」
「……うん」
「娘も私も、これからもずっと愛してね……」
麗奈から改めて愛の告白を受ける。
なんだかいつも女を手に入れる時は、俺から告白しているような気がするが、麗奈から改めて愛の告白を受けると胸が嬉しさで苦しくなった。
――この女は俺の女。
――いつまで経っても手放したくない。
――俺の子を産んで欲しい、俺の遺伝子を継いで欲しい。
――いつまで経っても、愛し、愛されたい。
そんな劣情、熱情、愛情、独占欲、そう言ったものがごちゃ混ぜになって俺の中で湧き上がる。
「好き、好き、好き……!」
麗奈はそう言って、俺の上で腰を降り始めた。
ゾワゾワとした快感が身体中を回り始める。
グッチュ、グッチュ、という水気のある音が部屋に静かに響き渡る。
「好きなの!ずっと好き、一生好き!」
麗奈は俺のことを見下ろしながら、幸せそうに俺に愛を囁き続ける。
お腹がぽっこりしちゃっている分、妊娠してから所謂『だいしゅきホールド』とかができないのが欠点だが、娘を宿して重みのある麗奈のお腹がバチンバチン、と俺の下腹部にぶつかるたびに、麗奈に愛されている、という幸せを感じる。
少しではあるが膨らんでいるそのお腹に、確かに『命』が入っているのだと実感させる。
そして母となった麗奈が、新しい俺の子を孕んでくれたそのおなかで、俺にご奉仕セックスしてくれているのだ。
これは言うてしまえば、少し早いが親と娘の共同奉仕、と言い換えることもできるかもしれない。
気の早い『親子丼』と言い換えることもできるだろう。
新しい妙味とも言うべき、新たな扉を開けてくれた俺の嫁に、その姿に、俺は興奮してしまう。
「んっ!あっ、あぁん……!お、おっきくなったね……!わたしで感じてくれて嬉しいっ……!」
麗奈はそう言うと、ラストスパートに向かって走り始めた。
俺の腹の上でスクワットのような上下運動をしていたが、それに加えて孕んだ腹を擦り付けるように円運動で腰を回し始める。
すると、急にゾワゾワと俺の中で電流が弾けた。
鳥肌が立ち、麗奈のあまりの圧に果てそうになる。
「んぁっ! いいっ!いいよぉっ!イッてイッて!」
麗奈は顔を赤らめ、普段から色白で綺麗な肌が、全身が快感で紅潮しているのがわかる。
妊娠して大きくなったおっぱいは勃起して張り詰め、下腹部のクリトリスを見やるとそれも大きく勃起していた。
極上の女であり、俺の子を宿した麗奈。
色白で美人で、スタイルもよく、胸も大きく、俺のことが大好きで、ちょっとやきもち焼で、孤高だったけど、
――俺との愛ですっかり極上の女に仕上がった麗奈。
16歳で孕んでくれた妻、麗奈。
こんなに綺麗で、美人で、俺にゾッコンな嫁に、俺の子を孕んでもらえるなんて、なんて俺は幸せなんだろう。
今は四月下旬なので、5月15日になったら麗奈は17歳を迎えるのだ。
「イッて!イクっ……!わ、わたしぃ、イキそう!いっしょにキてぇ!イッて、イッてぇ〜っ!」
同級生の中でも間違いなく最高の女、最高の嫁が、俺を見て、快感に喘ぎながら、俺にイッてとねだるのだ。
俺は男としてたまらなく嬉しかった。
胸から込み上げる幸せと共に、ゾワゾワと快感が身体中を走り抜け、
――俺は麗奈の中に、爆発的に射精した。
どぴゅーっ!どぴゅぴゅぴゅぴゅーっ!どくどくどくっ!どくんどくんっ!
「ん゛あ゛っ!イクイクイクゥーっ!んん!ん〜〜っ!」
どくどくと流れ込む精子の奔流が子宮口に直撃し、ビクンビクンと果てる麗奈。
俺の腹の上で恋人つなぎをしながらビクビクとイク様子を見ると、愛情と言う愛情が、俺の胸からこみ上げてくるのがわかる。
同時に、俺の中でも快感が爆発し、頭が絶頂により真っ白になる。
と、同時に本能で麗奈のマンコをペニスでさらに奥へ突き上げる。
ビリビリとした電流が背中を通って、全身に快感が伝わっていく。
「んひぃっ! や、やめぇ!き、きもちよすぎるぅ!」
子宮口が収縮して、中に娘がいるのにもかかわらず射精中のペニスに吸いつき、吸い上げるのが分かった。
俺の娘を孕んだ母である本能と、女としての本能に板挟みになっているのを想像してしまい、それが背徳感となりさらに射精が加速する。
ちゅっちゅ、と精液を吸い上げられ、さらにゾクゾクと快感がこみ上げてくる。
そうしてそれがさらに射精のサイクルへとつながっていってしまった。
「あぁ〜っ!イクっ!イっちゃってるからぁ!や、やめぇーっ!あひぃっ!んひぃんっ!んん〜っ!」
そうして二人して、射精と子宮口でのバキュームという絶頂のループに数分間取り込まれ、
――たった一回の射精で倒れ込む俺たちがいた。
「はぁっ……、はぁっ……!き、気持ち良すぎる……。に、妊娠エッチ、癖になりそう……」
麗奈はそう言って、俺の横で汗だくになりながら、息を整えていた。
麗奈は倒れる時、うつ伏せになるのではなく、お腹を庇って横向きになっていて、
――娘を庇った母になっているのが俺にとってすごく嬉しかった。
おそらく、麗奈は娘の成長が順調で体重が増加し、マンコの圧が上昇したのも相まって、よりキツマンになっているのだろう。
だから、普段よりも感じたのではないか、なんてことを考えながら、麗奈の腰に手を回した。
二人して汗だくになり、互いの汗が張り付いてすごいことになっている。
シーツも俺たちの股間があったあたりは、精液と愛液で水溜りみたいになっている。
シーツを洗わないとな、なんて思いつつも、今晩は麗奈とのセックスを楽しみたい。
そうして、俺は麗奈の胸に顔をうずめる。
若い女独特の甘い、ミルクのような匂いがする。
加えて、麗奈の女性らしい温かい体温が、俺のことを蕩かすかのようにリラックスさせてくれる。
射精後の高揚感と開放感の後に、好きな女の胸の中で抱かれるのだ。
夢心地のようなリラックス。
癖になりそうだった。
麗奈が俺のことを包み込むように、強く抱きしめると、ふぁさっと麗奈の綺麗なストレートのロングヘアが俺の肌に張り付く。
なんだかそれも心地よかった。
「ふふっ……、こうして胸に抱いてみると、なんだか赤ちゃんみたいだね」
そうして言われると、俺もいたずら心が出てきて、麗奈の絶頂して少し勃起が収まった乳首に吸い付く。
「ひぁんっ!」
麗奈が驚きでビクッと体を動かす。
俺がちゅうちゅうと吸い始めると、
「ぼ、母乳はまだ出ないから……。か、感じちゃうから……や、やめ……!」
麗奈が母乳は出ないと言うものの、どうやら妊娠中に出る人もいるらしい。
俺はそれに期待して、ちゅうちゅうと吸い、空いている手でもう片方の麗奈の乳首を弄る。
妻となった同級生の母乳、飲んでみたいと言う好奇心が勝った。
「んっ……!そ、それ、感じちゃうから……!今日は私がしてあげたいのに……!」
麗奈の抗議を無視して、乳首をカリッと甘噛みしたところで、麗奈は乳首で軽イキした。
「んん〜っ!んっ、はぁん!……はぁっ、はぁ……」
麗奈は俺を抱きしめたまま、ビクンビクン!と体を揺らしている。
マンコでイクときぐらい派手な絶頂ではないものの、確かにイッている。
麗奈の股間からは、ぴゅっぴゅっ、と俺に向かって潮を吹いているのがよくわかった。
「はぁっ……、はぁ……っ!」
短期間で俺に二回絶頂させられた麗奈は少し悪戯心を感じさせる顔をしていた。
「……悪い赤ちゃんには、『お仕置き』しないとね」
そうして、二人して布団を被り、麗奈は俺の股間に手を伸ばした。
手コキで未だ張り詰めている俺のペニスをゴシゴシと扱いていく。
「……ふふっ、もう先走り液出てるよ」
「れ、麗奈の愛液だよ」
俺は苦し紛れでそう言うも、確かに麗奈にしごかれて感じてしまっている。
麗奈はスタイルがよく、手足も長い。
俺が胸に吸い付いていても、ペニスにその手が届く。
互いに布団の中で寄り添いながら、俺は乳首を吸い、麗奈に手コキをしてもらっていると、背徳感がすごい。
前世では想像できなかった同級生による母乳手コキだ。
まだ母乳は出ないが、そのうち出るようになるだろう。
ちゅっちゅっと、麗奈の胸に吸い付き、丁寧に勃起した乳首を舐めていく。
どんどん乳首が大きくなっていって、感じている麗奈を見ながら、俺も麗奈に手コキされ昂っていく。
段々と昂っていく互いの体温。
それが布団の中で増幅され、互いに高まっているのが分かってしまう。
「き、きもちいい……!ち、乳首だけでこんなに感じるなんて……!」
そうして、乳首が最高に昂まったところで、俺は歯で乳首を甘噛みする。
「んっ!ん、んぁっ……!イクゥ……!」
麗奈は俺の手コキを強め、玉までも揉み、俺に射精するよう促した。
俺も麗奈の愛液でローションのようにグチュグチュになった状態で感じてしまい、
――麗奈の手のひらで射精した。
どぴゅーっ!どぴゅぴゅぴゅぴゅーっ!
ゾワゾワと身体中に電流が走る。
そのせいで口に含んでいた麗奈の乳首を、思わず強く噛んでしまった。
「んひぃっ!」
麗奈はビクビクと快楽に打ち震え、俺も麗奈の手の中で射精する。
普段トランペットに一生懸命な麗奈の手。
華奢で、色白で、美しい麗奈の手。
その手の中でする射精の興奮に打ち震えた。
マンコでイクのとは違った気持ちよさ。
その高揚感と、開放感。
加えて射精後の虚脱感と合わせて感じる麗奈の肌の温度。
――俺は幸せにあった。
――麗奈に蕩かされた、と言ってもいい。
「ふふっ……。感じている顔も可愛い」
麗奈は俺の絶頂顔を見て楽しんでいたようだ。
射精している様子を見られたと思うと、さらになんだか恥ずかしくなってしまう。
麗奈は俺のその様子を見て、再び昂ってしまったようだ。
麗奈は布団を横にどかし、俺の上に再び乗る。
「また……、シよう?」
麗奈はそうして、その綺麗な黒髪を書き上げる。
さっき射精を受け止めた手で髪をかきあげるものだから、精子が麗奈の髪に付くも、彼女は全く気にしていないようだ。
むしろ、
「……私、あなたのこの匂い好きだから、いいの……」
と、言って精子を塗り込む始末。
マーキングされている感じがして、好きなのだとか。
なんだか俺はそれが嬉しかった。
そうして、二十回近く、麗奈と再び交わる。
そうしてやっと、麗奈と一緒に寝た。
ちなみに、麗奈は仰向けになった俺の腹に仰向けになって寝た。
俺はその腰に手を回し、自分の娘の存在と、麗奈と言う嫁の体温と大切さを感じながらその夜を過ごした。
これが、幸せというやつなのだろう。
俺は今後続いていく幸せに、ますます楽しみになった。
娘ができたら生活も変わるだろう、そう思いつつ。
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