「北宇治高校にするのか……?」
「うん、誰も私のことを知らない高校に行きたくて……」
「相談してくれてもいいのに……」
「うん、ごめん」
中学三年生の秋、俺と久美子は進路で迷っていた。
校舎の屋上は、秋風で心地よい。
久美子といると嬉しくて、どうしてものぼせ上がってしまう頭を冷やしてくれる。
俺は音楽科のある高校にいく予定だが、久美子は北宇治高校へ進学予定らしい。
彼氏の俺に相談してくれないのが、少し寂しかった。
――遠恋だけど、ずっと久美子のことが好きだから。
それだけ言うと、
「もう……」
久美子は照れながら、ぷいっとあさっての方向を向いた。
後ろから耳が赤くなり、嬉しそうなのが分かる。
素直じゃ無いのも、久美子の可愛いところだ。
俺がじゃれて後ろから抱きつくと、そのままにしてくれた。
可愛らしいくせっ毛に顔を埋めると、「もうーっ」と言いながら、強引に剥がそうとしない。
そんな愛らしさが愛おしくて、ますます久美子が好きになったのだった。
●
あれから半年が過ぎた。
俺と久美子は今日をもって地元の中学を卒業する。
黄前家ご両親のカメラに、俺と久美子を入れてもらった後、俺らは屋上に来ていた。
「ねぇ……、中学最後の思い出、作ろうよ」
久美子に腕を抱えられ、そのまま屋上に行く。
適当なモノで、屋上に誰も入って来れないようにした途端、久美子がこちらに抱きついてきた。
「あはっ……!これで中学最後なんだね」
うん、と頷くと、久美子は胸に卒業生用のリボンを付けたまま、俺にキスしてきた。
「んっ♡ んっ、ちゅ、んちゅぅ、んっんっ、ん~~~~~~~っ♡」
少女特有のミルクのような香り、柔らかく肉感たっぷりの唇、それに華奢な腰つき、それらが全部俺に押しつけられる。
オスとして満たされていく。
同時に、この少女に対する愛情、執着、熱量が膨らんでいく。
――ぷはぁっ♡
息継ぎと共に、久美子が俺と離れる。
唾液で出来た銀色の橋が床に落ちていった。
それが少し寂しかったが、久美子の顔をみると、目が潤んでいた。
卒業式に校舎の屋上でキス、ってシチュエーションに少し感動してるのかもしれない。
「これで、本当に中学校ともお別れなんだね……」
久美子はしみじみとしているようだ。
俺と付き合い始めたのも、初めてセックスしたのも、中学に入ってからだった。
「最後に、屋上でエッチ、しよ?」
久美子がスカートの下からパンツを脱ぎ、そこらに投げ捨てる。
それは少し濡れていた。
「ご両親、待たせてるけどいいのか?」
「だからさっさとすませよ?」
久美子に笑顔で言われると、俺もその気になってしまう。
ムラムラと、股間がいきり立ち、下半身丸出しになったところで、久美子は驚いていた。
「相変わらず大きいねぇ~……」
照れくさいからあんまりまじまじと見ないで欲しい、と言うと、
「だって明るいところで見るの初めて、だし……」
久美子は改まった様子で拝んでいる。
「いつも気持ち良くしてくれてありがとうございます……」
なんだそりゃ、とツッコミを入れると、
「私も、もう濡れてるから……、好きなだけ気持ち良く出してね」と久美子は尻をこちらに差し出す。
久美子は手すりに上半身を預け、京都の市街を見渡しながら、俺に尻を押しつけてきた。
既にうっすらと汗ばんでおり、彼女が俺とのセックスに興奮、期待してくれているのが分かる。
柔らかい尻を揉むと、
「んっ、んぁっ……」
と、小声で喘いでくれる。
すると、とろーっと久美子のマンコから愛液が出てきた。
「あ、あんまりじらさないでよ……んんふぅっ!?」
久美子が早く入れて欲しくてフリフリと尻を振ってくるので、話の途中だったが、挿れてしまった。
マンコが既に毛羽立っており、俺のペニスを待ちわびていたのが分かる。
快感がペニスを通じて押し寄せ、目の前の女しか見れなくなる。
「ぁっ……、ふぁ、んっ、んぅ……。 これ、すき……」
久美子のマンコは既に戦闘態勢だ。
早く俺の精を飲み干そうと、うずうずしている。
すると、ちゅっ♡と久美子の子宮が降りてペニスに吸いついてきた。
「ひぁんっ」
可愛らしい声を上げる久美子。
セックスどんどんイこう!のこの世の中でも、この校舎の下に親がいるかもしれないと思うと、さすがに恥ずかしいらしい。
「んっ、んっ、ぁっ、んぁっ」
腰を動かす度に、久美子の喘ぎ声が京都の広い青空の下に響き渡る。
耳朶からも、久美子の喘ぎ声が快感として伝わってくる。
「ぁっ、ぁっ、ぁっ、んふぁっ!」
ブレザーに手を入れ、ワイシャツ越しに乳首を擦ってやると、久美子はそれでも感じてくれているようだ。
マンコがきゅきゅっと締まり、より多くの快感を俺にもたらす。
頭中にピンク色の快感が走り、体中が快感から総毛立つ。
「ぁっ、ぉっ、ぁっ、ぅっ、んんぅっ♡」
もう本能のままに久美子を犯している。
腰を振る動きが止められない。
「ぁっ、ぁっ、ぁっ、きてぇ!きてぇっ!いっしょにっ!いっしょにいぃっ!うぁんっ♡」
久美子の絶頂が近い。ワイシャツとブレザーの隙間から見えるうなじが紅潮し、産毛が逆立っているのが分かる。
俺で感じてくれている久美子が愛らしく、耳にキスをしてしまう。
「ひぁんっ♡ ぁっ、ぁっ、んんぅっ! それぇ、だめぇ……!感じちゃうからぁ………!」
久美子が涙目でこっちに目を合わせたとき、俺はこの女を俺のモノにしたいと心の底から感じて、久美子に目いっぱいペニスを突き込んだ。
「ぁひんっ! イクイクイクイクっ! いっしょにっ♡ いっしょにぃ~~~っ♡」
久美子のペニスが俺の精液を求め、ぐいぐいと締め付ける。
電撃が脊髄に走り抜け、子宮口までペニスを突き込んだ途端、
――俺は盛大に射精した。
どぴゅーっ!どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅーーーーーーっ!どくんどくんっ!どくどくどくっ♡ドクドクドク、ドクンっ♡
「イッくぅ~~~~~~~~~っ!♡」
俺の射精と同時に久美子が絶頂する。
ブルブルと震え、あまりの絶頂からまたしても産毛が盛大に逆立っていた。
きゅんきゅんと締め上げてくるマンコが俺の精液を飲み干していく。
「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
快感の電流が俺の表面を走り抜けていく。
久美子は数秒後、絶頂から降りてきたが、まだ感じているようだ。
彼女を振り向かせて強引にキスをする。
「んんぅっ!? んちゅっ!んちゅ、んっちゅ、ちゅ、ちゅ、んちゅ~~~………♡ ぷはっ♡」
ハァ、ハァ、と息を整える久美子。
どこか、まんざらでもなく嬉しそうだ。
「……中学最後の想い出、作っちゃったね」
にへら、と笑顔で嬉しそうな久美子。
俺は彼女の笑顔を見て、こみ上げるものが合った。
何も言わずとも、共に心地良い空間。
最高のピロートークだ。
最高に心地よい。
そうして、セックスの余韻をたっぷり楽しんだ後、俺は最後の爆弾を彼女に解き放つことにした。
「俺も北宇治高校行くから」
「えぇ~~~~~~~~!?」
さっきのえっちの余韻など、どこへやら。
久美子は驚愕の眼差しでこちらを見ている。
「音楽科の高校は!?」
――途中で北宇治に変えた
「なんで北宇治にしたの!?」
――久美子と一緒にいたいから
「……………………」
久美子は唖然とした表情の後、
「ぁはっ! はっはっはっはっは~~! ひぃ~~~……! おかしい~~っ!」
久美子はパンツをはかないまま、笑い転げていた。
「そんなに私のことが好きなんだ?」
ニヤニヤしながら聞いてくる久美子。
頷く。
「どこで私が北宇治にすること、聞いたの?」
――お前のご両親から
幼なじみパワーをナメるなよ!と冗談交じりで言うと、久美子はさらに嬉しそうな顔を見せた。
「そこまで私のこと、愛してくれてるんだ……」
――もちろん
そう言うと、嬉しそうに久美子はこちらを向いて、リラックスした表情で言った。
「これからも末永くよろしくお願いします♪」
久美子らしい、しゃちほこばってない、気の抜けた挨拶だったが、俺の心はそれで満たされた。
もう、この女と一緒に何年も何十年も過ごす未来しか見えない。
「さ、いっしょにおうちに帰ろ」
久美子が自然と手を出してくる。
俺はそれに黙って握り返し、中学最後の想い出を終えた。
——まるで本当の家族みたいだ。
家族が常にいない俺にはとても嬉しかった。
今までも、これからも、これから先も、
——俺たちはずーっと、ずーっと一緒にいるだろう。
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