戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
結果は二番目になりました、一番と三番に投票してくれたものにはすみませんが二番目で行きますがどうかお願いいたします。
「俺の考えは西に向かってほかの大名たちに協力をお願いしたらいいと思う」
俺は剣丞にそう伝えた、理由として東には鬼の勢力が強いところもあり西ならまだ味方が多いだろうと考えた。もちろん長尾家もあるがあそこはそう簡単にやられはしないし恐竜たちもそれなりに配置している。
ダメ押しで言えば愛菜には親友からもらった武器もあるはずだから持ちこたえてくれるはずだ。それなら西で味方を集めて挟撃すれば鬼たちも倒せると考えていた。
だから美空たちには申し訳ないが少しの間だけでも耐えてもらうことにした。もちろん必ず助け出すが美空たちに限ってそんなことはないだろうと少しばかりの不安もあったがそれを振り切って俺と剣丞は西に向かって地下から掘り続けてある程度掘り続けたら地上に出て急いで京の都に向かった。
それから数日後には京の都に到着したがそこはすでに鬼たちに占拠されていたのであった。すでに鬼しかいないようで人の気配は感じられなかった。俺と剣丞は息を殺しながら京の都を捜索したが何も良い成果は上がらなかった。
もうここに留まってもしょうがないと思い離れようとした瞬間、剣丞がつい音を出してしまったのである。周りにいた鬼たちは一斉にこちらのほうに向かってきたのである。俺と剣丞は応戦した。
「剣丞殿、ここは俺が殿をするから先に逃げてほしい。俺も剣丞殿が逃げ切ったのを確認したら地面に潜って逃げるから先に逃げてほしい」
「わかった、でも無理だけはしないでください。俺も信鬼さんに迷惑かけないように早く逃げますからどうかご無事で」
俺は先に剣丞を逃がして鬼たちを足止めをした。数は多いがそんなに強くはなく対応できたが次第に次第に疲れが出てきてやばいと思い逃げようとしたら鬼の群れの中から
「おやおや、もう逃げてしまうのですかな。せっかくだから申し越しだけ付き合ってはくれませんかね」
その言葉を言った鬼は明らかにほかの鬼とは違うオーラを出していた。そして鬼の直感とでも言うのであろうか、こいつがここの鬼の棟梁だなとそう感じられた。そして俺よりも明らかに強いことも何となく感じられた。
「お前は何者なんだ、鬼の棟梁なことだけはわかるが・・・」
「そうだったな自己紹介がまだだったね、我は酒吞童子と言う者だ、名前だけなら聞いたことがあるかもしれんがな」
酒吞童子、それは日本に伝わる鬼の大将でもあり日本三大妖怪の一角でもある者だ。まさか、それがこの世界のラスボスになるなんて・・・いや、ここはそう気づくべきであったと言うしかない。普通に考えたらラスボスにふさわしいよな、鬼たちが敵のこの戦国恋姫ではまさにうってつけだ。
問題は一人の時でそんな化け物と対峙をしてしまったということだ、仲間がいれば協力して戦えるかもしれないが一人では絶対に勝てる気がしない。ここは剣丞には申し訳ないがすぐにでも地面を掘って逃げようとしたら
「だめだよ、鬼の話は最後まで聞かないといけないと言われなかった」
先ほどまでかなりの距離があったはずなのに次の瞬間には目の前に来ており俺は酒吞童子が繰り出した攻撃を避ける暇もなく食らって吹き飛ばされた。俺はもうすでに戦えるほどの力は残ってはいなかった。だがあの刀ならと必死に落ちた宝玉から出た刀を拾って戦おうとしたがその前に酒吞童子が拾ってびっくりした表情をして
「ごめん少し尋ねてもいいかな、この刀はどこで手に入ったのかな。この刀は鬼の中では伝説とも言うべき刀でね。非常に興味があるだよ、なんせこの刀の元々の持ち主は我々、鬼を作り出した鬼の創生神、八岐大蛇様の刀だからね」
八岐大蛇・・・日本の神話に出てくる怪物が鬼を作り出しただと・・・そんなこいつよりも強い敵がいるというのか。こんなチートに近い能力をもらっておきながら手足も出なかったこの酒吞童子よりも強い化け物がいるのかよ。
一体、原作の主人公、剣丞はそんな化け物にどうやって勝っただろう。やはり原作のゲームを最後までやっておけば解決策が見つかったかもしれないが今はどうあがいても遅い、時はすでに遅し・・・
「おやおや、気を失ってしまったのかな、ならしょうがないうちまで連れて行って起きたら聞こうとそれに先ほど鬼たちから一人の逃げていた人間を捕まえたと報告が来たし。家に帰ってゆっくりとしてから話をしようと、それと今、気が付いたけどこの男は鬼だったのか」
酒吞童子と名乗る少女は楽しそうにしながら信鬼を抱えてどこかに向かって歩き出したのであった。
ここはどこだ・・・そうだ、俺は気を失ったんだ。そして周りを見るとここは牢獄と言うべき場所らしいかなと周りを見て考えていたら横から声をかけられた。
「おや、ようやくお目覚めですかな。いやー新しい人が入ってくると思っていたら鬼と人の間みたいな者が入ってきてびっくりしましたが・・・人の言葉がわかりますかな」
俺は声のする方向に見てみるとそこには間違いなく原作キャラの細川幽がいたのである、こんなところで出会うとは夢にも思ってもがここは返事をして
「一応、人の言葉はわかりますし喋ることもできますよ。ただ、見ての通り鎖でつながれていて身動きは出来ませんが」
「これは驚いた、まさか人の言葉を理解するだけではなく喋ることができる鬼がいるとは・・・それでは少しばかり愚痴を聞いていただないでしょうか」
「それは何でしょうか、後状況をわかりやすく言ってくれると助かりますがどうぞ」
「わかりました、それでは言いましょう。まずは私たちが置かれている状況なのですが」
我が心
鬼の色へと
染まりゆく
「まあ、俳句にしたらこんな感じです。こんな牢獄にいたらできる趣味の限られますので許していただけないでしょうか」
まあ、俳句が好きなのは歴史で知っているから良いけど・・・それよりも先ほどの俳句の内容が気になるので尋ねてみたら
「そう、ここにいる捕まっている人たちは徐々に鬼へと変わってゆくという意味です。すでに人から鬼に変わってゆくところをこの目で目撃しているのでありますからな」
俺はもしかしたらすでに手の打ちようがないところまで追いつめられていることにここでようやく理解をしたのであるがすでに時は・・・・遅かった。
日ノ本の終焉は確実に迫りつつあった。
投稿遅れて申し訳ありません、戦国恋姫関連のやつと恐竜関係のゲームをして少しばかりさぼっていました。
次は出来る限り早めに投稿を・・・・したいです。