戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
「ただいまー、歌夜、一葉に雛。和菓子を買ってきたからみんなで食べよう」
一葉ちゃんを助け出した日に歌夜が別の場所で困り果ている雛を見つけて家で泊まり込んでいる。まさか、こんなに増えるとは夢にも思ってもいなかったのでうれしさと悩みが同時に来たが今は楽しむことにしよう。
「また和菓子なの、本当に雅也は和菓子好きだね~。本当に前に仕えていた主ぐらいね」
「まあ、そんなに暗い話はしないの。それよりも一葉は相変わらず信長の野望でもやっているのか。まあ、たくさんあるから飽きないと思うけど」
「これは本当に面白いからな。それにしても毎回毎回、イベントで将軍暗殺が発生するが毎回、将軍は馬鹿なのかと思いたくなるのじゃが、だって急に権力とか強めようとしたら反発なんてあるに決まっているのにじゃ。本当に余ならこんな間違いはしないのに」
言えない、それがこの世界に伝わるあなたの最期ですよなんて口が裂けても言えない。下手にするとあなたの未来なるかもしれないやつですよなんて絶対に教えたくない。
「二人とも雅也は働いて戻ってきているのだから優しくしてあげて」
歌夜ー、私はその言葉だけで疲れが亡くなったぞー。マジで天使すぎでしょう、こんな人をサブキャラとか言ったやつは絶対に許さない。どこかのベネットみたいに刃物を持ちながら突撃してやる。
「それよりもたまにはみんなができるゲームでもしようよ、雛は見ているだけで飽きた。例えばこのゲームとかはどうかな」
それは懐かしいゲームを取り出してきたな、まさかマリオパーティを出してくるとはでも確かに四人いるから楽しむには良いかもしれないと思い。一葉には悪かったが中断してそのゲームに切り替えて遊びながら話をした。
そしてこのゲームでは雛はものすごく強く楽しそうに勝っていた、一方の私は負けばかりであった。まあ、楽しいからよいが・・・ほかにも桃鉄とかいただきストリートとかもあるが雛が強すぎて勝てない。そして大抵ビリは私である。
そして私が夕食を作りながら遊んでいき食事ができると四人で食べていた時に雛がとんでもないものを取り出してきた。それは戦国武将の詳しく書いている図鑑みたいなものでもちろんここには雛に歌夜、一葉のことも書かれてある。雛が暗そうに
「みんな知っている、雛の未来はとても暗い最後らしいよ。まあ、もう織田家から出奔したからこんなことにならないと思うけど。それでもひどい最後だと思わない、歌夜さんはかなり良い終わり方をしているのに雛は・・・」
そう私は雛と出会って一番驚いたことが織田家から出奔したということだ。理由は織田家が何かおかしくなってきており怖くなって逃げるように出奔してきたらしい、確かに織田家は怖いイメージが強いからなでも恋姫の織田家はそこまで怖いかなと考えていたがここで越後を襲った幻魔を思い出していた。
もし、鬼武者の世界通りに織田家と接触したなら雛の言葉はかなり説得力ある言葉になるが確証もなくそれに向こうには親友もいるのだ。そんなに簡単にやられる奴ではない、かなりのチートももらっているしもし親友が危ないときはすでに日ノ本が壊滅しているときぐらいなものだ。
「雛さんもですか、私も似たような感じです。殿や周りがおかしくなってきて私は国境の守備に行くという面目で本拠地から逃げるように離れた時にこの世界に来たのですから似た者同士ですね」
待て待て、松平家も似たような感じなのか。そうなると事はもしかしたら大きなことになるかもしれないが私は出来る限り干渉しないほうが良いだろう。するとしても女神様の指令があった時だけのほうが良いな、実際に指令するのは女神の補佐官のトウナという元帝国軍人の少女だが。
それにしてもいろんなゲームをしているな、私がやってもいいよ言ったがそんなときに雛がとあるゲームをさしたのである。それはジュラシックワールドというゲームで簡単に言うとジュラシックパークを好きなように作って運営するゲームだが雛はかなり気に入ったみたいで実際に行けたらなと言っていたので
「それなら今からこことは違う世界になるけど一応、あるから行ってみる。少しばかり時間はかかると思うがいけないことではない、どうしても行ってみたいというなら準備するけど」
「・・・え、本当にあるの。でも異世界なんてあるの、このゲームなんて架空の世界のお話でしょう。そんな夢みたいな話が信じられない」
「雛よ、すでに余はわからないがお主と歌夜の二人はこの世界自体が異世界であろう」
「確かにそうでした、雛はすっかりと忘れていました。それではお願いします、雛は一度でもこの目で見ておきたいのでお願いします」
行けるなら行ってみたいとみんなの意見がまとまったのですぐに女神に連絡した。もちろん女神はめんどくさいから嫌だと言ってきたが私が今度の仕事をすべて請け負ってあげるからと言った瞬間、すぐに指定した異世界に飛ばしてくれた。
本当にニート女神だな、実力はとんでもなく強いのにいつまでも補佐官のトウナが苦労するわけだよ。それよりもパークの前に到着した私以外の三人は驚いた表情をしていたがまあ、私も最初はびっくりしたからしょうがない。むしろ動揺しないやつがおかしいがこの目で一人だけいたが・・・
そして到着して歌夜が何かとても心配そうな顔をしながら
「そういえばここに入るだけのお金は準備できているのでしょうか流石にタダでは・・・」
そんなことを言っていたら向こうの職員の一人が私に対して声をかけてきた。
「オーナー、じゃないですか。今日はどうしたのですか・・・その前に後ろの美人に美少女たちは一体どこで・・・なるほど、なるほどわかりました。そんな理由でしたか、これは声をけてすみませんでした」
あの従業員は何が分かったのだろうか私にはさっぱりとわからないがとりあえず三人のほうに振り返ると驚いた表情で一葉が
「い、今、お主のことをオーナーとか言われていたがお主」
「まあ、一応。このパークのオーナーだからな、だからお金のことは心配しなくても大丈夫だ。万が一出せと言われたら私が出してやる、ここならお金を持っているからな」
三人ともこの人は何でもありだなと思いながら雅也の後に続いていくのであった。
なんとか早めに投稿できました。そして次も外伝予定です。
本編を待っている皆様には本当にすみません。