戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
そうして雅也の後に続いて向かってみるとそこには大きなテーマパークがあったのである。それと遠くから大きな生物がいる音もしていた、それと人もかなり多く歌夜に雛はかつて自分がいたところには見られないほどの人口の厚さに驚いていた。
「驚いているか、それも無理もないだろうな戦国時代にこんなに人が多い場所なんてありはしないからな。ほかにも驚くものがあるからな楽しみしておけ」
そんなことを言いながら雅也が真っ先に向かった先には一つの大きな檻がありそこで雅也がルビー、会いに来たぞと言ったら一体の恐竜がこちらに向かってきた。三人とも驚いた表情していたがここで雅也が
「この子はヴェロキラプトルのルビーだ。人柄が良いやつにはすぐになつくやるだ、そんなに危険なことはないはずだ。お前たちにも触ってみればわかるよ」
そう言われて雛が触ってみると特に嫌がる様子もなく触ることを許していた。それを見た歌夜も続いて触ってみると特にこちらも嫌がる様子もなくただ元気よく鳴いていた。ところが一葉が近くに来ると今までない声を出し始めていた。それを見た雅也が
「やばい、ルビーが威嚇をしている。申し訳ないが一葉はあんまり近寄らないほうがいいだろう。わからないが一葉には近づくことすら許さないみたいだ」
「なぜじゃ、余だけそこまで嫌われておる。何かこやつに危害を加えた覚えなどないのじゃが」
雅也がそんなことを言われてもと言うしかなかったが歌夜は一瞬だけ雅也が真剣な顔になったのを確認できたがどんな意味があるのだろうと感じながらも他のところにも回り始めた。
ケラトサウルスやドラゴレックスなどの恐竜を見て回りながら昼飯を取ることにした。そこでオーナーであった雅也が近くにいた者に
「すまない、茨木。私の分とこの者たちの分の食事を持ってきてほしい」
呼ばれた茨木という者はすぐにその場からいなくなった。それからは今まで見たことを話しながら待っていた。
「本当に雅也はここの一番偉い人なんだね、雛は驚いちゃったよ」
「確かに本当に雅也さんがここの責任者とは思いませんでしたが疑ってすみません」
「いやいや、あれで逆に信用できるほうが難しいですから構いませんよ」
そんな会話をしていたらいつの間にか食事が届き雅也は食べ始めたがすぐに違和感を覚えて茨木に尋ねてみた。
「お、お前、この料理に桃を使っていないか。かなり調子が悪くなってきたのだが、私が桃アレルギーなのは知っているよな」
「そういえばこの料理に入っていたような気がします、それよりも食べる前に確認してくださいよ。拙者と主には桃は天敵中の天敵ですが人間にはおいしい果実だと聞いておりますので」
「そうだけど私の料理にも桃を使った料理を出すな。私を殺すつもりか、私は桃アレルギーで重症と呼べるぐらいにひどいだからな・・・お前たちもそうだったな」
「まあ、拙者が食べたら下手にするとマジで死にますからな、お陰様で桃の料理をするのに命がけですよ」
まあ、歌夜に雛はおいしく食べているから構わないから良かったが一葉が少しばかり戸惑っていた。おそらく桃が苦手かもしれないと思い私が食べるはずであった料理を一葉に差し上げたらすごい勢いで食べていた。そんなにおいしいのかと思いながら私は見ていた。
それからは時間まで回っていき閉園の時間になるとどんどん人は帰っていった。本来ならホテルもあるが明日、明後日は園内の掃除に一部施設の修理もあるので安全のために休むことにしている。
そんな時に歌夜が気になったのか私に尋ねてきたのである。どこも壊れていそうな施設はありませんでしたよと言ってきたので私がこう返してあげた。
「その理由は簡単なことですよ、これから壊れると思いますので・・・いい加減にしていただけないでしょうか鬼女になっている・・・・一葉ちゃん」
歌夜と雛はそれを聞いて一葉のほうに振り返ってみると今まで見たこともない不気味な笑顔をしながら一葉が
「どこから気が付いていたのじゃ、余は完璧にお主のことを騙せたと思っておたのじゃがどこか悪いところがあったのじゃ」
「まず一つは最初に出会ったときに傷が鬼の攻撃を受けた割にはかなり浅いことが一つ、二つ目は最初に会った時から幕府という言葉を知っていること、幕府はそもそも江戸時代に作られた言葉。それなのに戦国時代に生きている一葉が知っているのはおかしいこと、三つめは桃が食べられないこと、これは鬼全体に言えることだけどな、最後はルビーがお前だけに対して威嚇行動をしたこと。正直に言えばこれだけの怪しい行動があったからな」
「なるほどそれでは今日、ここに連れてきたのは余を倒すためと言ったところじゃな。だが、こちらも備えていることを忘れておかないようにな」
そうして一葉が合図らしい行動したら外が急に騒がしくなってきた。そうしたら茨木が外の状況を報告しに来た。
「山中鹿之助、通称茨木、また鬼の名は茨木童子。雅也様に連絡いたします」
「こんな非常時までご丁寧にすべての名前を言わなくてよいからそれで外の状況はどうなっている」
「はい、酒吞童子側の鬼たちが大勢このパークに侵攻しております。鬼の群れ五千ですがこちらは鬼侍二千しかおりませんが恐竜たちも協力すればそこは大丈夫かと思われますが・・・」
「言いたいことはわかっている目の前のやつが心配なのであろう。それは私自ら相手をするから後ろにいる歌夜ちゃんに雛ちゃんをどこか安全な場所に避難をさせてくれ」
茨木は御意と言って歌夜ちゃんと雛ちゃんを避難をさせたのであった。私はそれを見送った後に再び一葉のほうに向いた。そこには召喚したのであろうか数が増えていたそれもどれも美しい鬼女ばかりであった。そしてそれは戦国恋姫に出てくるキャラばかりで嫌な予感が滾ってきた。
まだ長尾家はないがそれでもかなりの多くのヒロインたちが鬼女になっているということは日ノ本の国はもう危ない状態のことと親友のことが心配になってきたがまずは目の前のやつらを何とかしないとと思い戦闘態勢を取り始めた。
「それにしても酒吞童子は気前がいいことをしてくれる。この雅也を討ち取ったものには茨木が持っていた位でも差し上げるとでも言ったのだろう」
「なぜ、それが分かったのじゃ。お主にはそんなことを話したことはないのじゃが」
「そんなことは嫌でもわかる、その酒吞童子を育て親だからな・・・今、この瞬間だけ人間の名、雅也を捨てる・・・かつては鬼の神と呼ばれた八岐大蛇、この瞬間だけ再び降臨しようぞ。では参るぞ、日ノ本の鬼女どもよ」
良いところですが次は本編を書きたいと思います。外伝はまた書くと思いますので・・・
ついでに作者はマジで重度の桃アレルギーなので桃を寄こさないでください。本当に下手にすると命に係わるほどなので・・・・
お陰様で中学と高校では一部の者たちからは鬼と呼ばれたり顔が爬虫類に近いことと恐竜好きで鬼を生み出したと言われている八岐大蛇と呼んでくる人もいたり・・・
そんな理由でこの小説にこのような影響が出たというわけだ。
なんかどうでもいい過去を書いてすみません。