戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
松永紅龍の周りには多くの恋姫たちが取り囲んでいた。紅龍はそれを楽しそうにしながら
「俺って本当に美少女と関りがある人生だよな、はっはっはっはっは・・・まあ、ほぼ全員から殺意が出てくるほど嫌われているのですがね。今度は三国志の英雄に戦国時代の武将を同時に相手するなんてまるで無双オロチみたいな展開だな」
「そんな余裕がいつまで続くのかしらね、こちらとあなたの戦力差を見ても勝てる見込みはないと思うのけれど」
「本当にそうかな、そんなに簡単に倒れないことは昔、お前たちが連合軍してまで戦って身をもって知っているはずだ。さらに今度は地の利は俺にある、どうしてお前たち如きに破れる俺だと思った・・・・まとめて来てもいい」
そうして恋姫たちの中で最初に攻撃を仕掛けてきたのは蜀の五虎将軍たちであった。黄忠は後方でほかの四人は一斉に攻撃を開始した。だが、まるで攻撃が読まれているように避けられては反撃されていった。そうした中でも紅龍は黄忠のほうを見て先ほど信鬼が逃げる時に捨てた弓を拾った瞬間、黄忠の弓矢が紅龍に向かって解き放たれた。
だが、紅龍は信じられないことにその弓矢を避けるばかりか自分に向かってきた弓矢を手で受け取ったのである。そして次の行動に移される前に
「おーい、黄忠さん。弓矢、お返ししますね」
そうして紅龍は黄忠に向かって撃ち返したのであった、その弓矢は黄忠の右腕に当たりそれを確認したら
「まずは一人と言う所かな、今度はそうだな、馬超でもご退場でもお願いしようかな」
そう言った瞬間、馬超に向かって突撃をした。もちろん馬超は槍で応戦したが避けられて槍の先を紅龍に掴まれてそのまま手が空いているほうで刀で斬り落とされた。もちろん馬超は棒となった物でも戦おうとした。そのすきに後方から張飛が攻撃をしてきたがこれも避けられてまたしても張飛の槍を掴まれて
「はーい、それではガンガンスマッシュと円盤投げをします。絶対に手を離さないでくださいね」
そう言って紅龍は馬超と張飛を地面に叩きつけてはまた宙に上げてはまた地面に叩きつけての繰り返してそれを見た関羽と趙雲は二人を救援しようと向かってくるのを確認したら今度は勢いよく回り始めてそのまま向かってきた二人に向かって投げ飛ばした。
関羽と趙雲の二人は二人がこれ以上傷が酷くならないようにするために受け止めたが勢いの余り関羽と趙雲は一緒に飛ばされたと思ったら後ろにあった木に刺さったのである。それもかなりの血を出して
「だから地形を確認しておかないとこの公園には勢いよく激突したら危ない木が多いだからそれに今は冬の時期、葉っぱでクッション替わりにはできないことも知っているよね・・・さて、北郷一刀これから取引をしないか。今、俺を逃がせばこいつらにはもう今のところは危害を加えないと約束しよう。しかし、これ以上戦いをすると言うならこの関羽、趙雲、馬超、張飛の四人の命は亡くなると思っていいけど・・・どうする戦う。今回はいきなりの戦闘だから準備もあんまりしていないからもっと戦えれば俺を殺すことはできるが代わりに少なくてもこの四人の命は亡くなるが・・・どうする、北郷一刀」
一刀は考えたがすぐに答えなど出せるはずもなくしばらく膠着状態が続いたがここで劉備が泣きながら
「蜀陣営の包囲は解きますから・・・これ以上はもう愛沙ちゃんたちに危害を加えないでください。お願いします」
「そう言っているけど一刀、俺は逃がしてくれればそれでいいだけど、愛する彼女も泣きながらお願いをしているだから彼女の言うとおりにしてあげたらどうだ。それともなんだ、あのお前の息子かはわからないがその剣丞と言うやつと同じで好きな女性を不幸にさせるつもりかな。まあ、親が親なら子も子だな、そんなんでよく女性から好かれるよな、色男さん」
一刀は怒りの表情もしながらもここは素直にみんなに道を開けてくれるように頼んだので包囲が解けて紅龍は解いた包囲から歩き出して別れる前に一刀たちに対して
「まあ、お前たちがこれ以上変なことはしなくて素直に帰ると言うなら俺はこれ以上危害を与えるつもりはない。する理由もないしな・・・だが、そこの剣丞と言ったなお前だけは別だからな。そこの一刀たちと一緒に帰るなら同様に危害を与えないが・・・万が一また戦いを仕掛けてきたらその時は・・・・殺すから覚えておくがいい。愛するものを裏切った罪はでかいからな・・・じゃあね、皆さん。できることなら敵として出会わないように願いますよ」
そうして紅龍は夜の街の中に消えた。一刀はまたあの男と戦うことになるのかと復讐心と不安で精一杯になっていた。だが今は傷ついた彼女たちの手当てが先だと思い紅龍を追撃はしなかった。
それから紅龍は自分の家に帰ってきたがそこで人がいる気配を感じては家の中で
「おい、先ほど逃げていた美少女さんたちに・・・異世界に行って彼女と多くの敵を作ってきたな今川信鬼。顔がだいぶ変わっていたから一瞬はわからなかったが今ここにいるのを感じて予測から確信に変わった。お前、事故でなくなったはずの今川信鬼だろ」
俺はやはり友はすごいやつだと思い素直に姿を現した。同時に詩乃ちゃんたちも隠れているのをやめて姿を出した。そうして友に今までのことを説明しようとしたら友の紅龍が
「信鬼、俺の考えだがお前は戦国時代を舞台にする異世界に転生したが同時に鬼になりはしたが特典なのか運がいいのか仲間を増やすことができたのであろう。そしてそこの軍師ぽっい子の刀の家紋を見ると・・・竹中半兵衛殿で間違いないだろう。それで勢力を立ち上げようとして国取り合戦でもしたのであろう。場所は遠江国だろうな」
俺たちは驚きの表情になったまるでこの目で見てきていたかのように俺たちの行動を充ててきたのである。それに流石に疑問に思った詩乃ちゃんが
「!!どうしてそのようなことが分かったのですが紅龍さん」
「簡単なことだ、竹中さんが織田家に仕えている様子はなさそうなことを考えるとおそらく桶狭間の戦いが終わった後に信鬼が転生したのかがわかる。そして転生場所は尾張もしくは美濃と考えられる。だが国を立ち上げるなら今川義元が死んで乱れている遠江国が一番いい条件だ。流石の駿河は当主もいるから最小限だろうし三河は松平家がいることを考えたらな」
マジで友はどこからか見ていたのかと思うばかりに正確に当てに来る。そうして友の考えはまだ終わらず
「そうして遠交近攻の政策をすると思うからそうなると隣で危ない国は武田家となる、それで対抗できる勢力は越後の長尾家のみだ、だからそこのツインテール子は長尾景虎殿で間違いないだろうな。そう考えるとそこの赤髪で巨乳の女性は直江殿、そして明らかに突撃大将みたいな女性は柿崎景家殿、そしてそこの元気な子は直江殿の養子だとすれば樋口兼続ちゃんで間違いはありませんでしょうか。そこで友は垂らしたのか長尾家と同盟した・・・で間違いない?」
お前はどこの名軍師になるつもりだ。いくら何でも当てすぎだ、怖くなるほど当ててくるのに
「その後、織田家も同盟はしたがあの一刀の介入もあり大敗した。さらにあの剣丞と言う男もモテるということで多くの家臣が織田家から謀反でもしたのですね、そこの黒髪の美少女さん・・・いや、信長公。さらに近くにいる赤髪の子は最後まで織田家に尽くしていることから佐々成政殿でさらにその姉さんらしいのが佐々政次殿で残りの子は歴史に名前が残るほどの戦闘狂の森長可ちゃんであっているかな。それで元の世界に帰れば誰かが味方をしてくれるはずだと思い元の世界に帰ってきた所待ち伏せさせられていたところに俺が偶然にも出会うことができた。それでなんとか生き延びて俺の家に来て今がその現状なんだろう」
友の推理力には本当にすごいとしか言いようがない八割以上当たっていると言ってもいいほどだ。だからとても頼りになるのだ、俺は必死な思いで友にお願いをしたら友が意外なことを口に出したのであった。
「そうだな、まずはお前の親友、島袋雅也と和解してくれると言うなら協力してあげても構わない。嫌とは言わせないからな、どちらにせよ雅也またはオロチを味方につけないことには勝算はないが・・・逆に味方につけることができたならこの川崎が戦場ならば千倍以上の大軍でも神々が来ても倒せるだけの策がある」
俺は友がどれだけ知っているかはわからないがただ言えることは親友であった雅也と和解ができないならもう破滅の運命しかないということだけはわかり俺はどんな思いで会えばいいと思っていたら
「まあ、俺も頭を下げるから頑張れよ。そして勝ちに行こうぜ、俺とお前に雅也の三人で神々と恋姫連合軍に」
俺は友の言葉に押されて決意を固めるのであった。