戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
俺は死んでしまったのであろうか、感じたこともないような感覚がある。こんな良い感覚であるから天国なのであろうかと目を覚ましてみるとそこは
いつもの地下であった、それなのにどうしてと思っていたら横を見てみるとそこには可愛い寝顔をしながら自分の腕を抱き枕代わりして寝ている、詩乃ちゃんの姿があった。
やばいやばいやばい、こんな可愛い寝顔をしていたら理性がゴリゴリ削られる。しかも胸が当たっていますし嬉しいけどいろんな意味でやばい。
でも自分の身体を見てみると治療をしてくれたみたいであった。こればかりは感謝をしたいと言うか全身に怪我をしたけどこんな可愛い寝顔を見られ守り抜いた事だし良い結果になったなと思いつつ再び眠りについたのであった。
……どうか、日の本の未来と…………鬼たちを……どうかお願い……いたします。
何か不思議な夢を見た気がするような感じをしていたが夢だから思い出せるはずもなくそろそろ痛みも無くなってきたことだし起きますかと起きたのである。
幸いな事なのか不幸なのか詩乃ちゃんは寝横しており腕を抱いていなかった。すぐに動けるはずなのに何か残念な気分だがそれよりも食事の準備をしないといけないな。
とりあえずこの後のことは後で考えよう。
詩乃視点
私は出来ることはすべてやりました。後は天に任せるしかありませんでしたか心臓は動いており助かったと私は思い、疲れてきたので鬼の横で睡眠をしたのです。
正直に言って少し前までは絶対にあり得ないことでした。警戒しており出来るだけ遠くで寝ていて鬼のすぐ横で寝るのは初めてですが何かやはりと言うべきでしょうか。安心な気持ちになるのです。
この気持ちの正体はもうすでに何となくですがわかっていました。かつて読んでいた書物と同じような気持ちだからと言うべきでしょうか…………
私はあの鬼に恋でもしてしまったのでしょうか。本来ならあり得ないことですが……もう、それしか考えられません。私はそう思っていますが……鬼さんはどう思っているのでしょうか。
一人の女性と見てくれているのかそれとも可哀想な奴だなと思い助けてくれたのか。出来ることなら…………前者が良いかなと考えているうちに私は眠りについたのでした。
目を覚ましてみると鬼は横におらず奥の方から食事の準備をしてあるのでしょうか、音が聞こえた方に向かってみるとそこには見たこともない人らしき者がいたのです。
ですが良く見てみると角らしき物や髪が青など鬼さんと同じものがありもしかしたらと思っていたら鬼さんがこちらに気がつき後ろに振り向いて笑顔で
「おはよう、詩乃ちゃん。今日も可愛いね」
私はその素敵な笑顔と言葉でどうして答えて良いかわからなくなったのです。それはあまりにも恋をしたこともない者にはとてもいろんな意味で辛いものでした。
主人公視点
もう詩乃ちゃんが起きたのか、それよりも詩乃はどうして黙ったのであろうかと考えていたらここでようやく体に違和感を感じた。
そう、鬼の太い腕はなくどちらかというと人に近い腕になっていた。というか自分の身体ぐらいの変化ぐらいすぐに気づけと思いながら地下湖で姿を確認して見ると……
そこには鬼と言うより人に近い姿に変わっていた。所々鬼の特徴は残して人に近い者になっていた。しかし、以外にも前の鬼の姿が気に入っていたので気合いで戻れるかとやってみたら……成功しました。
よかったと思いながらしていたら詩乃ちゃんが来て完全にあれ?と言う状況だったのでまた気合いで人に近い姿になれと祈りながらしていたらまた、成功しました。
それを見せたら詩乃ちゃんがその様なことが出来るなら最初からして欲しかったですと言われたが俺も今日初めて知ったことだからこればかりはどうしようもない。
それよりも人に近い姿になれたと言うことはもしかしたらと思いつつ
「すみませんもしかして言葉が分かってたりしますか」
そうして帰ってきた答えはこの人に近い姿なら俺の言葉を理解出来るらしい。そうなるともしかして朝の言葉が……
ほとんどしらない鬼が今日も可愛いねと言われたら普通は嫌がるよね……もしこれで気持ち悪いとか死んでほしいと言われたら余裕で死にそうです。
俺は好きな人に対する罵倒を耐え抜く心の強さは持ち合わせていませんので。
まだ、二千文字いかないな。本当に増えるのか?