戦国恋姫の世界で鬼に転生してしまった件について 作:人中の蝮
緊急事態宣言でで仕事が短くなると思っていたら短くならずむしろ普通よりも長く仕事している。
何を言っているのかわからないかもしれないが私もわからない。頭と体がどうにかなりそうだ。
ブラック企業とか社畜とかそんなものではない、もっと暗い闇を見たようだぜ。
それではそんな作者の事情は置いといて本編をどうぞ。
信鬼と美空がオロチに勝ち秋子たちに向かっている一方、こちらの状況は・・・
「流石に数が多いすっね、秋子さんに愛菜ちゃんは出来る限り後ろに下がってほしいっす」
「そんなことをすればこの数を相手に戦うことになります。私もあなたに及びませんが全線で戦います。それに時期に信鬼さんと大将が戻ってきてくれます。それまで耐えましょう」
「でもかなりやばい状況なのは変わりませんぞ、どや」
三人は歌夜、雛、和奏、小夜叉、久遠の五人に包囲されていた。柘榴は出来る限り秋子と愛菜を生存させるために秋子に対して
「秋子さん、ここは柘榴が榊原に森を相手にするっす、秋子さんには織田のお館と佐々をお願いしたいっす。愛菜ちゃんは出来る限りでいいっすから滝川を足止めしてほしっす」
「良いのですか、あなたが相手にするのは猛将で有名な二人ですよ」
「大丈夫っす、御大将や信鬼の相手に比べたら簡単な相手っす。愛子さんこそ気を付けてくださいっす。油断して御大将や信鬼を悲しませないでくださいっす」
そうして柘榴はまずは歌夜に対して斬りこみを始めた。もちろん歌夜は応戦をして戦いが始まった。秋子も久遠や和奏の前に立ち、愛菜も雛の前に立った。
「雛殿、素直に退いてくれないと愛菜の一撃を食らいますぞ、どや」
「本当に面白いよね、愛菜ちゃんは出来れば悪戯でこんな場面が来れば良かったのに・・・でもこれも定め、覚悟してそのまましてね、楽にさせてあげるから」
そして雛はお家流で愛菜を翻弄し始めた。もちろん愛菜では見破るほどの力はなかった、そのために愛菜はどうにか動き回って攻撃を受けないように立ちまわっていたが完全に攻撃を避けることは出来ずに次第に追い詰められていった。
「そろそろ、終わりにするね、愛菜ちゃん」
だが愛菜はここで終わってたまるかと思い必死の思いが通じたのか。愛菜が構えていても雛は動きせずに止まっていた。そして驚き周りを見てみてもやはり止まっていた。愛菜は驚きながら周りを見てみるとそこで動いている者が二人いた、一人は松永紅龍でもう一人は見たこともない白銀髪をしている少女であった。
「そこの者、どなたでありますかですぞ、ドーン」
その白銀髪をした少女は静かに愛菜に近づいて笑顔でこう言ってきたのである。お母さんや仲間たちを助けたいのと聞いてきたので愛菜は
「もちろんですぞ、この愛菜は絶対に母上やみんなを助けて見せますぞ、どや」
白銀の少女はそれを聞き終えると静かに愛菜に手を合わせた、そうして次第に白銀の少女は光となり愛菜の中に入り込んだ。愛菜は不思議でたまらなかったがその瞬間、止まっていた時間が動き出した。愛菜は驚いて急いで雛の攻撃を避けた。
これには雛も驚いていた、次で仕留められると思っていただけに避けられるとは思ってもいなかったのである。そして愛菜の身動きが明らかに変わったので雛は警戒しつつ再度攻撃をした。
だが、先ほどみたいに攻撃が当たりもしなく完全に避けられていた、そして愛菜に初めて反撃を食らい愛菜と距離を取った。雛はどうして急に強くなったのかと疑問に思いつつ相手のスキを待っていた。
愛菜は次の攻撃をどうしようと考えていたら脳内に誰かの記憶が入り込んできたのである。愛菜はこれをやってほしいだと思い記憶の映像通りにし始めた。これを見た雛は今が攻撃のチャンスだと思い攻撃をしようと一気にお家流で迫ったがここで愛菜が
「今、すべてを破壊せん・・・ブリューナクですぞ、ドーン」
そう言って愛菜の両腕には剣みたいに光る刃が出現したのである。雛はそれを見て直感的に危ないと感じて避けようとしたが避けきれずに自分の武器で防ごうとしたがたった一太刀で武器は壊され自分も攻撃を受けて吹き飛ばされたのであった。
これを見ていたほかの者たちは驚きを隠せないでいた。久遠たちや秋子に柘榴はもちろんのこと今回ばかり一番驚いたのはほかでもない松永紅龍である。そして愛菜の様子を見て紅龍は
(今のは間違いない私に戦い方を教えてくれた先生の技に・・あの古代魔法・・・やはりそうですか先ほどの光景は幻ではないのですね・・・ベロニカ先生)
ここで久遠と小夜叉は急激に強くなった愛菜を倒すべきと考え矛先を愛菜に向けたのである。愛菜は二人相手でも一歩も後れを取るどころかむしろ押していた。これには秋子や柘榴はびっくりしながらも勝機があると思い二人の士気を上げた。
そして久遠と小夜叉の二人は愛菜の相手にしていたがどうも防衛戦するのが精いっぱい状態でなかなか反撃できずにいた。それを見た秋子さんは笑顔にしながら
「まさか、私の娘がここまで成長するなんて若いっていいな。でも私も愛菜の親として少しばかり頑張りましょう」
「その、無理はしないと良いと思う。ほかのみんなに比べたらその歳が・・」
「これでもまだまだ人生に諦めはしていませんよ。ただほかの子に比べると引け目がありますが・・・って敵のあなたに心配されなくても大丈夫です」
そうもして戦いは続いていた。先ほどの戦いに比べると比較的に静かであるがそれでも緊張感が出ていた。
どうしましょう、私にはお家流なんてないし特に強くもないしこのままだと危ないと感じていると刀が青く輝きだした。それがきれいに感じた秋子は強い決意込めると刀から清めている水のようなものが出現して突如、和奏を襲ったのである。
和奏も急な攻撃に避けきれず秋子が出した水に当たりダメージを受けた上に肝心なカラクリ鉄砲槍が濡れて半分ぐらい使い物にならなくなった。
もちろん、出した本人ですら驚いていた。いやいや、今のは何ですか、私は思い込めたら水が出て敵に向かって攻撃してくれましたけど・・・私はいつの間に陰陽師でもなったのですか、もしかしてこの刀にはそのようになるための力が込められているのですかと考えていた。
しかし、発動したせいか先ほどよりも輝きは弱くなっていた。これをみた秋子はこの輝きは発動できる回数と見ました。そうなるとあと一回ぐらいが限界かな、でもあと一回あれば大丈夫なはず、次で決めると思い和奏に向かって突撃した。
和奏は遠距離攻撃の手段がなくなった以上距離を接近しないといけなかったがそれでも和奏のほうが有利であった。和奏の武器は槍で秋子は刀、リーチの違いで未だ和奏のほうが優勢であった。しかし、余りにも接近されると今度は秋子のほうが有利になり負けると思い接近されないように攻撃をしたがここで
「どうか、私に勝利をもたらしてください・・・流華!」
そういうと秋子の下に突如波みたいに水が出現しそのまま、巨大になり和奏だけではなくほかの者たちも巻き込むほど巨大な波になった。
「流石、母上ですぞ、どや」
「ちょっと、秋子さん。柘榴はまだ非難する準備なんてしていないっす」
「ご、ごめんなさい。私もここまで大きくなるなんて予想していなくて」
秋子は発動者もあって被害はなかった。柘榴は高いところに捕まって愛菜は持っている光る刃で地面を叩きつけてその衝撃で空に舞ったおかげで被害はなかった。そしてほかの者は巨大な波が襲った。その攻撃で雛はもちろんのこと久遠に和奏も戦闘不可能になり小夜叉は先ほどの三人よりかは元気であるがそれでもかなりの体力を無くなっていた。そしてこの中でも無傷に無事だったのは歌夜であった。
これを見た柘榴が
「嘘っすよね、今ので無傷なんてありえないっす。御大将でも今のは傷を受けるぐらいの威力はあってもふしぎじゃないのに」
「周りの建物やほかの者が倒れても無傷すぎてびっくりですぞ、どや」
二人は驚いていたがここで秋子は思い出すかのように話した。
「そうだ、忘れていました、彼女はオロチが愛した女性。だからオロチの加護があってもおかしくない、柘榴に愛菜、忘れていませんかオロチが何の災い神か・・・水害の神、ならば水の攻撃が聞かないのも納得します」
柘榴と愛菜は納得した表情をしたがここで歌夜はうれしさを感じていた。自分にここまで愛されている者がいてうれしかったのである。そしてその想いが次第に力に変わり始めていることに気が付いたのは遠くから見ていた紅龍であり
今ので流れが変わった相手は一人になったが今の柘榴や秋子さんに愛菜ちゃんでは秋子さんたちのほうが分が悪くなった。彼女・・歌夜は底知れない力を感じるだけにあって三人が負けると確信していた。
それは秋子も似た心境であった、秋子も底知れない力を歌夜から感じていた。それだけになって心の中で御大将・・・信鬼さん、どうか今すぐにでも助けに来てください。このままでは私たちは全滅するかもしれません、どうか御大将や信鬼さんが来るまで耐え抜かないと思い戦いの構えをするのであった。
次回、柘榴・秋子・愛菜VS歌夜たち(後編)