やはり俺の性春ラブコメはまちがっている。 作:通りすがりの魔術師
「ひっきぃ…お願い、もっとしてぇ……」
肌もあらわな姿の由比ヶ浜が、目の前で仰向けに寝て物欲しげな眼差しを向けてくる。たわわに育った胸にピンク色の綺麗な乳輪と乳首に俺は吸い寄せられるように舌を這わせる。
あどけない童顔で可愛らしい面立ちをした顔に扇情的に艷めく唇を付け合って快楽を貪るようにキスを交わす。
それらの外見的特徴を持ったいわゆる美少女に属するであろう由比ヶ浜結衣はあろうことか、学校内でもカースト最下位に位置するであろう俺と性交を繰り返していた。
きっかけは夏祭りの日のこと、暗夜と木陰に潜んでいた発情リア充カップル達に当てられた俺達は互いに恋人いない歴=年齢にも関わらず性交の前戯という行為に至ってしまった。
それからしばらくは夏休みで会うことはなかったのだが───────。
「ねぇひっきぃ、気持ちいい?」
夏休みが明けて初日だと言うのにこの有様だ。どんな有様かと言うと、学校が午前中に終わり、明日の課題テストに向けて生徒は既に帰宅し、教師達は本日の課題の集計と翌日に控えている課題テストの準備に追われている。
なので、学校に残っている生徒というのはかなり限られており、俺と由比ヶ浜は誰も近づいてこないという確証のある屋上の日陰で欲情に身を震わせている。
一度精を発散し、賢者モードに入った俺は明日の課題テストのことを思い出し、俺の限られた知り合いの中で成績の危ない由比ヶ浜に言葉をかけた。
「おい、由比ヶ浜、明日課題テストだけど大丈夫なのか?」
「……どうして今それ言うかな」
ジト目で俺を睨みつけながら、乱れた服装を整えた由比ヶ浜は「はぁ」とため息をつくと青空を見上げた。先程まで見えていた乳房は水色の可愛らしいデザインのブラによって隠されてさらにその上には薄手のカッターシャツに覆われる。しかし、先程の行為で出た汗のせいか少しだけ透けて見えるような気がする。
「……おっぱいって普段は見えないから、見えた時に興奮するんだろうな」
「え、普通にキモいんだけど…」
うん、これは我ながら気持ち悪い。けどな、これは世の中の真実なのだ。男が女性の裸体を見て興奮するのは普段見ていないからだ。逆に女性が男性器を見て悲鳴を上げたりするのも、見慣れてないからであり日本が裸族主義であれば互いに常日頃から見ることになり性欲を爆発させて、行き場を無くして痴漢や強姦に走ることもないだろう。
つまり、これからの日本では夏には全員が裸でいれば犯罪は起きない。なわけあるか。
「てか、なんで脱いだの?なんでフェラしたの?」
今日は二学期開始日ということでまた学校かぁ…嫌だなぁ…爆発しないかなぁ…なんて物騒なことを考えながら過ごしていた。それに明日は課題テスト。課題なんてやったかにゃーなんて思いながら肘をついて担任の話に耳を傾ける。そうして始業式が始まり、校長の話を聞いて校歌を歌って、夏休み中に運動部らが獲得した表彰がありと、俺には関係の無い時間が過ぎ去ってやっと放課後という時。やることも無く話す人間もいない俺は一目散に廊下を出ていった。だが、そんな孤独なロンリネスボーイ話しかけてくる人間が1人。
そう、由比ヶ浜結衣である。彼女はホームルームが終わると早急に三浦たちに別れを告げて俺のところへやってきたのだ。
そしてその後、俺達の関係性についての話になった。俺は今まで通り、ただの部活仲間でいいんじゃないかと言ったのだがどうやら由比ヶ浜はそれでは不満らしい。それからどうして接吻に興じたり、暗かったからと陰茎を凝視され口内に含まれたり、乳房を吸ったりしたかはよくわからない。きっとこの辺にボスでもいて時を吹き飛ばしたのだろう。今日のボス。由比ヶ浜の乳房を見て貧血死。
話を戻すが、どうして由比ヶ浜は俺をこんな所に連れ込んでフェラをしたのか。それについて由比ヶ浜はもじもじと指を突き合わせて恥ずかしそうに唇を尖らせた。
「いや、その、前あんまり見えなかったし、一週間ぶりだったし、その、なんか舞い上がっちゃって…」
「えぇ…」
やっぱりこの子ビッチなんじゃないの…。けど、好きな相手だからキスもするしフェラもする。それに関してはまぁ分かってあげられないこともないのだが、急展開すぎる。こういうことは恋人になってからもっと段階を踏むものではないのだろうか。普通は手を繋ぐとかが恋人になって初めてすることなのではないだろうか。そう提言してみると由比ヶ浜は「たしかに…」と唸ると俺の右手を握る。
「ど、どうかな……?」
「どうって…」
女の子の手は妹の小町のを握ったことあるからか細くて、ゴツゴツしてなくてすべすべしてるってのは知っている。あと生きてる人間だから温かいということくらいか。しかし、それをそのまま伝えると由比ヶ浜はむくれてしまう。八幡さすがに覚えた。
「あれだな綺麗な手だな」
「そ、そうかな…!」
うーん、ちょろい。ちょろいよ由比ヶ浜さん!手が綺麗って褒められるだけでそんな顔を赤らめるんだったら、顔可愛いよとか胸大きいね!とか言われたらどうなるんだ。いや、最後のは完全にセクハラで捕まりますねお疲れ様でした。
「そういえばさ、今日ゆきのんと会った?」
「え?……あー、下駄箱でな」
偶然だったのか下駄箱で靴を履き替えたところで会ってしまった。夏休み中は予備校で何度か見かけたのだが、話したのは林間学校のボランティアの時以来だったか。
「何か話したの?」
「部活は課題テスト終わりからか?……って聞いたくらいだな」
あちらが何か言いたそうにしていたが、俺はそれを遮るようにしてその質問をぶつけた。多分、雪ノ下から出そうとした言葉を聞きたくなかったのだろう。その言葉の正体は知らないし、これからもおそらく知ることはないだろう。
「そっか明日からかー。ゆきのんさ、ボランティアの日から全然会ってもないし、メールの返事も来ないから心配してたんだ」
「まぁ多分実家に帰ってたっぽいし、忙しかったんだろ」
「…そっか、じゃあ仕方ないか」
そう仕方ないのだ。過ぎ去った時は精算できない。罪も咎も戒めも後悔も、他人が忘れても自分だけは何故か覚えている。記憶から消したつもりでもふとした拍子にやってくる。あの雪ノ下でも、自分が原因でなくとも罪の意識を感じて、伝えられなかったという後悔もするのだろう。完璧秀才美少女と言えども、彼女も人間なのだ。それを、俺はどこかで失念して、勝手に理想を押し付けていたのだろう。
俺はそんな自分が許せず、彼女に背を向けてしまったのだろう。
「……ヒッキー?」
「………………あ?どうした?」
「それ、こっちのセリフ」
神妙な顔で俺を覗き見てきた由比ヶ浜に俺は取り繕ったようにキモくない笑顔を浮かべるとなんでもないと首を振った。けれども、由比ヶ浜はそれでは納得がいかなかったのかずいっと身を寄せると顔を近づけてくる。
「話して。あたし達、あたし達……なんなんだっけ……?」
「いや、知らねぇよ」
クラスメイト兼部活仲間って括りではあるだろうが、友達とか恋人っていう関係ではないだろう。セフレもSEXはまだしてないから該当しないだろう。だから、知り合い以上恋人未満というのが妥当なのかもしれない。
「なんでもいいけどさ、何か悩みがあるなら話してよ」
「話したところでどうにかなる話じゃねぇよ」
「それでも、何か一緒に解決策を考えたりは」
「いいよ。これは別に解決するほどのことじゃない」
いずれは終わる関係なのだ。高校の中の部活という枠組みにはめられただけの関係性。あの部室が存在しなければ俺と雪ノ下は巡り合っていない。あと1年もすれば3年になり、受験を控えた俺達は自然とあの部室に行くことはなくなる。そうなれば、雪ノ下とも話すことはなくなる。だから、今抱えている蟠りのような何かも解決しなくても解消はする。それでいいのだ。変に期待してその先を見据えようとするから、俺は間違って、勝手に……
「ヒッキー」
「なん、……ッ!?」
声をかけられると振り向いてしまうというぼっちの悲しい習性のせいか、俺は由比ヶ浜の方に顔ごと視線を向けた。そのおかげで由比ヶ浜に唇を奪われ、さらに身体を抱きしめられる。腕が首に絡み布越しにメロンのような大きさの柔らかい乳房が俺の大してない胸板に当たる。
「ん、ちゅっ♡ くちゅっ…♡ 」
舌は入ってこないソフトなキスに俺の思考は一瞬にして奪われた。さらに優しく包み込むような抱擁にこみ上げていた嫌悪感はなくなっていることにも気づく。そういえばハグにはストレスを緩和する効果があるとかないとかSNSで見た事があったような気がする。
「…ど、どう?落ち着いた?」
「…元から落ち着いてはいたな」
唇を離して恐る恐るという感じに聞いてきた由比ヶ浜に苦笑混じりに答えると彼女は頬を膨らませた。
「けど、ありがとな」
そう言いながら、ぽんと頭に手を置いてやると由比ヶ浜の表情は一転。鋭い目はどこへやら驚いて目を見開いたと思ったら、「えへへ」と嬉しそうに微笑んでいる。やっぱりちょろ可愛いですねこの子。
はいはーい!全国のお兄ちゃんー!こんにちはー!小町の口調を借りた作者だよーーー!俺ガイルのR18二次創作って多いけど、お兄ちゃんと結衣さんとのイチャイチャがあんまりないみたいだから書いてみたってのがこの作品なんだけど、どうかな? 良かったみたいな感想は1話のアンケートでやってるからぜひぜひお願いします!
で、今日は別の話! ちょっとアンケートを使って"皆さん"とこの作品を作っていきたいなー!なんて思ってるんですよ!
基本は作者がルートを3つくらい考えてそれをアンケートにして読者の皆さんに「これをして欲しい!」「こういう話がいい!」みたいなのを決めていこうと思うんです!どうですこの企画!
え?優柔不断な作者が何書けばいいかわからないから参考にしたいだけだろ? それなら活動報告でアンケート取ってますよ!You Lose!
魔術師 通りすがりの の心なんて読めるはずない。そう思ってないですか? 答えは至ってシンプルです! ある程度書く内容決めとけば次話に取り掛かりやすいからですよ! アンケートは1話に1回。締切は特に決めないです。けど、次話が投稿されたら締切ますのでご注文を!
だいたい2週間くらいですかね〜。まぁその時に投稿するとは限りませんけど……。ではでは今回はこの辺で〜。ほな。プシュゥゥゥゥ!!!
ストーリーありかなしか
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あり(日常回→エロ)
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なし(エロのみ)